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日々の移ろい

私の周りは 介護真っ盛り

職場からの帰り道 寺院の塀から見かけた

山藤。

高貴な、紫色の藤は 既に色褪せていましたが、

この藤は、今が盛り。

清楚な姿でした。

さて、
お出かけや会うこともままならぬ友とは やはり電話です。

お父様(92歳)お母様(88歳)の家の近くに住み

二人を見守っている友。

お父様(認知症ではない)が、

「要支援1から要介護2へ 飛び級したのよ」と 友。

お母様が 老老介護の
出来る限りの大変さを訴え 認められて 得た要介護2.

月に4,5日ショートステイを利用し、デイサービスは週に2回の利用ては、
お母様の身体が休まらない。

高齢で二人揃っている場合、

どちらかが支え続けて、不満も溜まる。

8年前、
母が84、5歳から
父のパーキンソン病の介護が始まり、

粗相をすると、初めは我慢しながら 介護していたけれど、

溜まっていくと、

父から「母さんに枕で叩かれた」と、私の耳元で訴えられたことを思い出す。

友のお母様も、自分の身体や心との兼ね合いで、

不満を友にぶつけて来るので、とうしたものか?と、
相談の電話をくれた。

私の両親の場合は、

母がギブアップ、でも父は施設入所は嫌がり、

ショートステイを入院と騙して

月曜の朝迎えに来てもらって、火水木 金曜の夕方送って頂く迄の5日間ショートを利用する手段を選び、
一年近く 続けた 話をした。

「私が、金曜夕方実家に行き、父を迎え 介護(オムツ交換、食事介助、調理、洗濯など)し、

月曜の朝 ショートステイからの送迎バスに乗り込む父を見送って

母の5日分の、食事も作り置き、

帰宅するという生活を続けていたわよ」

と、話すと、

「目一杯ショートステイを利用するのね、

今 父が利用しているショートステイは人気があって 中々空いている日がなく
これでも 空いていると知らせてもらった日は 使っているのよ」と、友。

他のショートステイ先も探しながら、
お母様の不満を取り除くべく

対応したほうが 何しろ88歳なのだから、ね。と 伝えた。

彼女から、私の母は今は?

と、聞かれ、

実は、先月から老健にお世話になり始めて と、話した。

それまでの顛末も話し、
認知症にも色々あるのね、

と、驚いていた。


寝たきりになる前の父に「こんなに大変なんだから 早く死んで」と、口にした母。

老老介護は 共倒れになる。


友から 「ところでお姑さんは?」と尋ねられ、

自宅の 自室のベッドで、
ほぼ1日中寝ている、
食事も柔らか食を用意し、
紙パンツを使い始めた と話した。

夫の兄や弟は
どんな協力をしてくれてるの?

と、私の友の誰もが 介護の話になると 質問する夫の兄弟の対応状況。

それに対し、

「何も援助も受けていないし、
一言も 支援すると、聞いた事はないわよ」
と、応えている。


ところで、
友も 気にしていたのですが、
両親揃って これから介護費用が掛かる場合、

お父様が施設入所して、
今後 何年かかるか分からない、
それに、お母様の費用も取って残しておかなければ、

と、考えると

資金面が不安になる。

まして、子から持ち出しはしたくない。

「私も 母の介護費用は、
実家売却資金から 使うつもりよ」

でも、高額な施設となると、
薬も飲んていない元気な母の寿命が100歳なら、
資金が、足りなくなるので、

まず老健でお世話になり

今後の事は その時その時で資金と相談しながら 考えよう と、思っているのよ

と、話した。


また、情報交換しましょうね

と、電話を終えた。




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