髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

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「がんばれゴエモン3 ~獅子重禄兵衛のからくり卍固め~」レビュー (スーパーファミコン)

2020-08-21 21:00:27 | SFCなどのレビュー
がんばれゴエモンシリーズ
トップビューアクション+サイドビューアクション
開発も発売もコナミ

1994年12月16日発売



あらすじ

『ゴエモン』『エビス丸』『おみっちゃん』

『物知り爺さん』がタイムマシンを作ったといい

特製『うるとら ごーじゃす えれくとろ じくう もにたーてれび』で
未来での様子を見ろという。

早速、タイムマシンで未来に行った爺さんであるが
テレビでは未来のギャルを追いかけているところが映し出された。

おみつ「きゃーーーーっ!!
 テレビの 画面に
 化け物が 映っているわーっ!!」

ゴエモン「こ…こいつあ…
 エビス丸に 瓜二つ!!」

エビス丸「何言うてまんねん!!
 わては こんなに
 不細工や おまへんでえ!!


と、映し出されたのは確かに『エビス丸』に似た女(一応)だった。

〇〇〇〇「おほほほほほ!!
 私は しすたー・ビスまる
 と 申すものざんす!!」


タイムマシンのことを知りそれを頂戴したという。
爺さんは働かせるという。
画面が砂嵐の中で爺さんの声がする。

爺さん「…ゴエモン…伊賀へ…
 サスケに…会うのじゃ…
 …。」

爺さんがさらわれたことを知り
燃える『ゴエモン』と『エビス丸』

と、そこへ

おみつ「ゴエモンさん! エビス丸さん!!
 お土産 よろしくね――――っ!!」



『ゴエモン』達による爺さん救出の未来への旅が始まったのであった。





特徴

[前作との変更点]

・マップ画面での移動→トップビューの全体マップ進行

 前作では「スーパーマリオワールド」のように
 マップがあってそこでキャラを進めステージを選んでプレイするという方式であったが

 今作にはマップはなく
 「ゼルダの伝説」のようにトップビューで進行し
 敵の建物やダンジョンなどはサイドビューで移行する。
 「ゼルダの伝説」と「リンクの冒険」というところだろうか…

 場合によっては「ゴエモン・いんぱくと」に乗り換える。



・キャラ固定→キャラ変更可能

 前作では開始したらキャラは固定だったが
 本作はセレクトボタンを押すことで変更が可能。
 2人同時プレイでは同一キャラの使用も可能。
 それぞれのキャラの性能を活かして進めるのだ。
 (というかそれをしないと先に進めない)


・『ごえもん・いんぱくと』での町ステージ

 前作では『ゴエモン・いんぱくと』では全身が映り、町を駆け抜けるようにして破壊していたが
 今作では上半身だけ映る。その分、巨大さあり、ゆっくり進行し町を破壊する。

 町ステージでの破壊結果により、その次のボス戦でのエネルギーや『キセルボム』の数が異なる。
 ちなみに『ゴエモン・いんぱくと』のボス戦では何もしなくても徐々にエネルギーを消費していたが
 今作ではなくなった。


[前作からの追加点]

・『ヤエちゃん』使用可

 前作ではゲーム中に登場にするだけで操作キャラとして選択する事は出来なかった
 『ヤエちゃん』が待望の使用可能となって歓喜に湧いた方もいるのではないだろうか?



[前作との削除点]

・おんぶ不可

 2人プレイ時におんぶが出来なくなったが
 『Lボタン』+『Rボタン』+『Aボタン』を同時押しすることで
 その人は瓢箪になり、自動的に相方に付き添う。(空中でも)
 アクションが下手な人でも瓢箪になることで残機を失わずには済む。


・ミニゲーム削除

 ゲーム中にミニゲームらしいことはあるが
 お店に入ることでプレイ可能なミニゲームはなくなった。



得点は80点


良い点
・様々なアクションゲーム


悪い点
・2人同時プレイに向いていない
・後戻り不可の収集要素
・『からくりウォーカー』乗り方


良い点の解説
・様々なアクションゲーム

 ミニゲームのようなものと言っていいのかもしれないが
 前作の『ゴエモンいんぱくと』戦のほかに
 『からくりウォーカー』に乗って敵の巨大ロボから逃走するゲームやら
 『ゴエモンいんぱくと』戦前の全身が画面に入りきらないほど近くに寄った『ゴエモンいんぱくと』が
 町などを破壊していく所は迫力満点。

 もちろん『ゴエモンいんぱくと』戦も健在で
 特殊なボタン操作などで連続攻撃も可能である。(ヒントなどはない)
 そのため、前作よりも比較的『いんぱくと』戦は楽となった。


