がんばれゴエモンシリーズ
サイドビューアクション+ベルトスクロール
開発はコナミ神戸開発センター
発売はコナミ
1993年12月22日発売
あらすじ
『ゴエモン』と『エビス丸』は
『琉球リゾート』のはずれに観光旅行を行っていた。
そこへからくり忍者『サスケ』が現れる。
『サスケ』がいうには大江戸浮かび上がり飛んで行ったという。
『ヤエちゃん』からの情報でそれは『マッギネス』の仕業だと知る。
『マッギネス』は福引を行っていた異人だったので
2人はこの旅行自体が『マッギネス』の罠であったと知り
『ゴエモン』『エビス丸』そして『サスケ』を加えた3人は
『大江戸城』を探しに向かうのであった。
ゲーム内では登場しないが『マッギネス』の本名は
『マッギネス・カス・テイラ』だそうだ。
特徴
前作からの変更点
・ステージクリア制→マップ制に変更
ステージや町はマップ制になりクリア後も行き来が可能。
但し、破壊したステージ(城)などは不可。
・パスワード→セーブ
前作はパスワードだったが本作では3か所にセーブ可能。
前作からの追加点
・『サスケ』の追加
プレイでは『ゴエモン』『エビス丸』『サスケ』の3人の選択が可能。
前作では1P側が『ゴエモン』『エビス丸』と固定だったが
本作では2人プレイでも選択が可能。
ただし同キャラ選択は不可で途中変更不可
・『ゴエモン・いんぱくと』
『物知り爺さん』が作った(本作では)巨大メカである。
一部ボス戦では乗り込んで戦う事になる。
・乗り物
ステージ内の敵が乗っている乗り物は
搭乗している敵を倒すと乗ること可能。
・敵の転倒
伏せ状態で敵の雑魚を攻撃すると敵は転倒して
その状態で触れると吹っ飛ばすことができる。
吹っ飛んだ別の敵に当たるとそいつを倒せる。
「スーパーマリオブラザーズ」での蹴飛ばした『ノコノコ』という感じだ。
但し、吹っ飛ばした敵に触れるとこちらがダメージを受ける。
前作での削除点
・草履
前作だと購入性だったが
今作では草履そのものがなくなり、
結果、足の速さはキャラ毎の固有の速度となる。
その代わり、Yボタンを押しっぱなしにすることにより
足の速度やジャンプ力が上がる。
・技
修行することでその習得したステージのみで
使用可能だった『技』だがなくなっている。
・爆弾
1人30個まで持てた爆弾だが
本作にはない。
せいぜい、『サスケ』の特殊武器として名残があるだけである。
・ベルトスクロールでの敵の出現
ベルトスクロール面の殆どは町という扱いであり
敵がほとんど出ない。
『スリ』や『泥棒』などが出て触れると
金やアイテムを盗まれたりして
こちらが攻撃すると撃退可能だが金は出さない。
通常の町民を殴ると役人が襲ってくるので殴ってはいけない。
歩いている女性に触れるとお金をくれたり回復してくれたりする。
従来のシリーズのように
ベルトスクロールステージで敵を倒して稼いで進むという事が出来なくなった。
操作キャラクター紹介
『ゴエモン』:3人の中で中間のスピードとジャンプ力、所持金も中間の100両。
武器のパワーアップは
『キセル』→『黄金キセル』→『チェーンキセル』
飛び道具は
『小判』で溜めて撃つと『スーパー小判』となる
『エビス丸』:3人の中では遅いスピード、低いジャンプ力。但し所持金は150両
武器のパワーアップは
『ハリセン』→『でかハリセン』→『かんしゃくハリセン』
飛び道具は
『手裏剣』溜めて撃つと『ホーミング手裏剣』
『サスケ』:3人の中で優れたスピードとジャンプ力だが所持金は50両
武器のパワーアップは
『くない』→『くない投げ』→『くない二刀投げ』
飛び道具は
『花火爆弾』→「スーパー花火爆弾」
キャラの状態はデータで個別となっており…
『お金』や『所持品』は別キャラに引き継ぐことはできない。
簡単に言えば『エビス丸』で始めてセーブして
ステージ2でリセットを押して『ゴエモン』でやろうとしても
『所持金』と『道具』を維持しているのは『エビス丸』だけであり
『ゴエモン』は初期状態からステージ2をプレイする事になる。
サイドビューの2人プレイ時はおんぶが可能であり
