「想い」の意味をふと考えている。
辞書は使わず、自分の頭だけで。
「『相』手の『心』の上にたって考えることができて初めて『想い』になる」…かな?
僕の33年間の人生が導き出した答えだ。
妹の婚約者のご家族との会食が今日あった。
ほんの二時間足らずの会話だったが、朗らかで明るい、素晴らしい家庭の様子が伺えた。
この家族となら妹もうまくやっていけるだろう、そう思えば思うほど、僕の隣の親父を直視しづらくなる自分がいた。
母が死んでから男手一つで僕らを育てた父親。
僕たち兄妹は自覚のないまま沢山の迷惑をかけてきた。
男の不器用さのまま、自分の想いと妹の幸せの間で必死に葛藤しながら、一つ一つの言葉を選ぶ父親。
だが、葛藤の末に出てくる言葉に妹は戸惑い、時に『重い』とも感じるようだ。
『想い』と『重い』。
ダジャレにもならない二つのことばが入り混じり、僕は兄としての『想い』を強くした。
いや、ようやく自覚できた。自分の役目を。
そんなことをふと思った日曜日でしたさ。
辞書は使わず、自分の頭だけで。
「『相』手の『心』の上にたって考えることができて初めて『想い』になる」…かな?
僕の33年間の人生が導き出した答えだ。
妹の婚約者のご家族との会食が今日あった。
ほんの二時間足らずの会話だったが、朗らかで明るい、素晴らしい家庭の様子が伺えた。
この家族となら妹もうまくやっていけるだろう、そう思えば思うほど、僕の隣の親父を直視しづらくなる自分がいた。
母が死んでから男手一つで僕らを育てた父親。
僕たち兄妹は自覚のないまま沢山の迷惑をかけてきた。
男の不器用さのまま、自分の想いと妹の幸せの間で必死に葛藤しながら、一つ一つの言葉を選ぶ父親。
だが、葛藤の末に出てくる言葉に妹は戸惑い、時に『重い』とも感じるようだ。
『想い』と『重い』。
ダジャレにもならない二つのことばが入り混じり、僕は兄としての『想い』を強くした。
いや、ようやく自覚できた。自分の役目を。
そんなことをふと思った日曜日でしたさ。