テレビアニメシリーズを見て面白かった「幼女戦記」の劇場版をNetflixでみつけたので見ました。去年2019年公開の作品。
声優の悠木碧ちゃんが主演のターニャ・デグレチャフ少佐を演じてるんだけど、その演技が最高にキレッキレで素晴らしいんです。
テレビシリーズからそうだったけど劇場版でも名台詞が多くて。
特に終盤の名言、
「閣下。その戦いの先には、一体なにがあるのでしょう?」
「戦争とて政治です、外交手段の一つです。よって、戦いを適切に終わらせることが出来なければ、その先に待つのは、次なる戦争のための単なる準備期間」
「新たな愚行の始まりかもしれません」
「栄光のさなか、背後の一月で全てを失うこともある世の中です」
「閣下のおっしゃる通り、まずもって勝利が全て。しかし、正しく勝たねばなりません。でなければ、いずれ歴史に笑われます。戦争は、どう勝つかが重要なのです」
このあたりがすごい。
原作通りなのかもしれないけど、作り手からの戦争への嫌悪感、強い意思を感じました。
幼女がばんばんに戦争をしている…という、絵面的にはおっかない作品なんですが、内容的にはおふざけの無い、戦争という大事を若干シニカルに、でも真摯に描いた作品だと思います。
魔法的な部分もあるけどファンタジー要素は少な目。おもしろいですよ。
テレビシリーズも全部Netflixにあるのでご興味あればぜひ。おすすめです!
よろしくお願いいたします。
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