髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「GUN-DEC (ガン・デック)」 レビュー (ファミコン)

2020-02-14 21:00:53 | ファミコンレビュー
サイドビューアクション+カーアクション+ガンアクション
サミーから発売
1991年4月26日発売

あらすじ

AD2139年。
地球では全ての国境が廃止され人類は満ち足りた生活を送っていたが
一方で犯罪の凶悪、拡大化は世界規模で進行していた。
裏組織の構想は過激の一途をたどっていた。
武器密造、売春、麻薬、殺人が暗闇に行われていた。

その悪の組織に敢然と立ち向かう特捜刑事の集団があった。
その名も『VICE』(ヴァイス)
『VICE』所属の『ハート』に『クリス』から無線連絡が入った。


クリス「ルート246、エリアDの立ち入り禁止区域に
 侵入者あり! 直ちに、逮捕願います。
 ハート、よろしくね! 頼んだわよ!!」
ハート「OK!!」

ハート「全く! どこのどいつか知らないが、
 舐めた真似してくれるもんだぜ…
 さぁ、ショータイムの始まりだ!」

『ハート』が追跡する逃走車をカーチェイスの末、破壊する『ハート』
犯人は極度のジャンキーであったが
その左手がまるで野獣のような体毛と鋭い爪を有していて
車内からは密造された銃と
100%化学合成の薬物コークであった。


『ハート』は世界規模の事件に巻き込まれていく事を今、まだ知らなかった。

取説付きだったので
登場人物



ってか主人公、このパッケージ絵で28歳かよ…
額の皺、5重もあるぞ。




特徴

ムービーが多数挿入されストーリーを盛り上げる。

その場によって異なる3つのアクション

基本はサイドビューのアクションでありセレクトボタンで3つの武器を使い分ける。


サイドビューアクション

 左右キー:移動
 下キー:しゃがみ
  斜め下キー:しゃがみながら移動

 Aボタン:ジャンプ
  はしご中にジャンプも可能
 Bボタン:装備している武器の使用。

  サーベル:射程は短いが残弾なしに使える。
  ブラスターガン:短めの射程の銃を使う。3連射可能
  ボム:射程は長い爆弾を投げる。1発ずつ投擲する。


 セレクトボタン:装備武器チェンジ
 スタートボタン:ポーズ


カーアクション

 十字キー:移動
 Aボタン:自機のスピードチェンジ
  (3段階可能で1→2→3→2→1→2→3…と言った風に昇順降順を繰り返す)
 Bボタン:ショット

 スタートボタン:ポーズ

 カラーコーンやバリケードは接触してもダメージは受けず吹っ飛ばせる。
 Aボタンのスピードチェンジで車下部からジェットが噴き出る。
 これで敵を巻き込んで倒す事も可能。

3Dガンシューティング

 十字キー:照準の移動
 Bボタン:ショット
 Aボタン:ボム

 スタートボタン:ポーズ


点数は60点



良い点

・様々なゲームが楽しめる。


悪い点

・武器切り替えセレクトボタン


良い点

・様々なゲームが楽しめる。

 サイドビューアクション、カーアクション、3Dガンアクションなど
 多彩なゲームがストーリーに合わせて展開する。
 どれも出来は悪くない。
 

悪い点の解説

・武器切り替えセレクトボタン

 セレクトボタンってさ…
 押す仕様上、
 十字キーを操作する左手の親指か
 AorBボタンを押す右手の親指を一旦、離さないといけないんだよね。
 セレクトボタンで武装チェンジするゲームはないわけではない。
 「ゲゲゲの鬼太郎」とか「忍者ハットリくん」とかね。
 これらのゲームと本作が異なるのは
 本作の場合は画面下などから突発的に敵が現れてきたりんだよね。
 飛び掛かって来る敵が多数。
 切り替えている時間的余裕がないんだよね。
 しかも武装が3つもあるからミスる事もある。

 技1つだけだが切り替え無しで使える「忍者龍剣伝」方式なら良かった。 



ちとネタバレみたいになるけども…
冒頭部分だから詳しく載せてみるか。

最初、画面を付けると悪役らしき奴のオープニングムービーが流れるが
「GUN DEC」と文字が出るだけのタイトル画面が表示される。

髭人「ちゃちいな」

と、思いつつ始めると主人公に通信が入ってそいつを車で追う事になる。
カーアクションが開始され、ボスを倒す事で

「主人公はこれから大変な事件に巻き込まれていることにこの時、誰も知らなかった」

的な感じでやっとタイトル画面が挿入されるという珍しい方式。
決してないって訳ではないわな。FF1もそうか…

2面から基本サイドビューアクションが始まる訳だ。

パッと見で思うのが「忍者龍剣伝」だなと…
敵からの攻撃が苛烈だし、こちらとボスの体力が表示されている所とかね。
そして途中から出て来る鳥―――――!!

でも、『アクション』の他に『カーアクション』や『3Dガンシューティング』ってなると…
似ているのは「あぶない刑事」かな…(笑)
主人公の『ハート』も刑事らしいしな…
思い出したくない記憶が…(苦笑)

さて…
ゲーム自体の感想としては…
画面下から飛び出してくる敵が突然湧いてきてなかなかウゼェ…
鳥も突進してくるし…
物凄く龍剣伝って感じだったな。

武器は3つあるけど
サーベルの使い勝手が良すぎる。
射程は短いが出が速く、後頭部ぐらいから頭上に向かって範囲があるらしく
ブンブン振っていると上からの敵の体当たりも対応可能。

アクション面では銃の使い勝手が悪い。
連射は可能だけど射程が短いのだ。
穴向こうにいる敵を撃とうとするんだけど
穴の切れ目で弾が消える。
何で投擲のボムより射程が短いんだよ…
ボムに関しては単発で所持個数が少な目だが
爆風があって巻き込めるので銃より使い勝手がいい。

3Dガンアクションはメインで使うけど…(というか使わざるを得ない)
サイドビューのアクションでは使い道がない。
「ガンテック」というより、個人的には「ソードデック」「ボムデック」だったな。



ここからがネタバレ























ストーリーは、まず冒頭のカーアクションでの犯人である『ジャンキー』からあれこれ手がかりを探っていく。
『ハート』に頼まれていた『クリス』が
『ジャンキー』が持っていたガンがアーミーのトップシークレットであったことと
『ジャンキー』の衣類に付着していた土は中南米のリカルド地域のものだと判明。
最近、『死の商人』が住むと言われる場所だという

『ハート』は

「フンッ! それじゃ、シーズンには少し早いが、
 リカルドまでバカンスにいくとするか!」

中南米にいく際に自身の傭兵時代を思い出していた。
現地に着くと敵に襲われそれを潜り抜け『死の商人』の建物にはいり奥に進むと
機械のボスに襲われる。
それを倒すと殆ど機械化された戦争での英雄『リース』大尉がいた。

ハート「誰が、こんな事を…!?」
リース「戦争は悲しみを生むだけだ…
 しかし俺は…その中でしか…生き…」

突如として閃光が『リース』の額に放たれる。
するとどこからともなく声がする。

「我が組織に、敗北は許されない!!
 ハッハッハッ…ハッハッ…ハッ…」

瀕死の『リースが』言う。

リース「ハート…急げ…」
ハート「リース大尉、しっかりして下さい!!」
リース「相棒のお嬢さんが…
 奴らに…捕らわれている……!
 早く… 助けに…いって…や……れ……」
ハート「なっ…なんですって!?」
リース「ウッ…―――」
ハート「リース大尉……」

――一体、何を企んでやがる…?――

『ハート』の手にはチップが握られていた。(『SAMMY』と書かれている)

チップを頼りに各地へ行く『ハート』
そこへ背後に『ソフィア』が現れる。

ソフィア「クリスの事が、かなり心配みたいね…?」
ハート「あぁ…ソフィアには悪いが、
 今はクリスの事で頭が…」

ソフィア「何を言っているの!
 今はそんな昔話をしている余裕はないわ。
 バイオテクノロジー社にクリスが
 連れられて入っていくのを見た人がいるの…!!」

ハート「!!…また、貸しが出来たようだな…
 ソフィア、恩に着るぜ!!」
ソフィア「………」

『バイオテクノロジー社』に進むと
巨大な人型の敵がいる。そいつと戦って倒すと正体を現し、その場で倒れた。
その正体はなんと…

ハート「ク、クリス!?」
クリス「ハ、ハート…ハート…な…の…?」
ハート「オ、オレは、何て酷いことを…
 一番大切にしなければいけない人を……」

クリス「こ、これで…いいのよ……
 じゃ…ないと…私が、あなたを……
 だって、私…あなたの事が…す…き……」
ハート「クリス…」

クリス「な、何だか…とっても……
 つか…れ…た…わ………」
ハート「クリス…しっかりしろ!!」
クリス「……B……E……D……A………」
ハート「しっかりしろ…クリ―――――ス!!!!」
クリス「―――――――」
ハート「クリス…クリス……クリ――――――スッ!!!!」

『クリス』は息絶えた。

――B…E…D…A…… BEDA社か…?
  世界最大企業が、何故…?――

――俺にはもう…失うものが、何もない!
  行きつくところまで、行ってやろうじゃないか!!――

怒りに燃える『ハート』であったが
今いる『バイオテクノロジー社』にあったカプセルに疑問をいだいた。

――しかし……
  あの、カプセルの中の、
  俺にそっくりな人間は、一体……?――

カプセルのシリンダー内にいるのは『ハート』のようであったのだ。
『BEDA社』に向かうクリス。群がる敵を蹴散らしていく。

ハート「貴様ら!!とことん…命を捨てたいらしいな!?」

『BEDA社』の最深部へと突き進んでいくとそこに待っていたのは…

「ここに来るのに、随分と手間取ったようだね?」
ハート「あぁ…おかげであんたとのデートに
 遅れちまいそうになったぜ!!」

『ハート』は影の男に自身の目的を聞くが男は答える。

 「目的……? そんなものはない…
  ただ、世の中が必要とするものを、
  供給しているにすぎん……」
ハート「世の中が、必要としているだと…!?」
 「そうだ…人は、常に何らかの欲望を
   持っている…
   私が、それを満たしてやっているから!
   こうして、平和でいられるんじゃないのかね?」

ハート「それは、貴様の思い込みだ!!」

  「しかし…人は既に 火 を
   使ってしまったのだよ……」

  「さぁ、もういいかね、ハートくん…?
   私は君が来るのを、
   ずーっと、待っていたのだよ……!」

ハート「何故…? 俺の名を…!?
 いやっ! そんな事はどうでもいい!!
 俺は、クリスやリース大尉の為にも、
 お前のような悪党が、ただ、許せないだけで、
 話し相手をしてやるために、来た訳じゃない!!」

  「…さだめか?」

ハート「さだめ…?さっきから聞いてりゃぁ、
 待っていただの、さだめだのと、
 訳の分からねぇー事を、
 ペラペラと喋りやがって!!」

  「フッフッフッ…フッフッ…フッ……
   君も見たであろう…? カプセルの中の
   君自身…そして、私自身を…」
ハート「…君自身……私自身だぁ…!?」

影の男が姿を現す。

  「これで、お分かりかね…?」

それは老いたであろう『ハート』の姿であった。

ハート「…ク、クローン…!?」

  「そう…君も私も、組織を永遠に繁栄
   させる為に作り出された人形に過ぎない。
   私の後は、君が…君の後は、
   カプセルの中の人形が、組織を継ぐのだ!!
   それが、我々のさだめということだ…!!!!」

ハート「バカな…!!
 仮に俺が、貴様のクローンだとしても…
 俺は、俺の意志でここに来た!! それに、そんな
 訳の分からない物に、縛られてたまるか!!!!」

   「フッフッフッ…フッフッ…フッ…
    そう出来るといいものだな!?」

ハート「うるせぇ!!!!
 さだめとやらも、貴様で終わりにしてやるぜ!!」

   「君が、そこまで言うのであれば…
    私も、君の事を諦めるしかあるまい!
    しかし…その代償は、君の命で払って頂こう!!」

ハート「上等だ!!!!」

戦ってクローンを追い詰めると彼は言う。

   「なかなかのものだな…!
    それでは、そろそろ、
    私の本当の力を、お見せするとしようか!!
    上へあがっていただこうかな?」

ハート「フンッ! どこまでも、お供してやるぜ!!
 例えそれが、地獄の果てでもな…!!」

屋上に行くとクローンは10m弱ぐらいもある化け物へと姿を変えた。
クローン第二形態と戦う。
『ハート』は化け物を倒すとクローンは元の姿に戻った。

   「き、貴様なら、さだめを変えられるかもな…」

ハート「あぁ…そうさせてもらうつもりだ!」

   「しかし…貴様には…
    私と…同じ…血…が……」

ハートが何も答えない。
そのまま沈黙のまま帰る『ハート』
『リース』大尉や『クリス』の仇を取り
自身のさだめというものを知った『ハート』は何を思う…

スタッフロール。

カプセルの中の『ハート』の姿をしたクローンが不敵に笑う。

「フッフッ…フッ……」


THE END




感想
骸骨の化け物みたいのを倒した時に現れる『クリス』

髭人「お前、クリスだったんかい!」

っていう展開になる。
だが、ゲーム的に接点があった訳じゃないからな~。
プレイヤーである髭人にそこまでの悲しみはない。

「殺してしまったけども知らなかったんだから別に『ハート』悪くねぇよ。
 骸骨の容姿で『クリス』と似ても似つかなかったし、
 言葉を発したり『クリス』と思しきヒントも何もなかったんだから」

悲劇性もあんまり感じない。

多大な悲劇性と言ったらさらわれた彼女に再会できたと思ったら
怨念とかのせいで目の前で化け物になってしまって襲って来て
説得とかに応じるって訳でもないから倒すしかないんだけど
最期は彼女の姿に戻って死ぬという
某グロいアーケードゲーに比べたら

「しょうがねーよな…『ハート』も知らなかったんだから…」

という気持ちしかない。
勿論、『ハート』的に存在感が大きかったんだろうけど…
描写がないんだよなぁ…
取説にも書かれてなかったよ…


それにしても
『ハート』にクローンがが組織を継げなどと言って来たけどさ。

いや~…
恋人、改造して戦わせるような奴らの言う事は聞かんだろ。普通。
定めとか言っていたからラスボスも昔、恋人と知らずに戦うような事があって結果、死なせたのかね?

