今日という日に心を込めて     

自分に与えられた1日1日に感謝して、まっすぐに、精一杯、体いっぱい、人間らしく生きる洋美のブログ。

竹灯篭とオカリナ。村川堅固が愛したこの場所。

2012-09-10 | photo















東京帝国大学で西洋古代史を教えていた村川堅固。
彼は我孫子の雄大な景色を愛し、手賀沼が一望できる丘の中腹にこの別荘を建てたそうです。
それがこの旧村川別荘。

今も大切にその家屋は残されていて、
そこに竹灯篭が灯され、秋を感じるイベントが行われました。

昭和の初めまで我孫子には電気が通っていなくて、夜は漆黒の闇に包まれていたそうです。
そして夜道を歩く時には灯篭のほのかな灯りを頼りに歩いたそうです。

その頃の情景がよみがるかのように竹灯篭に優しい灯りが灯り
とても幻想的でしっとりとした時間が流れていました。

優しく揺れる灯りに包まれてオカリナの演奏を聴き、
みんなで「浜辺の歌」を唄いました。
とてもとても優しくて美しい時間でした。

こうして素晴らしい場所に人が集まるイベントを企画するって素敵です。
昔の良いものと今の良いのもが響き合うって素晴らしいよね。
そしてね、昔の日本の建物って、
人が自然と集まって輪になれるようにつくられているんだなって、改めて感じる今日この頃です。


This is the house which a one of the person built a long time ago.
He loved this place and built the house here.
A lot of lantern made by bamboos was burned here and the event was performed.
We was listened to performance in the light all together,
and it was a very great night of autumn.


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