親御さんたちの悩みのうちの一つ。
自分のクラブのコーチが…。というお話。
まず多いのが、
自分のクラブのコーチが、
①自分の理想のテニスがあって、生徒全員にそのスタイルを押し付ける。
②えこひいきがあって、お気に入りの生徒ではない側に入ってしまった。
③どなりながらのレッスンで、子供達が怒られたくないために、仕方なく何か行動する。
こんなところですね。
本日、まず①について。
《自分のクラブのコーチが、自分の理想のテニスがあって、生徒全員にそのスタイルを押し付ける。》
子供達は百人いれば百様です。
性格も様々。
足の速い子もいれば、遅い子もいる。
テクニックのある子もいれば、不器用な子もいる。
ハードヒットの感覚に優れている子もいれば、つないで相手のミスを誘うのがうまい子もいる。
それなのに、ある種の指導者は、どうして自分の好みを押し付けるのか??
福井県出身で、現在秋田県在住の元女子プロ選手、A選手(そのお父さんは、私の仲のいい友人です)は昔言いました。
「世の中に、コーチが教えたい事ではなく、選手が教わりたい事を教えてくれるコーチが、本当に少ない!」
どこの県にも、そのクラブの所属選手たちはみんな、同じフォームで同じテニスをする、なんてクラブがあったりします。
でも、私はそれはどうかな〜〜〜と思っています。
私は子供達に雨の日ミーティングで、「テニスプレイの4つのスタイル」の話をいつもします。
⑴アグレッシブ・ベースライナー(ベースラインから攻撃的なストロークを打つ、シャラポワなど)
⑵カウンター・パンチャー(基本はしつこくつないでいるが、相手がすごいショットを打ってくると、もっとすごいカウンターを決める、パス、ロブもうまい、ナダルなど)
⑶オールラウンド(ストローク、ネットプレー、なんでもこなす、フェデラーなど)
⑷ネットプレーヤー(サーブアンドボレーを得意とする、すぐにネットに出る、鈴木貴男など)
将来どのタイプになっていくか?は、どのショットが一番得意か、ではなく、どのショットが一番好きかで決まるそうです。
自分が教えている生徒が、どのショットが好きで、性格、大人になってからの体格、などなど考慮して、
将来どんなスタイルになっていくのか、イメージし、ビジョンを持ってその方向に導いていく様、常に注意しています。
でも、スライスやドロップショットなどのテクニックが天才的で、惚れ惚れしてしまう様な子が、もし
ストロークの強打しか教えないクラブに入ったとしたら…、それはもう悲劇です。
あまり想像したくないですね。
レッスンは、低年齢のクラスでは、どのスタイルにも行ける様に、全てのテクニックをコーチ主導で行うことが多いです。
(生徒が一人だったりすると、少し指導のテクニックを使います←このお話はまた後日)
例えるなら小学校の授業の様な感じです。
学年やレベルが上に(高校生)なってくると、何の練習をしたいか?するべきか?生徒に考えさせ、それをやる!というのが増えて来ます。
プレースタイルの方向性が自分でもわかって来ていますから。
例えるなら、大学の授業、専門学校の授業といった感じですね。
(高校生にもなって、その日、何の練習をしたいのか考えずにコートに来て、コーチが考えた練習を何も言わずに黙々とこなす…というのは少し問題です。)
もし、そのクラブのナンバー1のうまい子があるプレースタイルだとして(例えばアグレッシブ・ベースライナー)、指導者がクラブの全員にその子のスタイルを押し付けてくる様だったら、どうしたらいいのか??(生徒が自分で、ナンバー1の子に憧れて、そのプレーを真似する場合は、いいと思います)
クラブを移籍して、自分にあったスタイルを認めてくれるコーチのところへ行く?
他に移動するクラブがない場合、コーチの指導に「はい」と相槌を打ちながら、自分のやりたい事を貫く?
(←コーチの説教が飛んでくるかも)
クラブでの練習では、仕方ないのでコーチの言う通り我慢してやるけど、自主練時間を増やして自分のやりたいスタイルの練習をする??
どれも、なかなか難しい。
いい答えがなかなか出て来ません。
その家庭の置かれている状況によって、出来ることと出来ないことがありますし。
まず言えることは、親もある程度勉強して、知識をつけ、あまり自分の子供のプレースタイルに合わないことを押し付けてくる、コーチが主人公型のクラブは避ける方がいいということになります。
もちろん、テニス初心者でこれからテニスを始める、という状況では、子供のプレースタイルなんてのはまだわかりません。でも、そのクラブの全ての生徒の練習や選手の試合を見て、クラブの全員が皆同じ様なフォームで、同じ様なテニスをしている場合は注意が必要ですね。
テニスは、選手が主人公ですからね〜〜〜。
しかし、引退したフランスの魔術師プレーヤー、ファブリス・サントーロ選手を子供時代教えていたコーチはどんなコーチだったのかな??
