いち子ばーばのお針箱Ⅱ

昭和一桁のばーばが、虜になったウクライナ刺繍を主に、エッグ・アートなどの作品をご紹介して居ります

木曽のお六櫛持ってました・・・・

2016年07月01日 | 手作り

アルストロメリアも色々な形が出て来て面白いです

 

 

昨日のテレビ番組の「和風総本家」に奈良井のお六櫛と

鋏職人さんが取り上げられていましたね

上の櫛は当時使って居た東京の確か十三屋と言う

櫛や簪を売って居た店でっ購入した物

下が木曽の奈良井宿で購入した物です

屋号は忘れましたが

山半とでもいう店だったのでしょうか

店と言うより仕事場の様でした

昨日のテレビの方とは違うかもしれませんが

45年程昔に奈良井宿から鳥居峠を越した時に

漆器の椀と柘植の櫛を求めました

その時でも柘植の櫛を買う人が少なくなったとの事でしたが

祖母の使って居た柘植の櫛で髪を解く事が好きだったので

若いころから東京で買った櫛を一丁持っていましたが

柘植の櫛は油がしみ込んで使い心地が良くなると折れると

祖母が行って居たのを思い出し

新しく求めました

此の櫛を買った頃は髪を短くしていたのと

貴重品の櫛を使う気にならず

使わずに今も引き出しにねむっています

古い方は大分使いこんでいますのでこちらは

油がしみ込んで髪通りがよいのですが

割れるといけないと思い使って居ません

 

鋏は以前ご紹介したことがありますが

裁ち鋏は長太郎と庄三郎(こちらは少し安価)

手芸用は俗称博多の三つ葉鋏(こちらは老齢の為製造中止になった様です)

が私の道具の宝になって居ます

手仕事にお金を払う事が少なくなった昨今

外国の方が日本の技術にほれ込んで使ってくださると言う事

嬉しいですね

 

 

腕の好い祖父が言って居た

「道具に金を掛けないやつに好い仕事は出来ない」が

私に好い道具を選ぶ癖をつけてくれました

 

 

 

 

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