滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2015.03.15 京都の滝/京都市愛宕山明神谷滝群

2015-03-15 11:34:12 | 京都の滝(京都市内)
2015.03.15[清滝~明神谷出合~明神谷~トラバースルート~荒神峠~長坂谷~落合~清滝]
※明神谷は一般登山道ではありません!
愛宕山周辺で最も険しく滝の多い明神谷を遡る。清滝川遊歩道(西山トレイル)にかかる鉄橋から明神谷最初の滝が見える。橋を渡って右岸から入谷。右にカーブするとすぐさま滝が連続する。10分も行かないうちに廊下の奥にかかる立派な直瀑がある。その後も連続する滝群をひとつひとつ撮影しながら遡る。ところどころ古道が残るが概ね谷底を歩いたり滝を巻いたり。ルート選択に誤りがあると難儀する箇所もある。5m斜瀑上の滑る岩をトラロープに助けられながら谷を横断する箇所は少し緊張する。段瀑のかかる支流を左に分け5mの斜瀑を越えると一旦平凡になる。倒木帯を越えるとその先にこの谷最大の滝、通称明神滝落差15mが堂々と流れ落ちている。愛宕の滝といえば空也の滝だが、こちらの方が野性味あふれていて好きだ。左岸の明瞭な古道で滝を越えると美しい滑床の先に両岸を厳つい岩で囲まれた5m滝がある。このあたりの雰囲気は明神谷唯一。滝の左をトラロープに助けられながら直登。滝が続くのはここまで。この上は平凡になる。少し登り小さな境界を表す石の杭があるところから右岸に渡り不明瞭なトラバースルートをとる。最初は登りだが谷音が遠くなるとほぼ水平の道となる。尾根を回り込むと倒木が多くなり越えるのに一苦労。少し行くと水尾から落合に続くコメカイ道に合流。これより長坂谷のしっかりした山道を下る。落合に近づく頃6mほどの立派な滝がかかるが道からは見えない。清滝川遊歩道を遡り清滝に戻る。
明神谷のすべての滝と長坂谷の滝を写真に収めたにもかかわらず、家に帰って見るとブレブレ。どうも三脚に問題があるようである。残念。
以下の写真は最初の明神滝3点以外はPhotoshopの「ぶれの軽減フィルタ」をかけて見やすくしています。






最大の滝、F10明神滝。(F表示は落差4m以上の滝を下流から順に数えた番号)


F1出合にある滝。清滝川沿い遊歩道鉄橋横にある滝


F2、2段4~5m


F3、廊下の奥にかかる落差8mほどの直瀑


F4、幅広い4mほどの美しい滝


F5、流木が散乱するが大きな滝壺を持ついい雰囲気の滝


2m滝の奥にF8が見えてきた


F8、2段10mほどの立派な滝


F10、明神滝を左岸斜面から見る


最後の滝F11、両岸に大きな岩を従えた秘境の雰囲気の滝、落差5mほど


下りに使った長坂谷下流にある落差6mほどの立派な滝


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