相手が伏せている状態でジャンプして重なることでおんぶが可能。
飛び道具はおんぶしているキャラの組み合わせで性能が異なる。
操作方法
[サイドビュー面]
左右キー:移動
Y押しっぱなし+左右キー:ダッシュ
下キー:伏せ
伏せ状態で左右キー:移動
上キー:上を見る。
Yボタン:武器使用
Yボタン押しっぱなし(飛び道具時):溜め
Bボタン:ジャンプ
LorRボタン:武器チェンジ
[ベルトスクロール面]
十字キー:移動
Y押しっぱなし+十字キー:移動
Yボタン:武器使用
Bボタン:ジャンプ
LorRボタン:武器の切り替え
[『ゴエモン・いんぱくと』ステージ]
十字キー:移動
Yボタン:キセル
Bボタン:ジャンプ
[『ゴエモン・インパクト』ボス戦]
十字キー:照準の移動
Yボタン:弱パンチ
Bボタン:強パンチ
Aボタン:小判攻撃(お金使用)
Xボタン:キセルボム(弾数制限あり)
Lボタン:左腕ガード
Rボタン:右腕ガード
点数は80点
良い点
・『ゴエモン・いんぱくと』
悪い点
・ステージクリア後自動セーブ
・最大体力のリセット
良い点の解説
・『ゴエモン・いんぱくと』
以降ゴエモンシリーズに重大な影響を及ぼした巨大のメカである。
搭乗シーンのデモの力の入れよう。
ド派手な戦闘シーン。
そして1度見たら忘れられないデザインと
『インパクト』を名乗るにふさわしいものがある。
悪い点の開設
・ステージクリア後自動セーブ
基本的に
『宿屋』で『旅日記』をつけることでセーブが行われるのだが
ステージをクリアした時にも勝手にセーブが行われてしまうのだ。
大抵、ステージ最後は『ゴエモン・いんぱくと』戦だってのに
『いんぱくと』戦が好きで何度もプレイしたい人は倒したと
同時にリセットを押すしかない。
それと、ラスボスを倒した後も自動セーブされてしまい
ロードしてプレイしてもラスボスとの再戦はできない。
『いんぱくと』戦を繰り返しやりたいとか
エンディングをまた見たいって人は
直前にセーブしてそれからリセットボタンを押して、
再開前に直前にデータを写すという手間をかけるしかない。
・最大体力のリセット
データを再開すると最大体力はデフォルトの3になっている。
ただ残機は2機にはなっているので
ゲームオーバーでのコンテニューで所持金が半額になるので
それを避けるためにはリセットを押して再開のもいいのかもしれない。
1ではステージ自体に実在している地名(『奈良』『大和』など)が書かれて旅情っぽかったが
本作では南国から北国の雰囲気が出ているが実在する地名は出ない。
旅情スタイルが好きだった髭人にはなんか寂しいなぁ~。
その分、『ゴエモン・いんぱくと』の力の入れようはすごいね。
町を駆け抜けるステージでは
木々や家を破壊するとエネルギーが増えるってどういうことやねん。
後、巨大ロボットの重量表現のためか
あまり機敏じゃないから穴とか見つけたら早めにジャンプしないと
ジャンプが遅れて穴に落ちたり段差にぶつかって画面外扱いとなり
エネルギーをかなり食らう。
ボス戦は操作が慣れないうちは敵に結構、煮え湯を飲まされる。
敵はボタンのガチャ押しや体力に任せたゴリ押しで倒すことはまずできない。
何故なら『ゴエモンいんぱくと』は移動する事が出来ないからだ。
十字キーは照準の移動、他のボタンは攻撃や防御などである。
プレイヤーが任意で敵機に接近して攻撃を仕掛ける事は不可能なのだ。
『キセルボム』や『小判攻撃』などの飛び道具もあるが
それだけに頼った戦いでは勝てない。
だから、ボス戦では敵の動きはパターン化されているから
レーダーを見て敵機が接近したらパンチ、体当たりを仕掛けてきたらカウンターパンチといった風に
いかに敵の動きを見切って強パンチを当てていくかが重要である。
とはいっても初見で倒すのはなかなか困難。
1度負けての再戦となると
「またやってきたのか」
などと敵から煽られる。ちょっとイラつく(苦笑)
折角、こんなに作りこんであるのだから
クリア後なんかは町を走るステージを含めて任意に遊ばせてほしかったな。
タイムアタックとか点数稼ぎとかでさ~。
通常ステージは
いろんな仕掛けがあり面白いが
