ひぐらしの思い出

17年続くライフログ。
2020年2月から2022年12月まで毎日日記を書いていました。

祖師ヶ谷大蔵 ホルモン焼肉 モリちゃん

2020-07-27 08:00:42 | 食べ歩き・飲み歩き
七月末の日曜日。
長梅雨の晴れ間を狙って祖師ヶ谷大蔵「ホルモン焼肉 モリちゃん」へ。


なんとまあ良さそうな店構え!


(看板の絵の人は店主さん?)

焼き肉食べたいなと数日前から思っていたところ友人から「今度ここ(モリちゃん)行きましょう」というお誘いがあってそれならもうすぐ行こう!ということになったわけです。

ご時世的に換気のためドアは開放されていて入り口にはしっかり消毒薬。
雨上がりの湿気もあって店内はしっとりムンムン。すでに上気した顔の先客さんたちがたくさんいらっしゃる。
食欲上がる雰囲気~👍



そしてぴかぴかのロースター。
炭火とかなんとか言うけど焼き肉はやっぱりロースターだなと思います。

ビンビールで乾杯。
まずはお店のおすすめ品からいただきます。

ねぎタン塩焼き


炙りイチボ


メニューの最初にどんとあるおすすめだけあって、しっかりうまい。
タンってあまり「肉!」って感じがしないので必要を感じずいつもはほぼ頼まないんですが、これはがっつり厚みがあって「肉を喰ってる」って感じが強い。片面をしっかり焼いて上に乗ったねぎとぱくり。最高。炙りイチボもさっと焼いただけで脂がさっぱりとしていて甘くてとけるやつ!ひゃー。

食べログクーポンを見せるだけでもらえるホルモン三種盛りがこれ。

ハチノス、タケノコ、シロホルモン




豚のホルモンたち(だと思う)がかなり美味しい。わたし好きなやつです。味噌だれが濃いめで酒に合う~。
これが無料なのはかなりうれしい。もういいお店決定~!

定番のキムチ、ナムルも当然注文。

キムチ盛り合わせ


ナムル盛り合わせ


キムチは酸っぱい発酵系じゃなく浅漬け風のあっさり目。美味しいしもう少し量がほしいかなー。

ビールのあとホッピーを頼みましたがこちらの中味は宝焼酎。常にキンミヤ派のわたしとはあまり相性が良くないので(頭痛くなっちゃうんです)JINROをボトルでもらって炭酸割、レモン入りでスッキリと。



ちょい暑な店内で冷たいレモンサワー。これはお肉がすすんでしまう。
追加でお肉いろいろバリエーションをどどんと。

カルビ、ハラミ、ロース(たぶん)


豚ミックスホルモン(辛味噌)


鶏せせり


味噌焼き豚バラカルビ


どのお肉もしっかり味で食べごたえあり。
でもやっぱり店名にあるだけあってホルモンがいい。ミックスの中に入っていた豚タン、豚ハツなんてむしろさっぱりした感じなんです。よく焼いたシロホルモンやコブクロ、テッポーにレモンサワーをぐいっと…。はあ、好き。

調子に乗った我々、にんにく揚げ(ロースター上で胡麻油で揚げるやつ)の油がおいしそうだから「これにぱりぱりのキャベツをつけて食べたいよね~」なんて言っていたらメニューに無いのに大きめカットのキャベツを出してくれました。(メニューにあるキャベツは千切りなんです)
優しいなあ。ホスピタリティー抜群じゃないですか。


(一番最初にねぎタン塩を焼いた時。この時点に戻ってもういちど全部食べたい…)

〆にひとりごはんを頼んでいたり。全員満腹で終了!

大人4人(男性3、女性1)で行ってお会計は二万円ちょっと。かなりお酒も飲んだのにこの額はリーズナブルに感じました。

ホルモン好きさんにはかなりおすすめのお店です。わたしもまた行こうと思います。
ごちそうさまでした!



