浅田次郎著 おもかげ を読んだ。 総合商社で役員として勤めあげ 送別会後に 花束を抱えて 地下鉄の中で倒れた主人公65歳。 戦後の高度成長期を支え その頃の社会 暮らし の描写は 70歳前後には 頷く場面がある。 私も総合商社に4年半働いた。 この主人公も 私の周りにいた男性諸氏の誰かだったかもしれない。 それにしても、会社生活最後の日が こんな日になるとは! 秋の夜長にお薦めの 一冊でした。