昨日だったかな、NHKで海外で人気が高騰している日本の漫画の話が流されていた。全部は観ていないので多くは語れないけど、とってもいいことと思う。海外のしかも恵まれていない国の方たちにも日本の漫画が勇気を与えていると思うと、こっちまで嬉しくなってくる。
かく言う私も小学校の頃から漫画には一緒懸命だった。
近所の一つ上の先輩YIさん宅の子供部屋の棚には漫画本がずらりと並んでいて、いつでも読ましてもらえたし、貸してもらって家でも読んだ。
小4ぐらいの時には、先輩が毎週少年マガジンを買って、私が最初は隔週発行だった少年ジャンプを買ってもらって、交換してずっと読んでいた。
隣町に1件だけあった貸本屋にも漫画を借りによく通った。この頃は、わが家にも私の漫画本を買ってやれるゆとりが少し出てきていたのだろうか。
あんまり裕福ではなかったが、先輩にばかり、お世話のなっていてはいかんと私がねだったのかもしれないな。
少年ジャンプにはずいぶんお世話になったが、その頃熱中して読んでいた漫画はなんだったか、もう忘れてしまった。YIさんの家の漫画本もどんなだったか覚えていない。
でもやっぱり今でも覚えているのは鉄腕アトムとジャングル大帝、ブラックジャック、火の鳥。時代はバラバラかもしれんが、なんだこれ全部手塚治虫さんじゃないか。
そうそう、巨人の星があった。あしたのジョーも。
特に巨人の星は、学校でも見ていいと言われた推薦の漫画だった。
ほかの漫画はどちらかというと、勧められることはなかった。でも今思うと漫画本でも読まないより絶対にいいと思っていた。もちろん今の時代は昔と違うと思うけど。
漫画は必ずその人の人間形成に影響すると思う。何より勇気をもらえる本だと思う。私は漫画は描けないがそういう物語を少しでも、いつになってもいいから書けたらいいなといまだに思っている。