かべ日記

日々感じたことを、ひたすら記録。
積み重なった言葉が何かを生み出す…はず!!

変遷のなかの普遍

2009-06-28 22:25:11 | Soccer & Futsal
久しぶりにフットサルをやった。
場所は大崎の銀座DEフットサル。あいにくの雨だったが、ここは室内コートなので大丈夫。閉め切っていたのでかなり蒸し暑かったが、雨でびしょ濡れになるよりはずっとマシだ。

僕が参加しているチームは、たしか今年で結成5年目。
当初はまだ20代だった僕も三十路街道に突入、メンバーも随分と入れ替わった。
結婚したもの、子どもができたもの、転職したもの、怪我をして離れていったもの、相変わらず就職試験を受け続けているもの…。

だが一つだけ変わらないものがある。
居心地の良さだ。

仲良しグループだから当たり前。
当初は心地よさの理由をそう考えていたが、今日の活動を経てその考えが変わった。

チームとしての「色」がしっかりと刻まれている…。
みんながビールを飲んでいる姿を横目に、僕はふとそう感じた。

チーム運営に肩肘を張っていたときに見えなかったもの、それが見えた気がした。
顔ぶれが変わっても、変わることの無い僕たち自身の色を放つことができている、そう感じることができたとき、僕はついニヤニヤしてしまった。うれしかった。

集団は生き物だ。
いつの間にか意図しない方向に風向きが変わっていることがある。僕はそれがいやで、必死に風に抗うための帆を張ろうと、一人で勝手にもがいていた。
そんな自分をちょっと恥ずかしく思う。

集団は生き物だ。
変わっていいんだ。大切なのはその時々の個々の単色をしっかりと受け止めていくこと。その積み重ねが、チームとしての合わさった「色=文化」の形成につながる。


う~ん、他人が見てもなんのことやらな自己満足な文章だな…。
でも記しておきたかった

以上!




宇宙兄弟

2009-06-23 22:45:51 | 読書記録



モーニングで連載されている、この漫画にハマっている。

主人公の南波六太が僕と同い年であると共に、自分の未来に向かって歩きだしている姿に、似た境遇の僕自身を重ね合わせることができる作品だからかもしれない。

今巻のテーマは「信頼」。
教育界で盛んにその必要性を叫ばれてる言葉だ。
どんな相手に「自分」を委ねようと思えるか、六太の姿勢を通して訴えてくれている。

キーワードは「安心」と「本心」。
この2つを相手に感じてもらえるかどうかが、信頼を得られるかどうかの分かれ目だ。
これまでの自分をどれだけ見つめることができたか。
その上で、相手との「役割」を本心から演じることが出来ているか。


う~ん、僕はどうだろうか?
わからない。
自信がない。

…ってことは、まだまだってことだな


GIFT

2009-06-21 21:15:00 | 日記


横浜にて開催されている、「開国博Y150」に行ってきた。

これは横浜が、1859年(安政6年)の開国・開港から今年で150周年を迎えることを記念して、4月28日から9月27日までの153日間、市内で開催されている博覧会だ。

みなとみらい地区を中心としたメイン会場「ベイサイドエリア」、横浜駅周辺から山下・山手地区の「マザーポートエリア」、旭区にあるズーラシア近隣に広がる「ヒルサイドエリア」の3会場で行われている。



僕はそのうちのメイン会場である、「ベイサイドエリア」に行った。
ここは、
「メインとなる3つの有料会場と5つの周遊会場で構成。有料入場施設は、新港地区に近接して3施設が設置され、また周遊会場として、赤レンガ倉庫から山下公園にかけて、5つの会場が設けられ」ている。
(カッコ内はHPより抜粋)

有料施設の入場券2400円は正直高く感じたので、18時以降になると使える夜間割引入場券1200円を利用した。(この選択は正解だった!)



3つの有料施設では、「はじまりの森」「トゥモローパーク」「NISSAN スーパーハイビジョンシアター」の順に観覧。
個人的な感想としては、「中学・高校の文化祭」のようだった、といえばイメージしてもらえるだろうか。

横浜市が大々的にPRしてる割に、この地味~な内容はどうなんだ!?
観覧後の僕の心を躍らせ続けるものに出会うことは無かったな…。

クモ型の「ラ・マシン」(これが今博覧会の一押しらしい…)も単体でポツンとおいてあるだけ。
アースバルーンの映像はきれいだったが、会場外からもタダ見ができていたし、なんだかな…。
今度子どもと一緒に行かれた方の感想を聞いてみたい。