「のれ」
程度の説明しかないので初見殺しが多い(苦笑)
何度も死んでどのようにして進むのか確かめて進むしかない。
『ヤエ』ちゃんが登場するが
髪色が本作からお馴染みの緑になる。
ただ、イベントキャラだけでありプレイヤーキャラとして使えないのは残念…
PS)本作からタイトルがイマイチわかりづらいんだよな。
前作の「ゆき姫救出絵巻」はファミコン版から数えて3作品目なのに「3」をつけない。
それはそれで「ゼルダの伝説」のようにサブタイトルで区別する形にしたのかと思いきや
本作では「がんばれゴエモン2」の後にサブタイトルをつけてしまう。
そのため、「ゴエモン2」という名称を本作と指す方がいてしまう。
髭人としては大好きなファミコン版の「2」だと思っているので
ネット上で
「ゴエモン2が…」
なんて話題が出るとテンションが上がるが
「ゴエモンインパクトがさ…」
と出ると
髭人「あ…スーファミ版の話ね…」
と、肩透かしを食らう(苦笑)
ここからがネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
トロッコ面とか竜に乗るステージとか所見殺しがきつかったなぁ~。
3面『赤福村』で「がんばれゴエモン外伝2」に出た『コリュウタ』が出てくる。
ただ、ゲスト的なものでコレと言って支援する訳でもなく寂しい…
4面『お祭り村』では「ツインビー」に出てくる『パステル』が出てくるが
本人は自分を『ウインビー』と名乗り、自分が出たゲームの宣伝を行ってくる。
まだ『パステル』という名前が確定していなかったため『ウインビー』と名乗ったのだろう。
ちなみに「3」の『卍固め』ではちゃんと『パステル』と名乗ってくる…
6面『マッギネス町』では前作ボスの『般若大将軍』が出てくるが…
コイツもゲスト的扱いで何もしてこない。
他にも『シモン・ベルモンド』や『スナッチャー』もゲストで出てくるぞ。
個人的にこのゲームのステージで苦戦などして印象的だったのは
3面の『和食城』の『ところ天つき』だね。
足で触れると即死
しかも、ギャグ描写とはいえ、キャラが細切れになるのはなかなかグロい…
髭人は初見プレイで『えびす丸』を用いていたが
その時、Yボタン長押しでのダッシュを知らず、延々と切り裂かれる『えびす丸』を見続ける羽目になった…
このステージでは身体能力が高い『サスケ』でのプレイが望ましい…
さて…
ストーリーとしては…
空中に浮かんだ大江戸城を追う一行。
途中で、城に遊びに行っていた『おみっちゃん』が『マッギネス』に捕まったということを知る。
『大江戸城』を北に追い込んだところで『ゴエモン・いんぱくと』で突っ込んで侵入する。
そこで『ヤエちゃん』と『ゆき姫』&『殿様』が捕まっていて
話を最後まで聞くとエンディングが若干変わる。
(顔を見て、即立ち去るのはダメ)
ラスボス戦は、城に突っ込ませて残して来た『ゴエモン・いんぱくと』に
『マッギネス』が『おみっちゃん』を引き連れて乗り込み攻撃してくる。
雑魚の敵が弾を撃ってくるのでそれを手持ちの武器で弾いて
『ゴエモン・いんぱくと』にダメージを与えて倒すのだ。
ダメージ量はあまりなく、何度も繰り返して攻撃を跳ね返す必要があって
狙っていかないと時間が足りない。
『マッギネス』を倒すと『大江戸城』を打ち上げた理由を話す。
漢字変換しておくと
「わたし なにも悪くないデース!
大江戸城の 次は
日本全体の 地下を
改造して 根こそぎ
自分のものに しようなど
これっぽっちも 考えたこと
ないデスよ!
私は ただ・・・・・
日本の 素晴らしい 文化を
誰よりも 純粋に 愛し
そして 誇りに
思っていただけなのデース!!
その 文化を いつまでも
遺しておきたかったのデスよ!
寧ろ そのことを 邪魔した
あなたたちの方が・・・・・」
と、こちらを非難しようとしてくる『マッギネス』であるが
各キャラ毎に反論する。
マッギネス「おーけー!
分かりましたデース!!
素直に 謝るから
勘弁して 欲しいデース!!
実は こーいう事もあろうかと
毎日 密かに
土下座の 素振りを
してたのデスよー!
