巣籠には煎茶でゆつたり春隣
まだまだ寒い日が続いていますが、朝、カーテンや障子越しに明るくなり始める時間が早まり、夕方、外の日の暮れ時が遅くなってきているのを実感します。
春隣り、春近し・・・。長い夜の時間がだんだん短くなり夜昼同じになる春分の日もあっという間に来てしまいそうです。今年は3月20日(土)。
コロナ禍のせいで外食はほぼゼロ。食事は毎日、我が奥さんの美味しい手料理をいただいていますが、夕食後、煎茶を入れて飲むことが多くなりました。茶を入れる役目は私となっております。お茶の葉はごく普通のものですが、小さな器で飲むと、美味しく、何故か気持ちも落ち着きます。普通のサイズの急須と茶碗で飲む時と、入れるお茶の量はほぼ同じでも、味はより美味で、量的な満足感はあまり変わらないような気がします。飲める量については実際は少ないかも知れませんが、飲む回数が多くなりますので、このように感じるのかもしれません。
巣籠生活では無自覚の内にストレスが溜まっているかもしれませんので、手間はかかりますが、小さな器でお茶をゆったりいただくのは精神的に良さそうです。