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TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

12歳以下ニューカレドニア遠征11/3(1954)

2010-11-03 19:43:31 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/3(水)ヌーメア 快晴 もう色はみんな真っ黒


マグノリアの花が地面に落ちているとその美しさに、ついつい写真を撮ってしまいます!


本日から会場をオリンピックテニスクラブへ移し、2大会目スタートです。
きのうまでと違い、コーチは歩きでクラブへ行けないので、チーボコーチ(オーストラリアチームのコーチ、実家がニューカレドニア)のアウディTT(これがまた小さくて、大きなコーチ3人が乗るとぎゅうぎゅうづめ)に乗せてもらってクラブへ。
少し古いですが、なかなか綺麗なクラブです。ずっと、第1大会で使ったウエントロテニスクラブで第2大会も行うと思っていましたので、ハードコートとオムニコートのあるこのクラブに着いた時、みんなに悪い事したな(オールゥエザーのシューズで戦う事になりますから)と思いました。

どうやら、ハードコート、オムニコート併用してやっていくようです。調整能力を鍛えるにはもってこいです。

クラブはこんな感じです。



●Tっきー vs BRUCHARD William(1R)(ニューカレドニア) 1-6, 2-6
 相手ファーストサーブはすばらしく、1ゲームに2本はエース取られます。Tっきーはあいかわらず1stサーブをフラットですべて打ち、全く入らなくてもずっとそれを続けます。1ゲームに平均2本はダブります。ので、30ハンデで試合をしているようなもの。相手のストロークは、破壊力はありませんが安定していて、振り回されます。メンタルはTっきーは安定しています、ずっと感情のコントロールを保ち、あきらめずに戦います。
 普段、あまりこういう事はしないのですが、「次の試合、サーブは、全部1球目も2球目もセカンドサーブのつもりでスライスサーブでいってごらん!」と言いました。(自分で編み出してほしいので、普段、あまりこういう事はしないのですが)
 Tっきーは、ステイ先のワンちゃんに対してアレルギーが出たようで、発疹に悩まされていますが、試合にはまったく影響させずにがんばって生活しています。薬も毎日しっかりぬってます。


○Rんたろう vs DOLORES Aiden (1R) (ちょっと太った弟のほうです)6-0, 6-1
省エネテニスしたそうです。(本人いわく)Kすけコーチいわく、試合に勝つことだけを考えたら完璧です。それより、対戦相手の子が、これだけ実力差があるのに、失点すると悔しがったり、ファイトする様子は、日本人の子にはあまりいないと関心したそうです。それから、その試合を見る外国の子たちがすごかったそうです。1つも見逃すまいという姿勢、今回の日本からきたみんなは、もっとその辺を吸収してほしいそうです。


●Yしき vs COIGNARD Benjamin (1R) (ニューカレドニア)2-6, 7-6(5), 0-6
相手は左利き、うまくない。頭を使わない試合の最たるものでした。相手はフォアはドライブボール、トップスピン、スピンのムーンボールは一応、スイングスピードはのろいですが、使えます。そしてバックはスライスでコートの真ん中にロブで返すことしかできません。3セットでドライブのボールは1球も使いませんでした。その相手に対して、すべてボールをフォアに集めます。フォアの逆クロス(相手のフォアに飛んでいく)→バックのクロス(相手のフォアに飛んでいく)でアプローチ→ファーストボレーを相手のフォアへ打つ→相手のフォアのパスかロブを抜かれる。
 試合から帰ってきて、普段は絶対、まず選手の話しを聞くことにしているのですが、この試合は、Yしきの試合の話しを聞くのをやめて、先に私が話し始めました。「相手の強い点と、弱点はどこだった?」「わかりません」「じゃ相手のフォアはどんなだった?」「けっこうスピンがかかっていて打ち返しにくかったです」「じゃバックはどうだった?片手バック?両手バック?トップスピンのボールはあった?押された?」「相手は両手バックでスピンのかかったボールでけっこう決められました」
 そうです、相手が片手バックで弱々しいスライスロブをコートの真ん中にしか打てないという事を、3セットも戦って27ゲームも行っているのに発見できない…ここが問題です。はっきり言って、相手のバックにボール集めて、バックにアプローチして、バックにボレーを打てば、6-1, 6-1で勝てる相手なのです。
 自分がミスる→イラつく→イラつくからもっとミスる→さらにイラつく…の悪循環にはまっていました。
 相手が大ギレしているのに、(丁寧にコートにボールを入れるだけで、相手がどんどん崩れていってくれるのに)どうして自分もキレるの??
悪い所だらけの試合でした。
 試合後、相手のおかあさんは、息子に「ラケット見せなさい、折れてないでしょうね!?!?」的な動作でした。

↑でもなぜか、写真はかっこいいYしきでした。

○Kうた vs C J Berg (1R) (フィジー )6-2, 6-7(5), 6-0
本人によれば、1stセット強弱つけたりいろいろ変化をつけて取った、2ndセット強弱が通用しなくなり3-3からショートクロスを使ったがこれもすぐにきかなくなりオーバーフェンスされたりライジング返球もうまくいかなくてタイブレで落とした、ファイナルセットは、セカンド取ったのに相手が弱気になって球が伸びてこなくなったので安心して作戦ができた。
すばらしいコメントでした。試合の流れ、状況、自分と相手の心理状況、みごとに伝わってきます。こういう話しができるのは、それはそのまま、この試合に勝った理由となると思います。
 ナイスショットを打ったあと、相手がオフバランスになって打とうとしているのを見逃して(本当はここで前に走り出してほしい)、相手が打ち、そのボールがネットを越して短く自分のコートに弾むとわかった時に、前に走り出します。ですから1高い打点ボレーカット2ローボレー3ハーフバウンド4ライジング高い打点5通常のバウンドのトップから落ちてきてからの高い打点…のうち6番しか出せない場面がほとんど。スタートのタイミングを速くすること!!をアドバイスしておきました。相手から時間を奪うこと!!!