過去の悪い奴「お前の恋人、俺らのせいで死んだけどお前、俺の後を継げや」
ラスボス「ええよ」

って事なの?
その条件、過酷すぎない?

恋人と言えば
『クリス』の他に『ソフィア』なんて同じぐらいの年ごとの女性キャラがいたが
『ハート』は『クリス』ばかり『ソフィア』には目もくれない。
ここまで露骨に反応が違うと何か『ソフィア』が裏切ったんじゃないかって説も出て来るけどね…

そして真の黒幕。未登場の存在。
ラスボスも『ハート』も同じクローン同士でしかない。

彼らを作った人物のクローンなのか
それとも全く別の存在なのか…

その、クローンを生み出した存在の目的は本当に組織の繁栄のためだけなのか?
そこら辺は全く明らかにならない。
残念…続編示唆したいたけどさ…

(案外、続編で『クリス』が生き返るなんて超展開あったかもね…)


さて、エンディングの最後は
巨大カプセルの中に浮かぶ『ハート』と同じ容姿のクローンが
不気味に笑って終わり。
まぁ続編示唆って感じなんだろうけど…
続編なしに終わったなぁ…

って事でこういう流れになるのか?

クローンさん何かを感じたのか不敵に笑う。

クローン「フッフッ…フッ……」

髭人「ええ~。
 初登場して間もない状況で誠に申し訳ないですがクローンさん。
 あなたのショータイム…もう終わりです」

クローン「ハ!?
 マジで言ってんの?」

髭人「2020年という現時点で本作の続きがない以上はねぇ…
 ま、ちょっと長めのバカンスだと思えばいいんじゃないですか?」

クローン「長いにもほどがあるだろ!!
 次なんてないだろうから長めどころか永遠のバカンスって事じゃねぇか!
 それはいいにしてもバカンスさせるなら
 せめてカプセルの外でバカンスさせてくれよ!
 頼む――――!誰か出して―――――!!」




THE END






「ガーフィールドの一週間」 レビュー (ファミコン)

2020-02-07 21:00:05 | ファミコンレビュー
アメリカで1978年6月19日から連載を開始した新聞マンガ
「ガーフィールド(Garfield)」のゲーム版
サイドビューアクションゲーム
トーワチキから発売
1989年4月7日発売

あらすじ
月曜日が嫌いな猫『ガーフィールド』
相棒である犬の『オーディー』がどこかに出かけたきり帰ってこない。
家の中や外を探しても見つからない。
どうやらドラ猫軍団『鉄の爪』一味にさらわれたらしいのだ。
『ガーフィールド』は『オーディー』救出に出かけるのであった。


特徴

ステージを進めていると場所場所でドアがあり、鍵が無ければ開かず戻る事も出来なくなる。
その鍵はドア付近のスクロールしなくなった場所に必ずあるので
周辺をジャンプしたりすれば出現する。

後半ステージにはボスがいて倒さないといけない。

体力が0になるとゲームオーバー。
1機のみ、残機はない。
ただ、タイトル画面に戻ってもスタートすると自動的にコンテニューとなる。
そして回数制限はなく無限コンテニュー。


アイテムは全て隠しであり、その場を歩いて通過する事で出現する。

攻撃方法は全部で4種。
初期の『キック』は無限に使えるがその他3種の武器は残弾制
武器指定する『△』のカーソルが点滅すると残弾僅かと表示されるものの
但し具体的な数字は表示されない。

時間制限があり
0からカウントが上がっていき
左上の規定タイムになるとタイムオーバーで死ぬ。

操作方法

 下キー:4足歩行モードに移行
 上キー:4足歩行モードから2足歩行(立ち)モードへ移行
  2足歩行モード時に上キーを押すと痺れているような格好をする。(特に意味はない)
 左右キー:移動

 Aボタン:ジャンプ
 Bボタン:攻撃

 (攻撃方法)
  蹴り:無限に出来るが射程距離と発生時間は驚くほど短い。
   人間で言えば膝蹴りをしているレベル。

  骨(白っぽい奴):直進に攻撃出来るが攻撃幅が狭く小さい敵には当てづらい。

  パイ:放物線を描く形で投げ、地面に当たると4つの破片を撒き散らす。攻撃力は高い。

  レーズン(箱みたいな奴):3方向に攻撃する。
   ちなみに『ガーフィールド』が嫌いな物だそうだ。 

 スタートボタン:ポーズ

ちなみに4足歩行モードでは背が小さくなるので当たり判定は小さくなるが攻撃が出来なくなる。
4足歩行時にもジャンプは可能だがモードは維持しているのでその時のジャンプ中に攻撃できない。
2足歩行時のジャンプ中、蹴りを入れると「ブン」というがグラフィックに変化はない。
だが、一応蹴りをしているらしくその向きの斜め下辺りにダメージ判定は一応ある…


点数は15点

良い点
・無限コンテニュー


悪い点
・仕様
・音楽関係
・効果音


良い点の解説
・無限コンテニュー

 後述するが仕様が酷くてやたらと死ぬ。
 だからこそ無限コンテニューなのはありがたい。
 というか、コンテニュー無しや回数制限があったらブン投げていたね。


悪い点の解説

・仕様

 いくつもあるので細かくして解説するぞ!

 ①ジャンプ力調整できず

  ジャンプ中の操作は受けつけるがジャンプの大きさは
  Aボタンを押す時間に関わらず固定である。
  後々響く。


 ①足短すぎ

  無限に使えるってのは置いておいても
  あまりの足の短さと持続時間の短さに
  敵に当たるのかどうなのか分からん。
  この手抜き猫がキックなら
  「ワイワイワールド」の『コナミレディ』ぐらいにハイキックせんかい!


 ②残弾数表示なし

  キックが使えないので武器を使おうとするのだが…
  残弾数の表示がない。
  一応、残弾がわずかの時にカーソルが点滅するそうだが
  せめて音で知らそうや…
  それで残弾が尽きるとキックになりやがる!


 ③無敵時間なし

  このゲーム、無敵時間がない。
  そのため、連続ダメージで体力があっても即昇天…
  なんて事態はよくある現象だ。
  この後の話に良く出て来る。


 ④敵のノックバック

  敵に攻撃を与えるとノックバックするんだが…
  武器などで攻撃していると奇妙な方向にノックバックして
  こちらに向かって来てダメージを受ける。
  攻撃してんのにこちらがやられるんか?


 ⑤足場を降りられない。

  普通のゲームなら
  下+Aボタンで足場から降りられるものだがこのゲームは降りられない。
  ひたすら上ばかりにってしまう。
  後、足場の判定があるものなのかただの背景なのかわかり辛い。


・音楽関係

 ボス戦になっても変化はない。
 タイムが残りわずかになっても変化がない。
 何とかせーよと思う。


・効果音

 こちらの攻撃音とジャンプ音はあるがほかはない。
 敵を倒しても無音、こちらがダメージを受けても無音、こちらが死んでも無音。
 ボスの苛烈な攻撃も無音。
 上記音楽の変化もないのでシュールとしか言いようがない。



個人的な不満点としては
ファミコンアクションゲーとしてはキャラが大きいけども
それに伴って当たり判定もでかくなっているのは難。
それでキックを繰り出すも足元にしか判定がなく上半身は当たり放題。
鳥なんかよく飛んでいるが弾を放つにしても骨を取り敢えず投げるが…
判定が小さくて当たらず、すり抜けて敵の体当たり食らって死亡なんて
よくある光景だ。
というか敵の体はボス以外は小さいのが多くて当てるのに苦労する。

『骨』はあまり使えないが
『パイ』と『レーズン』がまだマシなのでそれをメインで使っていると
それほど無駄弾を撃ってもないが枯渇する。

死んだ時にコンテニューしてもアイテムの数は維持される。
その『パイ』と『レーズン』の集めの為に捨てプレイをする事もある。

悪い点とまではないけど、ダメなゲームとしては
ボスを『パイ』を使って端に追いやると反対側にワープするとかね。
左端に追いやると右端にワープとか右端に追いやると左端にワープという事だ。



さて、多くある不満をあげた所で
ゲームの感想といくが…
よく死ぬ。
しかし「トーワチキ」のアクションゲームは頑なに被ダメージの無敵時間を入れないよな。
シャーロックホームズ ~伯爵令嬢誘拐事件~」とか…
結果的に

敵の攻撃や体当たりでダメージを食らいノックバックし続けて
体力全快だったにも関わらず画面端で死ぬなんて
光景は「トーワチキ」ゲームでは見慣れた光景である。

製作者が技術的に出来ないのかな?
だとしたら何故アクションゲームを作ろうとする?

それとも何かのポリシーなのかね?

「トーワチキのゲームは無敵時間なんて温いものは入れません!」

みたいな…
普通やる事を敢えてしないってのは例えるのなら…
そうだねぇ…

「俺、顔洗わないんだ。ポリシーなんで」

この人、頭おかしいのかな?

「ガーフィールドの一週間」

というが
このゲームをプレイしていて『1週間』続けられた人はかなり少ないんじゃないかな。
『1時間』で見限った人の方が多い気がする。
せっかちな人ならステージ開始して『1分間』で

「これ、クソゲーだな」

と判断した人もいるかもしれない。


それにしても『ガーフィールド』がやられた時のグラフィックは何やねん。
倒れてしまって体半分潰れてしまったような感じ。
表現としてはあまり良くないが
路上で不運にも車両に轢かれた猫の死骸みたいである。



裏ワザ

・マイナスアイテムで体力全快

 体力はゲージ制で生存がギリギリの状態でマイナスアイテムを取ると
 体力が全快するのだ。

 ただ、厳密に『生存がギリギリの状態』でないとダメなのだ。
 分かりやすくいうなれば…

 魚の骨アイテムの体力の減りが見た目ゲージ5mmだとしよう。
 残り体力がゲージ1mmのみ体力が全快になるのであって
 2~5mmの状態で取ると即死するのだ。

 このゲーム無敵時間が無くて連続ダメージ食らいやすいから
 全回復を狙って体力の調整はかなり難しい。
 ただたまたま体力が1mm状態になる事もあるのだから
 知っておいて損がない裏ワザだ。


ここからがネタバレ























「『ガーフィールドの一週間』ってタイトルだから
 ステージ数は『7』なのかな」

と、思っていると土曜日がどうも進まない。
土曜日と日曜日は表示はないが一応、『午前』『午後』扱いとの事で
2ステージずつある。
よって合計ステージ数は『9』である。

ボス戦は敵の攻撃を回避しながらの熱い攻防…
なんてものはない。

ボスは無音で飛び道具をかなりの数、規則性もなくばら撒いて来やがる。
このゲーム、ジャンプ力調整が効かないしゆったりめのジャンプで当たり判定がデカい。
だから攻撃不可避なんて状況に陥りやすい。
その攻撃も当たった時にただ貫通してくれればいいのだが
上記「トーワチキ」仕様が黒ずんだ輝きを見せる。
飛び道具に当たりまくってノックバックして壁際に追いやられダメージ食らいまくって
結構体力があったのに即死なんて事態は良く起こる。
だから、

「俺の神業コントローラさばきで敵の攻撃を回避してみせるぜ!」

なんて昔のファミコンマンガの主人公みたいな発想は捨てろ。
このゲームは攻撃は画面から消えるまで2連射が出来ない。
が、前の弾が消えさえすれば次弾の発射が可能なのでボスに密着する手前ぐらいの所で
攻撃力が高いパイの連射。これで断然勝ちやすくなる。
たまに悪いタイミングでの攻撃もあるし
パイ連打には欠点があって…
あまり連射してボスを壁際に寄せていると逆側にワープするので
ワープしても対応できるようにすることが大事である。


ラスト
『日曜日の午後』
ラスボス手前で箱の中から頭だけ出している犬みたいのがいる。

髭人「何やコイツは…
 コイツ、いきなり襲ってくるんじゃないのか?」

なんて思うがどうやら背景らしく攻撃したり触る事が出来ない。
だが、それを無視して進む事になるが気持ちはよくない。

髭人「通り過ぎてから後ろから突撃してくるなんて嫌なゲームパターンだよな…」

なんて思うがそんな事はない。
それからすぐにラスボス戦、
今までのボスと変わりはない。若干硬いぐらいの違いである。
戦法としては、上記、パイ連射攻撃で問題なく倒せる。
すると後方から犬がやってくる。
そのまま進んでいくとエンディングとなる。

飼い主に

ガーフィールド:IT WAS EASY.

などとほざきやがる。

髭人『よく言うぜ。
 簡単なのはこのゲームの作りの癖に…』

と、思う。
それでスタッフロールと共に左右をウロウロするだけの『ガーフィールド』と『オーディ』
それでこのゲームは終わる。

スタッフロール中、名前が切り替わるや

髭人「おいッ!!〇〇!
 ちゃんと作れや!」

と、見ず知らずの人に対してダメ出しをしていた。

さて…
本作の元となった「ガーフィールド」というマンガ作品。
日本での知名度は決して高い方ではない。

では世界的に全く動きが殆ど無かったのかというとそうではない。
「ガーフィールド」は多くの言語に訳されていてアメリカ以外の新聞にも連載されている程だ。
漫画は日本ではあまり有名ではないその理由を「ジム・デイビス」氏は

「(この漫画は)日本語に訳すのは難しい」

と連載25周年を記念して出版された本で語っていたのだ。
翻訳の難易度は髭人には分からないが
案外、作者自身が本作をプレイしていて

「日本人のセンスはわけわからん」

と、匙を投げる結果になっていたのかもしれない…
それは髭人の勝手な妄想であるが

普通のプレイヤーが本ソフトをプレイして

「コレって原作マンガがあるの?見てみよう」

にはならんな…

本作が「ガーフィールド」の日本進出を
大きく阻む1つの障害になっていたのは間違いないんじゃなかろうか?