こんのひよせ
シンガーソングライターをやっています。


よろしくお願いいたします。



代々木上原 / ガテモタブン(ブータン料理)

2020-07-19 12:57:13 | 食べ歩き・飲み歩き
「世界一辛い」と言われるブータン料理。
私は辛いものが大好きなのに今までご縁がなくて食べたことがなかったんです。
今回お誘いを受けたので行ってまいりました。

お店は「孤独のグルメ」にも登場した有名店(検索するとお店の記事がたくさん出ます!)代々木上原の「ガテモタブン」さん。




キラキラの電飾がかわいい!これがブータンかー。



こじんまりとしたお店です。
店頭には消毒スプレー完備。ドアを開けたままで換気は十分されていました。
私たちもしっかり手の消毒をして入店です。


ドリンクメニュー

飲み物はブータンの焼酎「アラ」など色々あります。まずは生ビールを頼みました。


フードメニュー

ディナーメニューはこちら。
基本的にごはんを食べる料理なんですね。
私たちはごはんよりお酒かな、とまずはおすすめ的なものを単品でいくつか頼んでみます。


モモとエヅェ

モモ、ブータンの水餃子です。形がかわいい。味はそのまんま、餃子でした。
真ん中のエヅェという赤いのが辛いのかな?と思いきや旨辛くらい。ちょこちょこつまみながら飲めるようないいブツです。お豆腐とかにつけて食べたいなー。


エマダツィ

ここで絶対に食べたかったのがこの「エマダツィ」。唐辛子をまるまるチーズで煮た料理です。
ブータンではこうやって唐辛子を野菜のように食べるんですって。さわやかな辛さで最高!おいしー!



私たちはお酒飲みだったのでそのまま食べましたが本来はごはんと一緒に食べる感じ。それ美味しいだろうなあ。今度ランチで行ってそうしよう。

お店の方に聞くと「ダツィ」というのがチーズで煮た料理、という意味らしいです。エマダツィの他にもじゃがいもや茄子、キノコなどのダツィもあります。



ジャシャマル(ぶれちゃった)

鶏もも肉と唐辛子の煮込み。鶏がやわらかくてキュンとしてしまう。ひとりで一皿食べてしまいたいくらい好き。
唐辛子入りですが辛さはそこまでなくて食べやすいです。


パクシャパ

豚バラ肉と大根、唐辛子の煮込み。この豚がボリュームがあってめっちゃ美味い。大根は人数的に食べられなくて残念(泣)。

このへんの煮込み料理は唐辛子入りなんだけれどそこまで辛くないんです。激辛好きには物足りないかもしれない。
でも狙った「激辛!」なんかとは違ってむしろきちんとしたお料理という感じ。しっかり美味しくてうれしくなる。


キングフィッシャー ストロング

ここでインドのビールを。
微妙な甘みが料理に合うなあ。


もうすこしなにかつまみましょうか、と追加注文。



ギュン チャン パ

きゅうりを山椒で和えたもの。おつまみの最適解。


ホゲ

野菜をカッテージチーズで和えたサラダ。パクチーも入ってて超好み。

この料理もそうだけど、どの料理もみんな名前がかわいいですよね。


チョーメン

焼きそばです。エスニック風塩焼きそば、的なお味。チョーメンの「メン」は「麺」なのかな?

一緒に持ってきてくれたのがこのお店特製のケチャップなんだけど、


特製ケチャップ

これがちょっと辛くて美味しかった!
どうやらブータンでケチャップをかけて食べているというわけではないようなんですが、シェフ特製、素晴らしい。
トマトの甘味とちょっとの酸味に辛味がぴったりなんですよ。これだけをちみちみとなめてました。ああ、持って帰りたい。持ち帰り用に売って欲しい…。


あとはラストにごはんと茄子のダツィ(ドロンダツィ)を頼んで〆。(写真忘れました)

ブータン料理、どのお料理もさっぱり辛くて素材の味を十分楽しめるような逸品だらけでした。
大満足!



今はテイクアウトもやってるそう。
お土産に買って帰ればよかったな~。



すこしシャイ目な?シェフさんとにこにこ素敵なお姉さん、どうもありがとうございました。
素敵なお店でした。必ずまた行きます。





書いた人
こんのひよせ
シンガーソングライターをやっています。



CD色々出ています。よろしくお願いいたします。


バンコク屋台 カオサン ルミネ新宿店

2020-07-06 12:09:19 | 食べ歩き・飲み歩き

新宿でお昼ごはん。普段あまりごはん食べたりしない土地、しかも選択肢が無限にある…。
そんなときふと連れの思い付きでルミネの地下「ルミチカ」にある『バンコク屋台 カオサン ルミネ新宿店』さんへ行ってみました。
美味しかったので紹介します!