○Aいなvs VIGNERON Emmanuelle (1R) (ニューカレドニア) 6-0, 6-0
相手はあまりうまくない子。Aいなは、いろんな攻撃を試しました。強打したり、様々なショットを混ぜたり、ドロップなんかも決めていました。とてもすばらしい。今のAいなにとって、相手からポイントを強引にもぎとる方法を作っていくことが大切、そういう意味でとてもいい事をした試合でした。明日は第2シードと戦います。今日みたいに自由に攻める練習はできないでしょうが、1球もチャンスボールがこないなんてこともありえません。ですから、少ないかもしれないけど、そういった状況でまた明日もポイントをもぎとってください。それが成功したのがたとえ1ポイントであったとしても、それは価値の高い1ポイントになるはずです。


○Yっシーvs DE OLIBREA Eric(17~32位決め)(オーストラリア)2-6, 6-0, 6-3
今回の試合はよかった!ふぅ。全体としては落ち着いて、よく考えながらできました。特に「セカンドセットの3-0で相手がブルーになった!」という言葉はコーチ2人を驚かせました。そう、ラケット叩き付けたりしないし、体全体でネガティブな動作はしませんが、明らかに相手の表情に困った元気のないのが見てとれたのです。ちゃんと観察できたね。
あとは、試合の終わったあとの、コーチにお話をする時に順を追ってゲームを取った落としたを話すのではなく、大きな流れを話せるようになってください。
あと、言い忘れたけど、ファーストサーブとセカンドサーブの間が早すぎるよ、必ずセカンドサーブの前にもボールを地面に何回かバウンドさせて、考える時間を作ること。


○Tっきー vs DOLORES Aiden 6-1, 6-3
2ゲームほど見て、あとは試合を見るのはKすけコーチにまかせました。試合後の本人の話しによると、1stセット、調子いい→相手の心が折れはじめたので、もっとイライラさせてやろうと思った→成功した→相手泣き出した→2ndの5-1で相手泣きやんだけど、あきらめた様子→ミスしないようにして、うまく取れた。3-2で気持ち悪くなって大変だったけど、がんばった。ダブルフォルトは1セットに1回くらいだった。
 ファーストサーブを全部ドフラットで強打して入らないのと、今の試合みたいに全部スライスサーブでいくのでは、今のTっきーではどちらがトータルとして強くなる??の質問に、安定させたほうが強いです…の答え。少しづつサーブのことも勉強していきましょう。


午後はおいしいミートボール&ライスを堪能したあと、MいねMもかYきのの3人は、本日試合がなかったので練習マッチをしました。
Aいなはヌーメアの街へショッピングに行きましたよ。

Mいね vs Andreas 6-4, 3-6,1-4で気持ち悪くなりMもかとバトンタッチ5-7
Mもか vs Simon 3-6, 6-7(5)
Yきの vs Lorenz 3-6, 3-6





今日は夕方、オリンピックテニスクラブにちびっこいジュニアがわいわいたくさんやってきて、練習していたのを見てけっこう思うところがありましたよ。
うちのクラブでいうキッズクラスくらいの幼稚園生くらいの子たちが、やってきて、コートでふたりで打ち合いしたりしてるんです。1往復ラリーがすることはありませんでした、でもすごく楽しそう。


そのうち、帽子&かわいい靴の女の子の妹が現れると、ふたりで打ち方を教えはじめました。


その後も、この世の最高の笑顔の子供たち。




この、ボールが真上にとんじゃった女の子はものすごい笑顔で打つのですが、おとうさんと打っています。娘にこんな笑顔をさせるとは、このおとうさんはかなりすごいですよ!!!


今日はテニスクラブから歩いて4分の巨大スーパーに行き、ワインとチーズとハムを買いました!このブログを早く完成させるモチベーションとするために!!(またいつもの、酒を飲むことを正当化する言い訳、ちなみにワインは650円)
終わった~~、ワイン、ワイン!


そうそう、第2大会のドローはこちら。




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12歳以下ニューカレドニア遠征11/2(1953)

2010-11-02 19:12:23 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/2(火)ヌーメア快晴
本日は雲ひとつない快晴!空も海も真っ青です。本日は第1の大会の最終日です。

Kすけコーチ語録「ローマ字がオレの頭をキョヒする」(←頭がローマ字を拒否するんじゃ?)


Yっしー語録
木全:「ローランギャロスって何?」Yっしー「前屈だっけ?」


●Tっきー vs Bourcier (25~26位決め) 4-6, 3-6
相手は決してうまくはない、いい対戦。Tっきーは声を出してしっかりファイトしました。接戦から重要なところが取れません。ファーストは4-6。4-5の場面ではどんあ風にセット取られちゃったの?と質問すると、Tっきー:「相手にほとんど決められました、セットポイントもエースを取られました。」でも実際、このゲームはイージーミスをして、セットポイントもチャンスボールをこちらが打ち込んで、サイドアウトしていますから、この大切な場面の記憶がない。記憶かないということは、プランを立て、強い気持ちでそれを実行して戦ったけど残念ながらだめだったというプロセスを踏んでいないということです。そりゃ、大切な所を取れるわけがありません。セカンドも大切な所をものにできず3-6。試合中に起こっている事をしっかり理解して、背伸びしないテニスをこころがけましょう!!


○Yっしー vs Deplanque(19~20位決め) 6-0, 7-6
1stセットはストロークも出球もネットプレーも完璧で何をやってもうまくいく状態で6-0。そんな天国のような状態は長くは続かないもので、2ndセットは普通の状態に戻り、接戦になり2-2、3-3、4-4、5-4。このあたりからYっしー崩れます。どうしてこんな大切な場面でてきとうなプレーなの?というようなプレーで当然逆転されます。さらにコートにボールを入れることすらできなくなり、1発ミスの連発で5-6。しかしながら、そんな状態なのに、次のゲームはもらい6-6。ここで変化が起こります。タイブレークに入ったら、突然、天国モード再発。ストロークエース、ボレーエース、ドロップエースなどで7-0。試合後、どうして、あそこであんなに劇的な変身ができたのかな?あの時、どんな風に考えたの?と聞くと、「こことれば勝てる!」と思ったそうです。ここがよかった。前向きの発想です。
「ここ落としたらファイナルにはいっちゃう!」とか、後ろ向きな発想をすると、もうこれはもう確実に落としてファイナルに入りますから。このポジティブシンキングを褒めたのでした。でも、もうちょっと楽に勝ちたいナ…。



近くにいたみんなにポジティブシンキングの話しをしました。
木全:『試合前に「負けたらどうしよう~?」と言っていた子がいました。これはネガティブなので、この反対はなんでしょう~』
そしたらMいね「勝ったらどうしよう~?」(がくっ)(←もちろんMいねは冗談で言ったんですけどね)

