そして今年もクリスマス行脚

　ついに今年もゴスペルシーズンが始まりました。いや、別にゴスペルにシーズンもクソもないのですが、どうしてもクリスマスという大イベントが待ってますので、この時期はステージが増えるのですよ。
　そして今年の一発目、市民音楽祭でのステージをこの月曜日に済ましてまいりました。
　曲目は以下の通り。

Stand by me.
My life is in your hands.

　Stand by me.　と言うと「ん？」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、かの有名な映画「スタンド・バイ・ミー」の主題歌かと思うでしょ？　ではなくて、ちゃんとゴスペルの曲なんです。聞くところによると、あの歌のベースになっている曲とか。その影響かどうかはわかりませんが、前奏はかの有名なメロディーを使用しています。
　そして二曲目は我がクワイヤーにとっては思い出深い曲です。今のクワイヤーの前身であるワークショップの時に歌った曲なのです。当時は関西ゴスペルクワイヤーの草分け的存在である「なにわブラックペッパーズ」のメンバーに指導を受けていました。今の師匠はご存知市岡裕子姉ですので、若干アレンジが違うのですが、それでも非常に思い入れのある曲です。

　さて、肝心の出来ですが、これがまた恒例と言いますか、学習能力が無いとでも言いますか、またしても風邪により喉の調子がイマイチでございまして（汗）。でも、今年は悪いなりに前もって調整したので、本番はなんとかこなせました。リードもなかったし。
　コーラス全体のまとまりはありました。一曲目はとにかく一生懸命！　と言ったところでしたが、大きな間違いはなくこなしました。二曲目は歌いこんだ曲でもあり、非常にメリハリの利いた、スローバラードですがしっかりと歌えました。うちにしては上出来ではないでしょうか。
　という訳で、今回の自己評価は75点！　まずまずといったところにしておきましょう。

　ところで今回は二曲目を歌っている時、サビの部分でふいに涙が出そうになりました。私にしては珍しく、感情どっぷり入れ込んで歌っていたようです。滅多にこんな事はないのですが……。

I know that I can make it.
I know that I can stand.
No matter what may come my way,
My life is in your hands.

With Jesus I can make it.
With him I know I can stand.
No matter what may come my way,
My life is in your hands.

……こういう歌で涙が出そうになるということは、なんでしょうか、つまりは私も歳をとったなあ。……って事でしょうかね（笑）。