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日々の移ろい

どうしても埋められない

夫 この頃溜まっています。

姑との様々な感覚、価値観のズレ。。

姑の、話し相手になっていても、

噛み合わない。

100歳近くにもなれば、

4,5年単位で考える私達と違い、

姑のあの頃は、姑の60代。

張り切って まだ一人暮らしをしていた頃の事。

その後 姑 75歳に同居を始めて 20余年経つ。

夫が定年退職してからの10年は

それぞれの親の対応はそれぞれで が暗黙のルールになった。


今朝も大きな声で 夫が、
「(姑の弟)叔父様が亡くなって何年になる?
最後まで一人で頑張ったよな」

「それに比べ母ちゃんは、良いよな、
いたれりつくせりの生活がもう20年以上も続いていて」

ここで、「ありがとう」

と、姑も返せば 夫の気が収まるのに、

「弟(おじ)は、娘を嫁に出して 看てもらえんかったな」

と、姑も言うから 夫のマグマが爆発寸前になる。



先週日曜は、「カセットレコーダーが、壊れた」

夫はそれを聞いて 早速買いに走った。

今時 カセットテープレコーダーなんて売っているのかしら?

有るんですね。

夫 見つけてきました。



7000円程だったそうです。

姑は、枕元に置いて
イヤホンを使い、

眠る迄 又は眠れない夜中 ラジオやカセットテープを聞いています。

この家に来て カセットテープレコーダーはもう何台壊れ 買ってきたでしょうか?

「聞いているか?カセットテープ」と、夫は質問しましたら、

「聞いていない、ラジオだけ聞いている」と、答える姑。

あんなに 壊れた時には
騒ぐ姑ですが、


新しい機器に馴染めなく 聞かないのかな?と、想像しますが、

夫は、

壊れた!買ってきて!と聞けば、

直ぐに要求に応えても、

「有難い」

の感謝の言葉さえなく、

あれしてこれして、の姑に、

マグマが溜まる、一方です。


姑や母のような超高齢は、
思い出の中で生きています。

一つ一つ引き出しから取り出して
あの話この話と。

でも、
私達は、まだ、

未来に残された時間があります。

感覚的にも この違いが、

大きなズレなのでしょう。
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