答えは「勝てるかな?」「よし勝ってやるぞ」これがポジティブ。


●Aいな vs Clark Sally (7~8位決め) 2-6, 2-6
Aいなの相手は、前日までの試合を観たところ、技術レベルは高い選手。ただ、自分のメンタルコントロールが上手くできず技術レベルの高さを生かしきれない選手。Aいなもそれを知っていました。。。が、、、1-2から1-3になったところで、相手の力強くスピンのかかったストロークに対応できず、Aいながメンタルコントロールを失ってしまい、2-6。セカンドセットに入り、気持ちを持ち直し少し相手の威力のあるボールを厚くミートできるようになり、多少ポイントが長くなりましたが、そこからの得点プランはなく相手に押し切られ2-6。10歳のAいなには、相手の打ったボールが自分のいるところに来てもコートにおさめる事が出来ない状況は、確かに相当つらい事だと思います。しかし3セット経験がほとんどないAいなですが、セカンドセットに入るときにファーストセットの落ち込んだ状態のままセカンドセットに入らなかったところは、最高ですね。この大会は、日本では10歳のAいながなかなか経験できない3セットマッチで、本当にいい経験ができたと思います。気持ちを落ち着かせてがんばれば、悪い状況を少しでも変える事ができると感じて、今後、落ち込まないで試合ができる事を期待したいと思います。By Kすけ


Yきの vs MC LAGHLING Gabriela(5~6位決め) 4-6, 5-7
相手はきびきびと動き、いいボールを攻撃的に打ってきます。Yきのもいつもどおりの攻撃的なプレーをします。1stセット、3-3、4-3、4-4、4-5。次のゲームは、1stセットの山場。しかしイージーミスが先行して相手のエースも1本、ダブルフォルトでこのゲームを落とし、4-6となりました。この試合の勝負を左右する最初の大切な場面でしたから、もう少し、集中力をアップして、自分の持てるすべてを注ぎ込むようなプレーがしたかったです。
2ndセット。1-4からいいプレーで長いデュースを取ると2-4、Yきのの流れになり3-4、4-4、次はイージーミスを4本して4-5。次のゲームは相手にマッチポイントを2本にぎられましたが、逃れ、5回のデュースの接戦をものにして5-5。ここはとても高い集中力と、気持ちで戦いました。しかし、ここを取ってほっとしたと後で言っていましたが、相手エースと簡単なミス3本のラブゲームで落とし5-6。最後も変なミス連発で5-7となりました。5-5にしたゲームはこちらも相手も最高の集中力のぶつかりあいでしたが、次の2ゲームは、相手は高い集中を維持、Yきのは集中が低下しました。そのあたりの差が出た試合でした。
でも、あの第10ゲームのプレーを大切な場面で常に発揮できるようになれば、高いレベルで活躍することができると思います。がんばれ~。


○Mもか vs ●Mいね (3位決定戦)6-7(1), 6-2, 6-4
2時間45分の死闘でした。仲良しの友達とやる時も、コートに入ったら、お互いに相手を親のかたきと思うくらいの気持ちでやりなさいよ、それが相手に対して一番マナーのいい事なんだから…と送り出しました。ふたりは、まさにそのとおりの「ぜったい私が勝つ!!!!」という試合。女の火花の飛び散るような戦いでした。今朝から体調が悪かったMもか(軽く風邪をひいたようです、熱などはなし)が、とてもしんどそうで、ポイントの合間合間に苦しそうにしていました。Mいねのフラット系の強打が冴え、それをしつこく返してミスをさそったり攻撃したりするMもか。1stセットはタイブレークに入り、Mいねの絶好調で7-1Mいね。2ndセットに入っても苦しそうなMもかですが、根性のテニスで6-2。ファイナルセットはMいね3-1リードから3-3、4-4もつれます。最後はMもかの猛烈な攻撃をMいねが気迫のこもった返球で返し、スーパーショットも生まれますが、軍配はMもか。感動する試合でした。どちらも、自分の持てる力をすべて出しつくした試合でした。人を感動させる試合をするなんてすごいね。




●Kうた vs GRONDIN Simon(3位決定戦)(ニューカレドニア) 3-6, 4-6
1stセット、Kうた本人の考えていた事を聞くと、最初はしつこくつなげて行こうという作戦を立てた…3-3…びびって浅くなってそれを決められた…3-4…のでつなげるのをやめて、方針変更、打ちにいくことにした…でもそれまでつなげていたので、攻撃ボールが入らなかった…3-6。
2ndセット、1stの最後攻撃ボールが入らなかったのは、体重が後ろにかかりすぎていたからだと思い、体重を前にして打とうと思った…1-1…前のめりすぎて入らなくていつもと違う…姿勢を後ろでもなく前のめりでもなくする、それと面の向きが良くない事にも気付き調整…2-4、2-5、3-5、4-5…最後は自信がなくなってつなげちゃった…4-6。
自分の状態を、悪い所からいい所へ修理していくために、たくさんの事を考え、実行している点、とてもすばらしいです。ただ、戦術面から言うと、うまく流れをつかめない時に変更できるのが、打つかつなげるかしかない感じです。相手を観察して、常にゲームを支配する方法を探してください。もちろん、多くのできる技術、引き出しがないと見つかっても実行できません、それは普段の練習で身につけること。糸口をみつけたら、それを実行、通用したら、相手が解決策を見つけて通用しなくなるまでやる、通用しなくなったら次の作戦に方針変更して移行していく。
たとえば、2ndセットの第9ゲーム、Kうたがフォアのスライスの短めの逆クロスを打った時にポイントを取ったというのが2ポイント続きました。これを糸口と見て、徹底的に続けてみたりしてほしいです。もし、相手のいやなパターンだったとしたら、流れが変わるかもしれません。


●Rんたろう vs SKLENAK Johan(決勝戦)(ニューカレドニア) 3-6, 0-6
きのうは、何人かの試合を同時進行で見ていたので、相手のJohanくんの真の実力を見逃していました。すごい実力者です。ニュートラライズするボールでピンチになってもいつもすりぬけられてしまいます。甘くなれば攻め込んできます。弱点らしい弱点もなし。
Rんちゃんは、様々な方法で流れをつかもうとしますが、のりきれません。2-2、2-3、3-3、3-4ここから2ゲームともデュースになりますが持っていかれました。2ndセットも色々ためしますが、どれも通用せず、0-4まで行きます。第5ゲームは4度のデュースを、第6ゲームは6度のデュースをどちらも競り負けてしまいました。しかし、何があっても最後まであきらめずに、そして冷静さを保って戦った姿はすばらしかったです。あとは、技の種類の豊富さに加えて、それらのキレをもっと増していくことが必要です。ミサイルのような大きな武器がひとつ欲しいね!