SPICE ROAD|カオサン ルミネ新宿店


映画を見終わったあと、日曜の昼過ぎに入店。
いかにもタイ!という雰囲気の店内はほどよく人が入っている印象。遊びに来ている女子二人組やカップル、この付近で働いている人が一人で来ている感じなのかな。
テーブルにはアクリル板の仕切りがあってソーシャルディスタンスを守っていました。

店員さんは本場の方?元気のいい女性が「いらっしゃいませー!」と挨拶してくれてなごみます。


メニューからセットをチョイス。
セットは基本生春巻と春雨サラダ、デザートのタピオカがつくようです。


カオマンガイセット

蒸し鶏とジャスミンライス。カオマンガイはわたしの大好物なのです!
辛いものが大好きなのでタイ料理なら激辛ものを…などと考えついても、いざオーダーとなると8割はこれを頼んでしまうんです。

こちらはシンプルなカオマンガイ。お米はやわらかめ。タレがややしょっぱいので鶏にかけずちょんちょんとつけていただきました。
鶏がややパサッとしてるかな?と思うもこの量をペロリ。生春巻と春雨サラダも完食しました。


選べるヌードルセット、ミニガパオ付き

連れが頼んだ麺もおいしそう。こちらのセットもミニガパオがついててボリュームあり。
見ていて我慢できずにスープをひとくち。すっぱ辛くて美味~。麺ももらえばよかった。(泣)


唐辛子・砂糖・ナンプラー・お酢の卓上調味料

タイ料理屋さんで必ず見るこの調味料のことを「クルワンプルーン」というんですね、いま調べてはじめて知りました。
砂糖の「ナムターン」、魚醤の「ナンプラー」、唐辛子の「プリックボン」、お酢の「ナムソム」の4種類だそうです。ナンプラーしか知らなかった…

このクルワンプルーン、甘い・すっぱい・辛い・しょっぱいが全部そろった究極の調味料ですよね。これで自分好みに味付けするのがとっても楽しい!
近ごろは大食いなんかのおかげで「味変」という言葉が認知されてますけど、タイ料理ってほんと味変天国ですね。
わたしも全種類を全部のおかずにちょこちょこ使って楽しみました。


そしてちょっと驚いたのがこちら。



分かりますかね?タピオカにコーンが入ってるんです。
脳が「これはスイーツなのか?おかずなのか?」と一瞬ゆれましたがこれはちゃんとスイーツ。よく考えたらコーンもかなり甘いですもんね。果物と思ってもいいかも!(いくない)


雰囲気がよくてリーズナブル。
急に思いついて行ってみた「カオサン」でしたが、梅雨寒のじめっとした小雨の日にさっぱりしたタイ料理がぴったりでとても楽しい昼食でした。

ごちそうさまでした。




書いた人
こんのひよせ
シンガーソングライターをやっています。


グルメ記事なんかも書きますよ!



下北沢/美食天堂 金威のタンタン麺

2018-05-10 16:59:43 | 食べ歩き・飲み歩き


下北でおいしい担々麺食べたいなあと思ってて、天手毬がなくなっちゃってからちょっと困ってたんです。
それで気になってたお店に行ってみたよ。

美食天堂 金威さん。
食べログはコチラ



2階なんですな。





きれいな店内。いわゆる中華屋じゃなくて中華料理屋さんなんだね。
お上品。



紙エプロン来るもの!
さっそく装着です



準備はばっちし。
店内見回すとお昼からビールの方がちらほらいらして。
お料理一品系も素敵そうだけど、わたしは本日ランチセットのみ。
そして来ましたコチラ↓「金威特製タンタン麺セット」950円。





タンタン麺の上には錦糸卵。おしゃれ〜。
セットの小鉢もなんだか見たこと無いもの。



ザーサイにミミガー?みたいのと赤いのは梅味のミニトマト(!)あまずっぱ。

タンタン麺のお味は、どっぷり濃い味好きのわたしにはまあ普通かな…という感じで。
辛い?ような評判をネットで見てたので辛さが全くないのにはすこししょんぼりしたけど、上品でさっぱり食べられるタンタン麺でしたよー。
今度は麻婆豆腐のランチか、夜飲みに行きたいですな。

そんなわけでまだまだ担々麺難民。
わたし好みの「濃いめ!激辛!担々麺」はどこにあるんだろう…


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ここまで見てもらってなんだけど、
なんか急にどしたん?グルメレポなんて…と思った方、すんません。
スマホの画像整理しててね。消すのがもったいなかったからとりあえず書いといた。
たまに唐突にやるのでびっくりしないでねw
これまでの唐突グルメレポ→【ひよせの食べ歩きログ】