悪い点の解説

・2人同時プレイに向いていない構成

 大抵のサイドビューの2人同時プレイ可能で
 上下に任意スクロールするゲームだと上部にいるキャラが画面の基本視点となる。
 というわけで、
 操作ミスなどで足場から落下してしまって画面下部に行けば穴落ち扱いで死亡するのが一般的だ。
 例外として画面分割機能を有するゲームであれば
 画面が分割するのみで落下は避けることができる。
 
 探索要素により上下移動が増えた本作
 画面分割機能はない。
 上下移動中にも仕掛けは多い。
 となれば操作ミスでの落下死が多発するだろう。(2人プレイは未プレイ)

 それに、中盤から出てくる『からくり・ウォーカー』
 これは1人乗りであり画面内に1台しか登場しない。
 だから相方は徒歩で追いかけるしかない。

 そういった問題を解決するために
 「L」「R」「A」ボタンを同時押しすると『瓢箪』に化けて
 相方を空中追尾する。
 攻撃不可な『ファンネル』とか『スタンド』ってところだろうか…

 でも、ダンジョン内は常時『瓢箪』化みたいなことになるであろうと
 予測されるので2人同時プレイの面白味はかなり薄れる。

 

・後戻り不可の収集要素

 このゲームは、『銀の招き猫』がダンジョンやマップ上のあちこちにある。
 『銀の招き猫』は4つ集めると最大のハートが1個増える。
 それと『金の招き猫』というものありこれは1つ取るだけ最大のハートが1個増える。

 このゲーム、最大ハートは16個分になる。

 ただ、ゲームを進めていると一部場所には後戻りができなくなる。
 そこにも『銀の招き猫』が存在している。
 取りこぼしがあってもそれでも問題なく進められる。
 それだけならまだ許せるが…
 髭人はハートが16個分ない状態でエンディングを迎えて

 「攻略サイトを見るか」

 と、見たらハートが16個分ないと隠しボスと対決できないという。

 しかもエンディングも若干変化するという…

 いやいや…そんな要素があるのなら後戻り不可にしちゃアカンだろう。
 とりこぼしがあったらどうすんのかって?
 んなもん、最初からプレイし直しに決まっているだろう!
 せめてクリア後には高額でもいいからお店で購入できればねぇ…
 それやったら招き猫探索が形骸化するって?
 だったらそんな仕様にすんなってーの!



・『からくりウォーカー』乗り方

 ゲーム中盤から『からくりウォーカー』というものに乗って
 攻略する場所が多々出てくる。
 『ロックマンX』で出た似たようなのが乗り物で
 手足があり、頭部部分がコクピットでそこに乗り込むというスタイルのものだ。
 

 乗り方は『からくりウォーカー』の上に着地する。
 ただこのゲーム、サイドビュー面だと
 非常に狭いところでの乗り降りが多く降りようと思ってジャンプしても
 低い天井に頭をぶつけてまた乗り込んでしまったりしてイラつく。
 敵も近くにいてダメージを受けることもあるし
 乗り降りボタンとしてAボタンとかでよかったんじゃないかねぇ…





外に出るとトップビューでありあちこち移動しつつ
ダンジョンを見つけて入ると
サイドビューであり探索要素が強く敵を倒したり、目的のものを見つけたりする。

「ゼルダの伝説」と「リンクの冒険」の組み合わせといった印象。
(トップビューの地図や4つの探索物を見つけるとハートが1つ増えるってのは「神々のトライフォース」に酷似している)

このゲームに合わせるのなら
「ゼルダの伝説」だと大抵『ゼルダ姫』は捕まっているから

「おみっちゃんの伝説 ~ゴエモンの冒険~」

といった所か?(たとえがわかりづらっ!)
だが、足が速い『サスケ』や『ヤエちゃん』ばかりを使用しがちで
『ゴエモン』&『エビス丸』は場所場所の個別道具が必要な場面以外では基本ベンチなんだよな…
だから

「おみっちゃんの伝説 ~ヤエちゃんの冒険~」

っていうのが髭人的な印象(もはや意味不明)



しかし、サイドビュー面は「リンクの冒険」のように探索要素が多い。
扉を開ける鍵などを求めて同じ場所を何度も行き来するようなゲームで
2人同時プレイは相性が悪い気がするんだけどね。
特にアイテム用いて縦長のダンジョンを上に上がらないといけないテクニカルな場所とかね。
ミスって落ちたら画面外扱いで即死じゃねーか。
星のカービィ ~スーパーデラックス~」みたいに
『カービィ』が画面の基準で『ヘルパー」』は落下しても星になって戻るだけって方式なら問題ないんだけどね。
(カービィ側が下手だとどうしようもないが…)
後、ウォーカーは1つしか出ないので
ウォーカーを使って上部にいかなければならない場合もある。

