サイドビューアクション
エイコムが開発
ビック東海から発売
1988年12月2日発売
あらすじ
新薬の注文を受け『トロッポ島』を訪れた科学者『ジャクソン』
飛行機を撃墜されて砂浜に不時着し、
銃を手に奪われた薬を回収しながら脱出するというストーリー。
島のモンスターは飛行機から持ち去った新薬の『マッチョマックス・ペレー』を隠し持っており、
それを服用することで強力なマッチョマンに変身することができる。
1本1万ドルだそうだ。
特徴
初期状態の『ジャクソン』は貧弱である。
敵の攻撃、1発で即死。
銃を持っていて残弾制。
弾が尽きると棍棒を振るう。
敵を倒すと『マッチョマックス・ペレー』というマッチョマークが出現する事があり
それを取ると上部に「GO!」という文字が表示され
その際にセレクトボタンを押すとマッチョに変身する事が出来る。
マッチョになるとその際、ポイントが体力となる。
体力1つきポイントは『5000』
最大体力は『14』で、総ポイントは『70000』という事になる。
上ボタンを押しながらBボタンを押すと体力を1つ消費してビームを放つ。
ジャクソン時の攻撃が『1』だとするなら
マッチョ時のパンチが『8』
マッチョのビーム『16』
一度マッチョになると
体力が尽きた時か
ステージをクリアした時にジャクソンに戻る。
ステージクリア時の場合、残り体力はポイントとして払い戻される。
マッチョ時にパンチで敵を倒すとアイテムとしてのポイントが出ない。
(マッチョのビームではポイントアイテムが出る)
操作方法
[ジャクソン時]
左右キー:移動
下キー:しゃがむ
Bボタン:射撃or棍棒(残弾0の時)
Aボタン:ジャンプ
セレクトボタン:マッチョに変身
(マッチョマックス・ペレー所持で5000ポイント以上)
スタートボタン:ポーズ
[マッチョ時]
左右キー:移動
下キー:しゃがむ
Bボタン:アッパーパンチ
上+Bボタン:ビーム
Aボタン:ジャンプ
スタートボタン:ポーズ
得点は40点
良い点
・『マッチョ』形態、ステージ中継続
悪い点
・『ジャクソン』時が弱すぎる。
・穴端の挙動とジャンプ力
・穴ばかりのステージ構成
・アイテム出現の不安定さ
・『ジャクソン』時が弱すぎる。
良い点の解説
・『マッチョ』形態、ステージ中継続
『マッチョ』形態になると曲が変わる。
普通のファミコンゲームの曲が変わるパワーアップ形態となると
一定時間が圧倒的であるが本作では継続する。
体力が尽きるかボスを倒すまで…ありがたい。
そしてボスを倒したら残り体力はポイントとして払い戻しされるのは良い。
ただ、 『マッチョ』時の攻撃のアッパーは
敵が吹っ飛んでしまって得点パネルやアイテムが出現しない。
但し、敵撃破時の得点は入る。
後、マッチョ時の曲はいい。
悪い点の解説
・穴端の挙動とジャンプ力
穴があってあまり手前からジャンプしようとすると
穴端の挙動が滑りやすく落下して死ぬ。
それにビビッて手前から飛ぼうとするとジャンプ力が足らず落ちる。
結構なギリギリなジャンプを意識し、マスターする必要がある。
・穴ばかりのステージ構成
『ジャクソン』の通常時は貧弱なので
『マッチョ』形態にして敵をなぎ倒していくようなスタイルにすると楽しい。
って所なのだが、中盤ぐらいから穴ばかりの構成。
『マッチョ』でも穴に落ちれば当然、即死。
死亡すればマッチョのライフ分のポイントは全て無くなる。
下部一面が穴でそんな中を
動く足場に乗って移動して
別の動く足場に飛び移れみたいな事もある。
・『ジャクソン』時が弱すぎる。
敵の弾や敵の体当たりで1発で死ぬ。
アクションゲームなら虚弱体質はよくあるけども
そんな状態でなのに主人公目掛けて突進する敵が多いんだよね。
何でこんな仕様にするん?
