東京オリンピック大会組織委員会の森会長の発言
その1
「女性がたくさん入っている理事会は、時間がかかる。」との発言
森会長の発言は、TVやマスコミで取り上げられて非難ゴーゴーです。
女性蔑視と取られてもやむを得ない発言だと思います。
男女共同参画について、政府や地方公共団体などで熱心に取り組みが為されている中で、それに水を差す森会長の発言は、時代の流れを理解していない。
古い男尊女卑の精神が、森会長の発言には窺われます。
森会長は、若い頃、ラグビーをしていたそうですが、いわば体育系の男子の古い考えいまだに捨てきれていない感じがします。
結果的には
森会長は、記者会見を開いて発言について「不適切とだと認識して反省しています。」と謝罪しました。
IOCオリンピック委員会は、森会長が謝罪したことで、この件は終わったといっています。
このような不適切な発言をする人物を、重要な東京オリンピック組織委員会の会長に置いておくこと自体が問題です。
出来たら、辞任をしてもらい、新しい頭のフレッシュな会長に交代してもらった方が良いと思います。
その2
「人気タレントは、人が集まらないところ、例えば田んぼを走るしかないの
ではないか。」の発言
これに対し、ロンドンブーツの田村淳が反発して、聖火ランナーを辞退することになりました。
田村さんは、森会長の「田んぼで走れ。」という発言だけに反発して聖火ランナーを辞退したのではない。
この新型コロナの蔓延している状況下で、森会長が「五輪は絶対に開催する。」といった発言に違和感を感じたのが聖火ランナー辞退の理由と述べています。
私の個人的意見としては
田村さんは、TVのコメンテーターとして活躍し、適切な発言もあり感心していました。
しかし、今回の聖火ランナー辞退と森会長の「五輪は絶対に開催する。」発言に違和感を感じるという理由はおかしいかなと思います。
森会長は、開催を強く希望しているので「絶対に開催する。」と前向きな発言をしているのだと思います。
現時点では、政府、東京都などは、開催をする方向で考えています。
IOCオリンピック委員会のバッハ会長も、開催の方向で考えています。
現状の新型コロナ下の状況でも、まだ中止とまで言っていません。
東京オリンピックでは、新型コロナ防止対策(ワクチン接種、PCR検査)を徹底することで、開催は可能だと思います。
まもなく全豪オープンテニスが開催されます。
テニスの一大イベントですが、現在の新型コロナの下で、厳重な防止対策を取りながら開催します。
世界の一大イベントの五輪の開催は、世界中の人もオリンピックに参加する選手たちも希望していると思います。
IOCオリンピックは、世界保健機構の意見を聞いて開催も検討すると言っています。
私自身も、厳重な新型コロナ対策をして五輪の開催を望んでいます。
仮に、五輪が中止になった場合、4年後に東京オリンピックが開催されるかは分かりません。
日本が東京オリンピックのために、施設の建設整備などの莫大な費用が無駄にならないような対策が必要でしょう。
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