居酒屋探訪記~大衆酒場晩杯屋/下北沢~

2017-09-17 10:17:30 | 食べ歩き・飲み歩き


晩杯屋、以前から行ってみたかったんだけど近くに無いから行ったことなかったんです。
下北沢に2店同時オープンと聞いて先日わくわくしながら行ってきたよ。
最終的に若者と入り乱れての飲み会となり若者の街のセンベロ店おそるべし、となりました。




私がこの張り紙を見つけたのが7/24のこと。月末にオープン!しかも立ち飲みじゃない店(大衆酒場晩杯屋)も出来る!(←立って飲むのしんどい)
晩杯屋は「とにかく安い」というイメージなのでどんな料理がどのくらいの値段なんだろう~って主にそこを気にしながら入店してみました。

しかしいま「大衆酒場」って流行ってるよね。センベロって言葉も一般的になった(?)し。個人的には小ぎれいなお店はあんまし大衆酒場って言わないでほしい気がします。なんなんでしょうこの「おれ達の大衆酒場を…」みたいな気持ちは😓


史上初なんですね、掘りごたつ方式晩杯屋。


おしぼり代が70円かかる、注文は人数÷2以上、と。(安いお店はたいへんだよね)


メニュー。
たしかに…安い!
すごいすごい、馬刺しと鯨ベーコンが490円だけど、そのほかはほとんど100~200円代!

なにを頼むか迷いつつ、

ホッピー片手に注文書く紙とにらめっこです(真剣)

マグロ山かけ 200円

マグロ刺身 200円

アジフライ(ダブル) 180円

ちくわ磯辺揚げ 130円

レバフライ 130円

きゃー!
お安いわよねえ~!
つまみの種類的にもあってほしい物は一通り揃ってるし、量も適度。
味もね、そこそこ美味しいんですよこれ!

呑みすすんでいると店員さんから「本日のおすすめ」的なお刺身をプッシュされて、注文。

お刺身 たぶん200円くらい?

見てもらって分かると思うけどなかなかの鮮度とお味。ハッキリ言ってこれは最高なのでは。

さてさて、そんなこんなでほどよく酔ってきましてあとはボチボチ飲んで帰るか~みたいな落ち着きモードに入ったところでまさかの「ひよせさんですよね?デイリーポータルZ見てます」という若者のお声。あれまあ。

おしゃれ風体な今どきの若者4、5人のテーブルに混ぜていただいてしばしはっちゃけ飲みの様子を堪能させていただきました。(一気飲みとか、酔いつぶれて眠る女子とか、何年ぶりに見たろう!)
そしてお土産にお顔のパックを頂戴しまして、なんだか不思議な夜となりました。


ありがとう!ちゃんと使ったよ。

センベロ系酒場って古い街にあっておっちゃんらの憩いの場、ってイメージ。
若者の街に出来るととにかくお金かからないでベロベロになれるっつって若い子来るよねー。そんで限界知らずに飲むよねー。酔いつぶれてる人、けっこういたよ。店内わりとカオスだった。
まあ使い方ですよね。酒は飲んでも飲まれるな、ね。
どきどきの晩杯屋デビューでございました。

おひとり様飲食記~はま寿司編~

2017-08-06 07:38:19 | 食べ歩き・飲み歩き


「お寿司が食べたいなあ」
と思ったんです。

なんとなく気分がしょんぼりしてたのもあって「えいやー!」と初のおひとり様回転寿司、挑戦してみました。

ちょうどいいことに家から徒歩3分圏内に『はま寿司』があるんです。
「はま寿司 おひとり様」などと検索してみるとどうやら意外とおひとり様いるらしいぞ、と。
ネットの民から勇気をもらってどぎまぎしながらも入店。
まあ~行列ですな。三十人くらいとか?もっとかな。お子さん連れの家族さんが多い印象。

受付をタッチパネルで済ませると整理券が出てくるんですね。
「人数/1名 席の希望/カウンター」と。
で、レジ前にあるモニターに番号が出る、と。
わたしのまえに15組くらいかな?番号があったんだけど、そこは「おひとり様」の有利で、何組か飛ばして先にカウンターに通していただけました。ラッキー。(呼ばれる際の「1名様~」ってのが少しアッと思いましたが慣れればどってことないのか)

しかし30分くらい待ってる間。
ずっとスマホ見るふりをして店内を観察してたんだけど、主にお子さん連れの悲喜こもごもを垣間見まして(ガチャガチャで切れる切れられる、眠くなってぐずる、踊りだして怒られる、などなど)た、たいへんだなあ~と思ってました。
ひとり、気が楽。

さて念願のひとり回転寿司デビュー。
注文はタッチパネルだし水やお茶、おしぼりなんかも全部セルフサービスだから店員さんとのふれあいがほぼ無くて(会計時にお皿数えてもらうのとレジくらいだね)引っ込み思案なわたしでも問題なく快適に過ごせる~。
むしろこれ、おひとり様に素晴らしく適合したシステムなのでは??

