今もむかしも こころ晴れるや 紅白梅
長谷寺
紅白の色の組み合わせは昔から縁起が良いと言われていますが、その由来は、というと諸説あるようで、その中の一つ;
日本人は昔からおめでたい事があると赤飯を炊き、餅を振る舞う習慣があり、ハレの日の食べ物として「赤飯と白餅」は全国的に一般化している。これが「紅白はおめでたい」という概念の基盤を形作っている。
私には、「赤」は情熱、エネルギー、「白」は無垢、無限。
この日の長谷寺は、青空の下、歴史を感じさせる建物、庭園に紅白の梅の花がふくよかに咲いています。野点傘も一本、蒼天に紅を添える。紅白梅が醸すこの時空の雰囲気にいると、昔の人も心はウキウキ、晴れやかな気分になるんだろうと思いました。