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「たけしの戦国風雲児」 レビュー (ファミコン)

2013-12-13 21:00:07 | ファミコンレビュー
2~4人までプレイ可能なボードゲーム
タイトーからの発売
1988年11月25日発売


あらすじはボードゲームのためなし

このゲーム
大きく分けて「戦国ゲーム」と「パーティゲーム」がある。
前者は全国各地津々浦々、行って目的を達成するゲームであり、後者はミニゲーム集みたいなものだ。
そして、「戦国モード」には細かく5つのゲームがある。

・日本縦断ゲーム
スタートは北海道のあばしり城から九州にあるたけし城に行く。
たけし城ではミニゲームであるゴルフでホールインワンすることで勝利。

・商人ゲーム
ひたすらお金を稼ぐ。3000、5000、10000の設定が稼ぐ。

・仕官ゲーム
東京にあるおおた城から各地にある城の仕官していくゲーム。
就職活動みたいなもの

・大名ゲーム
仕官にに成功したプレイヤーが大名、目指して奮闘するゲーム。
仕官ゲームからも継続可能。

・統一ゲーム
大名になったプレイヤーが各地の城を乗っ取り、天下統一を目指すゲーム。
仕官ゲーム、大名ゲームから継続可能


点数は40点

良い点
・4人プレイ可能

悪い点
・裏技が多い。
・期限がない。
・チャンバラの勝敗が既に決している。
・とっつきにくい。

良い点
・4人プレイ可能
まぁ、パーティゲームだしな…

悪い点の解説
・裏技(イカサマ)が多い。
基本的に搭載していろよと言いたくなるような裏技や成功確率が高くなる裏技だとか
後者は知っているか知らないかでゲームで大きく差が生まれるので
まるでこのゲームを知らない初見の友達に対して使うのは極めて卑怯であると言える。
少しだけ裏技を載せておこう。

①コンピュータ、プレイヤー追加
このゲーム、基本はプレイヤーしか遊べない。だが、

Ⅱコンの「←」「↑」「Bボタン」を押しながら、Ⅰコンの「Aボタン」を押して決定。

上記のコマンドを入力することでそのうち人間は何人か聞いて来て、他はコンピュータにすることが出来るのだ。

②サイコロを振る際、Aボタンを押し続ける事で「たけしマーク」の出現率が上がる。
「たけしマーク」とは1~7マスを任意で選ぶことが出来るか、選んだ別プレイヤーを1~6マス勝手に動かすことが出来る。

③イベント中に「←」と「Aボタン」を押すとフィールド上で使える「様子」が使える。

④賭場で、サイコロの目の決定の際からサイコロを振るまで
コントローラの「↑」と「→」と「Aボタン」を押し続けると高確率で当たる。

⑤仕事屋で、暗殺依頼を3回断って4回目に引き受けると高確率で成功する。

⑥福引所で。「→」と「Aボタン」と「Bボタン」を押して福引を引くと必ず何か当たる。

⑦いかさまカードがある状態で「剣術ゲーム」「じゃんけんゲーム」をやった際
「↓」と「Bボタン」で勝てるようになる。

説明書に書かれてあるかどうかは知らないが、より良くゲームを進めるのなら知っておくべき裏技の数々である。裏技っていうよりイカサマだな。
「ジョジョの奇妙な冒険」のダービー兄or弟戦ように

「イカサマに気付かない方が負けなのだ」
「バレなきゃイカサマじゃない」

なんてルール。パーティゲームで持ち出されたらたまらんわ!
ダウンタウン熱血行進曲 ~それゆけ大運動会~」で冷峰使われるより性質が悪い。


・期限がない
「戦国モード」は「桃太郎電鉄」シリーズにある期限がないので目的が達成できないとダラダラダラダラ続く。
しかも、イベント終了があいまいだし…
取説なしで買った髭人は大名ゲームをやって1人で2人プレイという空しい作業したのだが…クリアすんのにものすげぇ時間が掛かった…
いくらか期限を設けて、目的を達成できないのなら所持金やらカードの枚数やらその他数値などで決着を付けて欲しかった。
一応、時間的に短いのは「日本縦断ゲーム」と「商人ゲーム」だろう。
セーブもないこの環境で友達同士「戦国統一ゲーム」をやった人ってのはすげぇと思うわ。

・チャンバラの勝敗が既に決している。
城でCPUと戦うことになるのだが
ネットで調べると自キャラの挙動で勝敗がわかるとのことだ。
つまりゲームが勝手に勝敗決めているというわけだ。
基本的に自キャラの能力で決まってくるとのことだがいくら頑張っても勝てないというのは糞以外のなにものでもなかろう。
それら不利な要素を腕で跳ね返すのがゲームの醍醐味というのに…
ただの時間の無駄である。

・とっつきにくい。
このゲーム、独自ルールやシステムなのでどこに何があって何をすべきなのか理解しなければ終わらせることすら出来ない。
だから、初見の友達を呼んでやろうぜってのは非常に辛いと思う。
みんなで集まって取扱説明書を読み合うってパーティゲームのあり方なのかと…
ちょっとプレイして

「ああ。そういうことか」

というわかりやすさもパーティゲームには重要だろう。
桃太郎電鉄」みたいにシリーズが出ている訳でもないし、物凄く細かいから説明するのも大変だろうし、このゲームを知り尽くしている人たち同士とか、ネットでこのゲームやりませんかとオフ会を開くとかってんじゃなければ楽しめないと思うなぁ…
そもそも、

髭人「仕官ゲーム?仕官って何?士官の事か?」

と、分からなかったもんな。それは俺がアホなだけだな(苦笑)


出てくる男キャラはたけし軍団とのことだ。初見で

「何でこんな変わった風貌のキャラなんだ?」
「もっと一般受けするような単純な顔のキャラにすればいいのに」

って思っていたけど。
サイを振るのは元知事。それらを見て懐かしむのもいいかもしれない。


あっそうそう。このゲームに出てくる1枚絵の女の子は大体カワイイ。
それ目的で買うほど魅力的っていう訳ではないがな。

ネタバレじゃなくて書いておくと

「仕官ゲーム~大名ゲームの間に美人奥様カード2枚と、姫カードを1枚、いかさまカードを手に入れて、 全国統一し剣術ゲーム(イカサマを必ず使用)で勝利する」

すると特別な1枚絵が出てくるらしい。
俺はこの条件を満たすほどやりこみたくはない。
桃鉄の女湯ってほどではないがお色気画像って奴だ。
ネットが発達した昨今、そういった画像やゲームの動画張られているが
特別ということもあってここでリンク先書いておくのもなんだから、気になる方はご自分で探してみてくださいませ。


このパーティゲームをこのソフトにしなければならない理由ってのもなぁ…
このゲーム同様にいろんな場所を自分で動き回れるパーティゲームなら他に
桃太郎電鉄」「SUPER 桃太郎電鉄」「ちびまる子ちゃん ~うきうきショッピング~」「いただきストリート」「ロックボード」がある。
軽くプレイしていればルールなどが理解しやすくオススメだろうと思う。

運ゲーなら
爆笑!!人生劇場」「爆笑!!人生劇場2」「爆笑!!人生劇場3」などもある。

あくまで

「ビートたけしが関わったゲームをやるんだ!」

って人に向けられているかもしれない。
北野武氏を師匠と崇める軍団の皆さんか?


ネタバレはなし


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