しかもはま寿司って、平日はひと皿90円というおそろしい価格なのですね。
調子に乗って食べました。
ひとりなのでペースも自由だし、集中してじっくりメニューを見て選べていい。(真剣)
味もけっこうおいしい!
全体的にお寿司小さめなのかなあって感じだけど、いろいろ食べたいわたしなんかにはありがたいくらいでした。
本当にお腹いっぱい食べてもお会計千円しなかった。すごい。

(証拠写真)

とはいってもこれお椀だけ無料クーポン使ってます。そういうとこ、抜かりないぞわたし。
ケータイ会員になるとクーポンがもらえる他ウェブ上で予約が出来たりなにかと便利そうなので即入会しといたのでした。

さあこれハマりそうです。
無性にお寿司食べたい!ってなったときの心強い味方、はま寿司おひとり様。
わたしもうすっかりはま寿司の回し者のようになっておりますが、ぜひみなさんもトライしてみては?
(なにこのよくある記事的な〆…)



食べ放題~豪徳寺・焼肉ひゃくてん~

2017-06-29 12:23:29 | 食べ歩き・飲み歩き
世の中にある「食べ放題」が憎い。

わたし、とても食欲があるんです。
四六時中食べ物のことを考えているんです。
朝起きたらまず
「今日の夕飯なに食べる?」って聞くし
ネットでも食べ物の記事を見かけたらまず全部見ます。
ぼーっとしてる時はだいたい知らない食べ物の味を想像してにんまりしたり、冷蔵庫の残り物でアレが作れるなって考えてたり。
いろんな物のいろんな味や香りや食感やのどごしや、それらを想像しまくって「ほえ〜」っとため息をつく毎日です。
きっと食いしん坊なんですな。

そんなわたしなので、街で「食べ放題」の文字を見るとものすごくテンションが上がります。
「食べ放題」。
なんとまあ魅惑的な、扇情的な言葉でしょうなあ。
「食べ」ることがすでに快楽なんですけど(そう、快楽だ!)それが「放題」なんですよ。
おそろしい。
無限に食べていいんだよ、というお許しがお上から堂々と与えられているこの行為。
いいんですか?ほとんど違法じゃないですか?
もうこれはいつ逮捕されるんじゃないかと、気が気じゃありませんよ。

そんな食いっ気満点のわたしなんですが残念なことがあるんです。
食が…細いんです。
普通の方と比べても小食だと思います。
背も大きめだし(166センチあります)ふにふにとした体つきなのでわりと食べられそうに見られるんですが。
食べだすと5分でお腹がいっぱいになってしまう。(ばかみたいだ!)
ごはん大盛りを頼んで食べきれたことが20回に1回ほどしかない(ごめんなさい食べられると思ったんです)
追加で頼んだ料理は大体残す(人に食べてもらいます、ごめんなさい)

がーっ!悔しい。

食べ放題なんか、最近はちっとも行きやしません。
自分の実力がやっと分かってきたんですね。
ちくしょう。
ギャル曽根ちゃんになりたい。
ギャル曽根ちゃんになって、テーブルいっぱいの料理を片っ端からかたづけていきたい。
(テレ東の大食い選手権はテレビチャンピオンでやる前からずっと見てるからな、わたしは)
そう、小食だからこそどんどん食に対する欲が深くなっていくんだよなあ。


なんでこんなことをつらつらと書き出したかと言うと、
昨日のお昼に焼き肉食べ放題に行ったのですよ。
豪徳寺にあるひゃくてんというお店。


なんとランチは焼き肉食べ放題が930円。ぎょえええ
前にネットで見かけて気になってたお店で。
昨日は旦那さんもお疲れでちょっとしんどそうだったのでタンパク質を、そうだ肉でも食おうか!となりまして。
近所で昼から焼き肉食べられるお店ないかなあって検索したらこの値段が出てきたので即行ってみることに。


(我々は+380円でハラミ付きのコースにしました。それでも1310円!しかも税込みでしたぞ)