上記のアイテム出現の不安定さもあり
中盤、『マッチョ』になりたいのに 『マッチョマックス・ペレー』がねぇからマッチョになれん!
いくらポイントがあっても『ジャクソン』のまま何もできずに死ぬケース多発。
・敵の挙動
そんな『マッチョマックス・ペレー』がない状態だってのに
敵の動きに容赦はない。
というかその挙動が奇妙というか貧弱『ジャクソン』に合わない挙動なのだ。
ただ突進するだけならまだしも
接近したら急に挙動を変えて来るような奴。
斜め下に敵がいる。
ゆったり左右を歩いているだけで近づいた瞬間にこちらに向かってジャンプ体当たり。
斜め下だからこちらからの攻撃手段はねぇ…
かなり素早く飛び跳ねて来る。避けづらい!!
他にもおかしな動きをする奴。
ステージ2で2足歩行している象がいる。
歩いている先にその象の身長ぐらいの高さがある足場がある。
壁に当たった瞬間に方向を変えるか
それとも壁に触れた状態で足踏みを続けるか
後はジャンプして足場に乗って来るかというのが普通のゲームだが
本作は違う。
壁に触れた瞬間にそのまま壁の上に乗っているのだ。
どういう事やねん!
もちろん、その象がジャンプする挙動は見せていない。
瞬間移動するかのように足場の上に立っているのだ。
その象は『ジャクソン』の銃にかなり耐えるのでしかとしてジャンプして飛び越えたら
逆上したのかかなりの速度でこちらに向かってくる。
足場でジャンプして躱そうとすると足場にジャンプせずに乗り上げて来る仕様。
ウゼェッ!!
後、悪い点と言わないまでも不満というか不明な点。
・アイテム出現の不安定さ
『ジャクソン』時の銃か『マッチョ』時のビームで
敵を倒すと得点や『1UP』などのアイテムを出したりするのだが
重要アイテムが出たりでなかったりするんだよね。
『マッチョ』とか『1UP』とか
内部的には敵を倒した数などによって決定しているようだが
普通のプレイヤーには分からんわ。
1UPが出るかと思った所でなかったり
逆に1UPが連続して出て2~3機増えたりとか…
よくわからん。
後、中盤から敵の攻撃が苛烈になってくる。
穴落ちで死亡してしまうと当然、『ジャクソン』形態で『マッチョマックス・ペレー』なし
『マッチョ』になりたいのに『マッチョマックス・ペレー』が出ねぇ時があるんだよ。
それとやや不満なのが
コンテニューや面セレなどの裏ワザがないのだ。
「大技林」にはない。
ステージ4に行けば1つステージ前から
コンテニューできるなんて情報があるがまずそこまでいくのがつらかった…
後は、残機、銃の残弾無限なんて裏ワザのコマンドをネット上で見つけたものの…
そのコマンドを入力しても全く変わらんぞ。
デマなんじゃないのか?