土下座をしようとしたところで『ゴエモン・いんぱくと』に乗っていた『おみっちゃん』が
彼らのやり取りにイラつき攻撃。早く出してと言い出すが勝手に動き出してし合って慌てる。
マッギネス「おーのー! おみつさん!
運転席の 真ん中にある
赤い ボタンを 押すデース!!」
『おみっちゃん』は誤って『キセルボム』を撃ちこんでしまい大爆発!!
キャラと『マッギネス』が吹き飛び…
スタッフロール。
町を破壊しながら歩く『ゴエモンいんぱくと』と
手前の屋根を歩く『ゴエモン』『えびす丸』『サスケ』が走りつつ…
スタッフロールの
「おしまい」の時点で『ゴエモンいんぱくと』は
町を破壊しすぎたためかバラバラになる。
ええんか?
「きらきら道中」的に…
しかし、城の『殿様』や『ゆき姫』が下の部屋で縛られているだけで
『マッギネス』と共にいるのが『おみっちゃん』って…
『ゴエモン』と親しいだろうが町娘の1人やろ。
城の姫を差し置いて連れていく価値はないと思うけどなぁ…
義賊の『ゴエモン』の幼馴染みをさらった方が効果的だと思ったのか…
『ゆき姫』的には相当プライドが傷つけられるわな(苦笑)
『マッギネス』の好みだったという事にしておこう。
にしても『おみっちゃん』…
赤いボタンを押せっつってるのに…
キセルボムのボタンは…コントローラ的には『X』
つまり『青』である。
『おみっちゃん』
「戦国魔人ゴーショーグン」を見ていればな…
「赤いボタンを知っているか
青いボタンを知っているか」
とオープニングの歌詞で言っていたのに…
(その部分を思い出すのは俺だけだろうな…)
さてラスボスの『マッギネス』
日本全体の地下を改造して自分のものにしようとと目論んでいたようであるが
「俺は日本を愛している。それを邪魔したお前らの方が悪い」とか言い出していて
腹立つな。
そんなに日本を愛しているのなら『土下座』なんてぬるいことで終わらせようとせずに
もう1段階上げようぜ!
え?
一段階上なら『焼き土下座』かって?
そんな「カイジ」のネタじゃなくてもっと効果的な奴ですよ。
そう…
『切腹』
って奴をね。
次次作の「きらきら道中」で『ハラキリセップク丸』ってその名の通りの奴が試みていたからな。
先輩として手本をしてもいいんと違いますか?(外道)
ちなみに、ゲームの話に戻ると
城内で捕まっている『ヤエちゃん』や『ゆき姫』&『殿様』を見つけると
ラストの1枚絵が異なってくる。
『ヤエちゃん』を見つけると1枚絵の中に加わり
『ゆき姫』&『殿様』を見つけると後方の花火で2人の顔を模した花火が打ちあがる。
髭人は初回プレイでは『ヤエちゃん』を見つけそびれたので
再び最初からプレイしてクリアしたよ…
(クリア後に自動セーブされる上に、クリア後のラスボスとの再戦は不可…
つまり、エンディングをそのデータで再度見るのは不可能である)
クリア後はエリア2にあった『からくりワールド』というテーマパーク内にある
『バーチャ地獄』をプレイする事ができるようになる。
いきなり言っても『バーチャル地獄』は遊べない。
まず、『からくりワールド』内にあるミニゲームをプレイすることでスタンプを押してもらえる。
(CPUに勝つ必要はない)
4つスタンプを押してもらうことで『バーチャ地獄』がプレイできるのだ。
『バーチャ地獄』はやや難しめのステージの後に
『どらきゅらん』と『カブキリターンズ』というボスと戦う事になる。
『ドラキュラン』と言えば「ゴエモン外伝2」の中ボスの1人であったな…
めちゃくちゃ難しいボスではない。
ただ、勝ったからといってこれといって特典はない。
裏ボスなんだからゲーム中の曲を聴けるようになったりとか
ゲーム中デモを閲覧可能になるとか全くない。
ただのおまけボスという扱いである。
寂しい…
それはそうと本作のまとめ…
2人プレイが遊びやすく
『サスケ』や『ゴエモンいんぱくと』初出という事もあって
「『マッギネス』がゴエモン最高傑作!」
なんて呼び声が多めにある印象がある。
勿論、シリーズの1~3ではどれも趣向が若干違うので
単純にどれが一番というのは好みの違いがある。
個人個人で最も好きな作品で楽しむのが一番である。
(なんか大したオチもなく終わってしまったけどええか?)