「NEW ゴーストバスターズ2」 レビュー (ファミコン)

2020-01-31 21:00:25 | ファミコンレビュー
あらすじ
映画の「ゴーストバスターズ2」をベースにしているようだ。
ゲーム的には説明もない為よくわからん。


特徴
前作は
まず手ぶらから始まり、
お金を使って(未知なるゴーストにもかかわらず)お店で売られている装備を購入し
ゴーストを捕まえてお金を稼ぎ、装備を充実させ敵の本拠地に向かうというシステムで
(極めて拙い)ゲームが幾つか収録されていたが…


本作は全くそれらの要素を一切継承しない完全な別物である(開発からして違うし)。
まず、5人いるキャラの内、2キャラを選ぶ。

2キャラ決定して進める事になるが1人用のゲームであり、
プレイヤーは1キャラ目を操作し
2キャラ目はCPU動かし1キャラ目の傍にいる。

1キャラ目が「プロトンパック」を装備。
 前方に一定距離にビームを放つ。
 これでゴーストを捕縛する。
 中ボスやボスは長時間浴びせる必要がある。
 これを解くと敵は再び動き出す。

2キャラ目が「保管装置」を装備。
 捕縛したゴーストを保管する。
 この保管作業をする事でゴーストは消える。

 残機制で
 キャラに体力はなく、敵に触れると一死である。
 

操作方法

 十字キー:移動
 Aボタン:1キャラが「プリトンパック」を使用
 Bボタン:2キャラ目が「保管装置」を使用。

(裏ワザのオプションモードでAとBボタンを逆にすることが可能)

 スタートボタン:ポーズ(残機と点数表示)


点数は55点

良い点
・操作性良し
・矢印表示


悪い点
・キャラに個性無し
・パワーアップなし
・仕掛け無し


良い点の解説
・操作性良し

 足の速度が遅かったりとか
 方向転換が硬かったりとか
 ストレスを感じる事がなかったな。
 2人目も壁ごしでなければ捕縛中に
 上手く捕獲しやすい位置に移動してくれるし

・矢印表示

 その場面の敵を倒すと大きな矢印が表示され
 進むべき方向が示させるのはとても親切。
 ベルトスクロールアクションではよくあるけど
 トップビューのゲームだと珍しい。


悪い点の解説
・キャラに個性無し

 5人の内、2人を選ぶ事になるが
 全員、差異はない。

 足の速いとか体力があるとか能力的なものでもいいし
 『プリトンパック』の効果が長いとか
 『保管装置』の範囲が広いとか
 セレクトボタンを押す事で何か特殊行動がとれるとか欲しかったな。

 能力的なものが無理なら
 せめてキャラ別に台詞があるとか… 
 もはや見た目の好みでしかない。


・パワーアップなし

 アイテムは「点数アップ」しかない。

 「スピードアップ」とか「道具の範囲が拡大する」とか
 「一定時間無敵」など何もない。
 せめてステージを増すごとに装備が強化されるとかあればよかったのに…


・仕掛け乏しい

 パワーアップがないのに加え、ステージ毎の仕掛けは少ない。
 『プリトンパック』を当てると物が吹っ飛んでそれで敵に巻き込むとか
 攻撃にバリエーションが少ないのだ。


操作性はいいし曲もいい。
悪いゲームではないが物足りないかな。
上記の通りパワーアップなど、ゲームをより楽しませる要素がないし
「忍者龍剣伝」のようにムービーなどのデモが挿入される訳ではないし
キャラが喋ってストーリーを盛り上げるなんて事もないし


裏ワザ

 オプションモード

 タイトル画面でA+Bボタン

 難易度を変更出来たり
 音楽、効果音を聞く事も出来る。




ここからがネタバレ






















5面ボスのデコ野郎は倒すのに苦労したな。
3匹に分身し1匹にビーム当てると
他2匹が攻撃してくる。
それをビームを当てながら躱す必要がある。
数秒。
一旦、ビームを外すと当てた分の時間が0になるので
再び、数秒当てなければならない。

6面のラスボスは
敵が弾を放ってくる中、当てているのか
ビームを当て続けていたら
特に歯応えもなくやられた。
第二形態もなし…
う~ん…倒した実感薄いわ~。


クソゲーと知れ渡った前作と差別化を図ろうとしたのか
「NEW」って付けたものの
続編ってんじゃ、誰もがメーカーも一緒だろうと思うのが自然だわな。

だったらそれを打ち消すぐらいのインパクトがあれば良かったんだけども…
ゴーストはバスター出来ても「りり」はバスター出来なかったなぁ…(悲)





「ロボッ子ウォーズ」 レビュー (ファミコン)

2020-01-24 21:00:09 | ファミコンレビュー
サイドビューアクション+サイドビューシューティング
IGSから発売
タイトーから発売
1991年8月2日発売



あらすじ

悪の妖機王「BLACK BLITZ」の住むCUBE CASTLEをめざし
主人公ランスが「ロボッ子・R-10」に乗り込む


特徴

ステージによって自機が変形し
陸上でアクション、空中でシューティング、水中でシューティング(空中とは若干異なる)
と3形態がある。


陸上時

左右キー:移動
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:ショット


空中時

十字キー:移動
Aボタン:対地ボム
Bボタン:ショット


水中時

十字キー:移動
Aボタン:対空ミサイル
Bボタン:ショット


3形態共通
スタートボタン:ポーズ(自機の数、点数の確認)

点数は40点


良い点
・曲が良い


悪い点
・アクション時滑りやすい
・当たり判定が大きめ



良い点の解説
・曲が良い。

 後半ステージの曲は音楽に疎い髭人としてもいい曲だと思ったわ。


悪い点の解説
・操作性

 自機がアクション時滑りやすい。
 滑りやすいというかキーを軽く押しただけで自キャラが結構動くんだよな。
 向きをちょっと変えようとしただけで1キャラ分動いているような事態が結構ある。
 シューティング時だと強制スクロールで上下左右動けるのであまり気にならないが
 アクションだと目立つ。


・当たり判定大き目

 上記の通り、滑りやすいのに当たり判定が大きい。
 元々キャラが自機が大きいんだが、
 それが避けているだろそれはって感じでダメージを受けていることがある。
 シューティングなら十字キーで動けばいいが
 アクションだとジャンプで避けなければならない場面が後半多く
 結構な頻度で敵に当たる。




仕様として穴に落ちて死ぬと武器の強さが初期に戻るのが結構痛い。
威力が違うので最弱状態でボスに挑むとかなりしんどい。
(死んでも、別の形態での武器の強さは維持している)

コンテニューは3回可能。
だが、最大体力がデフォルトに戻る。
デフォルトの最大体力は『4』。
最高は『8』。1ステージにつき1段階の最大体力アップは1つしかないので
体力がきついようならやり直した方が早いかもしれない。

しかし…
1991年8月2日というスーパーファミコンが
既に発売されたファミコン後期から末期に差し掛かる時期に
ロボットが変形するけど
ステージ毎にゲームジャンルが変わるだけってインパクトとして弱い。
せめてステージ中で状況に応じて自在に変形できるぐらいじゃないとねぇ…
それで操作性は良好とは言えないとなると…
評価はそれほど高くはならないわなぁ~。
かといって悪いって程ではない。
微妙な作品ではあるわな…
ちなみに自機の頭部の見た目は「量産型ZZガンダム」ドマイナーやな(苦笑)




ここからがネタバレ






















6面の背景のデカい顔が印象的
『の』を反転したような目で舌を出している。
アイツは一体何者なんだろう…

それはそうとラストステージの迷路はなかなかしんどい。
広大!!
雑魚が出ないので稼ぐことが出来ないし
矢印付きの看板が多数出ているけどそれに従っているだけじゃラスボスにたどり着けないし…

ラスボスは
完全にパターン。
こちらの動きにほぼ対応はしていない。
ミサイルを両サイドに8発ずつ発射したら降下して
体当たりを両サイドに繰り返し
また両サイド8発のミサイル撃って体当たり…このエンドレス。

ミサイル中は奴の真下にいて
8発ミサイルを撃った直後に横に動いてジャンプして体当たりを避けながら攻撃。
体当たりは速い!こちらの当たり判定はデカい!
ここはもう自分で戦って慣れろ!


それでエンディングなんだけど…
全文英語…
折角だから載せてみようか。

ランス:

 THANKS, R-10.
 I OWE YOU A LOT.


R-10:

 LANCE.
 YOU ARE THE TRUE HERO.
 HOW I APPRECIATE YOUR
 GALLANT JOB IN OUR BATTLE.
 
夕焼け空にR-10とランスが映りつつスタッフロール。

タイトルがロボッ子言うのに…
プレイヤーの子供読めるのか?
おっさんとなった俺にも読めんぞ(それは頭が悪いから)


「光の戦士フォトン ~惑星ゾルディアスの戦い~」 レビュー (ファミコン)

2020-01-17 21:00:48 | ファミコンレビュー
疑似3Dダンジョンのアクションゲーム
タカラから発売
1987年8月28日発売


あらすじ

宇宙の彼方に存在する知的生命体は活性のフォトン(フォトニアン)、不活性のダクラに分離した。
後に闇の生命体へと進化したダクラに宣戦布告され、敗北したフォトニアンは惑星型宇宙船ゾルディアス号で脱出した。
しかし、ゾルディアス号はダクラに取り込まれてしまい、ほとんどのフォトニアンは死に絶えてしまった。
フォトニアン最後の生き残りとなったバイオソルジャーはダクラ打倒を目指し、中枢部を目指すのであった。

 (『ゾルディアス』って…惑星型宇宙船だったのか…)

特徴

3Dダンジョン表示されたフィールド内で主人公を動かす。
フィールドは上が『北』、右が『東』、下が『南』、左が『西』となっていて
各方向行ける場所であればある程度、動くと画面が切り替わる。

攻撃は、上方向にのみ可能。
横にいる敵には何もできない。

敵を倒すとアイテムは出ず、その時点で体力が回復する。


操作方法

十字キー:移動
Aボタン:上方向に攻撃、上下階で上階へ移動(Z軸の移動)
Bボタン:上下階で下階へ移動

セレクトボタン:メニューを開く


点数は20点


良い点
特になし


悪い点
・真横の敵を対処できず
・動きが硬い
・武器、1種類のみ、パワーアップせず
・パスワードで体力初期値(200)


悪い点の解説
・真横の敵を対処できず
 上記の仕様の通り、主人公は『真上にしか攻撃出来ない』
 だから横から迫る敵は避けるしかないのだ。
 敵からゆっくり迫って来る敵が何とも腹立たしい!!


・動きが硬い

 動きは遅く無敵時間もないのに
 被ダメージ時は当然の事、攻撃時にも若干硬直するので
 敵から連続ダメージを受けやすい。


・武器、1種類のみ、パワーアップせず

 アイテムにより最大体力は増える。

 1000→2000→4000→9999

 ダメージ軽減アイテムはないし
 上記の通り、連続ダメージを受けやすい仕様なので
 ラスボス戦でもある程度パターンを見つけないと
 体力が9999あっても心許ない。


・パスワードで体力初期値(200)

 パスワードはマップのどこでも取れるのだが
 再開すると「200」固定である。
 それでいて、体力回復施設はない。
 体力回復をしたければ、
 ひたすら倒しやすい雑魚狩り出来る場所を見つけるしかない。
 実に面倒である。



開始すると、主人公は手ぶらだから
何と、現在どっちの方向を見ているのかさえ分からない。
だから多くプレイヤーの方は

「なにこれ?意味わからん」

と、早々に途方にくれた方が多かったんじゃなかろうか?

ひとまず、迷路の鉄則。

「壁に片手を触れ続ける要領で道を進む」

というのをやっていれば

『コンパス』:現在向いている方位が分かる。
『カウンター』:メニューを出選ぶことで現在の座標が分かる。

の2つのアイテムを見つけられる。
後は自分でマッピングすれば何とか進める事が出来るだろう。
あ、落とし穴の所は理不尽か…
後、通過できる壁(隠し扉)がやたらと多い。

一応
『センサー』というアイテムを取得する事で
通過できる壁が近くにある事が分かる。




進め方はそれで問題はないが…
肝心のゲームとしては面白くはない。

まず主人公の動きが硬いので
敵の攻撃をかいくぐって倒すスリル感はないし

敵は画面内に1匹しか出ず動きも単調なのが多い。
沢山出て来る敵を倒しまくるという爽快感もない。

主人公の武器は1種のみでパワーアップもしないので
強くなったことを実感できない。


後、パスワード。
「0~9」と「ア~ン」(濁点、半濁点はなし)と
何故か「ィ」はある(小さい『イ』)。

『4』と『ム』
『0』と『ロ』

の区別がやたらしづらい。
(クリアまでのパスワードで1度も『ロ』は出なかったが…)

ここからがネタバレ























落とし穴がなかなかきついわ。

『グリーンストーン』

のありかは一度、落とし穴に落ちた先にあるので
落とし穴を探し回らなければならないのだ。

ちなみにその落とし穴って色とかで区別つかないからね。
そして、落ちる場所のヒントすらない。
行けるフィールドを1つ1つ隅々まで歩いてみるしかない。
面倒臭いわ~。


ラスボス付近の中ボス連戦は辛かったな。
自分の分身を飛ばす奴。
これを当たると500ぐらいのダメージ食らうんだもん。
敢えて本体食らった方がいいレベル(笑)

寧ろ大ダメージを与える中ボスよりラスボスの方が弱い。
舞っているクラゲにダメージを与えて硬直している間に
壁の顔の目に集中砲火。

それで勝てるんだけども…
ちなみに髭人は気楽にクリアした。
どういう条件なのか不明だがバグだと思うが
体力が『0』になっても死ななくなる現象に陥ったのだ。
つまり『無敵』である。
(敵を倒すと体力は上がるが、再度『0』になっても死ぬ事はなかった)
テキトーに攻撃をばら撒いているだけでボスなどを撃破した。

だから、全然、緊張感0になったなぁ…
じゃぁ、緊張感を味わう為に再プレイをしろって?

体力『200』を『9999』に上げる作業が
大いに面倒くさいしそんな事を味わってまでクリアしたいゲームでもないので
全力でお断りします!!

エンディングは何も説明もなしに惑星(『ダクラ』と思われる)の地平線から
青い惑星が現れる。(『地球』だと思われるが)
それに愛して普通の形をした宇宙船が帰還するという形。

それで、スタッフロールなしに
「END」
という文字と通過キューブ数が表示される。


エンディングを見て思ったことは
『ゾルディアス』とやらは惑星型だったんじゃないのか?

『通過キューブ』数ってのは恐らくマップの移動数って事だろうから
如何に、無駄を少なくしてクリアするなんて事で競えるかもしれない。
そんな事をこのゲームでやるような人は『TAS』『RTA』をやる人以外は皆無だろうが…

ま…
BGMもゲーム的にも厳しいゲームでしたわ。
主人公は上昇志向が非常に強かったのかよ~分からんが
取り敢えず上ばっか撃ってないで真横の敵を倒せるようになりましょうか?



