天気予報 はづれ迫り来 冬の星
長野県阿智村 昼神温泉 富士見台ゲレンデ
寝転びて 浮遊の心地 天の川
2008年3月オーストラリア エアーズロック
天気予報 はづれ迫り来 冬の星
寝転びて 浮遊の心地 天の川
大寒波襲来と予報されていました最中、日本で一番星が輝いて見えると謳われている長野県阿智村の昼神温泉に行ってきました。2008年3月に、オーストラリアのエアーズロックで見た天の川の雄大さが忘れられず、とにかく、星の良く見える処に行ってみたいと思っていました。1ケ月前に長期予報を見て2泊三日の星見旅を計画したのですが、前日の予報では曇りか雪。今回は山の温泉三昧だけかなと諦念。が、宿に18時半に迎えに来たガイドさんは開口一番「今日は星は見えないでしょう」。宿からゴンドラまで15分車でかかりますが、途中から「峰が見えてますね~、ゴンドラで15分、標高は1400メートルですから、ひょっとしたら見えるかも」とのこと。見えました~! 氷点下5度の雪原です。
初めての星撮影ですが、撮れました~!オリオン座の明るい星は、左上が赤い1等星ベテルギウス、その対斜に青白い1等星リゲル、写真の左下がシリウスです。ベテルギウスのほぼ平行に左に目を移すとプロキオンが偶然にも写っていました。ベテルギウス・プロキオン・シリウスを結ぶのが「冬の大三角形」と呼ばれています。おもしろいことに、ベテルギウス・シリウス・リゲルを結ぶとやはり三角形を描けます。
今回は宿の番頭さんから三脚を借りて写しましたが、2008年のエアーズロックでは、寝転んでジッとして撮りました。
宇宙の中の自分、不思議な感じです・・・