その後、表彰式をしてみんな帰途につきましたよ。
明日からはオリンピック・テニスクラブでの第2戦です。





そうそう、今日は、AいなとYきのは昼休みタイムに、おうちのボートでクルーズに出かけましたよ。うらやましい~~~~。







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12歳以下ニューカレドニア遠征11/1(1952)

2010-11-01 18:57:54 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/1(月)ヌーメア 快晴、毎日どんどん暑くなってる感じ

さて大会3日目、本日はRんたろう、Kうた、Mもか、MいねのSFがあります。誰が決勝進出できるでしょうか?

Mもか語録「ゆうべは8:30に寝たよ。だってやることないんだもん!」(←はやっ、10時間寝たそうです!)

Kすけコーチ語録
木全:「KうたとRんたろうは、今日が正念場だね!」Kすけコーチ「僕はもう壮年場です」


○Yきの vs CLARK SALLY(AUS、昨日Mいねが悪魔になって破った子)(5~8決め)6-2, 4-6, 6-0
サリーは小気味良い強打の持ち主、でもメンタルはよく崩れます。Yきのはフォアが絶好調で1stセットは思うように決めまくりました。ところが、今日もセカンドに入ると急に不調に。(ふつうあの1stの取り方をしたら、崩れるはずないのに?)1-3から3-3にしますが、そこから4-6。そして、さらにファイナルセットに入ると、サリーが今度は急にかってに崩れていきました。それで、Yきのは、自分のプレーが自然と直っていった感じ。(決して自分で修理したわけではない)やれやれといった感じです。でも、試合後に話を聞いたら、各セット毎に、どういう状況だったのか、しっかり正確に把握していました。よっしゃ!!


●Yしき vs BRUCHARD William(17~20位決め)(ニューカレドニア) 6-2, 3-6 ,4-6
相手は堅実なストローカー、ずっとうしろ対うしろでストロークのラリーをしていたいタイプです。1stセットはYしきはすばらしいプレーを展開します。ドロップショットで相手をおびき出しつつ自分も前へ出て、ボレーを決める。いい形でネットに出て、ドロップボレー、ドロップ&パス、サーブもすばらしい…などなど、おもしろいように決まります、6-2。2ndセットに入ると、ちょっとしたミスにイライラし、だんだんエスカレートし、イライラが爆発。ミスするたびにラケットで地面をたたいたり、わめいたり。これでは、いいプレーに戻ることはできません、その上、当然相手のプレーはよくなってきます、3-6。
 ファイナルセットに入っても、Yしきは、変なミスを連発。この間、相手は何もしていません。ただ、普通に無難にボールを返しているだけで、ポイントが転がり込みます。1-3から、少し心を立て直し、声など出してがんばりました。…が、甘いネットの出方をするのでパスを抜かれる。相手のボールがサービスラインの内側にはずむチャンスボールなのに、前へ走っていってなぜかロブを打ちバックアウト。正しい選択をまったくできない、1stセットのプレーがうそのような、ダメダメネットプレーの連発で、くらいついていくものの4-6。試合後、いろいろ話しました。とても自分の悪い部分を見直せる試合でした。



○Tっきーvs LE BOURHIS Corentin (25~28位決め) 6-0, 6-2
Tっきーのフォアがとても攻撃的に安定していました。うれしい初勝利!聞くと、前日Rんちゃんに教えてもらった事(テイクバックの仕方)を注意してやったら、すごくよく入ったそうです!「セカンドセットは3回のデュースをすべて取りました!!」というので「おお、すごいじゃん」と言うと、その後「でも5-0からの2ゲームは両方ともデュースを落としてしまったので、いまいちでした。」ん?ん?ん?どういう意味かわかりませんでした。「セカンドセットはデュース全部とったんじゃなかったっけ?」と聞くと「ああ、デュース全部とったのは5-0になるまでの所でです。」
なかなか、日本語はムズカシイ。



●Aいなvs MC LAGHLING Gabriela(オーストラリア、きのうMもかがフルセットで破った子) 1-6, 2-6
Aいなは一生懸命走り、最後まで深くつないでいました。相手のボールが先に短くなるポイントも多く、ナイスラリーができていました。しかし、相手のボールが短くなったボールで攻めたいところですが、ポジションが下がりすぎているため、攻めるどころか苦しくなり、返球が甘く入ります。そのボールで見事に追い込まれミスが出て0-6,2-6。最後まで同じように行ってしまいました。Aいなは、今できる事を一生懸命やることはできましたが、自分で得点をとるプランを明確に立てる事をしていきたいですね。By Kすけ



●Mいね vs PATTOUA Lucilla(SF)(第一シード、ニューカレドニア)5-7, 3-6
相手の第一シードに対して、変なリスペクトは持たずに、へたくそだったらどんどんやっつける!と臨んだMいねでした。1ゲーム目、相手は変なストロークミスをします、これが第一シードか?というようなプレーです。第2ゲームは相手が4回連続ダブルフォルト。たいしたことない相手に、Mいねは自信をもって速いストロークにも柔らかく対応、スーパーショットも出ます。(ただしダブルフォルトはこちらも多い)3-0,3-1,3-2,4-2,4-3,5-3,5-4で迎えた第10ゲーム、相手が豹変しました。それまで1ゲームに3回はかならずダブっていた相手、ここからはすべてサーブが入ってきます、しかもセカンドサーブもすごいのが。ここから相手が急にラストスパートかけて3ゲームをあっという間に持ち去りました。
 2ndセットはあせって、冷静に考える事ができなくなりました、速いストロークをパワーで返そうとし、力んでテイクバックもスイングも大きくなり、すべて振り遅れ…つまり、相手のボールが返せない状況になりました。どうしようもない状態のまま3-6。試合後は座り込んで泣いていました。
 ラストスパートか、はたまた死んだふり作戦か、とにかく精神的に大きなダメージを受けました。変なミスや、ダブルフォルトはあっても、トータルでみればやっぱり心の折り方を知っているあたり、やっぱり第一シードだね…と話ししました。おおきな勉強のできる試合でした。これをきっかけに、少しテニスの奥深いところへ進めたらいいなと、思ったのでした。



