一つ前の記事でmiyaさんという方からコメントを頂いて、その返事を考えているうちになんだか子供の頃の事を思い出しましたよ。そう言えば、今日から新学期ですねぇ。もしかしたらまだ作文やら読書感想文やら、今晩あたりに書く子供達もいるかもしれません。役に立つかどうかはわからないけど、ちょこっと作文のコツなんかを……。
まず、作文。だいたい皆さん「何を書いたらいいのかわからん!」という声が多いみたいですね。特に面白い事もなく、作文に書くほどのすごい出来事もない。何を書けっちゅうねん。そんな話をよく耳にします。
ノンノン! 特に変わった事を書く必要なないので~す!
身の回りのしょうもない事もちょっと意識してみれば、ものすごい面白い事があったりするのです。「ご飯を食べてる時にお父さんが屁をこいた、臭かった」とか、「寝言で姉ちゃんが『タイ焼き食べる!』と叫んだ、なんの夢みとんねん」とか、「ゴキブリが出てきて家中パニックになった」とか、そんなんでいいのです。充分、笑えます。
ここで重要なのが、描写。例えば「お父さんが屁をこいた」と一言で済ますところを、「お父さんが急に身体を傾けて動きが止まった。どうしたんだろうと思ったら『ぶりぶり』っとすごい音がした」なんて書くと、読んでいる人の頭にリアルな映像が浮かぶというものです。ほら、想像してみてください。
…………ね? おかしいでしょ?
こういう描写の積み重ねによって、作文の長さも増えるし、面白さもどんどん増して行きます。ま、ここでオチをつけるなら、「ちなみに今日の夕ご飯はブリの煮つけだった」なんてあったら完ぺき(笑)ですが、オチをねつ造する必要はありませんので、あしからず。
ちなみに私の五年生(六年生だったか?)の作文には「夜中にトイレに行った話」を延々描いた超大作があります(笑)。先生に前で読み上げられ、クラス中が悶絶して大笑いしたのは言うまでもありません(爆)。そう考えれば、作文は特に変わった事を書かなくても、誰もが覚えのあるようなネタほど、共感を得る事が出来るという事がよくわかるでしょう?
次は読書感想文。これも皆さん嫌いみたいですね。よく聞くのは「あとがきをまる写し」です。「あとがきのまる写し」、これは邪道です。なぜならこれは他人の感想だったり、著者の感想だったりするから。読書感想文は読者の感想でなくてはなりません。その本を読んで少しでも「面白い」と思ったのであれば、その気持ちを掘り下げなければもったいない!
ありきたりな事を言えば、「面白い」→「なにがどう面白いのか」という感じで掘り下げましょう! なんでしょうけど、そこがなかなかわからないんですよね。「面白い」は「面白い」やんか。そう言われればそれまで。まあ、確かに。私のような自己分析が趣味みたいな人間はこういう作業は面白くてしょうがないのですが、そうでない人にはとっかかりすらわからないかもしれません。
で、ちえぞーがお勧めする手法は、コレ!(ジャン!!←効果音のつもり)
「自分が主人公だったら~!」
自分が主人公(もしくは話の中の好きなキャラクター)だったらどうするだろう、もしくはこのキャラクターになりたいなぁ……という風に話を組み立ててみてはどうでしょう。自分をその物語の中に登場させてみたら、自分の考えや思いが案外明確に見えてくるかもしれません。
さらにもうひとつ上を目指したい! というような方は、あえてそこであとがきなんかに書いてある著者の意見に真っ向勝負してみるというのも面白いでしょう。「あとがきの中で著者はこういう風に書いているが、僕はちょっと違うと思う」みたいな感じで、著者に挑みかかってみる!
これは中学生以上の方はぜひ一度はやってみて欲しいですね。感想文とは何も全てを肯定する必要はないのです。あえて違う考えをぶつけてみる。議論の苦手な日本人には必要な事だと思います。
他人に対する誹謗中傷は別ですけど、私は基本的に文章に禁忌はないと思っています。恐れずに色んな事を、色んな感情を、どんどん文章にしてみてください。書くことによって自分の気持ちも改めて見直せるし、考え方も整理できます。まずは観察する、思考する、そういう事を習慣づけて、あとはどんどんそれを文章に書いていく。これが出来れば文章を書く事が全く苦にならないはずです。
というところで、子供達よ! 作文、頑張ってね~~~!!
まず、作文。だいたい皆さん「何を書いたらいいのかわからん!」という声が多いみたいですね。特に面白い事もなく、作文に書くほどのすごい出来事もない。何を書けっちゅうねん。そんな話をよく耳にします。
ノンノン! 特に変わった事を書く必要なないので~す!
