芥川賞 「乳と卵」 2008年03月07日 | レビュウ 「乳と卵」 川上未映子 文藝春秋 単行本とちごて文藝春秋で読んだんやけど、最初は読みにくいなあ、なんやなんでこんなに一文が長いんよ、一段落全部つながってるんや、わけわからんと思うたけど、集中しているうちに結構くせになる。 豊胸手術に異様に執着してる辛気臭い母(巻子)とやたら哲学的な娘(緑子)のあり方が中心で話が進み、ストーリーテラーはその辛気臭い母の妹で、妙に乳やら生理やら女の象徴にこ . . . 本文を読む