●Kうた vs SKLENAK Johan(SF)(ニューカレドニア、第3シード) 1-6, 3-6
相手は粘り強いストローカー、と言っても、ロブでつなげるわけではなく、柔らかさのある低く深いボールで、ずっとストロークしてきます。戦うにはいやな相手です。ラリーが1回1回長い!相手はKうたのナイス1stサーブはすべてスライスでベースラインぎりぎりに深く返してきますが、はたしてリターンで正確に打ち込む技術はあるのか?こんな相手にはサービス&ボレーをしたらおもしろいかも?なんて思って見ていましたが、経験不足かKうたには、そういう発想はうかびません。最後まで気迫のこもった戦いをしましたが、逃げ切られました。次の大会でもう一度当たったら、少し違った戦い方をしてみてほしいですね。



○Rんたろう vs GRONDIN Simon(SF)(5シード、ニューカレドニア、Yきのが練習マッチした子) 6-4, 6-0
相手はひととおりこなすオールラウンドな子です。自分らしいテニスを展開し5-1。そこから反撃にあい、5-4まで迫られますが、そこをしっかり押さえて6-4としたら、2ndセットは簡単に6-0となりました。快勝です。



●Mもか vs DUVAL Blandine(SF)(第3シード、ニューカレドニア、きのうAいなに勝った子です) 6-7(6-8), 4-6
きのうのAいなとの試合では、ただ柔らかくロブでつなぐだけの子かな?と思っていたら、大間違いでした。この子のロブは超強力です。
1stセット2ゲーム目で、相手が審判をつけてくれとリクエストし、いきなり審判がきてMもかはまず、面食らいました。審判による不当なジャッジ(とMもかには見えた)により、精神状態は最悪の方向へ。審判がすべて自分に不利になるようにジャッジしているという疑心暗鬼が深まり、プレーに集中できません。
相手は、Mもかがネットに出てくると100%ノータッチエースで決まるロブを放ちます、風上のベースラインからはMもかが返せないくらいの高く弾むボールがベースラインぎりぎりにきます。とてもプレッシャーとフラストレーションの高い中、それでもくらいついていきます。タイブレークの5-4からの2ポイント、最大の集中力と最高の選択で戦わなくてはいけない場面で、なんとなく返すボールをアウト、次もイージーミス、という過ちをおかしてしまいました。結果6-8で落とす。第2セットも0-3からあきらめずについていきます1-4から4-4まで行きますが、相手は素早い動きでMもかがネットに出てきた時は、パスも正確に打って抜いてきます。4-6。とても悔しい負けとなりました。
テニスは、審判とも、相手とも自分とも戦わなくてはなりません。そういう意味ではとてもいい経験ができました。



2ゲーム目審判入場の時のびっくり写真と試合直後の様子


本日Tっきーが覚えた言葉「オー マイ ガー!」(意味は知りません、現地の子がしきりと使っていたので、意味もわからず真似してました)




明日はここ、ウエントロ・テニスクラブで行われる第1大会の最終日。Rんたろうは決勝戦、Kうたは3決、MもかMいねは3決で対決します。
他の子も順位決めの最後の試合です。悔いの残らぬ試合をしましょう!!!







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12歳以下ニューカレドニア遠征10/31(1951)

2010-10-31 19:41:08 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
10/31(日)ヌーメア快晴、日差し強い、日焼け注意!!
本日も8時から試合スタートです。

○Yきの vs BOUTTIER Nikita (1R)(10歳、Mいねのホームステイ先の娘、ニューカレドニア) 6-0, 7-5
1stセットすばらしい攻撃、厚い当たりのフォアハンドのエース、バックハンドのエースなど量産して6-0。セカンドセット変なミスが増えて1-5まで行く。自信がなくなり振り切れなくなり、バックハンドは全部スライス。が…、長いデュースを取ったのをきっかけに、だんだん振れるようになってきて、最後には完全に戻り、6ゲーム連取の7-5。壊れてから、試合中に自分を修理できたのは収穫だが、1st6-0で取ったのに、どうしてそんな壊れ方するのかな?という疑問も残ります。


○Kうた vs BEG Conway (2R)(オセアニア) 6-3, 6-2
きのうの相手と違って普通にうまい。昨日と同じで、はじめの様子見の4ゲームはとても不安そうでした。フォアのミスが目立ち、1-3。次のゲーム、デュースを取ったところで、ようやく自信獲得。集中力もアップし、すばらしいプレーが増え、そして完璧なプレーになっていきました。後半はそういう意味で、このレベルでは完璧。欲をいえば、これからレベルアップするために、チャンスボールに対して早く前に入れるようになってほしいところです。


○Rんたろう vs BONTEMAN Torea (2R)(オセアニアのキリバスという国、大きい、でも11歳) 6-1, 4-6, 6-3
1stセットは相手のミスも多く、いいプレーをして6-1で簡単に取る。しかし、セカンドセット、急に相手のプレーが良くなって、すばらしいプレーが増え、Rんたろうはとまどった様子。1-4から4-4にするが4-5からの第10ゲーム、相手サーブの0-40のブレークポイントが1つも取れずにキープされ4-6。このゲームの状況は2セット目を取って簡単に試合を終わらせたいという気持ちから、あせっていたのと、びびってボールを置きにいっていたわけではなく、まあまあ攻めてはいたという感じです。今回の遠征の目的でもある、ギリギリのプレッシャーのかかった長い試合で、心がひかずに最後まで打つ!という事をためすには絶好の局面でした。心が引いてはいませんでしたが、この場面では、あわてずあせらず攻撃のギアを1段か2段上げて、相手を振り切るという試合運びができるようになりたいです。
ファイナルセットは自力の差を見せつけるように、じわじわ攻撃で差をひろげていきました、6-3。また、ギリギリの状況が来た時に、もう一度チャレンジですね。
技術に関してですが、パッシングでついスライスを使ってしまい、攻撃されてしまう事が多いので、パスでスピンを多様してほしいです。


○Yしき vs Rames J(17~24位決め)(ニューカレドニア) 6-2, 6-1
相手は1発屋。そしてサーブは1ゲームに2~3回ダブります。この試合もYしきは、打たれた球が入ってきた時はいい逃げ球を使い、しのぐと相手はすぐにミスしてくれます。甘いボールがきたら、ドロップしたり、アプローチでネットに出たり。Yしきらしいテニスができました。もう少し、ネットに出たらつめて角度ボレーやドロップボレーを打ちたいです。ずっとサービスラインで深いボレーを打つのは、シングルスのボレーとは言えません。


●Tっきーvs T J (練習マッチ)(オセアニア)1-6, 2-6
あまりゆっくり見れませんでした、きのうくらいできればもっと試合になるんじゃないかと思うのですが、今日はミスが早かった、いいフォアも出ていなかった、全部打点が近くなっていました。By Kすけコーチ