「ツインイーグル」 レビュー (ファミコン)

2020-01-10 21:00:59 | ファミコンレビュー
同名アーケード版(1988年稼働)の移植作品
縦スクロールシューティング
セタが開発
ビスコから発売
1991年4月12日発売


あらすじは…
ネット上でもアーケード版のものですら載っておらんなぁ~。


特徴

・2人同時プレイ可能

・ステージ後半に高速スクロール


アイテム

P:現在装備武器のパワーアップ

S(小さい):ショット(初期装備)
 段階に応じて正面のショットが増える。

ミサイル(マーク):ミサイル
 段階に応じて正面のミサイルが増える。

↕:前後攻撃
 段階に応じて正面に2発、後方ろに1発ずつ撃つ。

S(大きい):スピードアップ


操作方法

 十字キー:移動
 Bボタン:ショット
 Aボタン:ボム


点数は20点


良い点
・二人同時プレイ可能ヘリシューティングゲーム


悪い点
・高速スクロールの見づらさ
・音楽、音の少なさ
・やられると初期化+ボム消失



良い点の解説

・二人同時プレイ可能ヘリシューティングゲーム

 パッケージに「ヘリコプターシューティング」と書かれている通り
 2人同時にプレイ出来るファミコンのヘリコプターシューティングは珍しい。
 当時アーケードでヘリコプターの縦スクロールが流行り
 ファミコンでもいくつか移植されていたが悉く1人用だった。
 (「タイガーヘリ」「究極タイガー」)
 本作は2人用である。



悪い点の解説

・高速スクロールの見づらさ

 ステージ終盤になると高速スクロールに突入するのだが
 背景が高速にスクロールするだけでコレと言って変わりはない。
 ただそれの弊害として敵の弾が見づらくなり
 目を凝らしてないと、知らぬ間に弾にやられていることもある。


・音楽、音の少なさ

 音楽は髭人が覚えているだけで2曲しかない。
 通常ステージ曲と高速スクロール時の曲のみだ。
 タイトル画面は無音だし、
 エンディングの時もぶっちゃけるが流れるのは通常ステージ曲である。

 ショットの音もどの武器も共通で敵からの攻撃音はない。
 曲や効果音を足しても両手の指の数よりも少ないんじゃとすら感じる。
 

・やられると初期化+ボム消失

 やられると武器やスピードが初期化されるのは仕方ないが…
 集めたボムすらなくなるのはツライわ。
 そもそも初期装備がキツイ。
 スピードが遅いし、ショットもしょぼい。
 後半の敵の猛攻で初期装備だとボロボロにやられる。



「コレ、1991年製か?」

と疑うほどショボイ。
まずタイトル画面は無音でいくら待ってもデモ画面は始まらない。
プレイ開始してステージ替わっても同じ曲を垂れ流し
敵からの攻撃音はなく無音。
こちらからの攻撃音は種類の関わらず1つのみ
敵の爆発音も共通だし…
同じ縦スクロールでファミコン版の「ツインビー(1986年1月4日)」にすら劣ると思える出来である。

ファミ通のレビューでも

「制作者サイドが、どういった意図でこのゲームを作ったのかがどうも解せない」
「ファミコン発売当初なら、この内容でもって感じだけど、今となってはね」

とすら評される始末である。
アーケード版が1988年って話だからなぁ…
3年も経過してからの移植して発売するほどのゲームだったのかな。

と、最初っからゲーム全体の評価を言いたくなるような出来である。
肝心のゲームはと言うと…

スピードが遅いのでまずスピードアップ。
それから武器はミサイル一択である。
ミサイルは攻撃力が高くて雑魚は1発で倒し、しかも貫通性である。
他の武器は数発当てなければならないが、ミサイルだと強力。

別武器をウッカリ取るとそれだけで痛い。
しかし、そのアイテムがなかなかネック。
敵を倒すと武器アイテムが出て来るのだがその武器アイテムは攻撃を当てると変化する。
しかし、攻撃が貫通しないので(ミサイル含む)武器アイテムの後ろの敵に攻撃が当たらん。
寧ろ、この武器アイテムが障害物になるのである。ウゼェ…

ステージクリア後に出て来るそのステージで破壊した敵の種類と数のリザルトが出るのだが
破壊した数しか出ず、そのステージでその敵が何機が出たのか分からない。
例えば
そのステージ出て来る戦闘機が『20機』出るとしよう。
だから、倒した数が『15機』なら

『15機』という表記しかしない。

『15/20』と言った風に全体が分からなければ撃墜数報告など意味がないだろうに
それにその結果が出たからと言って新たに点数が取得できるわけでもなく

「何なのコレは…」

と作り手側の無駄な発表に困惑するだけである。



ここからがネタバレ























さて、他にネックなのは「ラスボスが不在」である。
完全にいないという訳ではないが…
建物そのものがラスボスである。
建物を破壊すればクリアだがコイツ無抵抗である。
ただ、「グラディ○ス」のように完全に無防備ってわけではなく
雑魚のヘリやら戦闘機を繰り出してくるが建物自体は何もしてこないのだ。
やたら硬い建物を破壊したら…
相変わらず作り手の自己満足なだけのリザルト画面が表示され…

通常ステージ曲にストーリー的な英語のメッセージが出て終わりである。
読めん!!

スタッフロールはない。
アーケード版はしっかりあるのに
ファミコン版は雲隠れのようである。

何なんだこれは…

撃墜数表示があるが何機中かを表示してくれないこのゲーム。
本作は髭人の中で点数は20点である。



勿論、100点中だよッ!!



「I LOVE ソフトボール」 レビュー (ファミコン)

2020-01-03 21:00:21 | ファミコンレビュー
ソフトボールゲーム
「ココナッツガパンエンターテイメント」開発
「ココナッツジャパン」から発売
1989年12月19日発売


あらすじは特になし

特徴

「地方予選→全国大会→アメリカ代表→プロ野球→名球会→メジャーリーグ」を経て
世界一を目指すゲームである。

まず、
「北海道」「東北」「関東」「北陸」「中部」「東海」「関西」「中国」「四国」「九州」
と10個ある地方チームから1つ選ぶ。

スコアボードは野球と同じ9回まで書かれているが
7回までで得点が多い方の勝ち。7回で同点なら延長戦(無制限)


1人プレイは

「通常モード」
「パスワード(通常モードでの)」

(よってプロチームで練習する事はできない)

2人プレイでは

「高校チーム」
「プロチーム」
「オールスター」

の3つのモードでチーム編成が異なる。
『オールスター」では『プロチーム』のキャラを交互に自由に編成できる。



操作方法

[バッター時]

 十字キー:バッターボックス内の選手の移動
 Aボタン:バットを振る。
 Bボタン:十字キーを組み合わせる事で盗塁を行う。
  (該当塁に選手がいる場合に限る)
  上+Bボタン:1塁の選手が2塁に盗塁
  左+Bボタン:2塁の選手が3塁に盗塁
  下+Bボタン:3塁の選手がホームベースに盗塁

 スタートボタン:タイム
  タイム→Aボタン:代打の選択(選手が残っていれば)

 ※2P時は1Pにスタートボタンを頼もう。


[走塁時]

 ボタンを押さなくても選手は走る。

 上+Bボタン:1塁を通過する。3塁に向かう選手を2塁に戻す。
 左+Bボタン:2塁を通過する。ホームベースに向かう選手を3塁に戻す。
 下+Bボタン:3塁を追加する。

 右+Bボタン:2塁に向かう選手を1塁に戻す。

[ピッチャー時]

 左右キー:移動(ピッチャーズプレート内)
 Aボタン(何も押さない):ストレートの投球
  上+Aボタン:フライ気味の投球
  下+Aボタン:下気味の投球

 投球直後、左右キー:若干軌道が変化する。

 Bボタン:塁全体を見る。(盗塁を防ぐのに使える)

 スタートボタン:タイム
  タイム→Aボタン:ピッチャー交代(選手が残っていれば) 

 ※2P時は1Pにスタートボタンを頼もう。


[守備時]

 [ボール持ってないとき]

  十字キー:移動
  十字キー+Bボタン(フライのボールが選手付近にある時に限り):ナイスプレー

 [ボール持っている時]

  右+Aボタン:1塁に送球
  右+Bボタン:選手がボールを持ったまま1塁に走る
  上+Aボタン:2塁に送球
  上+Bボタン:選手がボールを持ったまま2塁に走る
  左+Aボタン:3塁に送球
  左+Bボタン:選手がボールを持ったまま3塁に走る
  下+Aボタン:ホームベースに送球
  下+Bボタン:選手がボールを持ったままホームベースに走る

得点は40点


良い点
・女の子登場


悪い点
・帰塁操作に難
・送球が遅い。
・対戦時ブルマは不可
・Do you love softball ?

良い点の解説
・女の子登場

 そのままやね。
 プロ野球だと選手は男だけど
 ソフトボールであるからこその女子起用って所だろうか。
 

悪い点の解説
・帰塁操作に難
 帰塁。
 出た塁に戻る操作をするのだがこれが悪い。

 2塁→1塁(右+Bボタン)
 3塁→2塁(上+Bボタン)
 ホーム→3塁(左+Bボタン)

 と、ボタンを押すが反応が悪く
 せわしく操作するが選手が戻ってくれず次の塁に到着してしまうなんて事が多発する。
 フライをあげて相手選手がキャッチした時にはその時点で最初にいた塁にいなければならず
 次の塁に着いているともう前の塁に戻る事は出来ずアウトになるしかない。

 これでノーアウト満塁からフライをあげてからのこの操作で3アウトチェンジなんて事態も起こる。
 満塁時の方がよっぽど選手の扱いに緊張する始末である。


・送球が遅い
 キャラの調子があるげゲームなのだが球速がやたら遅いこともあり
 
 「お前、ボール投げるより走った方が早いだろ」

 というレベルの遅さの時もある。
 髭人はもうライト、レフト、センターにボールが飛んでも選手を塁に走らせていた。


・対戦時ブルマなし

 これは個人的な趣味の域なので悪い点にするか迷ったが…
 パッケージ的にこれだけブルマを推しておいて
 対戦モードの3つ

 「高校モード」ではハーフパンツ状態
 「プロチーム」&「オールスター」ではユニフォーム状態

 ってのはおかしいと思ったので悪い点として指摘する事にした。
 
 つまり選手のブルマ姿が拝めるのは1人プレイの「地方大会」のみである。
 せめて選手の衣装を自由に変更させろや。
 別に服装が違うからと言って選手の能力に違いが出る訳でもないし

 
・Do you love softball ?

 タイトルが英語を含んでいるから敢えて疑問形にしたんだけど
 このゲーム、本当にソフトボールを愛しているのか気になった。

 まず、地方のチームは実在する高校名やその選手をもじったものではなく
 架空のものである。
 まぁ…もじるのも権利的に良くないってのなら百歩譲って分かるにしても
 『プロチーム』に至っては『プロ野球チーム』をもじった球団や選手である。
 そこは日本全国の強豪のソフトボールチームをもじれや。
 野球のチームをもじるのは他ゲームでもやっているからOK
 ソフトボールチームをもじるのは他で流行ってないからやめとこう…
 そんな認識ならソフトボールなんかやるな。

 単純に製作側は女の子にブルマを着用させるのに
 丁度いい題材を探していただけんじゃないかと軽く疑う。


選手が女の子って事で可愛らしい。
電源付けてすぐに出て来るランニングしている子とかね。
ただキャラ付けもなく彼女たちに台詞は一切ない。
容量がない時代と言えばそれまでであるけどね。

後、個人的に言えば
攻めが足りなかったなと…
架空の学校の選手である以上、もっとはっちゃけたソフトボールゲームで良かったんじゃないかと…

ブルマ…というか体操着でソフトボールを行うなんてのは女子が学校の授業で行うレベルだろう。
学校の部活動であれば選手は皆、ユニフォームを着用するものである。
屋外でスライディングしたりするスポーツだと極力、肌を出すものではないからな。
もうその時点で日本全国の選手を相手にブルマやハーフパンツで対戦するという事に関して非現実的。

だったら女子なんだから開き直ってしまって色んな衣装を着用してソフトボールをすれば良かったのに…
試合に勝ったらお金がもらえて衣装チェンジが可能。
『制服』だとか『水着』とかね。
そうすればプレイ意欲も湧いたのになぁ…(それが本音だったりして…)
それにしてもどっちのプレイだろ(ええ加減にしなさい!!)