サイドビューアクション+ベルトスクロール
開発はコナミ神戸開発センター
発売はコナミ
1993年12月22日発売
あらすじ
『ゴエモン』と『エビス丸』は
『琉球リゾート』のはずれに観光旅行を行っていた。
そこへからくり忍者『サスケ』が現れる。
『サスケ』がいうには大江戸浮かび上がり飛んで行ったという。
『ヤエちゃん』からの情報でそれは『マッギネス』の仕業だと知る。
『マッギネス』は福引を行っていた異人だったので
2人はこの旅行自体が『マッギネス』の罠であったと知り
『ゴエモン』『エビス丸』そして『サスケ』を加えた3人は
『大江戸城』を探しに向かうのであった。
ゲーム内では登場しないが『マッギネス』の本名は
『マッギネス・カス・テイラ』だそうだ。
特徴
前作からの変更点
・ステージクリア制→マップ制に変更
ステージや町はマップ制になりクリア後も行き来が可能。
但し、破壊したステージ(城)などは不可。
・パスワード→セーブ
前作はパスワードだったが本作では3か所にセーブ可能。
前作からの追加点
・『サスケ』の追加
プレイでは『ゴエモン』『エビス丸』『サスケ』の3人の選択が可能。
前作では1P側が『ゴエモン』『エビス丸』と固定だったが
本作では2人プレイでも選択が可能。
ただし同キャラ選択は不可で途中変更不可
・『ゴエモン・いんぱくと』
『物知り爺さん』が作った(本作では)巨大メカである。
一部ボス戦では乗り込んで戦う事になる。
・乗り物
ステージ内の敵が乗っている乗り物は
搭乗している敵を倒すと乗ること可能。
・敵の転倒
伏せ状態で敵の雑魚を攻撃すると敵は転倒して
その状態で触れると吹っ飛ばすことができる。
吹っ飛んだ別の敵に当たるとそいつを倒せる。
「スーパーマリオブラザーズ」での蹴飛ばした『ノコノコ』という感じだ。
但し、吹っ飛ばした敵に触れるとこちらがダメージを受ける。
前作での削除点
・草履
前作だと購入性だったが
今作では草履そのものがなくなり、
結果、足の速さはキャラ毎の固有の速度となる。
その代わり、Yボタンを押しっぱなしにすることにより
足の速度やジャンプ力が上がる。
・技
修行することでその習得したステージのみで
使用可能だった『技』だがなくなっている。
・爆弾
1人30個まで持てた爆弾だが
本作にはない。
せいぜい、『サスケ』の特殊武器として名残があるだけである。
・ベルトスクロールでの敵の出現
ベルトスクロール面の殆どは町という扱いであり
敵がほとんど出ない。
『スリ』や『泥棒』などが出て触れると
金やアイテムを盗まれたりして
こちらが攻撃すると撃退可能だが金は出さない。
通常の町民を殴ると役人が襲ってくるので殴ってはいけない。
歩いている女性に触れるとお金をくれたり回復してくれたりする。
従来のシリーズのように
ベルトスクロールステージで敵を倒して稼いで進むという事が出来なくなった。
操作キャラクター紹介
『ゴエモン』:3人の中で中間のスピードとジャンプ力、所持金も中間の100両。
武器のパワーアップは
『キセル』→『黄金キセル』→『チェーンキセル』
飛び道具は
『小判』で溜めて撃つと『スーパー小判』となる
『エビス丸』:3人の中では遅いスピード、低いジャンプ力。但し所持金は150両
武器のパワーアップは
『ハリセン』→『でかハリセン』→『かんしゃくハリセン』
飛び道具は
『手裏剣』溜めて撃つと『ホーミング手裏剣』
『サスケ』:3人の中で優れたスピードとジャンプ力だが所持金は50両
武器のパワーアップは
『くない』→『くない投げ』→『くない二刀投げ』
飛び道具は
『花火爆弾』→「スーパー花火爆弾」
キャラの状態はデータで個別となっており…
『お金』や『所持品』は別キャラに引き継ぐことはできない。
簡単に言えば『エビス丸』で始めてセーブして
ステージ2でリセットを押して『ゴエモン』でやろうとしても
『所持金』と『道具』を維持しているのは『エビス丸』だけであり
『ゴエモン』は初期状態からステージ2をプレイする事になる。
サイドビューの2人プレイ時はおんぶが可能であり
相手が伏せている状態でジャンプして重なることでおんぶが可能。
