いち子ばーばのお針箱Ⅱ

昭和一桁のばーばが、虜になったウクライナ刺繍を主に、エッグ・アートなどの作品をご紹介して居ります

見付かった宝物とクッションの続き

2011年06月07日 | ウクライナ刺繍

大好きな季節の花、りょうぶです

かなり前に写したものですが

ファイルが行方不明でした

 

 

今日は行方不明だった私の宝物を御紹介します

木彫りの椿のブローチ

終戦間もない頃に、山梨に旅行した母が

買って来てくれたお土産です

当時山梨の彫刻家さんも職が乏しく

お土産用のブローチ等を掘っていたのでしょう

形の好いばらの花が気に入って愛用していました

右の葉と花弁に有る傷は

当時飼って居たペルシャの交ざった黒猫が噛んだ傷です

この傷を含めて宝物なんです

猫の名は「ペル」キンダーブックの

「ペルとさりこさん」に出てくる猫にそっくりで

他所の方は狸みたいといっていましたが

顔の周りの長い毛がライオンのようでした

色々な芸をしてくれましたし

躾もよく覚えて、賢い猫でした

只困ったことに、ネズミ捕りの名人で

捕った戦利品を見せに来るのです

この猫の写真が無いのが残念ですが

ブローチに残った噛み跡が思い出になって居ます

其のブローチが見当たらなくなって30年程になりますが

今朝アクセサリーを入れている

スチール製の小物入れの扉の具合を直して居る時に

扉のつかえを直そうと差し込んだ物差しに当って

このブローチが出てきました

高価なものではないけれど

とても嬉しくて御紹介します

当時アクセサリー用のパーツも不自由だったのでしょう

安全ピンがつけてあります

ペルは抱かれるのが好きで

抱いてやると、ごろごろ喉を鳴らし

顎をあまがみしてきました

そんな時にこのブローチも噛まれたのです

其のペルは父が知り合いから白猫の子供を貰って来ることが

判ったのか偶然か

行方不明になってしまいました

 

ペルには色々なエピソードが有るので

絵が描ければ絵本にしたい位です

 

クッションの刺繍少しすすみました

先が見えてきて弾みが付きそうです

 

 

 

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