秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

卒業式

2025年03月15日 01時26分01秒 | 日記
父母席に謝辞一斉に卒業士
    都立足立高校卒業式


 母校の卒業式にはここ10数年、毎年参列していますが、今年も在校の2年生は送辞の中で3年生に「より良い学校にしていきます」と誓い、卒業の3年生は答辞の中で「これからの足立高校をよろしくお願いします」と後輩に託していました。
 わが母校は一昨年に創立100周年を迎え、私の卒業も半世紀以上も前ですが、卒業式という大きな人生の節目に、送り、送られる後輩たちが母校の発展を常に心に留め、それが今日まで脈々と先輩から後輩に受け継がれていることに、今年も改めて嬉しい気持ちになりました。
 今年の式で、終了間際に感動したことが二つありました。一つは男女ほぼ半々の273名の卒業生による式歌「旅たちの日に」の三部合唱でした。ハーモニーが実に美しく、感動しました。歌の途中から目頭を押さえる卒業生もいました。後輩たちは卒業後、クラス会、同期会などで再会したときに、この歌をハモレルんだろうなと羨ましくも思いました。
 二つ目は、卒業生はクラス別に横に1列に並んで座っているのですが、式が終了してクラスごとに退場する時、一斉に起立回れ右をして父母席に向かい、「ありがとうございました~!」と大声で礼を述べ、頭を下げました。この光景は初めてで、保護者の方々は嬉しいだろうな、とこちらもジーンと胸にこみ上げるものがありました。
 今年も、後輩たちのますますの活躍と母校の発展を祈りながら、母校を後にしました。


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