電源付けた時点で
飛行機が垂直に落下している姿を背にした主人公が直立不動でこちらを見ている。
巨大な看板に「突然!マッチョマン」と書かれている。
「ヤベェぞ…このゲーム」
を実感させた(笑)
まぁ、スタート直後に
「WELCOME TO
THIS CRAZY
ISLAND」
って表示されるからな。
まさにその通りのゲーム展開(笑)
後、マッチョ化した時のライフ表示や残機表示に
顎ばかり表示されるのが気になる。
どんだけシャクレを全面に出したいねん(笑)
ゲームをプレイしていると
こちらの貧弱さに対して訳わからん挙動をしてくる敵に苛立つ。
マッチョになれば打開できるが穴落ちなどで『マッチョマックス・ペレー』を失うと辛い。
10万点以上のポイントを持っていても『マッチョマックス・ペレー』がないとマッチョになれない。
そんな『ジャクソン』状態でジリジリと残機を削られていくのはいい気がしない。
だから
このゲームはクリア時にマッチョの残り体力がポイントに払い戻しされるので
最大体力の7万ポイントをそれほど意識する必要はないはず。
ボスも大抵ゴリ押しで勝てる。
変に温存するのはやめて『マッチョマックス・ペレー』を取得したら
即使っていくようなスタイルがこのゲームには適切。
ポイント稼ぎをしようと貧乏くさく『ジャクソン』状態で
プレイし続けるのは縛りプレイと思える程キツイ。
というか敵の挙動などで激しくイラつく羽目になるのでやめておいた方がいい…
『ジャクソン』状態でないとポイントアイテムが出ないので殆ど稼ぎは出来ないが
序盤に『ジャクソン』状態で出来る限りポイントを貯めて
中盤からは盛大にマッチョを使っていくプレイが望ましい。
『ジャクソン』状態の貧弱さに腹が立ったが
上手くマッチョ状態を使っていけばそれなりに楽しめる。
ただ、その状態の落差で面白さを作っているように思えなくもない。
そしてそんなマッチョになったとしても注意するべきは…
穴!
ここからがネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ステージ毎の感想など
1面:浜辺ステージ
操作を覚える。
3方向の弾を吐く虫、突撃をかける鳥、3方向の弾を吐く蛇がウザい。
ここあたりで点数を稼ごう。
2面:森ステージ
象が硬い…
跳び越えてやり過ごそうとすると移動速度をあげやがる。
『ジャクソン』ならしゃがんで連射して倒したい。
見た目フライドポテトに足がついたような奴(ヤマアラシ)が
木から降って来る。
穴から飛び出してくるモグラがウザいが
3000点ポイントを比較的出す奴がいるので
ここで『ジャクソン状態』で
マッチョの体力のポイントの元手にするのが良い。
空を飛ぶ亀に乗らなければならず、
それは自動移動なのに敵が降って来るので
『ジャクソン』状態だと厳しい。
『マッチョ』になるのが正当といえる。
上下に揺れて怖いわ。
3面:森の河原ステージ
接近するとジャンプしてこっちに出て来るザリガニみたいのがウザい。
ジャンプして左右に動いてザリガニから飛び出すのを待つ。
川にちょこっと出てきたヤドカリも突然飛び出してくる。
川に注意。
ワニは2面の象と挙動は同じだが
下の川を進んで来てこちらが近づくとジャンプしてくる。
連射で倒すのが時間がかかるので出来るだけ手前で浮上させるべき。
丸太に乗る事になるが、端っこに着くと沈むのですぐに飛び移る。
ピラニアはしゃがめば『ジャクソン』でも倒せる。
4面:暗闇の森
暗い森でホラーテイスト。
マッチョになってもBGMが変わらない。
人魂みたいのが飛んで来たり
骸骨やらコウモリなどが出る。
弾を吐く青い骸骨がウザい。
にしても目が飛び出てるのか?
5面:岩場
穴が減るのでプレイしやすい。
ただ落ちる足場地帯があるので注意
ただ『アルマジロ』を落とす『翼竜』の動きに注意。
BGMが良い。
6面:浜辺
宇宙人やらUFOやらが登場する訳わからんステージ
2面の虫やら鳥なども出るお祭り的ステージ
そして何故か5面とBGMが共通である。
特に宇宙人はワープして急に背後から攻撃してくる事もある注意。
マッチョになれるのなら即座になっておいた方が無難。
各面ボスの訳わからなさは何だろうか…
1面:『巨大なライオンの頭部』
攻撃していると後頭部も顔になる。
キモイ!
2面:巨大な木。
目を攻撃していたら目が取れる。
キモイ!