本作の残機アップがせめて容易ならな…『大入り袋』は店での購入制だもんなぁ…
ずっとおんぶ状態で維持できるとしてもそれはそれで相方の動きを指示したりして
うまく楽しめるとは思えないのだがな…


とはいってもこれは2人プレイでの予想される点だから
常時1人プレイなら問題はない。
広大なダンジョンで一癖二癖あるギミックを歯ぎしりしつつ乗り越えていくのもまた楽しい。
出てきた巨大な敵を「ゴエモン・いんぱくと」に乗り込んで蹴散らすのもまた面白い。






ここからがネタバレ























『銀の招き猫』探しでのフィールド面は最後に探すのをオススメしたい。
ダンジョンにある『銀の招き猫』は4個ずつ、つまりハート1個分だからだ。
フィールドで『銀の招き猫』の半端な状態でダンジョンに入ってしまうと
ダンジョンでの取得『銀の招き猫』数を混同しやすい。
ダンジョン内での取りこぼしがあるのか…フィールド面にあるのか…
取得した『銀の招き猫』をリストで表示してくれるなんて親切さはないからな…

フィールドでハートを取得しない分、やや厳しいゲームにってしまうが…
力量を高めてがんばれ!!

後、現代の『銀の招き猫』は3つのダンジョンで系12個
ボスを倒していると話の流れでタイムワープしてしまうので
1つのダンジョンで全て集めるまで出ないべき。
でも、仕掛けなどでダンジョン内でも戻り不可になる部分があったから
ボスにたどり着く前に4つ集められなかったらリセットを押してやり直すぐらいでいいのかもしれない。




さて…

クリア後の感想としては後半辺りがやたらとストーリーなどが速足になっているのが気になった。

『からくりたわー』まではちゃんとしたダンジョンがあったけど
『でいぷたうん』『からくりぱーく』のダンジョンはちょこっとしかなく即ボス戦。

きゅうりを与えた『かっぱ』がいきなり3つのプレートをくれたりするし

プレートを集めての謎解きの後もダンジョンはなく
『ゴエモン・いんぱくと』などでのボスとの連戦。

まぁ…大人の事情って奴かね。
とはいっても、武器や能力に違いがある多くのキャラを切り替えながら進める
探索アクションは配置などに気を遣うだろうからな。
『ゴエモン』『エビス丸』『サスケ』『ヤエちゃん』『からくり・うぉーかー』
の5種。

後は、容量の問題か…
(別の所での情報では納期の問題もあったとか…なかったとか…)

そのせいとは言わないが
次作の「きらきら道中」ではステージごとのキャラ個別になっていたな。
しかも探索アクションでもなくなっていたし
『ゴエモン・いんぱくと』は出てきたけど巨大メカ戦はなくなっていた。

前作『マッギネス』のようなベルトスクロールの町マップと
先に進んでいくタイプのサイドビューのアクションになっていたしな。

あれこれ製作側の都合を考えてしまうな…
うん。


製作の事情はおいておこう。
ラストの駆け足より個人的に言いたいのは

「からくり温泉」

だわ。
『ヤエちゃん』入浴するところないねん!
何故だっっ!!
ゲーム進行上、ダンジョン内の女湯に入る事になるけど
女である『ヤエちゃん』に変身しても入っている女から桶に投げられる始末。
本人も温泉を楽しみにしていたってのにぃぃぃぃ!!(怒)
何故、そこに容量を集中せんかったんだ!!
ついでに女子勢入れるのだ!
『おみっちゃん』も『ゆき姫』も―――!
ん?
本作に出てきた女子勢となると『ビスまる』も含まれるか…
うおぉぉうぉ…(苦悩)
それはアカ――――――ン!!(我ながらバカだな…)


そんな髭人の超個人的願望はさておき

ストーリーは『おみっちゃん』が『ビスまる』によってさらわれ
未来へタイムスリップ!!
『ビスまる』が慕うのは『獅子重禄兵衛』という男。

暗号プレートを8枚集めるのに奔走し
集めて、入力する。

『な』『き』『っ』『つ』『ら』『に』『は』『ち』

すると、床が抜け落ちほら貝を吹いて
『ゴエモン・いんぱくと』に救出してもらう一行。
プレート集めはただの罠であったという事が発覚。
『ゴエモン・いんぱくと』で敵の本拠地に向かう。