お店に着いたのが多分11時40分とか。
店内はほぼ満席。
ビールとか飲んでる人もいるし、平日の社会となんだか別世界。


(ハラミと豚バラ)


(豚トロとタンモト)

お肉をつぎつぎと。
お肉の他にごはん、スープ、小鉢(この日はオニスラでした)もおかわり自由で。
お味はまあなかなか。この料金からすると「よく出来てるなあ〜」とうなる感じでした。
すばらしいじゃないですか。
ねえ。
しかしねえ、
わたしはね…
ごはんの小も残して…
スープも一杯をぎりぎり飲み干して…
1時間で帰りましたね。2時間コースなのにね。
お腹がプチンとはち切れそうになってしまったのでね。
まあ昨日はもともと「食べ放題じゃなくてもいいや」って感じだったからいいんだけどさあ。
なーんか、悔しいよねえ。
与えられし時間の半分しか使えないとは。
みんなどうして2時間も食べ続けられるんだい?
教えておくれ。
そして結局昨日は夕飯も食べられませんでした。
ずっとお腹いっぱいだったんだよ!
貴重な食事の機会を失ってしまうとは。
食べ放題め…憎し!!!!!

あ、豪徳寺ひゃくてんさんはいいお店だったので安価で肉をぐあ〜っと食べたい方はぜひ。オススメです。

せたがやふるさと区民まつり!

2016-08-10 10:02:57 | 食べ歩き・飲み歩き
日曜日に、近所の馬事公苑で開催されてた『せたがやふるさと区民まつり』に行ってきたよう!

すごーく楽しかった!暑くてにぎやかで美味しくて◎
(主に食べて飲んでばかりでした)
写真一気にドーン!












 

 















物産展に遊び行っただけみたいな写真ばかり…(^_^;)
ほんとは夜の「松本伊代・西村知美・早見優コンサート」も見たかったんだけどね~。超よくない?それ。
でもお神輿も見れて「THE 夏!」って感じ、楽しめたよ。
お土産に水出し珈琲買って帰ったんだけど、それも美味しくてうれしい。
来年も絶対遊び行くぞ~!

パリッコさんの「居酒屋パリッコ in 新代田えるえふる」行ってきた

2016-05-04 15:29:23 | 食べ歩き・飲み歩き
ゴールデンウィーク、ひよせの近況報告その2だよ。

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大好きなパリッコさんがイベントやるって!わーい!
「居酒屋パリッコ」in 新代田「えるえふる」のお知らせ
巴里風呂(パリッコさんのブログ)より
あ!このお店気になってたんだよ。
レコードショップとくっついた立ち飲み屋さん。
わりと近所だし下北からだったら歩ける距離だしね。
でもなんかシャレちゃってるんじゃない?若者のおみせでしょう?
わたしなんかがお邪魔して大丈夫なの?…なんて思って行けてなかった。
新代田「えるえふる」
ちょうどいいから様子見がてら行ってみよー!
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と旦那さん連れてのこのこ行ってまいりましたよ。(ひとりじゃムリだった…)

店内大盛況で「これもしかして居場所ないヤツじゃ…」と気後れしながらとりあえず注文だ、とカウンターへ向かうとパリッコさんがいらっしゃる!
お初にお目にかかるので緊張したんだけど「ひよせさんじゃないですか~」と声をかけていただいて「ふへえ!」となりました。たぶんたぬきや行ったときのブログ読んでくれたと。ああありがたすぎる~。

そしてお写真まで。

お店のカウンターを使って謎の屋台感を。うおお、めちゃくちゃうれしい。パリッコさんと飲むの夢だったから…


スズキナオさんの「俺のお母さんが作ったポテサラ」「たぬき豆腐のしょっパフェ」「トムヤムきのこ」


「肉豆腐」めっちゃ味しみてておいしかった~!


〆に「キムチ納豆」この日のメニュー全制覇!って思ってたけど自家製ぬか漬け忘れててショック。


物販コーナーに勢揃いしたパリッコさんのご本&CD達、


もちろん購入いたしました!イエ~!
みてよみてよ、サインもらっちゃったよ~~!(←超ミーハー)


かーわいい~~~
CDはただの白い盤にイラストその場で描いてくれたんだよ。うれしい。もともとこういうヤツみたいなできばえ。ありがたすぎる。
「TANUKI SONGS」音源かっこいいよー。ご本は(酒飲みには)とても参考になるし。バイブル。
みんな絶対買うべき。ぜったい!

