SANGO! キジトラ猫と魚と私

4キジトラ珊瑚・醍醐・苺・林檎の楽しい毎日や猫グッズのお話です
時々旅行・ダイビングについても書いてま~す

初めての西洋料理、作る方も食べる方もドキドキだったのでは?

2024-01-11 12:00:00 | お散歩
特別展「和食~日本の自然、人々の知恵~」のお話は明治時代に入ります
最初の大きな変化は、1872年(明治5年)に明治天皇が公式に牛肉を食べたことに示される「肉食解禁」でした
当初は肉食に戸惑った市民にも、牛鍋のような和洋折衷の料理法の開発や本格的な西洋料理屋の開店、
学校教育や雑誌での宣伝などを通じて徐々に浸透していきます

肉じゃがも、東郷平八郎元帥がイギリス留学中に食べた「ビーフシチュー」を作るように命じ、
調理員が当時貴重だった赤ワインのかわりに しょうゆを入れたのが最初ではないかと言われています

西洋文明受容の国策のもと、フランス料理が正式な宮中料理に採用されました

「天皇の料理番」として知られた元宮内省主厨長の秋山徳蔵は、
自身の在職期間以前のものも含めた宮中料理やヨーロッパ各地のレストラン、ホテル、
王室関連の料理のメニューカードをコレクションしていました

1887年(明治20年)5月13日
明治天皇と昭憲皇太后がドイツからの賓客をもてなした午餐会(ごさんかい)の食卓の様子が再現されています
(料理の写真はその一部です)

鶏肉・海老・トリュフ入りスープ インペリアル風

サーモンのワイン蒸しの冷製 海老添えハーブバターソース モンペリエ風と、
仔牛肉の白ワイン煮 ボルドー風
奥がシャンパンのパンチ

フォアグラのパテ 香草添え ストラスブール風と
牛ひれ肉のベック風
コンソメスープ アスパラガス入り

羊のコートレット豆添え ヴィルロワ風

トリュフ入り七面鳥のロースト

チョコレートプリン

デザートの小菓子の盛り合わせと2色のミックスアイス

西洋料理にかなり慣れている 現代の私たちが見ても、
「○○風って何?どういう味?」って思ってしまいますよね
当時の人たちはもっと戸惑ったことでしょうね

西洋文明がどんどん入ってくる 明治時代にもタイムスリップして、
当時の雰囲気を味わってみたいものです

今とは比べ物にならないくらい、世の中の変化のスピードが激しくて、
スリル満点のような…

猫まで洋服を着たりコスプレしたりして、
これにも当時の人はびっくりするでしょうね


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コメント (7)
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