ええ~
髭人の超個人的趣味はさておき…(苦笑)

本作のソフトボールゲームとしての感想を言おう。(そっちを先に言え)
やっぱり野球ゲーの金字塔とも言える「ファミスタ」基準になっちゃうよね。
「ファミスタ」と比べてあれがいいかこれがいいかという比較。
そう考えると、帰塁については大分イラつくことになったな…

後は、パスワードは4文字と短いが
当然、そんな短い文字数で多くの情報が入れられる訳はなく
選手の成長要素は皆無、アイテム収集などもなくストーリーもない。
淡々と優勝するまで戦い続けろという作業である。
なかなかしんどい。
大会が大規模になるにつれて

「ブルマ」→「ハーフパンツ」→「ユニフォーム」

と、選手の露出が減るので精神的にも悲しくなる。

せいぜい良いのは1度の試合が
7回の裏表で終わるので割と早めに終わるのが救いか…


全国各地10地方、各地方には6チームある。
折角だから軽く紹介していく。

[北海道]
・『しらとり』高校
 選手『あい』『いつみ』『みゆき』『きみこ』『このか』…
  といった風にしりとりなチーム

・『おほおつく』高校
 選手『うみりらん』『たらりん』『しゃけりん』『いくらりん』『うににん』
  といった風に海産物なチーム

・『ゆきくに』高校
 選手『ふゆこ』『かまくら』『こなゆき』『ゆきだるま』『しぐれ』
  と言った風に雪や氷なチーム

・『りゅうこく』高校
 選手『ともこ』『てるみ』『けいこ』『けいか』『けい』
  髭人はよくわからなかったが3文字2文字のキャラが多いチーム

・『さっぽろ』高校
 選手『みさこ』『きんこ』『みちこ』『しずこ』『さちこ』
  髭人は系統が良くわからなかったが普通の名前が多いチーム

・『みるく』高校
 選手『くまりん』『ちいず』『ばたー』『うっしー』『みるく』
  と言った風に牛乳、北海道の動物なチーム


[東北]

・『いばかり』高校
 選手『いくこ』『いつこ』『いずみ』『いよ』『いりこ』『いくえ』『いく』『いまよ』
  代打『いいよ』『いやよ』『いいわ』『いくよ』
  ピッチャー『いいこ』『いいの』『いいぞ』『いいぜ』

  と言った風に『い』系名前や答え方などある。
  「『い』もそろそろだぜ 今のうちにいっぱい言っておいた方がいいんでないかい」と言った
  「幽遊白書」の『海藤』が喜びそうな高校(笑)


・『としつき』高校
 選手『むつき』『きさらぎ』『やよい』『うづき』~~『しわす』と続き
  ピッチャー『はる』『なつ』『あき』『ふゆ』
  と言った風に陰暦の月なチーム

・『めんるい』高校
 選手『ざる』『みそなべ』『たぬき』『ちから』『かもなん』
  と言った風にうどん、そばなチーム

・『どこかの』高校
 選手『じょん』『よんたん』『たんこ』『ゆきぴい』『ともにゃん』
  あだ名っぽいチーム

・『おしまい』高校
 選手『いつの』『にの』『さんの』『しの』~~『はちの』
  代打『とわだこ』『といちこ』『とにこ』
   ピッチャー『ひやっこ』『せこ』『まこ』『おつこ』

 全員打率が『.245』本塁打数『3』
 投手の防御率が『.375』なチーム


[北陸]

・『ふるうつ』高校
 選手『ばなな』『りんご』『みかん』『めろん』『すいか』
  と言った風になフルーツなチーム

・『いなさく』高校
 選手『あわ』『ひえ』『ささにしき』『こしひかり』『ぱある』『げんまい』『はいが』
  代打『おおむぎ』『らいむぎ』『こまい』『しんまい』
  ピッチャー『たきたて』『たきこみ』『おかゆ』『おじや』
  と言った風に米などに関連したチーム(『ささにしき』『こしひかり』は品名だがいいんか?)


・『おおかい』高校
 選手『さとかしま』『ふぶき』『くろしお』『おおしお』
  と言った風に島や海関連なチーム

・『かわのな』高校
 選手『しなのかわ』『しょうじ』『ながら』『きそがわ』『とねがわ』
  と言った風に川の名前なチーム

・『あるぷす』高校
 選手『ゆきやま』『こうげん』『しらかば』『みずうみ』『とざん』
  と言った風に山関係なチーム


[関東]
・『あいどる』高校
 選手『なんの』『ゆか』『ゆい』『みぽりん』『しずか』『きょうこ』『かおり』『のりぴい』
  代打『まりな』『ももこ』『ゆき』『りさ』
  ピッチャー『ゆま』『いもり』『みなよ』『まみ』
  と言った風に当時のアイドル芸能人なチーム

・『あくとれす』高校
 選手『ごくみ』『ゆうこ』『りえ』『ほなみ』『あつこ』『なるみ』『いまい』『さゆり』
 代打『なりみ』『みえ』『あや』『さや』
 ピッチャー『ひろこ』『まい』『まりこ』『みさこ』
  と言った風に当時の女優なチーム

・『おかしな』高校
 選手『せしる』『ぽてこ』『きてらんと』『ぽっきい』『すこーん』『はくんちょ』『つくんこ』『ぽてち』
 代打『こあらまち』『えびせん』『わたがむ』『きすちょこ』
 ピッチャー『ああもんと』『かんゆ』『ちいとす』『あぽろ』
  と言った風にお菓子の商品名なチーム(ええんか?)

・『てんさい』高校
 選手『じしーん』『こーず』『たつまき』『たいふーん』『かみなり』
  と言った風に『天災』なチーム

・『ていきゅう』高校
 選手『ゆうこ』『きみこ』『ゆうこ』
  実在する人がいるっぽいチーム

・『やまのて』高校
 選手『うえの』『しんじく』『ぎんざ』『しんばし』
  と言った風に山手線なチーム


[中部]

・『ふぁみこ』高校
 選手『こにゃみ』『しゃれこん』『にゃむこ』『ここにゃつ』『そにあ』『どえみ』『さん』『ぽに』
 代打『てくてく』『こええ』『はる』『はんてや』
 ピッチャー『あずき』『はとと』『たいと』『かふこ』
  と言った風にファミコンメーカーっぽいチーム

・『きふしょう』高校
 選手『かつら』『このみ』
  元ネタ不明なチーム(実在高校を文字ったんだろか?)

・『こみっく』高校
 選手『ひとみ』『ぶうけ』『りぼん』『まがれと』『はな』『はな』『ゆめ』『らら』
  と言った風に少女コミックや女性誌タイトルなチーム

・『なちゅらる』高校
 選手『ふうこ』『なみ』『おとえ』『ゆめこ』
  何がナチュラルという基準なのかはよくわからないチーム

・『はなぞの』高校
 選手『まさみ』『さやか』『なお』『こいこ』
  元ネタはよくわからないチーム

・『あだなの』高校
 選手『みっち』『にいな』『のりぴ』『たあやん』
  と言ったあだ名風になチーム


[東海]
・『とうほう』高校
 選手『さなえ』『のぶこ』『たかこ』『りつこ』『くみこ』
  元ネタ不明チーム(実在しているかも?)

・『やっとかめ』高校
 選手『とらこん』『ういろ』『きしめ』『えひふり』『なごやん』
  と言った名古屋関連なチーム

・『ひろいん』高校
 選手『ゆうこ』『ともよ』『ごくみ』『しま』『ひろこ』
  当時のドラマ等のヒロインな人のチーム。

・『あにめ』高校
 選手『あふあいや』『あっこ』『さりい』『はいじ』『きゃんで』『みにい』『さざえ』『おりいぶ』
 代打『みなみ』『あんみつ』『べてい』『のんのん』
 ピッチャー『あられ』『めるも』『うらん』『ぴのこ』
  と言った風にアニメマンガの女子キャラチーム
  (『みにい』とか大アウトやろ…)

・『しらゆり』高校
 選手『あやこ』『いちこ』『うたえ』『えり』『おりえ』『かおる』『きよみ』『くにこ』
 代打『けめこ』『こまこ』『さき』『しのぶ』
 ピッチャー『すみこ』『せつよ』『そのこ』『たかみ』
  と言った頭文字が五十音順なチーム(ネタ切れか?)

・『ふらわあ』高校
 選手『すみれ』『あやめ』『さつき』『さくら』『つつじ』
  と言った風に花の名前なチーム


[関西]

・『うえみや』高校
 選手『よしこ』『のりこ』『かおり』『もとこ』『ゆみ』
  元ネタは分からないチーム(実在していたのか?)

・『くいたおれ』高校
 選手『うどん』『かにすき』『たこやき』『てっちり』『よせなべ』
  と言った食べ物なチーム

・『おてらの』高校
 選手『ほうりゅう』『こうりゅう』『とうだい』『さいだい』『きよみず』
  と言った風にお寺なチーム

・『よしもとや』高校
 選手『つきのや』『かつら』『しょうふく』『つきてい』『あかしや』
  と言った風に吉本工業の芸人なチーム

・『ぎおん』高校
 選手『そめやっこ』『うたやっこ』『かつの』『ゆめらよ』『はなぎく』
  と言った風に祇園なチーム

・『たからつか』高校
 選手『あきら』『くらら』『じゅん』『あん』『あんな』
  と言った風に宝塚なチーム


[中国]

・『ひろしょう』高校
 選手『さなえ』『このみ』『みやこ』『まや』『くみこ』
  元ネタは分からないチーム(実在していたのか?)

・『じだい』高校
 選手『やよい』『じょうもん』『へいあん』『なら』『えど』
  と言った風に順不同な年号なチーム

・『せいざの』高校
 選手『おひつじ』『おうし』『ふたご』『かに』『しし』
  と言った風に星座なチーム
  某星座黄金鎧のマンガのせいで揶揄される蟹座だが
  本作だと4番打者である。

・『さてん』高校
 選手『みるく』『こおら』『ここあ』『こおひい』『こうちゃ』
  と言った風に喫茶店の商品なチーム

・『ふくしょく』高校
 選手『わんぴ』『つうぴ』『どれす』『ぱんつ』『すかあと』『ぶるぞ』『ぶらうす』『ていしゃつ』
 代打『きゅろっと』『すらっくす』『とれえなあ』『すえっと』
 ピッチャー『ぶれざ』『ぽろ』『あろは』『はいかじ』 
  と言った風に衣服なチーム


・『かみがた』高校
 選手『わんれん』『ぼぶ』『ろんじ』『すとれいと』『しょおと』
  と言った風に髪型なチーム


[四国]

・『いけた』高校
 選手『しょうこ』『えみこ』『みちよ』『はたこ』『りんこ』
  元ネタは分かりません。

・『うずまき』高校
 選手『しおこ』『みちこ』『ひきこ』『なるみ』『まきこ』
  と言った風に海関連なチーム

・『いよかん』高校
 選手『すーちゃん』『あやこ』『なつこ』『はつみ』『おれみ』
  と言った風に柑橘類なチーム

・『りょうま』高校
 選手『じゅん』『えり』『ゆみ』『かおり』『なみ』
  元ネタ分かりません(坂本龍馬関連なのか?)

・『おおはし』高校
 選手『かんこ』『かねこ』『ろんろん』『せつこ』『わかな』
  元ネタ分かりません。

・『うちうみ』高校
 選手『ふうこ』『みーこ』『なみ』『かなえ』『しおみ』
  元ネタ分かりません


[九州]

・『あにまる』高校
 選手『いぬえ』『ねねこ』『とらみ』『えれふあん』『らいよ』
  と言った動物風になチーム

・『ここなつ』高校
 選手『なおみ』『さまま』『とみ』『りょう』『おりゅう』
  と言った恐らく「ココナッツジャパン」スタッフらしきチーム

・『がいど』高校
 選手『あそん』『かすってら』『おおうらん』『おらんむら』『めんたいこ』
  と言った九州名物風になチーム

・『ねばあ』高校
 選手『とろろ』『おもち』『みずあめ』『なっと』『のおりい』
  と言った風にねばねば系統なチーム

・『つくみ』高校
 選手『やすこ』『たえ』『なつこ』『ゆうこ』『かなえ』
  元ネタ分かりません

・『めんたい』高校
 選手『ばってん』『だけん』『ばい』『たい』『あらあら』
  と言った九州の方言なチーム



本塁打数が一番多いのは
「ふくしょう」高校の『えみ』と「ふくしょく」高校の『ぱんつ』

共に打率「.300」で本塁打数「61本」

しかし、「ふくしょく」は『ブルマ』っつー選手はいないんだな(笑)

「あにめ」高校は文字ってないのが多く
海外アニメはアカンやろって思ったなぁ…



ここからがネタバレ






















「地方予選」→「全国大会」→「アメリカ代表」→「プロ野球」→「名球会」→「メジャーリーグ」

と、戦っていくわけだが…
『プロ野球』チームを制覇すると
選手の女の子の1枚絵が出てスタッフロールというエンディングとなる。

『名球会』と『メジャーリーグ』はエキシビジョンマッチ的扱いである。

ちなみに
『名球会』は選手が『おう』『ながしま』など文字る事をせずそのまま登場する。
既に引退された方は権利とか関係なかったんだろうか…

『メジャーリーグ』チームに勝っても何もなくタイトル画面に戻される。
寂しい…

全く…
試合終了後の試合結果のオッサンオバサン出すなんてみたくねぇから
試合後の選手の姿を出しやがれよ。
シャワーを浴びて汗を流しているようなシーンを!
(熱意向ける方向がおかしい)


さて…
髭人は「ふぁみこ」高校で頑張った。
当時のファミコンメーカーをもじった選手が多数在籍するチームである。
折角なのでチームメイトと髭人がこれだと思うメーカーを当てはめてみよう。

 『こにゃみ』←「コナミ」
 『しゃれこん』←「ジャレコ」
 『にゃむこ』←「ナムコ」
 『ここにゃつ』←「ココナッツジャパン」
 『そにあ』←?
 『どえみ』←?
 『さん』←「サンソフト」
 『ぽに』←「ポニーキャニオン」

 代打
 『てくてく』←「テクノスジャパン」か「テクモ」(両方か?)
 『こええ』←「光栄」
 『はる』←「HAL研究所」
 『はんてや』←「バンダイ?」

 ピッチャー
 『あずき』←「任天堂?」(FC本体があずき色っていうから)
 『はとと』←「ハドソン」
 『たいと』←「タイトー」
 『かふこ』←「カプコン」


分からんのが2つある。
「コレだ!」っていうメーカーがあれば教えてください。
『そにあ』は『エピックソニー』かなぁ?