飛び道具はおんぶしているキャラの組み合わせで性能が異なる。
操作方法
[サイドビュー面]
左右キー:移動
Y押しっぱなし+左右キー:ダッシュ
下キー:伏せ
伏せ状態で左右キー:移動
上キー:上を見る。
Yボタン:武器使用
Yボタン押しっぱなし(飛び道具時):溜め
Bボタン:ジャンプ
LorRボタン:武器チェンジ
[ベルトスクロール面]
十字キー:移動
Y押しっぱなし+十字キー:移動
Yボタン:武器使用
Bボタン:ジャンプ
LorRボタン:武器の切り替え
[『ゴエモン・いんぱくと』ステージ]
十字キー:移動
Yボタン:キセル
Bボタン:ジャンプ
[『ゴエモン・インパクト』ボス戦]
十字キー:照準の移動
Yボタン:弱パンチ
Bボタン:強パンチ
Aボタン:小判攻撃(お金使用)
Xボタン:キセルボム(弾数制限あり)
Lボタン:左腕ガード
Rボタン:右腕ガード
点数は80点
良い点
・『ゴエモン・いんぱくと』
悪い点
・ステージクリア後自動セーブ
・最大体力のリセット
良い点の解説
・『ゴエモン・いんぱくと』
以降ゴエモンシリーズに重大な影響を及ぼした巨大のメカである。
搭乗シーンのデモの力の入れよう。
ド派手な戦闘シーン。
そして1度見たら忘れられないデザインと
『インパクト』を名乗るにふさわしいものがある。
悪い点の開設
・ステージクリア後自動セーブ
基本的に
『宿屋』で『旅日記』をつけることでセーブが行われるのだが
ステージをクリアした時にも勝手にセーブが行われてしまうのだ。
大抵、ステージ最後は『ゴエモン・いんぱくと』戦だってのに
『いんぱくと』戦が好きで何度もプレイしたい人は倒したと
同時にリセットを押すしかない。
それと、ラスボスを倒した後も自動セーブされてしまい
ロードしてプレイしてもラスボスとの再戦はできない。
『いんぱくと』戦を繰り返しやりたいとか
エンディングをまた見たいって人は
直前にセーブしてそれからリセットボタンを押して、
再開前に直前にデータを写すという手間をかけるしかない。
・最大体力のリセット
データを再開すると最大体力はデフォルトの3になっている。
ただ残機は2機にはなっているので
ゲームオーバーでのコンテニューで所持金が半額になるので
それを避けるためにはリセットを押して再開のもいいのかもしれない。
1ではステージ自体に実在している地名(『奈良』『大和』など)が書かれて旅情っぽかったが
本作では南国から北国の雰囲気が出ているが実在する地名は出ない。
旅情スタイルが好きだった髭人にはなんか寂しいなぁ~。
その分、『ゴエモン・いんぱくと』の力の入れようはすごいね。
町を駆け抜けるステージでは
木々や家を破壊するとエネルギーが増えるってどういうことやねん。
後、巨大ロボットの重量表現のためか
あまり機敏じゃないから穴とか見つけたら早めにジャンプしないと
ジャンプが遅れて穴に落ちたり段差にぶつかって画面外扱いとなり
エネルギーをかなり食らう。
ボス戦は操作が慣れないうちは敵に結構、煮え湯を飲まされる。
敵はボタンのガチャ押しや体力に任せたゴリ押しで倒すことはまずできない。
何故なら『ゴエモンいんぱくと』は移動する事が出来ないからだ。
十字キーは照準の移動、他のボタンは攻撃や防御などである。
プレイヤーが任意で敵機に接近して攻撃を仕掛ける事は不可能なのだ。
『キセルボム』や『小判攻撃』などの飛び道具もあるが
それだけに頼った戦いでは勝てない。
だから、ボス戦では敵の動きはパターン化されているから
レーダーを見て敵機が接近したらパンチ、体当たりを仕掛けてきたらカウンターパンチといった風に
いかに敵の動きを見切って強パンチを当てていくかが重要である。
とはいっても初見で倒すのはなかなか困難。
1度負けての再戦となると
「またやってきたのか」
などと敵から煽られる。ちょっとイラつく(苦笑)
折角、こんなに作りこんであるのだから
クリア後なんかは町を走るステージを含めて任意に遊ばせてほしかったな。
タイムアタックとか点数稼ぎとかでさ~。
通常ステージは
いろんな仕掛けがあり面白いが
