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ハンヌ・スルヤラハティ

2009-12-11 21:52:00 | kantele
 「日本カンテレ友の会」では、昨年も今年も、会員の皆さんにフィンランドのカンテレCDを年末にプレゼントしています。

 昨年は小型カンテレの演奏ばかりを集めたアルバム。そして今年は、ハンヌ・スルヤラハティ Hannu Syrjalahti の曲集です。

 ハンヌ・スルヤラハティは聖職者でもあり、カンテレを弾く人のあいだではよく知られた「夕映えのしずく」など、叙情的で美しい曲をたくさん作り、演奏しているカンテレ奏者です。私自身は、楽譜をもとに自分でも少し弾いていましたし、エヴァさん、はざたさんなどの演奏を通じて知っていましたが、ご本人の演奏をこのような形で聴くのははじめてで、とても興味深く思っていました。

 リズムやテンポが大きく揺れる、ゆったりと情感に満ちた演奏で、あたたかく清しい気持ちになるようです。メロディアスで光や情景が見えるような旋律も、コードやアルペジオの音の選び方も、彼ならではの繊細な美しさです。

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 昨日のカンテレクラブの練習のあと、カンテレ友の会の会計や発送事務を担当して下さっている渡邊さんを中心に、カンテレクラブの皆さんにも手伝っていただいて、カンテレ友の会のプレゼントCDの発送作業をすませました。皆さん、ありがとうございました。

 このCD、きっとカンテレ友の会の会員の皆さんに、とても喜んでいただけるのではないかと思います!
 
 この文を読んで下さって、CDほしいな、カンテレ友の会に入ろうかな~と思った方がいらしたら、ぜひご連絡くださいね♪

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 このアルバムには日本語訳もつけてくれているのですけれど、表面のアルバムタイトル部分の日本語が

   「ように歌われていた讃美歌」。

 これはいったい???

 原題を訳すと「秋の日に」です。

 ライナーを開いてみてみると「ラウマ地域に伝わる、民謡のように歌われていた讃美歌」という曲があって、おそらく、本来タイトルとなるべきだった「秋の日に」という別な曲名と誤ってコピーペーストしたのではないかと想像できます。謎がとけたようで少しすっきり。

 この「ラウマ地域に伝わる、民謡のように歌われていた讃美歌」もとてもいい曲なので、ぜひ弾きたいな。なんといってもラウマ地域の曲ですし。

もうひとつのぐるぐる巻き

2009-12-11 15:49:00 | diary


このなが~い帽子は、去年エストニアのマーケット広場で買いました。私の背丈くらいはあります。私も編みたいけれど、こんなに長くなる前に「このくらいでまあいいや」とやめてしまうかも。この編み込みをこんなに長く続ける根気に脱帽。(そしてすぐまたかぶります)
エストニアのおばあさんが休みなく編み針を動かしているのが目に浮かぶようです。

今朝の小樽は氷点下5.4度でした。この冬いちばんの冷込みかもしれません。日中でも空気がぴりりとしています。

ぐるぐる巻き

2009-12-11 14:11:00 | diary
 今回の旅ではカンテレがぐるぐる巻き状態でした。

 コンサートカンテレを飛行機で手荷物として預けて運んだのですけれど、預けるのが心配で心配で、万が一衝撃をうけても大丈夫なようにと願いつつ、何時間もかけて梱包。楽器ケースとわからなくなることも心配でしたけれど、それでも外からの衝撃を少しでもやわらげようと、ぐるぐる巻きに。

 まずケースの中には、レバーやピンには発泡スチロールをかけて保護したうえで、バブルのプラスティックシート(プチプチ)ですっかり包み、さらに衣装と発泡スチロールで隙間をできるだけ埋めました。

 そして、ケースの外側は、プチプチで包んだ上にキャンプ用の断熱シートでケースのソフトケースみたいなものをつくって、更にプチプチで三層くらいに包んだうえで、プチプチの保護用に布製のカバーを。
 
  

 楽器を出すときも大変。はがしたプラスティックシートが、ものすごい量なのです。もう、部屋じゅう梱包材でいっぱいになってしまって、大笑い。

 札幌ー成田、成田-ヘルシンキ、ヘルシンキーロヴァニエミ、ロヴァニエミーヘルシンキ、ヘルシンキー東京と、楽器の積み降ろしの度に気をもむのに疲れはてて、結局、最後の一番安全そうな東京ー札幌便で、楽器用に1シート買いました。