○Mもか vs MC LAUGHLING Gabriela(2R)(オーストラリア) 4-6, 6-3, 6-3
2時間40分の熱戦。1stセットを落としたのに、2ndセットとファイナルセットを取って勝ったのはとてもメンタルの強さが目立ちました。スピンのムーンボールとフラットの低く速いボール、スライス、ドロップ&パスなどを織り交ぜて、バラエティー豊かなテニスを我慢強くしました。サーブもとてもよく決まってました。本当に、うれしい、いい勝利でした。もっともっと、技術の正確さが進歩すると、さらによくなりますねー。
「普段一生懸命やってない子ができる試合ではないですね」「今日いちの試合でした」byKすけコーチ


●Aいな vs DUVAL Blandine(2R)(ニューカレドニア) 2-6, 4-6
1stセットは速い球で攻めてみて、なかなか通用しない事がわかり、2ndは深いロブで戦ったそうです。2ndセット前半はそれでゲームも取れていましたが、終盤は相手が慣れて、ポイントが取れなくなりました。Aいなのいい所は、背伸びして自分以上のテニスを決してしない事。その部分はテニス選手が持つべき、忘れがちなとても基本的な部分をしっかり持っていますから、その上に、相手からポイントをもぎとるような様々な引き出しを作っていけたら、とてもいい選手になっていくと思います。今は、引き出しが少ないので、ちょっときびしいですね。しつこさにうんざりしない相手からどうやって勝つか、これからの課題です。


○Mいね vs CLARK Sally(2R)(オーストラリア)7-5, 6-1
3-0から3-3になった第6ゲームで、もめましたが次の2ゲーム集中して5-3。そこから相手はややキレぎみでしたが2ゲーム取られて5-5。次の第11ゲームで事件は起こりました!Mいねが放ったファーストサーブはみごとにサービスエース。相手も何もコールせず、それを認めていましたが、直後、その子の親が「今のフォールトだったよ」と言ったのを聞いて、その子はジャッジをくつがえして「今のフォールトでした」。それを聞いたMいね。冷静さは失わずにものすごーくこわい表情と声で「You did not call !」(あんた、何もコールしなかったじゃない!)。あまりの怖さに、相手はすぐに「わかりました、もういいです」となり、試合続行。これがきっかけで、相手はさらに大ギレで7-5。
セカンドセットがはじまると、相手はシクシクと泣きながら試合をはじめました。それを見たMいねは笑っていました!悪魔のようなずぶとさ!!
結果、予想どおりセカンドは6-1。試合が終わったあと、木全はあの「You did not call !」の一言に敬意を評してアイスをおごったのでした。
他のみんなは、この話しを聞き、この英語をノートに書いていました。


●Yきの vs PATTOUA Lucilla(2R)(ニューカレドニア、第1シード、体大きい大人のよう)0-6, 4-6
試合前から、相手は大きい強いといった、ある種尊敬の念を持ちすぎていたのかもしれません、1stは0-6。でも少し、相手も変なミスしたり、足もそんなに速くないと思ったりして、少しゲームが取れてきました。が、4-6。相手があまり強くない1シードだったのに、試合後、4ゲーム取れたと満足げにニコニコ帰ってきたのは、とても残念でした。でも、そのへんの話しをしっかりして、もっと「相手に勝ちたい」という気持ちを高めることができるようになってほしいとアドバイスしました。プレーはセカンドはまあまあ攻撃的にできました。


●Tっきー vs Ayana(練習マッチ)(パラオ)1-6, 3-6
今日はTっきーの対戦相手がデフォしたようで、試合がありませんので、2つ目の練習マッチを組みました。
この試合は、午後の準々決勝がたくさん重なったため、見れませんでした。でも、本人的には、とてもいい試合ができたそうです。逃げ球も打てたそうです。



午後、Kうた、Rんたろう、Yしきの3人は第4シードの子をさそって練習をしていました。コミュニケーション力GOOD!

○Rんたろう vs DE GAILLANDE Joan-Victor(SF)(ニューカレドニア) 6-0, 6-0
相手の子はサーブはスムーズなフォームで打つが、フォアハンドが不自然な打ち方で、すぐにミスします。どうしてここまで勝ち上がったのか不思議です。あっという間に終わりました。ま、こういった試合の場合、ただ勝つのではなく、何かしら練習をするようにとアドバイスしました。

○Kうた vs TISSERANT Celestin(SF)(ニューカレドニア、2シード) 7-6, 4-6, 6-1
相手は体が大きく、フォアが強力、サーブはファーストは威力があり、セカンドはスピンが弾む!強敵です。でもKうたはすばらしいプレーで互角に戦い、1stセットのタイブレークをものにしました。セカンドセット4-5で迎えた自分のサービスゲーム、0-40のピンチをすばらしいプレーで4本取り、Ad自分。この流れなら、このゲームをキープして5-5にし、いい感じで7-5か7-6で取って勝つな!!と思ったその瞬間、なんとここから2本連続ダブルフォルトでAd相手。次フォアを決められ、セットを落としてしまいました。ガビ~~~ン。
でも、ここで、気持ちが落ち込まないKうたはさすがです。ファイナルセット、第一ゲームの相手のサーブをすばらしいプレーでいきなりブレイクし、集中力とプレーのギアを上げ、最後は相手が試合を投出し、6-1でゲームセット。いいところあり、悪いところありの、勉強になる試合でした。



今日はなぜか、木全はとっても疲れが出ました。たくさん動いたわけでもなく、気苦労が多かったわけでもなく、お昼休みもけっこうあったのに。なぜかな??