それにしても4番打者の『ここにゃつ』の「ココナッツジャパン」
チーム内一番の打率と本塁打数である。
あれこれ他のファミコンメーカーっぽい選手がいる中で
実に自尊心が強いというかうぬぼれが強いというか…

でもただチーム全体の4番打者で考えるとダントツに高いって訳でもない。
そこは謙遜するんだな。
壊れ性能くらいな自信があるのかと思いきや…


それはそうと4番打者って事は
「ふぁみこ」高校ではこんなやり取りがあるのかもしれない。

コナミ(こにゃみ)「『ここにゃつ』ちゃん!凄い!今日もホームランだった」
ジャレコ(しゃれこん)「『ここにゃつ』ちゃんがいたから今日も勝てたんだよ」
ナムコ(にゃむこ)「私も頑張っているけどやっぱり敵わないな。『ここにゃつ』ちゃんには」
ココナッツジャパン(ここにゃつ)「………」

任天堂(あずき)「『ここにゃつ』ちゃんがリードを作ってくれたから私が安心して投げられたんだよ」
ハドソン(はとと)「『ここにゃつ』ちゃんがうちの高校にいてくれて本当に良かったよね」
タイトー(たいと)「ホントホント!逆に相手に『ここにゃつ』ちゃんがいると思ったらゾッとするもの」
カプコン(かふこ)「まさに今は『ここにゃつ』ちゃんの時代!」

全員「同感―――――!!」

ココナッツジャパン(ここにゃつ)「メーカー名を先に書かんといて―――――!!」





「地底戦空バゾルダー」 ファミコン (レビュー)

2019-12-27 21:00:45 | ファミコンレビュー
サイドビューアクション+縦スクロールシューティング+3Dシューティング
サイクロンシステムが開発
ソフエルから発売
1991年11月15日発売
「ゲームセンターCX ~有野の挑戦~」プレイソフト#224

あらすじ

近未来、本格的な地底開拓に乗り出した人類は早期着工の為、
地底探索用タンク『バゾルダー』を開発した。
しかしある時、2号機3号機、それらの探索に出た4号機までも
相次いで消息を絶つ事件が起こった。
国連は『バゾルダー』の開発を担当した化学組織SROに対し
3機の消息確認、乗務員の安否、事故原因の究明を要請。
SROをバゾルダー5号機の派遣を決定した。
SRO隊員の少女『モービィ』は4号機とともに
行方不明となった父と恋人の安否の確認のため、開発した5号機に搭乗。
そして『バゾルダー』5号機は『モービィ』と3人の搭乗員を乗せ
謎に包まれた地底へ旅立つのであった…

ちなみにパッケージでは「モービィ」は金髪であるが
ゲーム中は緑髪である。


特徴

「サイドビューアクション」「縦スクロールシューティング」「3Dシューティング」

と、ジャンルが豊富である。

パスワードコンテニューあり


操作方法

サイドビューアクション(戦車時)&
縦スクロールシューティング

十字キー:移動
Bボタン:ショット
Aボタン:特になし
 A+上下キー:戦車のモードチェンジ
 A+横キー:戦車の武器チェンジ

スタートボタン:ポーズ

この状態では
戦車に「FUEL」と「SHIELD」という物がある。

「FUEL」:燃料である。当然これが0になるとゲームオーバー
  自機の形態により弾を撃ちまくると燃料の消費に違いがある。
  敵を倒していると燃料を落とす敵もいる。


「SHIELD」:自機に常時張っているバリアという所である。
  敵に触れたり、壁などの障害物に触れると消耗する。
  0の時点でダメージを受けるとゲームオーバー。
  バリアは敵や障害物に触れていなければ自然回復する。


サイドビューアクション(モービィ時)

左右キー:移動
下キー:しゃがむ
上キー:キック
 ジャンプ中、上キー:ジャンプキック
Bボタン:「タキオン銃」(残弾あり)
Aボタン:ジャンプ

スタートボタン:ポーズ

『モービィ』の「タキオン銃」はエネルギーがありあまり景気よく撃っていると枯渇する。
エネルギーが切れたらキックに切り替えて、敵を倒していると
回復アイテムをたまに出すのでそれを取得する事で再度撃てるようになる。



3Dシューティング時

十字キー:照準の移動
AボタンorBボタン:ショット
 ウィンドウ時、Bボタン:決定

『ポシビリティ』という%があり、100%にならないとそこでのボスは倒せない。


敵を攻撃していたりするとウィンドウを開けるタイミングが発生する。
その時に「TALK」「WEAPON」というコマンドが現れる。

 「TALK」:現在、自機内にいる人達に話しかける。
  人によって話しかける事で『ポシビリティ』が上昇したり、自機のライフが回復する。

 「UNIT」:武器のチェンジ、但し使い勝手は変わらない。


点数は40点

良い点
・個性豊かなキャラ

悪い点
・ゲームは広く浅い
・運ゲー要素


良い点の解説
・個性豊かなキャラ

 作り手の趣味なのか実に味わい深いキャラが多い印象。

悪い点の解説
・ゲームは広く浅い。

 色んなジャンルのゲームがあったり、ビジュアル面での頑張りは分かるのだが
 実質、色々やろうとして浅くなっている印象。
 戦車はステージ毎に武装が増えたり形態が増えたりされるが
 3Dアクションや『モービィ』時はパワーアップするという事がない。


・運ゲー要素

 戦車の燃料やモービィ時、
 回復アイテムの取得は敵を倒した時に限られるために
 そこは運が絡む。

 「おい!回復アイテム!出ろや!」

 と、敵を倒しまくっても全くでないこともあれば、逆に

 「何であの時出なかったんだ!」

 と、過剰に出まくる事もある。
 



ゲームをプレイしていて感じるのは…
戦車時のサイドビューアクションは無敵時間が短く連続ダメージで死にやすくてイラつくが
コンテニューをしたときはそこの場面のスタートからであり
ステージ自体の最初からではないので何度も繰り返しプレイしていれば
無限コンテニューという事もあり打破はそう困難ではない。

それにしてもドリル形態は空を飛べず地面を這うだけ。
背景がややわかり辛いので
初見時そのまま進んでいたらそこが穴で
そのまま落ちてゲームオーバーは
プレイした多くの人が通った道なんじゃなかろうか?


ゲームの展開はというと…
キャラのオウム返しが多すぎる!!
タイトル画面を放置しているとデモ画面が流れる。
それを抜き出してみよう。

ちなみにこのゲーム、ファミコンで珍しく漢字表記が結構見られるので
他のレビューではゲーム表記は漢字変換しているが
本レビューでは漢字変換せずそのままゲーム表記としてみる。

揺れるバゾルダー内
広い戦車内の2人

ダン:太平洋 Gポイントの すきまから
 地底へと おしながされた らしい

 飛行形態 不可能・・・

 地上との れんらくも 不可能 だ

 地下 80キロメートル・・・


モービィ:地下 80キロ・・・?
 VZR2 が
 行方不明となった ポイントよ 

 ・・・

 VZR5・・・はっしん!



『モービィ』のオウム返しは多いねぇ…
「ゲームセンターCX」でもネタにされていたけど…
特に『ラボ』(笑)



ここからがネタバレ























『モービィ』達は地下深く潜り遺跡の発見、地底人『ダイナムール人』達との出会いで
かつての歴史を知っていき、『ノンマルター人』と戦っていくことになる。

その『ノンマルター』の首領であるラスボスの『ソガゾルド』を倒すと
巨神像にはめた『ガイアクリスタル』が輝き
ホログラフィックが再生される。

それがエンディングとなる…
抜き出してみよう。(上の歴史の元の文という事になるが…)

美しい女性が現れる。


ガイア王国の王女ソーネ

人るいの文明が さかえる よりも
はるかな むかし・・・
地上には レムリア文明が
ありました・・・

3400万年まえに はじまった
レムリアの 水没・・・

レムリア人は その水没とともに
ガイアが 支配する 地底世界へと
やってきたと いいます

レムリアの水没のあと 生じたのが
2つの たいりく・・・
ムーと アトランティス・・・

この2つの文明を きずいたのは
不もう と なった 月から
やってきた ルナン だと
つたえられて います・・・

1万2000年まえに おこった
ムーとアトランティスの水没・・・
ムーは 地上世界へと のがれ

アトランティスは ・・・
レムリアが支配する地底世界を
しんりゃく して 地底王国を
きずきあげたのです・・・

私たち ガイア文明は
レムリアの 地底しんりゃく と
アトランティスの 地底しんりゃく
という れきしの 中で

地底世界の平和を ねがいながらも
かくせんそうの ひがいをうけて
ほろびさってしまいました・・・

このホログラフィックは
ガイアからの メッセージです
この 地きゅうを 支配する
けんりは だれにも ありません

平和なき たたかいは
あらたなる 支配を
生みだすだけです・・・

めざめなさい・・・仲間たちよ

GOODBEYE MY
FRIENDS AND
GOOD LUCK.



THE END



[停止]

スタッフロールはなしに
ここでぶった切られる。

『モービィ』達がその後どうなったのか?
倒した描写とは見えず、逃げたと思われる『イコマーダ』はどうなったのか?
地上と地下帝国の『ダイナムール』とはどうなったのか?
一切、その後が描かれないまま終わりとなってしまう。
分かったのはかつての歴史だけかよ…
消化不良感半端ねぇ…


上記のエンディング含めてゲームのストーリーを
劇中の台詞などをまとめると…


 人類が栄える前に地上にはレムリア文明があった。

 3400万年前
 地上のレムリア(ノンマルター王国)に水没があり
 レムリアの人々は地底へとやってきたが
 地底はガイア文明が支配していた。

 1万2000年前
 ムーとアトランティスの2つの大陸の水没
 ムーは地上へと逃れ、アトランティスは地底世界に向かい
 そこで既に地底を支配していたレムリアの人々と争い
 核戦争によってガイア文明もろとも滅び去ったのであった。

 その後で月からやってきたルナンが栄えた。
 『ルナン』の人々は
 『モービィ』達、『地上人』と『ダイナムール人』たちの祖先である。

このゲームとしては『ノンマルター人』達が
かつての繁栄を取り戻そうと『ダイナムール人』達を襲い
いずれ地上世界をも支配しようとしている所ってところか

それで…
『モービィ』に関してはその過程で恋人『ジギイ』との悲劇が訪れるわけだ。

道中「バイオニックモンスター」『バンダール』というのと戦って倒すことになる。
それは人間の脳を組み込んだモンスターである。
倒した後で進んでいくとそこで助けた『モービィ』の父『バンダ』がこういう。

モービィ:おとうさま!
 たすけにきたわ!

 イコマーダは また
 逃げてしまったわ


バンダ:モービィ!

 ジギイのことだが
 手おくれのようだ

 奴らのラボで
 のうみそを ぬき取られて

 バイオニック モンスター
 バンダールとなってしまった


モービィ:バンダール!ジギイが?

 さっきのモンスターには
 ジギイの のうみそが?

 ひどすぎるわ!

 ジギイの いたい は どこ?


バンダ:このタワーのラボに・・・

モービィ:・・・


その先の念願の(?)ラボで『モービィ』は『ジギイ』の亡骸と対面する。
『ジギイ』の頭部には包帯が巻かれていたが顔は綺麗なままであった。

モービィ:・・・

 ジギイ・・・
 やっと あえたというのに・・・

『ジギイ』に口づけをする『モービィ』
涙が光る。

モービィ:あいしているわ


『モービィ』からしてみれば泣けるシーンなんだけどさ…
プレイヤーからするとさ…初対面なんだよねぇ…遺体だけどさ…
彼が喋る台詞0だからさ~。何とも思えないんだよねぇ…悪いんだけど…
一応『モービィ』が少し前に

「NEVER GIVE UP
 生命さえあれば
 きっと 未来が」

と、口にするが…
それは『ジギイ』の口癖だという事がこのイベントの後に発覚する。

そうだ。亡骸再会シーンで
『モービィ』が彼の頬を触る所とか
キスして涙を流すところなどは非常にきれいに描かれている。
このゲームの最大見所ではある。


まぁ、ストーリー的にはやや不満があるが…
このゲームには若干ネタが独特で面白い。

『モービィ』面白台詞なんかもあったりする。
ちと流れを書いていく。

モービィ:ガース・・・
ガース:フフフ・・・
 まだ 生きておったか

 地上人よ・・・
 われわれに さからう奴は
 いきて かえすわけには いかぬ

モービィ:・・・
 はなすことは それだけ?

 地底も あついけど
 女を なめたら ヤケドするわよ!

ガース:ムムム・・・

モービィ:にがさないから・・・


・「地底も暑いけど女を舐めたらヤケドするわよ」

上手い事言ったつもりなんだろうけど…
う~ん…
綺麗な人だから許す!



5面

モービィ:イコマーダ!

 にがさないから・・・

イコマーダ:フフフ・・・

 しつこい 奴め・・・

 われわれのボス・・・
 ソガゾルドさまに さからう奴は

 生かしておく わけには いかぬ!

モービィ:生命を はって 生きてるから
 からだには じしん あるわ!

 にげるのが 上手な アンタに
 生きる しかく なんか ない!

イコマーダ:ムムム・・・

モービィ:ジギイの かたき!


・「生命を張って生きてるから体には自信あるわ!
 逃げるのが上手なアンタに生きる資格なんかない!」

「私は命張って生きているから、逃げるのが上手いお前は生きてるんじゃねー」
ってよーわからん理屈だわな。
最初から「ジギイの仇!こっちこそアンタは生かして帰さない!」って方が感情的に納得できる。
ちなみに「こどもはBボタン」で有名の
ゴルゴ13 ~第一章 神々の黄昏~」にて「命を張っているから体には自信がある」と女性が言うのだ。製作者は同じなのか?

それにしても部下と幹部。
「ムムム・・・」が好きやなぁ~
ノンマルター人の好みなんかな?(笑)

そういえば味方側のキャラクター。
『ジギイ』以外はみんな助かっているのがねぇ…
安易なお涙頂戴役として脳を抜かれたキャラクターなんじゃないかとさえ思ってしまうんだよな。
まぁ容量が限られるファミコンでは掘り下げてもいられんか…


VZR5の乗組員生物学者である生き残りの『マイク』の悪態がネタとして光る。

1面

マイク:だから こんな 地底世界へ
 ついて来るのは イヤだったんだ!

マイク:あんな モンスターに
 かてるわけが ないじゃないか!

即、文句から入る。


マイク:ビシバシ シュートして
 はやく 奴を やっつけてくれ!

『ビシバシ』って…
適当やな…

マイク:たんさいぼう なら
 その中心にある カクを ねらえ!

たまにはいい事も言う。

2面

マイク:この 分析ロボット・・・
 ぶっこわれて ねえだろうな・・・

(1面で発見する故障ロボット、『モービィ』が応急修理した)

マイク:ポンコツ ロボット め・・・
 はやく なんとか しろ!

お前もなんとかしろ!

マイク:エレクトロ ガトリングの 方が
 パワーは ありそうだな・・・


3面
マイク:メルト ニードルを
 つかって みようぜ



マイク:メルト ニードルは
 何の やくにも たたねえぜ

4面以降では『マイク』は敵に奪われたVZR5内にいるので台詞なし
残念!!

そうそう。上記オウム返しは
計9回。
(含めるのを迷ったのもあるが…)

ちなみに「ラボ・・・?」は3回。
そりゃ某課長も着目するわ(笑)

値段が高かったなぁ…
2019年の夏に購入したが
15000円もしたんだもんな。
その価値があるだけ遊びつくしたかって言ったら…
う~ん。
『モービィ』は可愛かったが…
それだけじゃ流石になぁ…
もうちっとサービスシーンでもあればなぁ…
女子キャラ出るとそっち系ばっかやんけ!!



