滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

1995.08.12-13 富士山

1995-08-13 13:35:09 | 東海地方の山と滝(鈴鹿以外)
1995.08.12-13[山梨県側五合目~鎌岩館~九合目~下山道~五合目]with W父
今回は私の父と妻の父の3人でバスツアーの富士登山に参加である。バスは楽でいい。乗ってまもなく眠ってしまった。普通私は乗物の中では寝られない質なのだが、最近は寝不足であったせいだ。バスは白糸の滝に立ちより、富士五合目に到着。人だかりだ。まもなく日が暮れるが今回は夜間登山。ツアーメンバーはバラバラで8合目の仮眠する山小屋へ向かう。曇っているようで星はでていない。6合目を過ぎ順調に登っていたがここから先が渋滞。盆のこのシーズン最も富士が混雑する時期にやって来たのだからしようがない。ペースを乱されたのと、久しぶりの登山(まともな登山は半年ぶり/その間入院や結婚で登山どころではなかった)、それに睡眠不足の三拍子で、あらぬことか頭痛がしバテてきた。何とか山小屋に到着。ベッドに入るなりぐっすり寝てしまった。普通なら畳一畳に2人というスペースの混雑した山小屋ではなかなか眠れないところだが。4時頃起こされ出発。相変わらず渋滞。父達も少々バテ気味。ひどいときは5分ほど動かない時がある。そうこうしているうちに空が白み始めてきた。この分だと到底集合時間までに山頂を踏んで戻れないと判断し、9合目付近でゆっくり御来光を拝むことにする。夜明け前から空はウソの様に晴れだし、雲海の奥から顔を覗かせた太陽が神々しかった。すっかり晴れた日の出より多少雲のあるときの方が雲が焼けていい具合だ。山頂方面を振り返ると山頂まで人で埋め尽くされていた。その山頂に今ちょうど満月が沈むときだった。みんな無言で日の出を眺めている。改めて地球の美しさ自然のありがたさに感動し、心が浄化されていくのを感じる。ここで山頂は諦め、下山道を右手に段々と高くなる太陽をリアルタイムで眺めながらボチボチと下る。







































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