日々の移ろい

福祉給付金

役所から、父と母に福祉給付金なるものが頂ける,と言う 通知があった。

送られていた書類を手に、
母を載せ車で 役所に向かった。

消費税が8パーセントになり、生活が苦しい世帯に、給付されるそうだ。

正確に言うと、収入は年金のみで、
市町村税の課税が無い世帯が対象で、

例えば息子世帯と同居している 姑は、対象外。

母の隣の席で手続きをしていた方は、
同居ではないが、

息子の扶養となっていて、対象外と知り、
その方は 息子の扶養になっていたことさえ、知らなかったようで、

がっかりされていた。

さて、その給付金額は、
一人6000円。

子ども手当の老人版かな?

父が、ショートステイから帰る 金曜は、鰻を二人で食べよう!

と、母は 喜んでいた(^^)


自営業だった父は、約6万円の国民年金のみ。


年金の記載漏れ 消えた年金
と、問題が発覚したのは、10年くらい前か?

母は、戦前に働いていた会社分の厚生年金が払われていなかった為、
その時 手続きをし、国民年金のみだった当初より、加算され 母の方が
受け取る年金金額は多い。


最近よく目に付く 「下流老人」「破産老人」と言うショックな言葉。
週刊誌のタイトルやテレビ番組でも取り上げられている。

単身なら 確かに国民年金のみの6万円弱の収入では、生活が立ち行かない。

持ち家があれば良いが、
家賃、を払えば残りは 少ない。

また、親の少ない年金を当てにしているニートなる存在も 親にとっては黄信号。

昭和の時代、定年後は悠々自適の生活が待っている!

と言うイメージだった。

いつから 変わったのだろう?

福祉給付金と聞いて 考えていた。
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