『モチベーションの職業的レリバンス ~伸びしろとしての自律的な学習能力について~』
(1)外発と向社会は、避けられない
1)自分のニーズというより、他人のニーズのために働く
2)自分1人でというより、チームで働く
3)それと引き換えに、対価を得る
4)家族のために働く
(2)内発は、本来的で最も効果的
1)内発は、活動内容そのものから推進力を得ている
2)純粋で、本来的なモチベーション。
3)活動内容に没頭するので、集中力が高い(分散しない)
4)新しいアイデアや閃き、本質的洞察を得やすい。
5)内発は、最も効果的なモチベーション。
(3)内発と自律は、同義ではない
1)自律とは、意志や自制が働くモチベーション。
2)自分で自分を動機づける・向かわせる力・継続する力。
3)内発だけで、自律がないと、長く続かない。
4)自制できず、目先の楽しみに安易に流れることもある。
(4)自律とは、自己意識と意欲
1)自律とは、知・情・意の「意」の側面。
2)自己意識:将来の目標・意志
3)意欲:意志で自制したモチベーション(克己心)
4)努力:継続した取り組み
5)他者との協同学習は、自律の補助動力として利用できる。
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