「のれ」
程度の説明しかないので初見殺しが多い(苦笑)
何度も死んでどのようにして進むのか確かめて進むしかない。
『ヤエ』ちゃんが登場するが
髪色が本作からお馴染みの緑になる。
ただ、イベントキャラだけでありプレイヤーキャラとして使えないのは残念…
PS)本作からタイトルがイマイチわかりづらいんだよな。
前作の「ゆき姫救出絵巻」はファミコン版から数えて3作品目なのに「3」をつけない。
それはそれで「ゼルダの伝説」のようにサブタイトルで区別する形にしたのかと思いきや
本作では「がんばれゴエモン2」の後にサブタイトルをつけてしまう。
そのため、「ゴエモン2」という名称を本作と指す方がいてしまう。
髭人としては大好きなファミコン版の「2」だと思っているので
ネット上で
「ゴエモン2が…」
なんて話題が出るとテンションが上がるが
「ゴエモンインパクトがさ…」
と出ると
髭人「あ…スーファミ版の話ね…」
と、肩透かしを食らう(苦笑)
ここからがネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
トロッコ面とか竜に乗るステージとか所見殺しがきつかったなぁ~。
3面『赤福村』で「がんばれゴエモン外伝2」に出た『コリュウタ』が出てくる。
ただ、ゲスト的なものでコレと言って支援する訳でもなく寂しい…
4面『お祭り村』では「ツインビー」に出てくる『パステル』が出てくるが
本人は自分を『ウインビー』と名乗り、自分が出たゲームの宣伝を行ってくる。
まだ『パステル』という名前が確定していなかったため『ウインビー』と名乗ったのだろう。
ちなみに「3」の『卍固め』ではちゃんと『パステル』と名乗ってくる…
6面『マッギネス町』では前作ボスの『般若大将軍』が出てくるが…
コイツもゲスト的扱いで何もしてこない。
他にも『シモン・ベルモンド』や『スナッチャー』もゲストで出てくるぞ。
個人的にこのゲームのステージで苦戦などして印象的だったのは
3面の『和食城』の『ところ天つき』だね。
足で触れると即死
しかも、ギャグ描写とはいえ、キャラが細切れになるのはなかなかグロい…
髭人は初見プレイで『えびす丸』を用いていたが
その時、Yボタン長押しでのダッシュを知らず、延々と切り裂かれる『えびす丸』を見続ける羽目になった…
このステージでは身体能力が高い『サスケ』でのプレイが望ましい…
さて…
ストーリーとしては…
空中に浮かんだ大江戸城を追う一行。
途中で、城に遊びに行っていた『おみっちゃん』が『マッギネス』に捕まったということを知る。
『大江戸城』を北に追い込んだところで『ゴエモン・いんぱくと』で突っ込んで侵入する。
そこで『ヤエちゃん』と『ゆき姫』&『殿様』が捕まっていて
話を最後まで聞くとエンディングが若干変わる。
(顔を見て、即立ち去るのはダメ)
ラスボス戦は、城に突っ込ませて残して来た『ゴエモン・いんぱくと』に
『マッギネス』が『おみっちゃん』を引き連れて乗り込み攻撃してくる。
雑魚の敵が弾を撃ってくるのでそれを手持ちの武器で弾いて
『ゴエモン・いんぱくと』にダメージを与えて倒すのだ。
ダメージ量はあまりなく、何度も繰り返して攻撃を跳ね返す必要があって
狙っていかないと時間が足りない。
『マッギネス』を倒すと『大江戸城』を打ち上げた理由を話す。
漢字変換しておくと
「わたし なにも悪くないデース!
大江戸城の 次は
日本全体の 地下を
改造して 根こそぎ
自分のものに しようなど
これっぽっちも 考えたこと
ないデスよ!
私は ただ・・・・・
日本の 素晴らしい 文化を
誰よりも 純粋に 愛し
そして 誇りに
思っていただけなのデース!!
その 文化を いつまでも
遺しておきたかったのデスよ!
寧ろ そのことを 邪魔した
あなたたちの方が・・・・・」
と、こちらを非難しようとしてくる『マッギネス』であるが
各キャラ毎に反論する。
マッギネス「おーけー!
分かりましたデース!!
素直に 謝るから
勘弁して 欲しいデース!!
実は こーいう事もあろうかと
毎日 密かに
土下座の 素振りを
してたのデスよー!