3面:巨大なカバ
最初は目だけだが目を殴っていると姿を現す。
鼻を殴ればいい。
4面:骨野郎。
マッチョマンサイズ。
他のボスと比べて小さい。
そしてボスBGMがないので印象が薄い
5面:角の生えた竜。
首を攻撃していると再生する。
角が弱点。
6面:宇宙人?
ボスの左右にいるとビームを飛ばしてくる。
腹部辺りには当たり判定がないのでその辺に陣取るのが正解。
それで、何か光っているものを殴ればOK
第2形態などはない。
倒したら上空に向かって飛び立っていく。
流石
『クレイジーアイランド』…
全く持って理解できん…
エンディング。
船内の宇宙人を倒した後は
輪っかに包まれ何故か船上にワープする。
その際、腰に右手を当て左手の人差し指を立てドヤ顔を晒す『ジャクソン』(何やねんお前)
花火出て出港する。
スタッフロールと共に1枚絵が出る。
最後に
「 IT WAS NOT A
DAYDREAM THAT
HIS WONDER EXP.
THE ISLAND IS
UNBRANSED ZONE
SOMEWHRE...」
E N D
1988 @VIC TOKAI」
という文字とビル群のようなものが描かれて終える。
しかし…
発売元の「ビック東海」このゲームの前作が
「チェスター・フィールド」なんだよね。
最初の作品なのにゲーム冒頭「EPISODE II」と表示していた。
前日談を出す気満々な雰囲気を出していたのに…
その次の作品として突然、これを出す。
その判断は正しかったのか…
まぁ、開発などの都合があるから否定するほどではないけども…
いずれにせよ凄い勇気というか凄い時代であったかってのを思い知らされるね。
最後に
マッチョとなると言いたくなるのはやっぱりこんな台詞。
「全レトロゲーマーへ
ゲームショップで非常事態だ。
ファミコン メーカーはビック東海 ソフト色は黒 筋肉モリモリマッチョマンのバカゲーだ」
エイコムが開発
ビック東海から発売
1988年12月2日発売
あらすじ
新薬の注文を受け『トロッポ島』を訪れた科学者『ジャクソン』
飛行機を撃墜されて砂浜に不時着し、
銃を手に奪われた薬を回収しながら脱出するというストーリー。
島のモンスターは飛行機から持ち去った新薬の『マッチョマックス・ペレー』を隠し持っており、
それを服用することで強力なマッチョマンに変身することができる。
1本1万ドルだそうだ。
特徴
初期状態の『ジャクソン』は貧弱である。
敵の攻撃、1発で即死。
銃を持っていて残弾制。
弾が尽きると棍棒を振るう。
敵を倒すと『マッチョマックス・ペレー』というマッチョマークが出現する事があり
それを取ると上部に「GO!」という文字が表示され
その際にセレクトボタンを押すとマッチョに変身する事が出来る。
マッチョになるとその際、ポイントが体力となる。
体力1つきポイントは『5000』
最大体力は『14』で、総ポイントは『70000』という事になる。
上ボタンを押しながらBボタンを押すと体力を1つ消費してビームを放つ。
ジャクソン時の攻撃が『1』だとするなら
マッチョ時のパンチが『8』
マッチョのビーム『16』
一度マッチョになると
体力が尽きた時か
ステージをクリアした時にジャクソンに戻る。
ステージクリア時の場合、残り体力はポイントとして払い戻される。
マッチョ時にパンチで敵を倒すとアイテムとしてのポイントが出ない。
(マッチョのビームではポイントアイテムが出る)
操作方法
[ジャクソン時]
左右キー:移動
下キー:しゃがむ
Bボタン:射撃or棍棒(残弾0の時)
Aボタン:ジャンプ