ただ、「NISSAN~」に関しては楽しむことができた。
ドイツでは古着用のゴミ回収BOXがあることを初めて知り、思わず「これ俺らにも使える!」と呟いてしまった。「言葉の葉」を飛ばすイベントは大人でも純粋に楽しめた。

ここでなんとか、1200円の元をとれたかな。
足踏み発電でお肉を揺らしながら、楽しそうに地団駄を踏んでいるおばさんの背中を見ながら、そう思った。

シアターの中で、「子どもたちに伝えたいものは何ですか?」というメッセージが、『gift』というタイトルとともに出ていた。
あのおばさんにとっても素敵な『gift』になっただろうか。



僕にとっての『gift』、つまり子どもたちにも伝えたいものは2つある。

1つは、赤レンガ倉庫をはじめとするエリア全体の夜景。
2つ目は、「はじまりの森」で買った崎陽軒のシュウマイ弁当の、変わることの無い味のすばらしさだった…かな

蔵の街、「つばさ」の町

2009-06-14 00:41:17 | 写真&旅行
埼玉の本川越に出かけた。

NHKの朝の連ドラ「つばさ」の舞台となっている街。
そこかしこに番組のポスターが貼ってあった。
番組を見たことの無い自分にとっては、正直ピンとこず、印象としてはローリー寺西が出ていることに単純に驚いたくらいだった。
ドラマの効果だろう、年配の方の観光客が多かった。

「蔵の街」で有名な場所でもあるが、正直風情があるのは「時の鐘」と「喜多院」で鳴り響く鐘の音くらいで、あとは…。


国内旅行をしていていつも思うのだが、日本という国は本当にどこに出かけても同じ風景が立ち並ぶ。その土地ならではの「味」は、パッと見ではまったく感じることができない。


そんなことを思いながらの帰路、新宿で特急を降りたとき、雑然と隙間無くモノや人があふれている「眠らない街」を見て、
「本川越のほうが落ち着けたなぁ…」とふと思う自分に気づく。

たいしたこと無いな、驚きは何も無いなという印象を抱いてしまった「蔵の街」に、なぜか懐かしさをおぼえた。正味6時間しかいなかったのに。

不思議だ。年なのかな?
いや、都心に住んでいると毎日に刺激がありすぎるのだ。
落ち着かなさ過ぎるのだ。
求めなくてもいつまでも光も音も熱気もとまることが無い、僕らにアピールし続ける街。
僕はそんな街よりも、何も驚きの無かった平凡な小さな観光地のほうが落ち着けた。


教育界で一時期一人歩きしかけていた、「ゆとり」という言葉。
人を育てるのは環境でもある。
そう考えると、「ゆとり」という言葉のもつ意味を改めて考えさせられる。


まあ、リフレッシュできましたよ



「つばさ」車両。




巡回バス。





指導者の言葉

2009-06-10 22:14:12 | Soccer & Futsal
カタール戦、みんなバテバテだった。
特に俊輔と中澤は見ていてかわいそうなくらい、フラフラだった。
今日くらい二人を休ませてあげてもよかったのではないか。

ウズベク戦で見失いかけたキリンカップの良い流れを思い出すためにも…と、ベストメンバーで望んだのだろうが、結果的には、ただ疲労が蓄積されただけ。
完全に監督の采配・判断ミスだと思う。


しかし、そんなことよりもショックだったのがロスタイムのチームの姿だ。
最後の5分は完全にピッチ上の選手がバラバラ、闘莉王は気持ちばかり先走って周りが見えずに上がりっぱなし、本田・松井も続いたため、前線の5人と後ろの5人が完全に分断され、カタールにいつ逆転されてもおかしくない展開だった。(相手もバテバテだったから、助かったけど)

ふがいない試合で引き分けたという結果よりも、最後のところでチームがばらばらになってしまったことのほうが深刻だと思う。


それを岡田監督も感じたのだろうか。試合後のW杯出場報告会での彼の台詞、
「選手を活かしてやることができなかった。」

これは、前節までに感じたチームとしての一体感を失いかけている状況を嘆いてのものだったのだと、僕は勝手に解釈する。


怒鳴りつけたい気持ちでいっぱいだっただろう。
選手と話す前に観客にコメントをしなきゃいけない状況で、心のうちをぐっとこらえ、「全て自分のせいだ」と謝罪した監督。

その後姿を見て、何も感じない選手はいなかったと信じたい。
今この瞬間からが本番に向けた本当のスタート、選手たちが試されるのだと僕は思う。


次のオーストラリア戦、選手の目の色が変わっていることを願う。