土下座をしようとしたところで『ゴエモン・いんぱくと』に乗っていた『おみっちゃん』が
彼らのやり取りにイラつき攻撃。早く出してと言い出すが勝手に動き出してし合って慌てる。
マッギネス「おーのー! おみつさん!
運転席の 真ん中にある
赤い ボタンを 押すデース!!」
『おみっちゃん』は誤って『キセルボム』を撃ちこんでしまい大爆発!!
キャラと『マッギネス』が吹き飛び…
スタッフロール。
町を破壊しながら歩く『ゴエモンいんぱくと』と
手前の屋根を歩く『ゴエモン』『えびす丸』『サスケ』が走りつつ…
スタッフロールの
「おしまい」の時点で『ゴエモンいんぱくと』は
町を破壊しすぎたためかバラバラになる。
ええんか?
「きらきら道中」的に…
しかし、城の『殿様』や『ゆき姫』が下の部屋で縛られているだけで
『マッギネス』と共にいるのが『おみっちゃん』って…
『ゴエモン』と親しいだろうが町娘の1人やろ。
城の姫を差し置いて連れていく価値はないと思うけどなぁ…
義賊の『ゴエモン』の幼馴染みをさらった方が効果的だと思ったのか…
『ゆき姫』的には相当プライドが傷つけられるわな(苦笑)
『マッギネス』の好みだったという事にしておこう。
にしても『おみっちゃん』…
赤いボタンを押せっつってるのに…
キセルボムのボタンは…コントローラ的には『X』
つまり『青』である。
『おみっちゃん』
「戦国魔人ゴーショーグン」を見ていればな…
「赤いボタンを知っているか
青いボタンを知っているか」
とオープニングの歌詞で言っていたのに…
(その部分を思い出すのは俺だけだろうな…)
さてラスボスの『マッギネス』
日本全体の地下を改造して自分のものにしようとと目論んでいたようであるが
「俺は日本を愛している。それを邪魔したお前らの方が悪い」とか言い出していて
腹立つな。
そんなに日本を愛しているのなら『土下座』なんてぬるいことで終わらせようとせずに
もう1段階上げようぜ!
え?
一段階上なら『焼き土下座』かって?
そんな「カイジ」のネタじゃなくてもっと効果的な奴ですよ。
そう…
『切腹』
って奴をね。
次次作の「きらきら道中」で『ハラキリセップク丸』ってその名の通りの奴が試みていたからな。
先輩として手本をしてもいいんと違いますか?(外道)
ちなみに、ゲームの話に戻ると
城内で捕まっている『ヤエちゃん』や『ゆき姫』&『殿様』を見つけると
ラストの1枚絵が異なってくる。
『ヤエちゃん』を見つけると1枚絵の中に加わり
『ゆき姫』&『殿様』を見つけると後方の花火で2人の顔を模した花火が打ちあがる。
髭人は初回プレイでは『ヤエちゃん』を見つけそびれたので
再び最初からプレイしてクリアしたよ…
(クリア後に自動セーブされる上に、クリア後のラスボスとの再戦は不可…
つまり、エンディングをそのデータで再度見るのは不可能である)
クリア後はエリア2にあった『からくりワールド』というテーマパーク内にある
『バーチャ地獄』をプレイする事ができるようになる。
いきなり言っても『バーチャル地獄』は遊べない。
まず、『からくりワールド』内にあるミニゲームをプレイすることでスタンプを押してもらえる。
(CPUに勝つ必要はない)
4つスタンプを押してもらうことで『バーチャ地獄』がプレイできるのだ。
『バーチャ地獄』はやや難しめのステージの後に
『どらきゅらん』と『カブキリターンズ』というボスと戦う事になる。
『ドラキュラン』と言えば「ゴエモン外伝2」の中ボスの1人であったな…
めちゃくちゃ難しいボスではない。
ただ、勝ったからといってこれといって特典はない。
裏ボスなんだからゲーム中の曲を聴けるようになったりとか
ゲーム中デモを閲覧可能になるとか全くない。
ただのおまけボスという扱いである。
寂しい…
それはそうと本作のまとめ…
2人プレイが遊びやすく
『サスケ』や『ゴエモンいんぱくと』初出という事もあって
「『マッギネス』がゴエモン最高傑作!」
なんて呼び声が多めにある印象がある。
勿論、シリーズの1~3ではどれも趣向が若干違うので
単純にどれが一番というのは好みの違いがある。
個人個人で最も好きな作品で楽しむのが一番である。
(なんか大したオチもなく終わってしまったけどええか?)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます