秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

年を越した空蝉

2025年01月07日 10時52分05秒 | 日記
年越せし空蝉が葉に身は何処
        仙台堀川公園


 四日に仙台堀川公園を散策した時、枇杷の木の葉に蝉の脱け殻、空蝉(うつせみ)が付いているのに気付きました。セミの一生は、地中で幼虫7年、地上で成虫7日と言われています。おそらくこの脱け殻の主は昨年の夏に羽化した後、成虫として鳴き、空を飛びて後、死して地で、或いは鳥の餌となって輪廻転生の世界に入っているのかもしれません。
 身は滅してもその空蝉はしばしこの世に残る・・・


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