さあ、明日はKうた、Rんたろう、Mもか、Mいねは準決勝です。

試合の結果はこちらです。






























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12歳以下ニューカレドニア遠征10/30(1950)

2010-10-30 19:11:12 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
クラブへ歩いていく途中の地面に、いい感じに花が落ちてました。↑


本日、第一トーナメント開始です。
KうたとMもかは朝8時からなので、朝7時に会場入りしました!そして試合前に45分ほど練習。その後、他の子たちも時間差でぽろぽろと集まってきて、空きコートで練習しました。

○Kうたvs DOLORES Aiden(Austraria、10歳、小太り、動き遅い) 6-1, 6-0
Kうたは相手はそれほどうまくなかったのですが、ものすごい緊張でガチガチ。いきなりダブルフォルトで1ゲーム目をダウンしましたが、2ゲーム目がとれてほっとしたようです。そこからは、相手のつけいる隙なし。きっちりしたテニスでまとめました。油断しないよう注意したそうです。肩の痛みはなくなり、サーブもしっかり打っています。時々、高田こうきのようなフォアが飛んでいく時がありますね。
photo by Ksuke coach

○MもかvsVIGNERON Emmanuelle(ニューカレドニア、ぽっちゃり、初心者っぽい) 6-0, 6-0
最初からあぶなげなし。攻撃する前に相手がミスしてくれます。ロブをあげて、前へ出てドライブボレーをしようとするが、ロブが帰ってきません。各種ショットを織り交ぜて、いろいろチャレンジしたそうです。簡単に勝てるとみたら、課題をつくる…いいですねえ。


●Tっきーvs DOLORES Kieren(Austraria、11歳、Kうたのやった子の兄)
相手は、見た目はかこいいテニス。攻撃的に打ってくる。でもミスも多い。Tっきーは自分の出来る事だけをしっかり行います。うまくいけばセットとれるか?という競った内容でしたが、3-4から放され、3-6。セカンドは相手が自信を取り戻し0-6。走らされた時の逃げ球がないので、滞空時間の長いロブやスライス返球を使おう。サーブは1stを思いっきり打ちほとんど入らず、2ndは引力サーブが必ず相手のフォアに入りリターンエースをくらう。もう少し、サーブの作戦を考えていこうー。
photo by Ksuke coach



Mいね&Yきの語録「日本人は、足太い、腹出てる。外国人は、足細い、腹出てる。」なんじゃそりゃ。

↓そうそう、今日はテレビの取材が来てましたよ。夕方のニュースで流すそうです。


「お昼ごはんは、日本人だけでかたまって食べてはいけない令」(バツランニングあり)を出してありますので、お昼が近づくと、みんな声かけ作戦がはじまります。
みんな積極的に声かけてますねー。いいことです。


○Rんたろうvs BOURCIER Raphael(ニューカレドニア、ロン毛) 6-0, 6-0
あまりうまくない子でした。バックが片手で弱点なのを見て、全部バックにボールを集めましたが、別に、そうしなくても、ほとんど決まります。で、すばらしいプレーしまくって勝ちです。サーブに関する深い戦術なんかをKすけコーチからアドバイスされていました。
photo by Ksuke coach

●Yしきvs RUSH(オセアニア、左利き、色黒く毛短い)5-7, 1-6
両者とも緊張しまくりの接戦。1stセット5-5からのゲームを取って6-5とした方が、このセット7-5で取って、2nd6-1で勝つんじゃないかと1st5-5の時に予想。5-5相手サーブの30-40、簡単なバックハンドのミスで40-40、こちらが先にネットに出たいのに、相手がアプローチでネットに出てきてバックスライスパスをサイドアウト、アドバンテージ相手、甘いアプローチで前に出てパス抜かれゲーム。5-6。
そして全くの予想どおり5-7, 1-6で負けてしまいました。
巡ってきた大切な場面に気付き、そこでいいプレーをしてポイントを取ることが『勝ち』につながります。そこができないと、勝つ事はできません。
メンタルがあまりにも弱く、1セット取られただけで心が萎えてしまう部分を変えるべし!です。フォアと、甘くない出方のネットプレーはよかった。
photo by Ksuke coach

○Mいね vs DEL CARMEN Nadine(オセアニア、長身、フラットの速い球) 6-4, 7-6
フラット系どうしのしばき合い。Mいねは、とてもいいラリーをしている。深く伸びのあるボールが行く、相手返せない。サーブの威力ピカイチ!試合前の練習で短いボールが行ったら、相手がスライスの処理がすごくへたで、気づくかな~?と思っていましたが、第一ゲームでネットに出てドロップボレーを決めゲームを取り、最高の立ち上がりでした。あとで聞いたら「最初の練習でいろんなショットでいろんなとこに打ち、なるべく早く相手の弱点を見つけられるようにしたいと思ってるんです!」うおーーーっ、いつからこんなすばらしい事が言えるようになってきたのでしょう?
 1st競り勝ち、セカンド5-2リード。そこからビビったわけではありませんがミスが多くなり、5-6まで行かれますが、落ち着いて相手が疲れているのを見つけ、冷静に戦い7-6で勝利。すべてがすばらしい試合でした。股関節の痛みは、大丈夫です。


○Aいな vs PARIPOVIC Nina(ニュージーランド、同じ10歳、左利き)6-1, 3-6, 6-2
Aいなの初戦の相手は、体が一回り大きく、フォアーハンドの高い打点から打ち出されるスピンボールが上手な選手。ファーストセット両者とも思うようにゲームを決めるポイントでポイントがとれず、長いゲームを繰り返しなんとか、Aいなが2-1リード。相手にストレスがたり集中力が切れたのかそこから、相手の得意なショットにもミスがでるところまで繋げることができ、いっきに6-1。ファーストセットを制しました。
 そして、第二セットに入っても相手は持ち直すこともなく、あっさり3-1リードしましたが、やっと相手が落ち着きフォアーの高い打点で正確にコーナーに打たれ、押し返すことができず、3-6。
 ファイナルセット、Aいなの厚い当たりのフォアーがベースライン際に安定して入り、相手のフォアーの低い打点からのショットのミスが目立ち6-2でファイナルセットをAいなが制することができました。なれないハードコートで、なおかつキレのあるスピンボールの選手相手にAいなもよく走り、縮こまることなくしっかり深く返球する事ができ、Aいなにもいい経験となる試合だったと思います。ただ、ゲームをとるポイントでは、バックハンドを深いところに置きにいこうとするようなショットで簡単にアウトをする場面が多かったように思います。今後の課題ですね。By Kすけ
photo by Ksuke coach



Yきの語録「パニパーニ」(パニーニと言いたかった)それに対しMもか「パニック状態に陥っている子みたい」


●Tっきー(16~32位決め)vs DEPLANQUE Andreas(ニューカレドニア)2-6, 4-6
この試合もTっきーは、実直の出来ることを繰り返します。セカンドセットは相手の落ち着きもなく、そこにつけ込んで、なんとかものにしたかったのですが、残念ながら競り負けてしまいました。できる技術が少ないなりに、なんとかがんばって勝とうとする姿勢はとても良いです。あとは、できる技術を増やしていこうね。