マイク:この レビュアー・・・
 ぶっこわれて ねえだろうな・・・

バンダ:マイク!
 髭人のことだが
 手おくれのようだ

髭人:おい!!
 その展開は…
 俺は脳を抜かれたのかッ!?

イコマーダ:俺だって脳を抜く相手を選ぶ権利があるよ。
髭人:……。




終劇

「プロ野球?殺人事件」 レビュー (ファミコン)

2019-12-20 21:00:34 | ファミコンレビュー
特殊なアドベンチャーゲーム
開発はカプコン第2企画室
発売はカプコン
1988年12月24日発売

あらすじ

 9月8日、主人公の『いがわ』が寝そべってテレビを眺めていると
 スポーツニュースが放送されていた。
 『すずき しんや』が『ガンアンツ』と『スワンズ』との試合結果を伝えている。
 そこへ臨時ニュースが入ってくる。

 すずき
  「今日 3時半ごろ
   都内の プリンセスホテルの
   地下駐車場で
   東京 印刷 勤務の

   『はらだ のぶやす』さんが
   殺されているのが
   発見されました。」

 その時、家のインターホンが鳴り、玄関に出る『いがわ』

 いがわ「はーい。どなたですか?」

 そこに現れたのはその日の試合でエラーを出したとニュース言われていた『ほら』だった。
 右手にはアタッシュケースが握られていた。

 ほら「いがわさん!!」

 いがわ「よう!! こんな時間に
  どうしたんだよ?」

 ほら「そ・・それが おおたさんに
  このアタッシュケースを
  押し付けられたんですよ!!」

 いがわ「最初っから
  説明してくれよ。」

 ほら「はい 実は・・・・
  僕 4番の プレッシャーで

  円形脱毛症に
  なったんですよ。

  それで『タイガーキャッツ』の
  『かきふ』さんが いい薬を
  持っているって 聞いたんで

  今日の午後 彼と
  『プリンセスホテル』で会って
  そのことを聞いたんですけど
  ただの デマだったんです。

  仕方なく 帰ろうとすると
  走ってきた 男に
  これを 押し付けられたんです」

 場面は『プリンセスホテル』の駐車場で『かきふ』に会っているところで
 男にアタッシュケースを押し付けられている所に切り替わる。

 ほら「あっ!!『ほうにちスポーツ』の
  『おおた』さん!!」

 おおた「これを預かってくれ。」

 無理にアタッシュケースを押し付けると
 『おおた』はいなくなってしまう。

 ほら「ちょ・・ちょっと!!
  『おおた』さんったら・・・・
  いってしまった・・・・」

 そこへサングラスをかけマスクをした怪しい男が迫ってくる。

 かきふ「誰か 追ってくるぞ!!
  早く 車を 出そう!!」

 場面は『いがわ』宅の玄関に戻る。

 いがわ「おい おい!!
  そのプリンセスホテルって」
  『はらだ』って 男の死体が
  見つかったところだろ?」

 ほら「そうなんですか?」

 ほらはその事実を知らない様子。

 いがわ「今テレビで やってたぜ

  あっ!! そうだ。
  アタッシュケースの 中を
  調べてみろよ!!」

 中にあったのは大量の札束だった。

 ほら「ウワーッ!! 札束だ。

  どうしよう? いがわさん」

 『いがわ』にすり寄る『ほら』

 いがわ「ウーン。
  警察に行った方が・・・・」

 そこへ、ドアをノックする声がある。

 警官「警察です!!
  『ほら』さんが こちらに
  おられると 聞いたんですが・・」

 警官数人がドアを開け、開いたアタッシュケースの
 札束を見つけた。

 警官「あっ!! そのお金は・・」

 いがわ「これは 『たつ』が・・・・」

 ほら「そんな 薄情な!!」

 いがわ「お巡りさん。
  僕は 潔白です。
  悪いのは 『たつ』なんですよ!!」

 ほら「くそー!! こうなれば・・」

 『ほら』は裏口からどこかへと消えた。

 いがわ「あっ!! 待つんだ 『たつ』!!」

 『いがわ』は『ほら』追いかけた。

 警官「コラー!!
  二人とも待てーっ。」


 『いがわ』は警察から追われる身になってしまった。
 『ほら』に自分が『おおた』から話を聞くから隠れていろと言い…
 自身の潔白を証明するため、事件の真相を追う事にした。


特徴

当時の野球選手をモチーフとした架空のキャラが多数登場。

左上に『LP』と書かれているが
これは『ライフポイント』の略であり
ずっと歩いていると減っていく。
『風邪』や『やけど』などの状態異常に陥ると減りが速くなる。
(『病院』で解消可能)
0になると特定の場所から再開となる。

町の至る所に警官やパトカーが配備されており
発見されるとまず職務質問される。
それで回避できることもあるが
見つかってしまうと

縦スクロールシューティングが始まる。

無数の警官が現れ、手錠のようなものをなげてくる。
これに当たるなどして『LP』が0になると警察署に捕まってしまう。
ゲームオーバーではないが
お金は0になり、アイテムも没収される。
その上、脱獄しなければならず
アイテムに関しては、そこの警察署を探せばバッグがあるので
それを回収するのが第一歩である。
(お金が0になる事を考えればマメにセーブしてリセットで再開するのが吉である)

車を使う事が出来る。
移動速度が急激に上がるが移動できるのは道路上のみ。
燃料の概念があり燃料が0になると当然、行動不能となる。
(GSで給油可能、勿論、有料)
駐車場以外に駐車すると、建物出入りをした後で警官がうろついている。
(駐車場に駐車すると料金が必要)


良い点
特になし


悪い点
・隣接したキャラを認識しない。
・警官い過ぎ
・広すぎ
・ミニゲームの成否後の継続
・フラグ立て



得点は10点


・隣接したキャラを認識しない。

 RPGっぽいトップビューの画面で
 Aボタンでコマンドが出る。
 で、人に隣接して即座にコマンド開いて『はなす』を実行するが

 「だれもいない」

 というメッセージが表示されるのだ。
 隣接してピッタリとしてから『はなす』を選ばないといけないのだ。
 そんな仕様の癖に追って来る警官がウゼェ…


・警官い過ぎ

 警官の直線上に立ったり、
 乗車中にパトカー付近に近づくと追って来るんだけどさ…
 
 まず、やたらと多い。
 後半になると私服警官も混じってるしウゼェ…

 それでまず最接近されると職務質問される。
 それで主人公が白を切るんだが
 見破られるとミニゲームとなる。

 そのミニゲームも面白くないし
 クリアしてもメリット皆無である。


・広すぎ

 マップがやたら広く似たような建物が多く

 『病院』『新聞社』『ホテル』

 などは看板があるので区別が付くが
 同じ町にそれらの建物が複数ある所もある。
 それなのにどの病院なのかなどは外から区別がつかないのである。

 それに、このゲーム、
 町の建物に入った時に
 ドラクエで言えば外見と中の大きさが一致しているが
 本作は建物内の構造が外見に比べて
 拡大するから1つ1つの建物内を探すのが大変である。


・ミニゲームの成否後の継続

 ゲーム内で球団のプロテストを受ける事になる。
 3つの競技で合格すると入団という事になるが…

 『100m走』:12秒以内にゴールせよ
   審判が「よーいどん」する前に走るとフライングとなる。

  操作方法:ボタン連打


 『遠投』:3投して、90mを1回でも超えよ
   投げるラインを越えて走ってしまうと失投となる。
   
  操作方法:ボタン長押しで走り、ボタンを1回離し次のボタンで投げる。


 『守備』:バッターが打つ。
   その際、10回中、8回以上守備を成功させよ。

  フライならノーバウンドで取れ。
  ゴロならバウンドしてもOKだが後逸させるな。


  操作方法
   十字キー:移動
   十字キー+Aボタン:スライディング


 このミニゲーム、成否が隠しても中断せずに続くんだよね。
 特に『守備』がウザいわ。
 3回目ミスると失敗確定なのだが10回もキチンとありやがる。
 何で不合格確定なのに即座に終わらせないんだよ。
 しかもやたらとテンポが悪い。
 早くボールを打てこのアホが!

 え?失敗したのだから、次、成功するように練習させてやっているだと?
 ちなみに初回で8回守備が成功しても10回もやる。
 合格したからって気を抜かず最後まで楽しめ?
 飽き飽きしてんだよ。こっちは!!


・フラグ立て

 フラグ立てるのもわかり辛いんだよなぁ…
 これはネタバレが絡むので伏せておくが…




実在する人をモチーフとしたアドベンチャーと言えば
さんまの名探偵」なんか挙がるかな。
あっちは実際の名前を使っているのに対して
(吉本興業からの許可は撮っているようだが
 登場人物の実在している人、全員に許可を取った訳ではないようだが)
こっちはもじっているレベルにとどまっているから無許可だろう…
ゲームとしての出来が軍配が上がるのは圧倒的「さんまの名探偵」だわな。
遊び易いし、登場人物の特徴(テレビ上での雰囲気など)を捉えているし
このゲームの登場人物は製作側の妄想で作り上げた…
いや、ゲームの都合で作ったんだろな。


あちこち「横浜」「川崎」「東京」「所沢」「名古屋」「大阪」「広島」など
色んな都市に行く事になるが
直接、事件に関わっているイベントは少なく数えるほどの知人、隣人などから
浅い話を聞いて別の都市に移動なんて事が多く発生する。
正直に言って、プレイするのを長引かせようとして
マップを広くしたりとか警官要素を入れたりミニゲームを入れるなどして
水増ししているというか内容を薄めているというか…

それも楽しければいいんだけどね。
警官から逃げるのは実質ペナルティ的扱いだもん。
敵のパターンが変わったり、敵の種類が多かったり、アイテムなどが出て来るなんて事はない。
2回もやればもう飽きる。
警官に捕まる度に毎回、繰り返しやらされるのは相当キツイ。

逃げ切ってもメリットなし。
サービスシーンなどもありゃしない。
ゲームのヒントくれるぐらいやれや。
しかも、逃げ切った後は、
特定の場所からのスタートとなるので
捕まった場所に戻らなければならない。

LPだの警官などは普通にプレイするのを阻害するシステムでしかない。
ただでさえだだっ広いフィールドなのに余計な事をするのか!!
もし入れるのならゲームを面白くさせるなりちゃんと意味を持たせろ!!

あれこれ非常に面倒なのでクリアしたいのなら
攻略サイトやらプレイ動画を参考にするのをオススメする。
個人的には攻略サイトを利用してなどわざわざこのゲームを真面目にプレイしてクリアするよりも
クリア動画を見てしまうのが一番賢明だと言えるがね。(言うたらアカン奴ね)


当時のプロ野球人気は分かるが…
本作は「日本野球機構(NPB)」からライセンスを受けていない。
ファミスタでさえ「ファミスタ’93(1992年12月22日発売)」からである。

野球選手の名前はみんな架空だものな…
電源を付けての最初のメッセージ

「このゲームは フイクションであり
 じつざいの じんぶつ だんたいとは
 いっさい かんけいありません」

と、逃げ口上。
タイトルに「プロ野球?」なんてクエスチョンマークを付けている時点で

「このゲーム、権利とかあらゆる意味で大丈夫か?」

という風に疑問に塗れていたんじゃなかろうか思える悲しきゲームである。

「カプコン」と言ったら
当時は良作や名作を数多くだしていたんだけどね。

「任天堂」「ナムコ」「コナミ」「カプコン」

これらのメーカーの信頼度が高かった。
故に他社に開発をさせたものならともかく(アーケードの移植とか)
自社開発だもんな…コレ…

「派手にやっちまったな~。カプコン」

って思えた作品でしたわ(悲)
まぁ、上記のメーカーが当時発売の全てのゲームはやらかした事はないとは言わんが…
本作に関しては強く感じたわ。
ちなみに同日発売には同じ「カプコン」から「ロックマン2 ~Dr.ワイリーの謎~」が出ている。
同じ発売日だと売り上げも割れるだろうに…
いや…

「ダメだなこのゲーム。
 クリスマスイブだしこれを逃す手はない。売っちまえ」
「主力はロックマン2だからええべ」

って既に察していたんだろうな。
1988年12月24日発売の本作
1989年1月7日までが昭和だから…
昭和最後のクリスマスイブに発売されたソフトとなる…



ここからがネタバレ
























自宅に帰って『いがわ』の奥さんである『まきこ』夫人と話しかけると

「もう寝る?」

と聞いて来るので「はい」と答えると一緒に着いて来て
ベッドで「やすむ」とハートマークが出る。
夫婦なんだからそれは普通だけどさ…

ゲーム終盤で女装可能になるのだが
女装中にも女装について触れることなく

「もう寝る?」

と聞いてきて、普通に一緒に寝る事が出来てやっぱりハートマーク。
女装した旦那を受け入れるほど妻の懐があまりにも深いのか…
お前等、夫婦、どんなコトをしてんねん…




さて…
お話について語るが…

登場人物はやたらといるが事件についての主要人物はいくらか絞られる。
説明しておこう。

『ほら たつのり』:ガンアンツの野手
 9月8日に
 『プリンセスホテル』駐車場で『かきふ』に話をしていると 
 『おおた』という人物から札束入りのアタッシュケースを押し付けられ
 『いがわ』宅に駆け込む。

『かきふ まさゆき』:タイガーキャッツの野手
 9月8日に
 『プリセンスホテル』駐車場で『ほら』と話している所に
 『ほら』に『おおた』がアタッシュケースを
 押し付けている場面に居合わせた。

『かわむら』:日本スポーツの記者

『おおた』:報日スポーツの記者
 金に困っていた。

『はしもと』:フジタテレビのディレクター
 女装趣味あり

『おの ひろゆき』:東西出版のカメラマン。
 ひたすらスキャンダルを追っている。
 9月8日以降行方不明。

『はらだ のぶやす』:東京印刷の社員
 9月8日、午後3時半ごろ、
 『プリセンスホテル』地下駐車場で死体で発見される。
 偽札に手を出していた。
 ちなみに『ヤス』とも呼ばれていた。


って所か…
この事件は2つの件が重なってややこしくしている。


まず

 『はらだ』と『かわむら』は偽札を作成していた。
 駐車場で金を受け取る時に喧嘩になっていた時に

 自分の父に大金が必要であった『おおた』は
 『かわむら』が大金の受け渡しの話を聞きつけた為に
 アタッシュケースを奪った。中身が偽札だとは知らずに…

 『かわむら』はその喧嘩の際に『はらだ』を殺害していた。


 その直後、アタッシュケースを『おおた』が『ほら』に押し付けていたのだが
 それを見ておいかけてきた『かわむら』に
 『ほら』と『かきふ』が顔を見られたために
 みんな殺害されると思った『おおた』は

