晴耕シ 雨読書ク

農業と文章、大事にしたいです。この2つで友達できるのがうれしい。

250107-2 漫画が好き

2025-01-07 21:33:34 | 日記

昨日だったかな、NHKで海外で人気が高騰している日本の漫画の話が流されていた。全部は観ていないので多くは語れないけど、とってもいいことと思う。海外のしかも恵まれていない国の方たちにも日本の漫画が勇気を与えていると思うと、こっちまで嬉しくなってくる。

かく言う私も小学校の頃から漫画には一緒懸命だった。

近所の一つ上の先輩YIさん宅の子供部屋の棚には漫画本がずらりと並んでいて、いつでも読ましてもらえたし、貸してもらって家でも読んだ。

4ぐらいの時には、先輩が毎週少年マガジンを買って、私が最初は隔週発行だった少年ジャンプを買ってもらって、交換してずっと読んでいた。

隣町に1件だけあった貸本屋にも漫画を借りによく通った。この頃は、わが家にも私の漫画本を買ってやれるゆとりが少し出てきていたのだろうか。

あんまり裕福ではなかったが、先輩にばかり、お世話のなっていてはいかんと私がねだったのかもしれないな。

少年ジャンプにはずいぶんお世話になったが、その頃熱中して読んでいた漫画はなんだったか、もう忘れてしまった。YIさんの家の漫画本もどんなだったか覚えていない。

でもやっぱり今でも覚えているのは鉄腕アトムとジャングル大帝、ブラックジャック、火の鳥。時代はバラバラかもしれんが、なんだこれ全部手塚治虫さんじゃないか。

そうそう、巨人の星があった。あしたのジョーも。

特に巨人の星は、学校でも見ていいと言われた推薦の漫画だった。

ほかの漫画はどちらかというと、勧められることはなかった。でも今思うと漫画本でも読まないより絶対にいいと思っていた。もちろん今の時代は昔と違うと思うけど。

漫画は必ずその人の人間形成に影響すると思う。何より勇気をもらえる本だと思う。私は漫画は描けないがそういう物語を少しでも、いつになってもいいから書けたらいいなといまだに思っている。


250107 七草がゆだな

2025-01-07 16:37:31 | 日記

正月も一段落。七草粥の日だ。

でも私は七草がゆを食ったことがない。そういう習慣はわが家にはない。昔から。

なんでだ。理由は簡単。もう暇ではない。通常の生活にとっくに戻っている。

小学生のころから正月と言っても、ビニルの開け閉めが必要だったので、朝10時頃になると、父から「ハウス開けてこい」の命令があり、夕方4時地には「閉めてこい」の指図があった。両親はもちろん私の数十倍も農業に携わっていたから毎日が忙しかった。

なんでうちだけ。農業はしたくないの気持ちが大きくなったのは、今でもわかる。

よそはいいなあ。正月はお年玉がもらえると言うし、普段の日でも、お小遣いがあるという。勤め人といった、と思うがその家の友達がうらやましくてたまらなかった。

 

冬の寒い日、早朝風が強くてビニルトンネルが吹き飛びそうになったことがあった。

私がも弟も動員されて、ビニルを押さえに行ったのを覚えている。どうして治まったのかは覚えていない。

 

その時初めて父が言った。すまんな。寒いときに百姓じゃなかったら、こんな加勢はせんでよかったかもしれんが、と。

父は農業高校を卒業してすぐ就農したが、勉強は少しできたらしい。県内の国立大学への推薦も進められたしいが、父は農業に進んだ。

だから両親とも勉強を私に勧めた。

両親への気持ちもあって、私も勉強はしたかな。

でも、就職して、少しがんばって、退職して、帰農して農業と本を読んだりすこしだけ文章を書いたりの生活になった。でも、今が一番落ち着いている気がする。年のせいもあるが、一番性に合っているのかな。

 

両親とわが家に感謝しよう。もちろん今の家族と友達にも。

 

2025年

七草がゆの日に。