TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

今日の収穫(514)

2006-05-31 01:03:44 | その他
今日の収穫。おいしくいただきました!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチョウの妖精(513)

2006-05-31 00:49:39 | その他
 今日は私のおとなの生徒さんのSさんが実際に体験したすごいお話です。

 Sさんは毎日、愛犬をつれてお散歩に行きます。近くの公園はお気に入りの散歩コース。きれいな銀杏(イチョウ)の木がたくさんある素敵な公園です。特に季節になると実(ギンナン)がなる2本の木のうちの1本はお気に入りの木です。

 ところが、ある日、この木の前を通りかかると、看板にお知らせが出ていました。このあたりは大きな駐車場になるためこのあたりの木もすべてなくなるということ。Sさんはとっても悲しくなりました。何日かして工事が始まった時、そこにいた人に聞きました。「この木はどこかへ移植されるんですか?それとも切り倒されるんですか?」すると答えは…木が大きすぎて移植にはとてもお金がたくさんかかってしまうため切り倒されるというのです。さらに悲しくなったSさんは、考えました。なんとかこの木が切られずにすむ方法はないのか??そこで、この工事を行っているところを調べ、電話をし、あんなすばらしい木を切り倒すことはぜったい許せない!!と力説しました。
 翌日、散歩でまた木の前を通ると、他の小さい木たちは切られていましたが、例のイチョウの木は枝はらいされていただけで、切り倒されていません。工事の人に尋ねると「住民から苦情がきたためこの木は切り倒さないことに決まった」とのことです。Sさんは喜びのあまり飛び上がりました!!散歩の帰り道もルンルンです。

 それから数日後、夏のある日にとっても不思議なことが起こりました。

夕方、玄関の外につないであった愛犬がほえるので、家の中にいれてあげようと玄関のドアをあけた時のことです。玄関のドアのすぐ外のまんまん中に1枚の大きくて紅葉したきれいなイチョウの木の葉っぱが落ちていたのです。お礼の手紙を置いていったかのように!!この時期、まだイチョウの木についている葉っぱはまだまだ緑色をしていて、まだ紅葉していません。なのに1枚の紅葉した大きな葉っぱ!!!

 イチョウの妖精が命を救ってくれたお礼に来てくれたんだとSさんは直感しました。世の中には不思議な話があるものです。

 そしてさらに、その数日後、庭から変わった木がはえてきました。みたこともないようなきれいな斑入り(ふいり)のイチョウの木です。これもイチョウの妖精がプレゼントしていったものなのでしょうか?!

 なんか久しぶりにファンタジーを感じてうれしくなってしまった話でした。素敵でしょ!みなさん信じます???
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リスペクト(512)

2006-05-30 01:03:09 | tennis
 全国選抜の会場で友人であるコーチからお話を聞きました。このコーチ、以前は関東でコーチをしていたのですが、今は地元である地方にもどって活動をしています。初日に会った時の一言。「難問山積です!!問題だらけ」。この日はお互い忙しく、ゆっくりお話できませんでしたが、翌日話を聞くチャンスがありました。内容はこんな感じです。

 首都圏のテニスクラブでは、例えば県ジュニアなど、関東、全国へとつながる重要な大会ではコーチたちは必ず試合を見に来て(クラブによっては2人、3人、4人もコーチがくるクラブもあります、ま、あたりまえ)、子供たちの本当の姿を見て、生きたアドバイスをし、日頃の練習にフィードバックします。小さいころは親がコーチングをしている家庭も、高年齢になるに従いコーチングが微妙で高度な世界に入り込むとコーチに任せる度合いが高くなります…というか、親が職業コーチでないかぎり、ほとんどがコーチを信頼してまかせることになります。
 ところが、この地方、コーチが試合を見に行ったり、他クラブとの交流試合を組んだり、遠征に引率したりなどの活動を許す寛大なテニススクール経営者が皆無で、こういったことがまずあたりまえになっていない。
 そして、親たちもコーチたちのことをリスペクトしていない。たとえば全国選抜に出場した選手の親も「コーチ、今回は私(親)が連れて行きますので、コーチは結構です」といった具合です。子供たちが遠征に行き、コーチに最高のケアをしてもらい、最高のアドバイスや練習をしてもらうより、自分(親)が試合を見たいほうを優先させる事を選択するそうです。そんな話をしている途中に親がやってきて「コーチ、私ら明日帰りますから!」なんて冷たく言い放って去っていきました。以前聞いた添田豪くんの父母のお話が頭に浮かびましたねぇー。彼らは自分たちが見にいくよりも最高のトレーナーを我が息子に付け、最高のパフォーマンスをしてもらおうと、自分たちの(息子の晴れ姿を見たいという)欲望をぐっとこらえたそうです。