『重禄兵衛』が獅子型ロボで襲い掛かってきて
少しダメージを与えると

「しし・重禄兵衛 でんじゃらす すぺしゃる!!!!」

と称し、ビットのようなものと合体し
巨大ロボ(『しし・重禄兵衛 いかす おれさまごう』)で襲って来ようとするが
そこへ『ビスまる』のメカが頭部だけ合体する。

敵の合体メカを破壊すると『ビスまる』の脱出装置で
2人は逃走し、『物知り爺さん』を人質にするという。
その爺さんがいるというビルに向かう
どこにいるのかわからないのだが…

ヤエちゃん「ええい!女の勘を信じなさい」

と、ビルにパンチを繰り出す。
その勘はどうやた正しかったようで腕を伝った先から潜入すると
物知り爺さんが洗脳されていて襲ってくる。
爺さんには攻撃しても無意味だが爺さんを洗脳しているものがあり
落としてくるものを跳ね返すことで洗脳している機械に攻撃出来て当て続けることで倒せる。
洗脳から解き放たれた爺さんは気を失い
『サスケ』と『ヤエちゃん』が爺さんを運ぶ事にする。
『ゴエモン』と『エビス丸』は奥に行くことにする。
そこには『獅子重禄兵衛』がおみっちゃんを人質にしている。
『ゴエモン・いんぱくと』を呼び出せる『ほら貝』と『おみっちゃん』と交換だという。
それに乗り、交換すると…
『おみっちゃん』と思っていたらなんとおみっちゃんの顔をしたかぶり物が取れ
中にいたのは『ビスまる』だった。
『ビスまる』を吹っ飛ばし『獅子重禄兵衛』を追う。

重禄兵衛「おみつは 俺様の 美女コレクションに
 加えさせてもらおうっ!!」

と、肩を抱きしめられているおみっちゃんは頬を赤く染めている。

「『巨神・復活・大作戦』現実になる時が来た!」


『獅子重禄兵衛』は交換したほら貝を吹く。
「ゴエモン・いんぱくと」に戻る『ゴエモン』と『エビス丸』
そこに現れたのは「ゴエモン・いんぱくと」とそっくりの巨大メカであった。
『いんぱくと』同士の戦いになるかと思いきや
急にタイムワープを開始してしまう。
『いんぱくと』同士の拒否反応で『タイムマシン』が異常をきたしたようだと『サスケ』が言う

と、ワープした先は…

殿様「毎日 平和で 余も 少し
 退屈 じゃよ…。」

と、飽き飽きする殿様に

ゆき姫「まあ!! お父様ったら
 不謹慎 ですわ。」

そんなのんきな会話をしているとワープ先は『大江戸城』であって城が崩壊する。
そして、ついに『ゴエモン・いんぱくと』同士の決戦となる。
それに勝利するとコクピットから飛び出してきた
『獅子重禄兵衛』がこちらのコクピットに生身でとりつき

「くらえっ 必殺 最終奥義っ!
 『獅子・重禄兵衛』のっ!
 からくり まんじがたっ
 めええええええええ―――――――っ!!」

と、決めようとして『いんぱくと』に小判ガンを撃たれ不発に終わる。
吹っ飛ぶ際は体を卍の形にしていた…

『おみっちゃん』を探す『ゴエモン』
そこへ急に現れたのは『かぶき・りたーんず』であった。
からくり・再生・能力でよみがえり最終形態
『かぶき・ふぉーえばー』となったののだという。
襲い掛かってくるのでその『かぶき・ふぉえばー』を撃退すると

かぶき「あそこに へばっている ゴ・ゴエモン…
 …おめえの 子孫…
 獅子重禄兵衛もろとも 俺様と
 地獄に 落ちてもらうとするぜっ…」

ゴエモン「なにい!?重禄兵衛が おいらの
 子孫 だとおおおおおっ!!」

衝撃の事実が告げられる。かぶきが『ゴエモン』に近づく。

重禄兵衛「ご先祖様っ!! あぶねえっ!!
 ぐわああああああっ…!!」

と、声が入りかぶきが『ゴエモン』の真上で自爆する。
(どー見ても『獅子重禄兵衛』が割って助けたようには見えないが…)

かぶき自爆後、ゴエモン達は無事でおみっちゃんが現れる。
『獅子重禄兵衛』は膝をついているものの無事の様子。

重禄兵衛「ふっ! 俺様なら 大丈夫さっ
 このくらいで くたばっちまっては

 天下の 大泥棒 ゴエモン様の
 血を 受け継ぐ 天下の 盗賊王
 獅子重禄兵衛の
 名が 廃っちまうぜいっ!!!」

ヤエ「重禄兵衛さん! あなた 何か 大きな
 勘違いを しているようねっ!!」

サスケ「ゴエモン殿は そなたのような 単なる
 物取り とは 違うでござるよっ!!」

エビス丸「その通りやで! ゴエはん は
 世のため 人のため わてのため

 日夜 悪い奴を 懲らしめて
 貧乏な 人々に 少しでも

 幸せを もらたして あげようと
 努力 してまんねやっ!!!

