日々の移ろい

書道免許があるからいいわ!

母の部屋から今朝も、 5時前から ドタンバタン。

寒く暗いのに、何をしているのか?

また何かを探しているのか?

気になっても 話しかけたら最後、相手にならなくてはならないから、

耳に指を詰め 聴こえないように布団に潜って 6時迄 我慢した。

そんな朝が ずっと続く。


さて、起きて第一声は、
「○○ちゃんに言うて!
もう着付け免許は要らないから返さなくて良い」
(これは先日から言い始めた)

「私には、書道師範免許があるから いいわ」

あら?!
書道免許に 変わったのー?

良かったー!

と言う事は
ここ何日かの ドタンバタンは、書道免許を探していたの。

認知症になっても 自分の拠り所 生きた証 が手元に欲しいのね。


先程、その〇〇ちゃんが顔を出した。

でもその〇〇ちゃんに向かって、
「〇〇ちゃんに、そう言うといて」と話す母。


もう、3人の孫の顔の判別もままならないのだ。

三女も、
「ここ10日程続いた騒動も、落着を迎えたかな?」


寒い今日、
友から、LINE。
(コロナと寒さで 憂さ晴らしに ちょいとのお出掛けも諦めている介護者)

年末 実母を連れて 旦那様とホテルをとり

一休み しようとしたら、

ホテルで大騒動をおこし

「帰るー!
と、実母に泣かれ 
散々だったわ」

どこもここも 認知症の母に振り回され

気の休まるお正月ではなかったようです。


姑は、近頃大人しい。

夫に、きつく叱られていました。
夫も言い過ぎた と、落ち込んでいます。

高齢の親と同居していると、
言わなくて良い事も注意してしまいます。

そして 後から後悔。

同居していなかったら、
お互い嫌な思いもしなくても
良いのですよね。

認知症の母も、
そうでない姑も、

元気で長生きを目指してここ迄来ました。

でも、振り返って
この結果を望んでいたのでしょうか?

聞いてみたいけれど、

聞けません。

70代、真向法が良い!と、頑張っていた姑。

今 何を思い過ごしていますか?



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