○Yしき(16~32位決め)vs COLLIER Waiomio(ニュージーランド) 5-7, 6-4, 6-1
よくがんばりました。さっきの試合で冒した過ちを繰り返さず、みごとに学習した感じです。
セカンドセット5-4からの長いデュースを取ったところが、この試合の勝つための一番大切な場面でした。セカンドセットを取って、早く帰りたかった相手は、ファイナルセットに入ると、坂を転げ落ちるように失点し、結局6-1。みごとなメンタルの逆転勝利でした。
振り回された時にねばり強い逃げ球がとてもよかった。


○Yきの vs Simon(ニューカレドニア) 0-6, 2-6
(Yきのの対戦相手は今夜オーストラリアから帰国するため、明日1回戦が行われます。よって今日は男の子と練習し合いしました。)
Yきのは、今日は試合がなく、男の子と練習マッチを行いました。相手は、技術、メンタル、フィジカルすべてにおいてレベルの高い選手。ファーストセットは開始直後から終盤にかけてほとんど、得意のフォアーハンドを打たせてもらえず、0-6。セカンドセットは相手がボレーに来たところに上手くパスが決まり、ファーストセットほど一方的ではありませんでしたが、2-6。Yきのは、私が普段見ている選手ではありま
せんのでわかりませんが、、、相手が戦術的にも上手くYきのにいいペースでテニスをさせなかったというのもあり、若干不完全燃焼だったかな?
でも、6-0,6-2というスコアでYきのに勝った相手は、傲慢な姿勢はいっさいみられず、自分の集中力がきれることなく、常に何かに挑戦しているようなアスリートの目を最後まで保って戦う選手でした。そんな最高の選手とYきのはニューカレドニアにきて試合ができたと思います。
By Kすけ
photo by Ksuke coach

Tっきー&Yきのの会話
Tっきー:『(遠州弁の)「~だにー」を普通の言葉にしたら何ていうの?』
私:『「~だよー」かな』
(方言と認識していない)Yきの:「普通だにー!」


左のはphoto by Ksuke coach
今夜は夕焼けが綺麗でした!こんな夕焼けが海面に反射したらどんないい写真が撮れるだろうとムズムズしましたが、Yっしーがすばらしい試合をしていましたので、ぐっとこらえました。

結局、本日は、朝7時から夜7時まで試合を見ていました。ふぅ~~~。Kすけコーチはまだ、時差ぼけに少し悩まされています。


夕ご飯は近くのお店で、Kすけコーチとニュージーランドのジェロームコーチと3人でパスタを食べました!!


明日は本戦2回戦、コンソレの17~24位戦が行われます。(Tっきーだけ明日試合なし)


そうそう、今日はニューカレドニア在住の日本人、敦子デルリューさんと、みえこコンガシューさんが応援に来てくださりましたよ。







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12歳以下ニューカレドニア遠征10/29(1954)

2010-10-29 17:21:27 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
10/29(金)ヌーメア 快晴

真夜中2時45分、ホテルのインターネットが復旧したのでブログしますっ!!


ニューカレドニア二日目、明日から大会なので、本日も練習のみです。
体がだいぶこちらの夏の気候に慣れてくると思い、本日は1日じゅう練習です。午前は8時集合で、午前は4時間練習&マッチ練習。
お昼は2時間とって、ランチ&おみやげを買いにホテル近くまで歩いて行きました。

午後は2時から4時過ぎまで練習マッチしました。

↓練習風景









今日はみんな本当に勢力的に練習しました。時間があえば、ニュージーランドチーム、オーストラリアチームとマッチ練習をと思ったのですが、両国とも今日は軽い午前練習で終わりにしましたので、できませんでした。今日は日本人の中でたくさん1セットマッチでまわしました。

Mいねの股関節の痛いのが、少し心配です。





↑Tっきーのホームステイファミリー。ホームステイはみんな良好です。プール付きの豪邸も数件!!
そうそう、ホームステイの家は最初、出発前にお知らせした家庭と変更になってる家もありま~~~す。すみません。



大会はラウンドロビンではなくなりました。男子は32ドロー、女子は16ドローで、1位~32位まで(女子は16位まで)すべて順位を決めるキャンパスドローとなります。Rんたろうは第一シード、Mもか第二シードになってます。


↑Kすけコーチに390フランの葉巻をプレゼントしました。初めての経験だったようですが、おいしかったようです。


明日から第一トーナメントスタートです。KうたとMもかは朝8時からです。




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12歳以下ニューカレドニア遠征10/28(1953)

2010-10-28 19:00:51 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
10/28(木)ヌーメア快晴一時小雨
早朝7時半に一行はヌーメアの国際空港に下り立ちました。

↑エアカラン航空は南国らしく、ハイビスカスのデザインです。

女の子たちのとなりの席の、髪の毛くりくりの赤ちゃん。なんか、Yきのがお気に入りで、よくさわりにきました。私のことは怖そうに見てました。




↑真夏のニューカレドニアは、太陽がとてもまぶしく、ギラギラとしています。こりゃ、寒くなりはじめた日本から来たみんなには、試合が大変そうです。


↑荷物が出てくるのを待っていると、かわいい麻薬犬登場です。




↑子供達はけっこうお疲れモードです。


↑ホテルの前のビーチのところで記念撮影です。

本日は、真夏の環境に少しづつ馴らすため、軽い練習です。








予想していましたが、みんな、移動の疲れか、乗り物よいか、はたまた筋肉痛か、腹痛か…なにかしら悪く、ほんとうに軽い練習としました。



太陽をかこむ虹が一瞬でましたよ。


ハンバーガーで昼食を済ませたあと、島へ遊びにいくことにしました。

みんな、楽しい時間を満喫しました。シュノーケリングなんかもしました。


夕方、ホームステイ先のファミリーがお迎えにきて、みんな家へと散っていきました。不安そうな顔をしていた子はひとりもいませんでしたので、一安心。
私とKすけコーチ、ニュージーランドのジェロームコーチでいっしょにイタリアンの夕食に行きました。楽しい時間を過ごしましたよ。














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12歳以下ニューカレドニア遠征10/27(1952)

2010-10-27 20:01:30 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
10月27日(水)成田 晴れ

昼間、静岡チームは、うちのクラブで練習しましたよ。
全員、無事成田空港で合流しました。

↑おなかが減ったので、大好きなお茶漬けやさんんで食べました。そしたら、AいなYきのがやってきて満面の笑顔。


↓出発前に遠征の目標を書いてもらいました。




全員で記念撮影!!



今から飛行機にのります。それではいってきます!!


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