店長パリッコさん、お店が落ち着いたあたりで飲みながらお話しさせてもらったんだけど店内でご自分の楽曲かけながら「これここかっこよくないですか」みたいな解説をしてくださって。
自画自賛!
そうだよね自分で好きなもん作ってるんだから自分がいちばん気持ちよくなれるはずだよね!って目からウロコ出た思い。ああミュージシャンたるものこうでなくては。
「このCDかけるとよく眠れるんです」とも聞いてすごいと思った。わたし自分の曲なんてかけたら気になって気になってあたまぐるぐるしちゃうよ~。

美味しい酒とおつまみと素敵音楽、いい日だったなあ。
パリッコさん、一日店長としてお忙しい中たくさんお話ししていただいて相手していただいて本当にありがとうございました!
サイン大事にします!

あとおまけ。
新代田の駅、いま工事中でなんと線路の上を歩ける!!



なにげに結構すごくないこれ?今だけだよー!

多摩川「たぬきや」のしあわせ

2015-08-05 10:32:44 | 食べ歩き・飲み歩き

「たぬきや」パリッコさん画

ネットで見かけてからずっと行ってみたかった場所があった。
「たぬきや」というお店。
多摩川の河川敷にあるので住所はないし、電話番号もない。そんなお店。
わたしのバイブル、大好きなパリッコさんの大衆酒場ベスト1000でも紹介されてて「必ず、いつか行くぞ!」とは思っていたんだけど。

今回のきっかけは、たしかきれいな虹が見れた日。Twitterで「たぬきやに架かった虹」って画像が出てたんだよね。
「あ~いいなあ、天国のようだ…行ってみたいなあ!」
と盛り上がりに上がったこの気持ち、この夏にぶつけてみました。
(どんなに素晴らしいお店なのかはパリッコさんが語ってくださってますので皆さんもぜひこちらを読んでからこのブログをご覧ください)
「大衆酒場ベスト1000第66回たぬきや(稲田堤)牛もつ煮込み」

ズボラでぐうたらで、普段の集まりは基本「誘われ待ち」というやな感じのわたしが今回ばかりは友人を呼び集めまして。
総勢8名。(わたしにしては頑張った…)
参加してくれたみんなありがとー。

人を集めたはいいけれどなんせたぬきやは電話がないので予約も出来ない。
不定休なのでその日にお店が開いてるかどうかもあやしい。
そんなわけで連日の猛暑もなんのその、真っ昼間の12時に集合という近年まれに見る早起き作戦を立てていざ稲田堤へ。
(もしお店がやってなかったら近所のサイゼリアに避難しよう、とかまで考えた。えらい。マメだ)

稲田堤駅からまっすぐ多摩川に向かって歩くこと5分ほど。
その道中、あまりにも暑いので途中コンビニで「もしものために」と水と塩飴を買う。(わたしのマメさその2)

健康第一。楽しい飲酒は健康から。

河川敷に出るとすぐのところに建物が見えた。あれだあれだ!と大興奮。よかった。
(お店が見つからないかもしれない、と前日不安になってGoogle earthで探しといた。マメその3)
しかし様子がおかしい。
お店のシャッターは半分閉じているし、人がいない…
すわ、休み!?



情報によると営業時間は11時~19時だったはず…ええ~
一同緊張感に包まれるも、おじさんがひとり缶ビールを持って軒先の席についた。
「どうやらやっている…らしい?」
一安心して様子をうかがっていると、お店の中の方でおばちゃんがひとりお掃除をはじめてらした。

「今日やってます?」と聞くとちょうど今からお店を開けるところだったらしい。
よかった、気合いを入れすぎて11時に来なくて…

このとき集まっていたのは4人。とりあえずおばちゃんの開店準備を見守りつつしばし待ち、頃合いをみはからって注文。
とりあえず生ビールで乾杯。


生ビール500円

最高。(関係ないけどわたしの髪、弁天様みたいじゃね?)