 その後
 「『ほら』が偽札事件に巻き込まれたから靖国神社まで来てくれ」
 と、連絡がして、『かきふ』が慌てていくと
 『おおた』に殴られ気絶。
 その後『かきふ』は入院するのだが記憶喪失になっていた。


 丁度駐車場に居合わせていた『おの』は
 アタッシュケースを『おおた』が『ほら』に押し付けている所の写真を撮影していた。

 『おの』に撮影されたのを『かわむら』は知っていた。
 『かわむら』にしてみれば少し前に『はらだ』を殺害していたこともあり
 その写真が世に出れば『はらだ』殺害の犯行が発覚する恐れがあるので
 『おの』も殺害するに至ったのである。

それとは別に…

 フジタテレビのディレクター『はしもと』には女装趣味があり
 カメラマンの『おの』は女装している『はしもと』の姿を写真に撮ってゆすった。
 それにより『はしもと』は9日夜に『おの』殺害を計画。

 『はしもと』は『おの』を呼び出して
 2人がもみ合っていると『おの』が頭を打ち
 気絶してしまった。
 初めは殺害しようと思っていた『はしもと』は
 そのことに怖くなって逃走したが2時間後戻ると
 『おの』の胸にはナイフが突き立てられていた。
 (これは『かわむら』の犯行である)

 『はしもと』は自分が疑われると思い『おの』の死体を川に流した。

 『はしもと』はその後、死体遺棄という事で自首した。



真相がわかった『いがわ』に自首しろと言われる『かわむら』

かわむら「スパッ スパッ…
 たばこの 煙っちゅうのは
 煙いもんやな むしょから出たら
 禁煙でも しよか。」

刑務所から出たら?
2人も殺したら最悪、死刑やろお前。
同情の余地ねぇし
しかし、事件を解き明かされむなしさを表現しているっぽい感じを出しているが
冷静に見ると何もないな。
別にタバコが捜査の決め手になったわけでもないし


さて…
事件の真相が分かった所で
その後どうなったかというと…

記憶喪失だった『かきふ』が記憶を取り戻しドームでの『いがわ』との対戦を望む。
ストーリー中、必要な小切手を入手可能な『ガンアンツ』の入団試験に合格していたので
エアードームに行って『くあた』に話かける事で対戦となる。

『ガンアンツ』VS『タイガーキャッツ』
優勝決定戦

9回表2アウト

ガンアンツ1点リード 
攻撃は『タイガーキャッツ』2アウト満塁
ピンチヒッター『かきふ』

1打席を押さえれば勝ちとなるが…
まぁ…この『かきふ』がクッソ強い。
打たれて、正面に跳べばホームランは確定である。
ストライクゾーンギリギリを下ボタンを押して
速球を投げるって感じか…(それでも打たれるときは打たれる)

試合の後は、
野球ニュースがテレビ画面に
『すずき』という者と『いがわ』が出て来て
試合結果を報告する。

その後で共通して
すずき「そういえば
 かきふ選手を 監禁したと
 自首していた

 おおたかずひこさんですが

 かきふせんしゅが 転んで
 頭を 打ったっきり 何も
 覚えてないと 証言して
 釈放されたようです。
 
 ともあれ 良かったですね。」


スタッフロールという運びとなる。

『おおた』以外のキャラがその後どうなったかの描写は一切ない。
『いがわ』の潔白が証明されて嫁さんが喜ぶなんてあってもええだろ。

それと『かきふ』との対戦で
勝っても負けても2人のコメントが違う程度でエンディングに違いはない。
『ガンアンツ』が優勝したんだから優勝パレードの様子くらい出さんかい!!

まぁ…
製作スタッフも製作途中で察したんだろうな。
野球で言えばシーズン途中で故障したって所か…
シーズン開幕直後に…
もう後戻りできなかったんだろうな~。

という心境に至りました。

ちなみに本作ではゲーム途中
『はしもと』が真相を話した直後にこんなネタがある。


 いがわ「突然ですが お知らせです」
 カプコンスタッフ「さて 事件も 佳境を
  迎えましたが この 続きは
  当社 発売の デイスク
  後編で お楽しみください。」

 いがわ「じゃ またね!!」

 タイトル画面…

 先ほどの画面に戻る。

 いがわ「…と いうような 冗談は
  置いておいて
  ゲームを続けましょう」

 カプコン社員「お後が よろしいようで。」


が…
プレイがしんどい。
地下での人探しはロクにヒントもないからエグいに尽きる。
個人的には迷宮入りで良いからはよ終わってくれ感じだった(苦笑)

終わってみれば事件に関して言えば
時間が出ていたから犯行時間を騙すような秀逸なトリックがあるのかと思えばそうではなく…
金絡み、女装趣味のゆすり、犯行発覚の隠滅というような犯行理由では犯人に同情出来る訳でもなく…
感情移入できるようなキャラクターもいる訳でもない…

で、残った事と言えば…
やたらマップが広大で調べるのに難儀する仕様
ヒントが乏しく非常に不親切な謎解き
そして捜査を邪魔するウザい警官達

そして
それら今までの苦労を洗い流すようなエンディングでもない。

誉める所がねぇ…

野球で言えば

四球ばかりの押し出しでコールド負けをしているようなクソ試合かな?

見所皆無だわ。
ブーイングさえ上がるだろう。

『ヤス』とか『こうぞう』とか「ポートピア連続殺人事件」を思い出させる要素はあるが
インパクト的にはその「ポートピア」に劣る。
というか比較してはいけないレベル。


せいぜい、このゲームでは
上記、女装した『いがわ』が『奥さん』とハートマーク出るようなコトをしているという
しょーもないネタで盛り上がるぐらいの事しか話題がねぇ。

いくら冒頭で

「このゲームは フイクションであり
 じつざいの じんぶつ だんたいとは
 いっさい かんけいありません」

と無関係アピールしたところで当時の野球業界を知る人なら元キャラが誰かは分かるだろう。

それでこのゲームの出来。
というかタイトルに「殺人事件」言っているのに被害者加害者も野球関係者いねぇって…

被害者は「印刷会社の社員」「カメラマン」
加害者は「新聞記者」(死体遺棄で「TV局ディレクター」)

タイトルの「?」を入れる事で
折角架空アピールしたのだから守りに入らずはっちゃけろよ!
冒頭で実在する「桂文珍」氏が殺害される「さんまの名探偵」ぐらい攻めろよ。
(この件は事務所はOKを出したものの本人には無許可だったようだがな…)
それでも野球界から圧力がかけられるかもしれないと恐れるのなら
最初から題材として選ばなきゃいいのに…


それでこのゲームとしては

「警察の目を欺く為に女装する主人公」
「主人公は女装してから女装趣味の人たちを集めたパーティに参加する」
「女装趣味を撮られてゆすられて犯行を思い立つTV局ディレクター」

など女装関係が目立つゲームである。
別の路線で攻めてはいるな…(苦笑)

スタッフは元ネタになった関係者全員のお宅に
挨拶というか謝罪に赴いてはいったんだろうか?
勿論、男性スタッフはこのゲームの特徴である女装をバッチリ決めて!
余裕で通報されるだろうけどね(笑)

それで警官やってきたらボール投げて抵抗!
普通に公務執行妨害だわ。

う~ん…
実に悪い方向で話が進むなぁ…
そのオチもうまい具合に収束しそうにねぇし…
このゲームそのものだな…
仕方がない…奥の手だ。


髭人「お後が よろしいようで」



全然よろしくねーよッ!!



「アフターバーナー」 レビュー (ファミコン)

2019-12-13 21:00:47 | ファミコンレビュー
アーケード版「アフターバーナーⅡ(1987年稼働)」の移植作品
3Dシューティング
開発と発売はソフト
1989年3月30日発売

あらすじ

アーケード版の「I」のあらすじを紹介する。
尚、本作はアーケード版の「II」からの移植である。
一応、アーケード版の「I」がプロトタイプ、
アーケード版の「II」が完成版という扱いだからだ。
(ややこしい…)

A国海軍のパイロットが最新鋭戦闘機F-14トムキャットXX(ダブルエックス)に搭乗し、
Z国の包囲網を突破し機密兵器情報の入ったフロッピーディスクを輸送する。


特徴

3Dシューティングであるが
スペースハリアー」や「アタックアニマル学園」と同様、奥に向かって飛行し続ける。
スターラスター」のように前後上下左右という任意移動は出来ない。

自機は多数のミサイルを装備し敵機を視界の前方に捉えると自動的にロックオンし
そこでミサイルを発射するとミサイルが自動的に敵機を追尾して、破壊する。

ミサイルには弾数制限があり
ステージの合間に自動的に補給してくれる。


通常では
下キーで上昇し
上キーで下降する。
PSの「エースコンバット」の操作感覚である。

機体としては
下キーを押して機尾が下げる事で機首が上がり上昇する。
上キーを押して機尾が上げる事で機首が下がって下降する。

※リバースモードで始めると上キーで上昇し、下キーで下降する。


操作方法

 上キー:下降
 下キー:上昇
 左右キー:キーの方向に移動

  左右キー、一方向を押してから逆方向:宙返り

 Aボタン:ミサイル(弾数あり)
 Bボタン:機銃(無制限)

 スタートボタン:アフターバーナー(加速)
 セレクトボタン:ポーズ(点数やミサイル数などの確認)


得点40点


良い点
・飛行の速さ
・曲


悪い点
・見づらさ
・単調


良い点の解説
・飛行の速さ

 戦闘機という事もあって高速で飛行しているという表現は 
 ファミコンなら素晴らしいと言える。


・曲

 カッコいい曲が多い。


悪い点の解説

・見づらさ

 ファミコンの表現上、足りない部分があるのか
 敵機のミサイルなど視認しづらい部分がある。
 例えば、自機が表示されるがその部分から来る敵ミサイルはプレイヤーには見えない。
 だからいつの間にかやられているなんて事態も起こりうる。


・単調


 いくつか要素があるので説明しようか

 ①敵が戦闘機のみ
  ヘリとか地上物などはない。
  (渓谷ステージでは
   車やテントを破壊できるが攻撃はしてこない)

 ②ボスがいない
  飛行し続けてもボスは存在しないのだ。
  巨大空母との戦闘などないのだ。


 ③アイテムがない。
  そのままである。敵を倒してアイテムが出現するなんて事はない。
  ミサイルの補充があるぐらいだが
  ロックオンした敵機に1機に1発を守っていれば弾切れなんて事態は起きないし
  ロックオンせずにミサイルを弾幕のように撃ちまくった所で何の意味もないもないので

  「ミサイルの補充はいるか?」

  という話になる…


 ④クリア条件
  ②の通り、ボスがおらず、特殊条件もない。
  ステージを飛行し続けられればステージクリアである。


 ⑤ミスのバリエーションの少なさ。

  こちらがミスとなるものは

  『正面から飛んでくる敵戦闘機からのミサイルに当たる』
  『後方から飛んでくる誰が撃ったか分からないミサイルに当たる』
  『渓谷ステージに建っている鉄塔に接触する』

  の3種類。
    
  これに関してはアーケード版からの指摘でもあるのかもしれないが
  背景は昼間や夜間など目まぐるしく変化するぐらいなのがなぁ…
  ステージを重ねるごとに敵機のミサイル攻撃などが苛烈になるぐらいであり
  ちと寂しい。



これは人によるから悪い点にはしなかったが…
『宙返り』で画面の空と陸地が一回転する光景が表示されるので
プレイしていて『酔う』方はいるだろう。
酔いづらい人でもあまり宙返りを連発しない方がいい。

まぁ…難しい。
敵から発射された発射をどのように避けるかのパターン化しないと
裏ワザを組み合わせた無限コンテニューを駆使しても
コンテニューはその場再開ではなく
ステージ最初からになるので3機で1ステージクリア出来ないと
クリアはおぼつかない。
それぐらい難しい。


戦闘機の飛行感覚、その速度、ミサイルの誘導など
「サンソフト」さんはファミコンに移植するのを相当頑張ったんだろう。
それは分かる。分かるけども…

体感ゲームってのは
ハッキリ言って、アーケードの大型筐体でプレイしてこそだよね…
「アフターバーナー」だと筐体に乗り込み
大きな画面でありレバー操作でプレイヤー自身が傾いたりするのだ。
アーケードだとプレイの度に金がかかるからな。
ファミコンで練習するって所で
自機の傾きはセルフで自分でやってくれって感じかねぇ~
切ねぇ…


裏ワザ
・コンテニュー

 ゲームオーバーになり、タイトル画面で
 「PUSH START」が表示されたら
 Bボタンを7回、Aボタンを7回、セレクトボタンを7回押すと
 ロックオンした音が聞こえるのでそれで成功。

 ステージ最初から再プレイが可能となる。
 但し3回しか使えない。(残り回数は表示されない)


・リバースモード

 タイトル画面で
 2コントローラのBボタンを押しながら
 1コントローラのセレクトボタンを押しながらスタートボタン。

 すると上キーで上昇、下キーで下降する『リバースモード』となる



・無限コンテニュー

 上記の方法でコンテニューを3回使い切った後、

 リバースモードを始める。
 すると画面に短時間に

 「REVERSE
  MODE」

 と表示される。
 その間にリセットボタンを押す。

 すると、3回押したら無効となる
 上記コンテニューコマンドが再び有効になる。 

 これを繰り返せば無限にコンテニューが可能である。

 (『REVERSE MODE』表示が終わってからリセットを押すと
  コンテニューコマンドを入力しても1面からの再開となってしまう)


ここからがネタバレ






















エンディングは発進した空母に着艦してエンディング。
「エースコンバット」のように着艦ミッションはなく自動的に着陸する。

ラストステージも普通の空だしな。
トンネル潜るというような事もなく生存し続ければクリアとなる。
(「エースコンバット」に毒され過ぎか…)
戦闘となれば生き残る事が最優先ってのは分からんでもないけどね。
ゲームとしてはそれどうなんって気がする…

うう~ん…
飛行機だけに墜落するような記事になってしまいましたとさ…(悲)




つまらなければ押すんじゃない。

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