 そういう話を聞くと、私の住んでいる県、あるいは私のクラブの選手やその親たちは、コーチをリスペクトしてくれているんだなー!なんて、そしてありがたい事だなぁと感じました。日本の中でも地域により意識の高さの違いを感じる事がありますが、またまた感じた話でした。ただ、そういった地方からもすばらしい選手は出ています。他の意識の低い親たちと一線をひいて、自分たちの意識を高く保った人たちだと思います。

 私も前のクラブでは、親の意識改革をテーマにかなり力を使いました。ある親たちは勉強してくれてどんどん意識を高くしてくれましたが、ある人たちはだめでした。ぜひこの話をしてくれたコーチもこのブログを読んでいてくれたら、意識改革がんばってほしいです。苦労したぶん自分の力も高まりますよー!!!



 そうそう、まったく関係ない話なんですが、試合のエントリーをファクスで送る場合は、送ったあと必ず電話で届いたかどうか確認しましょうー。ATF14/U Japanのエントリーで数人のが白紙ファクスになっているそうですよー!!!おはやめに電話確認しましょう!!!
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タワー完成!!!(511)

2006-05-30 00:28:54 | 
 毎週月曜日のたびに生徒さんのSさんのお宅におじゃまして、作っていました!!

 何をって?タワーです。クレマチスのモンタナ種ルーベンスを這わせる塔です。今日は完成し、トラックを借りてきてクラブに設置の予定日です。ラッキーにもお天気に恵まれ、完成しました!!!!!!!!もうすばらしすぎて声も出ません!!!!
このところ、この制作に命をかけていました(←ちょっとおおげさすぎ)

 来年の今ごろが楽しみです。咲き乱れるモンタナルーベンスを想像すると、うっとりしてにやけ顔になり、気味の悪いおっさんだなと道行く人に思われそうです、はははは。

 しかし、自分で作ると豪語したわりには、制作の約99%はSさん。たいへんありがとうございました。いくら感謝してもたりません!!みなさん、来年の花をお楽しみに。

 おお、それから、うちのクラブのちびっこのみなさんに一言。このタワーは登るととっても危ないです。登ってしまった子にはもれなくきまたコーチの大かみなりと、大回りコース100周のプレゼントがありますのでご注意くださいませませ。特にわんぱくな子たち。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県中学生大会ダブルス(510)

2006-05-30 00:13:41 | tennis
 日曜日は全国選抜の結果を微妙に気にしつつも、雨の天台で県中学生大会の女子ダブルス観戦です。同じ中学でないとダブルスには出られないため、普段ジュニア大会に参加しクラブで鍛錬している子たちどうしのペアというのは少なく、とてもレベルは高くない状態です。時には3回戦くらいまでアンダーサーブなどが登場する中、全日本トップのDさんたちのペアが戦う姿はとてもかわいそうでなりません。

 うちのクラブのNとAのペアはよくがんばり、苦労しながらベスト8に入るも、4決めでDさんKちゃんペアにおだんごで負け、順位戦へと進出しました。朝の大雨のせいで進行が遅れ、続きは後日となりましたが、この順延というのが選手たちにとってはとっても大きな収穫となります。初日勝ち残った(厳密には勝ち残ったとは言わないかもしれませんが)という充実感と、まだ順位戦で勝てば関東に行けるという事実が次の日程の日まで、選手の練習を充実させます!この1more weekはとても重要で、上達するのです。今日もこのふたり、練習の目つきが違いました!!!はは。

 そして、例えば関東に行けた人は、また夏まで高いモチベーションで練習し格段に上達しますし、関東へ行けなかった選手はそれなりの上達をします。勝った子はもっと強く、負けた子はより弱くのとっても厳しい世界なのです。だからこそ、関東へ行けなかった子はそれ以上のがんばりをしないといつまでたっても追いつき追い越すことはできません!!!今日はちょっときびしーーーーーいお話でした。みんなチャンスをものにしろよー!!!

 写真は全国選抜より。「おんなは美白が大切ですー」いつも日傘のSコーチとHくん。ははは。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉県中学生大会(509)

2006-05-28 11:16:51 | tennis
 連日、早朝練習→試合観戦→クラブへもどってレッッスン→爆睡、のリズムでブログさぼりぎみでした。

 全国選抜を2日間見たあと、きのうは千葉県中学生大会のシングルス本戦でした。大雨のなか、かわいそうにずっとオムニコートで試合かと思っていたら、意外と止んでいた時間も多くあり、まあまあのコンディションでした。うちのクラブの小学生やその親たちも観戦にせいぞろいです。

 今回はデビルYが第一シードのS君を苦節何年かの末、ついに倒して優勝するか!?!?と期待したわけですが、残念ながら今回もまたS君の牙城をくずすことができず3位に終わりました。

 今回もいろいろありました。今まで一度も勝ったことがない子をはじめて倒して、うれしい思いをした子。めざす関東大会があとほんの1歩のところでつかめなかったおしかった子。関東全国常連なのに、チキンハートになってしまい、いたい敗戦を喫してしまった子……。

 ここでふれておきたいのは、試合ではドロー運が良いとか悪いとか、ついているついていない、なんてことももちろんあります。でも、たいてい本番の大会中に起こったことのすべては、普段の練習の中に原因や理由があります。くやしい思いをしたり、うれしい思いをした時には、普段の練習で何をやっていたから(やっていなかったから)それが起こったのかを、よーく考えてみてください。基本的に試合は練習に近づける、練習も試合に近づける、という作業を行わなくてはいけません。初心者とプロではこのへんの部分が圧倒的にちがいます。ですから、プロの選手の試合ばかりでなく、練習風景を見るのもたいへん勉強になるわけです。自分にどれだけ厳しくなれるかのレベルも違います。

 自分に厳しく、そして勝つために何が必要なのかをいつも自分で考え(コーチや親の頭の中だけにそれがあってはいけません)て練習することによって自分の本当の実力が高められます。時には退屈だけどとっても大切な練習のその退屈さに耐えたり、あるいはトレーニングのきつさに耐えるだけでなくもっと自分できつくしたり、なんてことも必要になってくると思います。「練習で泣いた(きついおもいを耐えてがんばった)人が試合で笑う(いい結果を出せてよろこべる)」というのはある意味真理だし、そういう姿こそアスリートと呼べると思います。

写真は全国選抜の会場で撮ったまぶしいピースサイン!
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全国選抜ジュニア始まる(508)

2006-05-25 23:30:42 | tennis
 今日から全国選抜ジュニアが柏のTTCで始まりました。きのうからうちのクラブに練習に来ていたNごんの家の依頼で、朝のアップと試合を見に柏まで行きました。今回はキッズテニスカップの第1回の出場選手たちが活躍しはじめる年ということで、おなじみの選手たちともたくさん出会いました。インド遠征で仲良くなった子たちも元気よく挨拶してくれました。みないちだんとたくましくなっていましたね。そして、なつかしいコーチたちとも再会、今日はゆっくりお話できませんでしたが、明日、お話しようと思います。