近くの川辺では近所の小学生達がなにやら着衣のまま川で遊んでいてなにかの訓練?が終わったところだったらしい。
子供達のにぎやかな声。軒下には川からの風がとどいて意外と涼しく、むしろ暑さはビールを美味しくしてくれる。
最高。

お店の準備(おばちゃんの準備)が整ったあたりで食べ物も注文。まずは同行者がネットで見て絶対食べると言いはっていた焼きそばを。


焼きそば500円

間違いようのない味。最高。
夏の昼ごはんって焼きそばなイメージありませんか?わたしはある。
ここで2名参加者が到着、こっちもにぎやかになってきたよ。

 

画像を見ておわかりかと思いますが、このときお客さんはまだ我々と最初にいた缶ビールのおじさんのみ。ほぼ貸し切り。
なんとも贅沢だよ。
追加で焼き鳥盛り合わせ、おでんを注文。


おでん値段不明

午後1時を過ぎ、たまに人がやってくる。
近所の人って感じからわざわざ飲みにきた風のお兄さんから。
たぬきやはキャッシュオンの支払いなので飲み物だけ買っていく人なんかもいたり。自由だなあ。
ここいらからすでに飲み物は瓶ビール(550円)に移行。
汗をかきながらビールを飲み、眼前に広がる多摩川を愛でる。
さすがに川に入ったりはしなかったけど、水着の用意を半分本気で考えていた(マメ4)くらいなので時たま水辺へ近づいてみたりする。



水はにごってる。
石のまわりにもよもよとしたコケというかなんというかがまとわりついてる。
これ足すべるから気をつけなきゃいけないんだよな、とか思う。
わたしが育ったとこには相模川ってのがあって、夏はそこでしょっちゅう泳いでた。溺れかけたこともある。いい思い出だ。
楽しい。最高。

ここでイチゲも到着。あいつの遅刻ぐせはもうどうしようもないな、もう怒るのやめよう、と固く心に誓う。怒ったけど。
外席で飲んでたんだけどだんだんと陽が移動してきたので我々も席がえ。店内へ。



なんだか親戚の家みたい。みな口々にそう言ったけど、わたし正直こんな親戚いないんだわ。
あるよね、謎の郷愁。謎のノスタルジー。
ここらで同行2名が帰宅。
まつさん旦那さんお酒飲まないのに参加してくれてありがとう。楽しかったね!

追加で枝豆、スナック菓子などをつまみつつ瓶ビールはひとり一本抱えて飲むスタイルで宴はつづく。



「夏に夏じみたことをするのっていいね」
そんなことを話した気がする。そしてなんとなく青春時代にもどったような気になった。
たぶんたぬきやがとても自由で懐かしい雰囲気だったからだろな。

午後4時すぎ、お店は繁盛していて気がつけばお客さんはかなりの人数。
おばちゃんひとりで切り盛りしていて大変だなあと思ったけどお客さんたちもなれたもんで、ひと声かけてお金置いて勝手にビール持ってったり。
空いたグラスやビン、お皿なんかを片付けにきたりとか自然とそうなってる感じ。
わたしもせっせと空きビン運びましたよ。
いいお店だ。

座った席の上に額がかざってあって、どうも見覚えがあるなと思ってまじまじ見たらパリッコさんの絵だった。



たぬきやの絵。すてきだなあ。
Twitterにあげたら翌日ご本人から返信が来てうれしくて。もはやパリッコさんはわたしのアイドルだ。

それなりに飲んで夕方となり「そろそろ行きますか」と後ろ髪をひかれながら腰を上げた。
ずっといれるなここは。また来よう。そんな声が聞こえてなんでかわたしがうれしかった。
最後に記念撮影。



いい顔をしている。
みんな「最高だ最高だ」と言ってくれた。
いまだかつてわたしの企画した飲み会でここまで人が喜んでくれたことがあっただろうか。
感無量。みんなを誘ってみてよかった。言い出しっぺの責任感が苦手でなかなかやれないけどがんばってみてよかった。
最高。

その後浮かれた我々はカラオケへくりだし(大人は帰ってしまったなあ。猪子さんまた遊びましょうね)イチゲが入れたくるりを横取りして歌ったりブルーハーツで2名のみ盛り上がり今度しばりカラオケやろうと話したり。(布施よ、絶対実現するぜよ!)
〆にニンニクのきっつい二郎系のラーメンを食べ(自己責任だよわたしが悪かったんだ)帰宅の途についたわけです。
うちに帰ってシャワー浴びてさっぱりしてもまだ21時すぎとかで、先に寝ちゃってた旦那氏を見ながら「今日一日って夢だったのかな」と思ったよ。
そんですぐ寝た。
子供の頃の夏休みみたいな一日だった。

今回このブログを書くのにネットを検索していて出てきたこの記事 「デイリーポータルZ/多摩川ロケットボーイズ」、これに当時ものすごく憧れたのを思い出した。へーこんなことやってる大人がいる、こんな大人になりたいなって思った。
なれたのかなそんな大人に。
なっていいのかという疑問はおいといて。