死刑執行

４人に死刑執行　１年３カ月ぶり　長勢法相では初めて(産経新聞) - goo ニュース
「アムネスティ・インターナショナルはこの年に中国で少なくとも1,770人が処刑されたと見積もったが、実際の数字はこれをはるかに上回ると考えられる。中国の法律の専門家が地方公務員と裁判官からの情報をもとに処刑の数はほぼ8000であると述べたとして最近引用されたが、死刑の適用についての公式な国の統計は、依然、国家機密として極秘である。」死刑に関する事実と数字より。
中国での死刑執行数は日本の比ではありません。しかも死刑執行までのスピードの速いこと。「あそこの幹部が汚職で捕まったよね」と話題に出たと思ったら、何日も経たぬ間に「死刑執行」のニュースが流れます。人の命を自分の意志ではなく他人の決定によって終わらせることの恐ろしさ。死刑になるにはそれなりの罪を犯したことになりますが、命の重さとその罪の重さ、比べてよいものでしょうか？罪の重さが○○Ｋｇと量れたら、○○ｃｍと測れたら、どんなに便利でしょう。非常に機械的に人を罰することが出来ます。人にはみんな生きる権利があります。中国では人権問題が非常に深刻だと聞いています。また、それについて他の国が意見を述べると、「内政干渉だ」と言って、聞く耳を持ちません。また、このことについては真面目に語りたいと思いますが、この日本と中国の死刑執行数の違いを、ただ単に民主主義国と社会主義国の違いというだけでは片付けられない気がします。日本で死刑が行われていることに改めて驚きますし、死刑の無い国があることや、たくさん死刑執行されている国もあるという、他の国の状況も知っていてもいいかな、と思います。例えば一人の犯罪者Ａが、どの国で生まれ、暮らしているかという違いで、生きることも死んでしまうこともある、明暗を分けるということです。すべての人に平等に与えられた命のはずなのに・・・。