丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

八月十五日

2010年08月15日 | 季節
「戦後」が「戦後」であり続ける
「戦後」が「戦前」と呼び名を変えることなく
「戦後」であり続ける


そのために何が必要なのか


そもそも争いの元とはなにか。


国へのこだわり
富へのこだわり
自分へのこだわり
家族へのこだわり
命へのこだわり
体面へのこだわり

こだわりを捨て去ってしまえば、争いはおきない

それができないからいつまでも人は争い続ける

人は罪の中に生きている
 
戦争ほど愚かしいものはない
加害者と被害者の区別もつかない
全ての秩序は破壊され、いいように再構築される

正義も大義も普遍ではない
時の支配者の意のままに
全てが区別されていく

戦前も
戦中も
戦後も

私の中にあるだろうか

狂乱と混沌の中で
冷静に見つめる瞳が
自分を見失わない強さ
真の正義のために全てのこだわりを捨てられる潔さが

今年も八月十五日が来た







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