午後から姑の事は
夫一人で大丈夫と、
時間が出来ました。
それでは、と、
母がお世話になっている施設から、着替えの入れ替えをと、
2週間前から 連絡を貰っていましたから、
ニコニコ顔の母に
会いに行きました。
前回 母からお年玉の話が出ていましたから、
車を走らせている途中、コンビニで ポチ袋を買い、
母に 自分で 名前だけ書いてもらいました。
書道師範免許がある人ですが、
手に力が入りません。
ギザギザ文字
震える手で
【美江子】と 4袋に
書きました。
「私の貯金からお金出して 沢山あげてや」
と言いながら、
「これで 気持ちよう正月になるわ」
こういう話題をしていれば、
認知症とは 分かりません。
「つねさん(姑)転びはって
骨折れて 寝たきりになってしもうたわ」
と、教えると
「ほな見舞いに行かなあかんな、あんた見舞い金 渡しておいて」
と。
「お母さんも転ばんといてね」
と、話すと
「つねさんよりも、若いんやから大丈夫!」と、胸を張っている母でした。
しかし、こっそり職員さんに伺うと、
お下の方は 時々 漏らす、との事。
「今日は忙しかったんやわ、
朝から温泉入って、どこかに連れていかれて 体操してきた」
職員さんに聞きますと、
今日は入浴はなし、体操もしていないそうです。
妄想の世界でしょうか。
母は、今の生活を何処まで理解しているのか?
聞けませんが、
母が、施設で楽しそうに居てくれるから、
今 姑の世話も出来ます。
二人とも居たら、
戦場でした。
母に 感謝です。