セレクトボタン:マッチョに変身
(マッチョマックス・ペレー所持で5000ポイント以上)
スタートボタン:ポーズ
[マッチョ時]
左右キー:移動
下キー:しゃがむ
Bボタン:アッパーパンチ
上+Bボタン:ビーム
Aボタン:ジャンプ
スタートボタン:ポーズ
得点は40点
良い点
・『マッチョ』形態、ステージ中継続
悪い点
・『ジャクソン』時が弱すぎる。
・穴端の挙動とジャンプ力
・穴ばかりのステージ構成
・アイテム出現の不安定さ
・『ジャクソン』時が弱すぎる。
良い点の解説
・『マッチョ』形態、ステージ中継続
『マッチョ』形態になると曲が変わる。
普通のファミコンゲームの曲が変わるパワーアップ形態となると
一定時間が圧倒的であるが本作では継続する。
体力が尽きるかボスを倒すまで…ありがたい。
そしてボスを倒したら残り体力はポイントとして払い戻しされるのは良い。
ただ、 『マッチョ』時の攻撃のアッパーは
敵が吹っ飛んでしまって得点パネルやアイテムが出現しない。
但し、敵撃破時の得点は入る。
後、マッチョ時の曲はいい。
悪い点の解説
・穴端の挙動とジャンプ力
穴があってあまり手前からジャンプしようとすると
穴端の挙動が滑りやすく落下して死ぬ。
それにビビッて手前から飛ぼうとするとジャンプ力が足らず落ちる。
結構なギリギリなジャンプを意識し、マスターする必要がある。
・穴ばかりのステージ構成
『ジャクソン』の通常時は貧弱なので
『マッチョ』形態にして敵をなぎ倒していくようなスタイルにすると楽しい。
って所なのだが、中盤ぐらいから穴ばかりの構成。
『マッチョ』でも穴に落ちれば当然、即死。
死亡すればマッチョのライフ分のポイントは全て無くなる。
下部一面が穴でそんな中を
動く足場に乗って移動して
別の動く足場に飛び移れみたいな事もある。
・『ジャクソン』時が弱すぎる。
敵の弾や敵の体当たりで1発で死ぬ。
アクションゲームなら虚弱体質はよくあるけども
そんな状態でなのに主人公目掛けて突進する敵が多いんだよね。
何でこんな仕様にするん?
上記のアイテム出現の不安定さもあり
中盤、『マッチョ』になりたいのに 『マッチョマックス・ペレー』がねぇからマッチョになれん!
いくらポイントがあっても『ジャクソン』のまま何もできずに死ぬケース多発。
・敵の挙動
そんな『マッチョマックス・ペレー』がない状態だってのに
敵の動きに容赦はない。
というかその挙動が奇妙というか貧弱『ジャクソン』に合わない挙動なのだ。
ただ突進するだけならまだしも
接近したら急に挙動を変えて来るような奴。
斜め下に敵がいる。
ゆったり左右を歩いているだけで近づいた瞬間にこちらに向かってジャンプ体当たり。
斜め下だからこちらからの攻撃手段はねぇ…
かなり素早く飛び跳ねて来る。避けづらい!!
他にもおかしな動きをする奴。
ステージ2で2足歩行している象がいる。
歩いている先にその象の身長ぐらいの高さがある足場がある。
壁に当たった瞬間に方向を変えるか
それとも壁に触れた状態で足踏みを続けるか
後はジャンプして足場に乗って来るかというのが普通のゲームだが
本作は違う。
壁に触れた瞬間にそのまま壁の上に乗っているのだ。
どういう事やねん!
もちろん、その象がジャンプする挙動は見せていない。
瞬間移動するかのように足場の上に立っているのだ。
その象は『ジャクソン』の銃にかなり耐えるのでしかとしてジャンプして飛び越えたら
逆上したのかかなりの速度でこちらに向かってくる。
足場でジャンプして躱そうとすると足場にジャンプせずに乗り上げて来る仕様。
ウゼェッ!!