 それが ゴエはんに 流れる
 義賊の 心 なんやっ!!

 そんな ゴエはんの 子孫が こんな
 奴やなんて…

 情けないにも ほどがあるでっ!!」(みんな辛辣)

重禄兵衛「うおおおおおおおおおっ!!
 すまなかったあああああああっ!!!

 ゴエモン様 俺様が
 間違ってたぜいっ!!」

そこへ『ビスまる』が『ビスまる・ぽっど』をつかって駆けつけるが
『重禄兵衛』が『ビスまる』をうるせえと吹っ飛ばした。

重禄兵衛「ゴエモン様…今まで あんたを
 目指して 頑張ってきたつもりだったが

 これからは あんたが 教えてくれた
 義賊の心 ってやつを 胸に

 未来の 大江戸を きっと
 素晴らしい 世界に するよう

 約束 するぜいっ!!!」

ゴエモン「ああ…期待してるぜっ!
 平和な 未来が 来るよう

 どんな事があっても この 大江戸は
 おいらが 守っていくからよっ!」

重禄兵衛「よしっ! まずは 邪悪な 俺様を
 説得しに 帰ると するかっ!

 おっと!

 それから おみつ…楽しかったぜっ!
 ……あばよっ!!」


『ビスまる・ポッド』が帰っていく。
おみっちゃんにハートマーク

ゴエモン「ぷぷっ!! おみつ…
 楽しかったぜ…あばよっ! か

 重禄兵衛の奴め 笑わせるぜいっ
 …なあ おみっちゃん!!」

おみつ「じゅーろくべえさまーーっ
 おみつも 楽しかったわあーっ!」

『おみっちゃん』目がハートマーク

おみつ「はっ!!そういえばっ!!!

 ねえねえ ゴエモンさん!
 物知り爺さんは どこに いるの?」

「忘れてた…!」と出てスタッフロールとなる。

と、そのあと少し続き…


その翌日…。
物知り爺さんがタイムマシンのテストをするとのことで
『ゴエモン』のもとへ訪れた。

おみつ「きゃー!! 物知り 爺さんの
 幽霊 だあーーーっ!!」

ゴエモン「ちくしょー!!
 化けて でやがったかっ!!」

エビス丸「ううむ!
 わてらが 悪かったとはいえ
 もともと 爺さんが……!」

爺さん「あわわ… 一体 何を
 ゆうとるんじゃ? おぬし等はっ!?」

ゴエモン達が帰ってきた江戸時代は
物知り爺さんが未来へ旅立つ
前日だった。

というオチで

「お し ま い」

と、出て幕を閉じる。



巨大ロボが出てきたり、未来に行ったり何でもありになってきたわな…
それにしても『獅子重禄兵衛』が『ゴエモン』の子孫なら
『ゴエモン』お相手は誰なんかね。
2020年現在では未確定の様子だけどね。

順当にいけば『おみっちゃん』なんだろうけど(そうなると子孫の『獅子重禄兵衛』にハートマーク出していたが)
プレイヤーが操作できる分、親しみが深い『ヤエちゃん』派もいるようだわな。

『おみっちゃん』は「外伝」からさらわれるようになって仲間として使う事が出来ないからなぁ~。
(『ミス・インパクト』という『おみっちゃん』を模したロボが「でろでろ道中」で出るそうだが)
マリオシリーズの『ピーチ姫』なんかは「USA」からシリーズによっては使用する事も出来たりするけど
『おみっちゃん』はwikiを見ても使用キャラにはなってないからなぁ…
町娘じゃねぇ…
髪型も日本髪ってことで『ゆき姫』とかぶるし…
町娘から思い切ったキャラチェンジをした方がよかったのかもしれんね。
忍者だと『ヤエちゃん』と被るから…
そうだね。動ける巫女キャラぐらいにするとかね。
ひい爺さんのところが巫女の家系で修行しにいくとかとても適当極まりない後付設定でね(苦笑)

そんなおみっちゃんの設定はおいておいて…
本作としては最後の駆け足が気になるからそれらをしっかりと作りこんだ完全版が見たかったところだわな。




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