あのスタイルを矯正しないで、世界トップまで行けることを見抜くとは、相当の実力のコーチです。
自分のクラブのコーチが…。というお話。
まず多いのが、
自分のクラブのコーチが、
①自分の理想のテニスがあって、生徒全員にそのスタイルを押し付ける。
②えこひいきがあって、お気に入りの生徒ではない側に入ってしまった。
③どなりながらのレッスンで、子供達が怒られたくないために、仕方なく何か行動する。
こんなところですね。
本日、まず①について。
《自分のクラブのコーチが、自分の理想のテニスがあって、生徒全員にそのスタイルを押し付ける。》
子供達は百人いれば百様です。
性格も様々。
足の速い子もいれば、遅い子もいる。
テクニックのある子もいれば、不器用な子もいる。
ハードヒットの感覚に優れている子もいれば、つないで相手のミスを誘うのがうまい子もいる。
それなのに、ある種の指導者は、どうして自分の好みを押し付けるのか??
福井県出身で、現在秋田県在住の元女子プロ選手、A選手(そのお父さんは、私の仲のいい友人です)は昔言いました。
「世の中に、コーチが教えたい事ではなく、選手が教わりたい事を教えてくれるコーチが、本当に少ない!」
どこの県にも、そのクラブの所属選手たちはみんな、同じフォームで同じテニスをする、なんてクラブがあったりします。
でも、私はそれはどうかな〜〜〜と思っています。
私は子供達に雨の日ミーティングで、「テニスプレイの4つのスタイル」の話をいつもします。
⑴アグレッシブ・ベースライナー(ベースラインから攻撃的なストロークを打つ、シャラポワなど)
⑵カウンター・パンチャー(基本はしつこくつないでいるが、相手がすごいショットを打ってくると、もっとすごいカウンターを決める、パス、ロブもうまい、ナダルなど)
⑶オールラウンド(ストローク、ネットプレー、なんでもこなす、フェデラーなど)
⑷ネットプレーヤー(サーブアンドボレーを得意とする、すぐにネットに出る、鈴木貴男など)
将来どのタイプになっていくか?は、どのショットが一番得意か、ではなく、どのショットが一番好きかで決まるそうです。
自分が教えている生徒が、どのショットが好きで、性格、大人になってからの体格、などなど考慮して、
将来どんなスタイルになっていくのか、イメージし、ビジョンを持ってその方向に導いていく様、常に注意しています。
でも、スライスやドロップショットなどのテクニックが天才的で、惚れ惚れしてしまう様な子が、もし
ストロークの強打しか教えないクラブに入ったとしたら…、それはもう悲劇です。
あまり想像したくないですね。
レッスンは、低年齢のクラスでは、どのスタイルにも行ける様に、全てのテクニックをコーチ主導で行うことが多いです。
(生徒が一人だったりすると、少し指導のテクニックを使います←このお話はまた後日)
例えるなら小学校の授業の様な感じです。
学年やレベルが上に(高校生)なってくると、何の練習をしたいか?するべきか?生徒に考えさせ、それをやる!というのが増えて来ます。
プレースタイルの方向性が自分でもわかって来ていますから。
例えるなら、大学の授業、専門学校の授業といった感じですね。
(高校生にもなって、その日、何の練習をしたいのか考えずにコートに来て、コーチが考えた練習を何も言わずに黙々とこなす…というのは少し問題です。)
もし、そのクラブのナンバー1のうまい子があるプレースタイルだとして(例えばアグレッシブ・ベースライナー)、指導者がクラブの全員にその子のスタイルを押し付けてくる様だったら、どうしたらいいのか??(生徒が自分で、ナンバー1の子に憧れて、そのプレーを真似する場合は、いいと思います)
クラブを移籍して、自分にあったスタイルを認めてくれるコーチのところへ行く?
他に移動するクラブがない場合、コーチの指導に「はい」と相槌を打ちながら、自分のやりたい事を貫く?
(←コーチの説教が飛んでくるかも)
クラブでの練習では、仕方ないのでコーチの言う通り我慢してやるけど、自主練時間を増やして自分のやりたいスタイルの練習をする??
どれも、なかなか難しい。
いい答えがなかなか出て来ません。
その家庭の置かれている状況によって、出来ることと出来ないことがありますし。
まず言えることは、親もある程度勉強して、知識をつけ、あまり自分の子供のプレースタイルに合わないことを押し付けてくる、コーチが主人公型のクラブは避ける方がいいということになります。
もちろん、テニス初心者でこれからテニスを始める、という状況では、子供のプレースタイルなんてのはまだわかりません。でも、そのクラブの全ての生徒の練習や選手の試合を見て、クラブの全員が皆同じ様なフォームで、同じ様なテニスをしている場合は注意が必要ですね。
テニスは、選手が主人公ですからね〜〜〜。
しかし、引退したフランスの魔術師プレーヤー、ファブリス・サントーロ選手を子供時代教えていたコーチはどんなコーチだったのかな??
あのスタイルを矯正しないで、世界トップまで行けることを見抜くとは、相当の実力のコーチです。