後、悪い点と言わないまでも不満というか不明な点。
・アイテム出現の不安定さ
『ジャクソン』時の銃か『マッチョ』時のビームで
敵を倒すと得点や『1UP』などのアイテムを出したりするのだが
重要アイテムが出たりでなかったりするんだよね。
『マッチョ』とか『1UP』とか
内部的には敵を倒した数などによって決定しているようだが
普通のプレイヤーには分からんわ。
1UPが出るかと思った所でなかったり
逆に1UPが連続して出て2~3機増えたりとか…
よくわからん。
後、中盤から敵の攻撃が苛烈になってくる。
穴落ちで死亡してしまうと当然、『ジャクソン』形態で『マッチョマックス・ペレー』なし
『マッチョ』になりたいのに『マッチョマックス・ペレー』が出ねぇ時があるんだよ。
それとやや不満なのが
コンテニューや面セレなどの裏ワザがないのだ。
「大技林」にはない。
ステージ4に行けば1つステージ前から
コンテニューできるなんて情報があるがまずそこまでいくのがつらかった…
後は、残機、銃の残弾無限なんて裏ワザのコマンドをネット上で見つけたものの…
そのコマンドを入力しても全く変わらんぞ。
デマなんじゃないのか?
電源付けた時点で
飛行機が垂直に落下している姿を背にした主人公が直立不動でこちらを見ている。
巨大な看板に「突然!マッチョマン」と書かれている。
「ヤベェぞ…このゲーム」
を実感させた(笑)
まぁ、スタート直後に
「WELCOME TO
THIS CRAZY
ISLAND」
って表示されるからな。
まさにその通りのゲーム展開(笑)
後、マッチョ化した時のライフ表示や残機表示に
顎ばかり表示されるのが気になる。
どんだけシャクレを全面に出したいねん(笑)
ゲームをプレイしていると
こちらの貧弱さに対して訳わからん挙動をしてくる敵に苛立つ。
マッチョになれば打開できるが穴落ちなどで『マッチョマックス・ペレー』を失うと辛い。
10万点以上のポイントを持っていても『マッチョマックス・ペレー』がないとマッチョになれない。
そんな『ジャクソン』状態でジリジリと残機を削られていくのはいい気がしない。
だから
このゲームはクリア時にマッチョの残り体力がポイントに払い戻しされるので
最大体力の7万ポイントをそれほど意識する必要はないはず。
ボスも大抵ゴリ押しで勝てる。
変に温存するのはやめて『マッチョマックス・ペレー』を取得したら
即使っていくようなスタイルがこのゲームには適切。
ポイント稼ぎをしようと貧乏くさく『ジャクソン』状態で
プレイし続けるのは縛りプレイと思える程キツイ。
というか敵の挙動などで激しくイラつく羽目になるのでやめておいた方がいい…
『ジャクソン』状態でないとポイントアイテムが出ないので殆ど稼ぎは出来ないが
序盤に『ジャクソン』状態で出来る限りポイントを貯めて
中盤からは盛大にマッチョを使っていくプレイが望ましい。
『ジャクソン』状態の貧弱さに腹が立ったが
上手くマッチョ状態を使っていけばそれなりに楽しめる。
ただ、その状態の落差で面白さを作っているように思えなくもない。
そしてそんなマッチョになったとしても注意するべきは…
穴!
ここからがネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ステージ毎の感想など
1面:浜辺ステージ
操作を覚える。
3方向の弾を吐く虫、突撃をかける鳥、3方向の弾を吐く蛇がウザい。
ここあたりで点数を稼ごう。
2面:森ステージ
象が硬い…
跳び越えてやり過ごそうとすると移動速度をあげやがる。
『ジャクソン』ならしゃがんで連射して倒したい。
見た目フライドポテトに足がついたような奴(ヤマアラシ)が
木から降って来る。
穴から飛び出してくるモグラがウザいが
3000点ポイントを比較的出す奴がいるので
ここで『ジャクソン状態』で
マッチョの体力のポイントの元手にするのが良い。
空を飛ぶ亀に乗らなければならず、
それは自動移動なのに敵が降って来るので
『ジャクソン』状態だと厳しい。
『マッチョ』になるのが正当といえる。
上下に揺れて怖いわ。
3面:森の河原ステージ
接近するとジャンプしてこっちに出て来るザリガニみたいのがウザい。
ジャンプして左右に動いてザリガニから飛び出すのを待つ。
川にちょこっと出てきたヤドカリも突然飛び出してくる。
川に注意。
ワニは2面の象と挙動は同じだが
下の川を進んで来てこちらが近づくとジャンプしてくる。
連射で倒すのが時間がかかるので出来るだけ手前で浮上させるべき。
丸太に乗る事になるが、端っこに着くと沈むのですぐに飛び移る。
ピラニアはしゃがめば『ジャクソン』でも倒せる。
4面:暗闇の森
暗い森でホラーテイスト。
マッチョになってもBGMが変わらない。
人魂みたいのが飛んで来たり
骸骨やらコウモリなどが出る。
弾を吐く青い骸骨がウザい。
にしても目が飛び出てるのか?
5面:岩場
穴が減るのでプレイしやすい。
ただ落ちる足場地帯があるので注意
ただ『アルマジロ』を落とす『翼竜』の動きに注意。
BGMが良い。
6面:浜辺
宇宙人やらUFOやらが登場する訳わからんステージ
2面の虫やら鳥なども出るお祭り的ステージ
そして何故か5面とBGMが共通である。
特に宇宙人はワープして急に背後から攻撃してくる事もある注意。
マッチョになれるのなら即座になっておいた方が無難。
各面ボスの訳わからなさは何だろうか…
1面:『巨大なライオンの頭部』
攻撃していると後頭部も顔になる。
キモイ!
2面:巨大な木。
目を攻撃していたら目が取れる。
キモイ!
3面:巨大なカバ
最初は目だけだが目を殴っていると姿を現す。
鼻を殴ればいい。
4面:骨野郎。
マッチョマンサイズ。
他のボスと比べて小さい。
そしてボスBGMがないので印象が薄い
5面:角の生えた竜。
首を攻撃していると再生する。
角が弱点。
6面:宇宙人?
ボスの左右にいるとビームを飛ばしてくる。
腹部辺りには当たり判定がないのでその辺に陣取るのが正解。
それで、何か光っているものを殴ればOK
第2形態などはない。
倒したら上空に向かって飛び立っていく。
流石
『クレイジーアイランド』…
全く持って理解できん…
エンディング。
船内の宇宙人を倒した後は
輪っかに包まれ何故か船上にワープする。
その際、腰に右手を当て左手の人差し指を立てドヤ顔を晒す『ジャクソン』(何やねんお前)
花火出て出港する。
スタッフロールと共に1枚絵が出る。
最後に
「 IT WAS NOT A
DAYDREAM THAT
HIS WONDER EXP.
THE ISLAND IS
UNBRANSED ZONE
SOMEWHRE...」
E N D
1988 @VIC TOKAI」
という文字とビル群のようなものが描かれて終える。
しかし…
発売元の「ビック東海」このゲームの前作が
「チェスター・フィールド」なんだよね。
最初の作品なのにゲーム冒頭「EPISODE II」と表示していた。
前日談を出す気満々な雰囲気を出していたのに…
その次の作品として突然、これを出す。
その判断は正しかったのか…
まぁ、開発などの都合があるから否定するほどではないけども…
いずれにせよ凄い勇気というか凄い時代であったかってのを思い知らされるね。
最後に
マッチョとなると言いたくなるのはやっぱりこんな台詞。
「全レトロゲーマーへ
ゲームショップで非常事態だ。
ファミコン メーカーはビック東海 ソフト色は黒 筋肉モリモリマッチョマンのバカゲーだ」