涙・・・怒りそしてまた涙

計画停電・余震・原発問題・・・


まだまだテレビから目が離せない日々が続いています


その中でも福島原発


現場で不眠不休で作業されている方々には本当に頭が下がります


またその家族の方々の心情を察すると胸が痛みます。


地震が起こったあの日、原発の現場では


避難は個人の判断にまかせる・・・という指示があったらしい。


家族や家のことが心配になるのは当然のこと。


でもその中でも現場に残った人たちはいる。


私ならどう判断しただろう・・・また主人が現場関係者だったとしたら・・・


考えると泣けてきます。






そんな中　話は急に変わりますが


来週末（２５日）にプロ野球のセリーグが開幕します（する予定！？）。


私は３０年以上　阪神タイガースのファンです。


毎年春季・秋季キャンプなども衛星放送で観ながら


主人と２人で各選手をチェックし、開幕を楽しみにしている１人です


しかしながら　今年は状況が違う！！


各選手の気持ちを言葉にして　選手会は


『２５日開幕は難しい』と日本野球機構に訴えました。


しかし聞き入れてもらえず、選手会を押し切って強行開催を宣言しました。


今　被災地域以外の関東圏では計画停電が毎日行われています。


停電の地域を少しでも最小限にしようと、各家庭や企業は一生懸命に出来る範囲で


節電に努力しています。


コンビニやスーパーでも出来るだけ電気を消しているので


外から見ると、やっているのかいないのか・・・わからないくらいです。


私はブログを書くのにも３分間と決め、書くことを下書きしてから


ただ打ち込んでいます。こんなものはとても些細なことなんでしょうが


こういうことの積み重ねで、１地域でも停電が解消されれば・・・


多分関東の人は同じ考えの人が少なくないはず。


プロ野球コミッショナーは『この困難な状況においてこそ、気力を振り絞って


真剣勝負をお見せすることが被災者と被災地、そして日本のために


貢献できるのではないか』（讀賣新聞より抜粋）


んーーーーーーー・・・・・納得いかない！！！！


今　東日本の状況を把握していない発言としか思えない。


昨日はとても寒かった。消費電力量が増え、政府から電力不足のため、


大規模停電の可能性を言われ　さらに節電に努めた。


なのに・・・なのに・・・こんな時期に開催なんて・・・


電力が一番使われる時間帯は　１７時～１９時くらいらしい。


野球が始まるのはナイターだと、１８時頃・・・


さらに日本野球機構は『昨日のような大規模停電の可能性がある日は試合は中止』


と言ったらしい。


何も今年の全試合を中止しろとは言っていない。選手会だってそうだ。


ただ電力不足が解消されるまで待ってはどうか・・・


セリーグでこの電力不足にひっかかる球団は巨人とヤクルト


それも２５日にいきなりこの２チームは地元ホームでの開催だ


しかも開始時刻は18時


観戦に行く人たちの中には電車を利用する人も多いはず


その電車すら、１００％稼働していない。


被災地でもいまだに家族の安否すらわからない人たちがたくさんいる。


ガソリンや灯油がなく、寒さと戦っている人たちもいる。


もちろん同じファンでも考え方はそれぞれに違うと思う


しかしこの状況の中での日本野球機構の発表は、プロ野球ファンの１人として、


私は怒りを通り越して泣けてきた。