身の回りのしょうもない事もちょっと意識してみれば、ものすごい面白い事があったりするのです。「ご飯を食べてる時にお父さんが屁をこいた、臭かった」とか、「寝言で姉ちゃんが『タイ焼き食べる!』と叫んだ、なんの夢みとんねん」とか、「ゴキブリが出てきて家中パニックになった」とか、そんなんでいいのです。充分、笑えます。
ここで重要なのが、描写。例えば「お父さんが屁をこいた」と一言で済ますところを、「お父さんが急に身体を傾けて動きが止まった。どうしたんだろうと思ったら『ぶりぶり』っとすごい音がした」なんて書くと、読んでいる人の頭にリアルな映像が浮かぶというものです。ほら、想像してみてください。
…………ね? おかしいでしょ?
こういう描写の積み重ねによって、作文の長さも増えるし、面白さもどんどん増して行きます。ま、ここでオチをつけるなら、「ちなみに今日の夕ご飯はブリの煮つけだった」なんてあったら完ぺき(笑)ですが、オチをねつ造する必要はありませんので、あしからず。
ちなみに私の五年生(六年生だったか?)の作文には「夜中にトイレに行った話」を延々描いた超大作があります(笑)。先生に前で読み上げられ、クラス中が悶絶して大笑いしたのは言うまでもありません(爆)。そう考えれば、作文は特に変わった事を書かなくても、誰もが覚えのあるようなネタほど、共感を得る事が出来るという事がよくわかるでしょう?
次は読書感想文。これも皆さん嫌いみたいですね。よく聞くのは「あとがきをまる写し」です。「あとがきのまる写し」、これは邪道です。なぜならこれは他人の感想だったり、著者の感想だったりするから。読書感想文は読者の感想でなくてはなりません。その本を読んで少しでも「面白い」と思ったのであれば、その気持ちを掘り下げなければもったいない!
ありきたりな事を言えば、「面白い」→「なにがどう面白いのか」という感じで掘り下げましょう! なんでしょうけど、そこがなかなかわからないんですよね。「面白い」は「面白い」やんか。そう言われればそれまで。まあ、確かに。私のような自己分析が趣味みたいな人間はこういう作業は面白くてしょうがないのですが、そうでない人にはとっかかりすらわからないかもしれません。
で、ちえぞーがお勧めする手法は、コレ!(ジャン!!←効果音のつもり)
「自分が主人公だったら~!」
自分が主人公(もしくは話の中の好きなキャラクター)だったらどうするだろう、もしくはこのキャラクターになりたいなぁ……という風に話を組み立ててみてはどうでしょう。自分をその物語の中に登場させてみたら、自分の考えや思いが案外明確に見えてくるかもしれません。
さらにもうひとつ上を目指したい! というような方は、あえてそこであとがきなんかに書いてある著者の意見に真っ向勝負してみるというのも面白いでしょう。「あとがきの中で著者はこういう風に書いているが、僕はちょっと違うと思う」みたいな感じで、著者に挑みかかってみる!
これは中学生以上の方はぜひ一度はやってみて欲しいですね。感想文とは何も全てを肯定する必要はないのです。あえて違う考えをぶつけてみる。議論の苦手な日本人には必要な事だと思います。
他人に対する誹謗中傷は別ですけど、私は基本的に文章に禁忌はないと思っています。恐れずに色んな事を、色んな感情を、どんどん文章にしてみてください。書くことによって自分の気持ちも改めて見直せるし、考え方も整理できます。まずは観察する、思考する、そういう事を習慣づけて、あとはどんどんそれを文章に書いていく。これが出来れば文章を書く事が全く苦にならないはずです。
というところで、子供達よ! 作文、頑張ってね~~~!!
いつもゴスペルネタにつられて、楽しく拝見させてもらっています!
ちょうどわが子も昨夜、読書感想文で苦労していました。
もう1日早く読んでれば、オモシロイ感想文がかけたかも!
ということで、すばらしいアドバイス、ありがとうございます!冬休みまで、この文書をありがたく保存させていただき、冬休みには素晴らしい感想文が書ける事を期待します
いやぁ~、さすが作家さんですね!ホンマに目からうろこですわ…。
ありがとうございました!
いらっしゃいませ! keikoさんもゴスペルをされているのでしょうか……。楽しいですよね♪
さて、作文教室、お役に立てば嬉しいです。もう少し早くにアップしたら良かったですね。