 熱き1、2回戦が行われました。今日は主に12歳の女子を見たのですが、おもしろかったですねぇー!!!なかなか今年はレベルが高いんじゃないかと思いました。

 明日も午後2時くらいまで見てレッスンにもどります。千葉のみなさん、見にいかないと損しますよーーー!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さぼりじゃありません!(507)

2006-05-23 20:58:19 | tennis
 今日はなぜかお休みが多く、夜の選手クラスは男の子4人だけ。雨で地面がぬれていて雨の日用ボールで練習です。今日はおもしろいレッスンをやってみました。自分たちですべて考えさせて練習させる!クラブハウスの中からずっと見ているだけで、コートに出て行きません、何をやれともいいません。12歳の男の子のほうが、おふざけになった時に一度だけドアをあけて一言いいました。デビルYとSは、一度クラブハウスに休憩しにきたとき私に言いました「今日はコーチ、クラブハウスから出てきませんねえ、さぼり???」

 すごいおもしろいことに、自分たちがやりたい練習はおもしろいのか、ものすごく集中して必死にやります。私がコートであれこれ指図している時よりもずっと集中もがんばりも高かったりして!!??珍しく大汗かいてます!コート表面ぬれていてあまり走れないはずなのに。山梨でうまくいかなかった事、普段へたくそでもっと上達したいこと、など、いいことを練習していました。みんな合格!!!すばらしい!

 そして、さらにすごいのはそれに何もいわない親たち!そこらのテニススクールだったら非難ごうごうクレームの嵐かもしれませんね。

 写真は山梨で出会ったAちゃんとパパ。サングラスが決まってます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山梨遠征おわりー!(506)

2006-05-22 11:33:31 | tennis
 山梨須玉ジュニア終了しました。ゆうべは子供たちをおろし、家についたとたん爆睡でした。

 おととい土曜日が中止になり、日曜に全試合を行うという強行軍でしたが、さわやかな高原の風が吹く中、無事すべての試合が消化できたようです。8ゲームマッチで、シングルスもダブルスも優勝した子はいったい何試合行ったのでしょうか??!しかし、子供達は大変でしたが、今回の試合にはとても満足です。これくらいの日程、試合数をかるがるとこなす体力をつけてほしいし、体力的に疲れが出てまけてしまった子はそれを受け止めてもっとトレーニングに励んでほしいと思います。

 わがチームはというと…笑いあり、涙あり、珍騒動ありのとってもいい遠征でした。ひとりひとりが、また1歩たくましくなったような気がします。

 kamonabeさんのブログにきのうの様子とTせいのガッツポーズ写真が!!http://kamonabe.at.webry.info/
そして、全結果はすでにアップされています。http://www.jop-tennis.com/j_result/result_2000050.pdf

 写真は「亀」と呼ばれていたTせい。いつも自分の荷物を自分でしっかり運んだからロンドンの地下鉄の階段もきっとのりきれるよー!!!ダブルス決勝、ストレートアタックを体に受け、泣いてしまうもノックアウト負けにせず、再び立ち上がって戦ったのは立派でした!!

お声をかけていただいたみなさん、ゆっくりお話できなくてすみませんでした。いつでもうちのクラブへ遊びにきてくださいなー。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アピール力、考える力(505)

2006-05-20 14:40:22 | tennis
 雨で山梨ジュニアの今日の日程がなくなり、途方にくれていたものの、井上コーチのご好意に甘え練習させていただいています。

 井上コーチのクラブへ来るといつもそうなのですが、アピール力、考える力が要求されます。ぼーっとしていたら、全く試合に入れません。呼ばれて、ちょっとコートへ入るのが遅いともう他の試合が入ってしまいます。「やりたい人??」と聞かれたら、大声ですばやく手を挙げた人が試合できます。井上コーチのそば、あきそうなコートのそばでチャンスを待つ子と、そうでない子の差がはっきり出ます。なかなか入れないなと思った子が、素振りを始めたら「お!やる気が高いな!シングルスやっておいで」と、こうなります。木陰でゲームなんかやっている子に試合の順番は一生めぐってきません。←それに対して「試合やってくれば?!」なんて親切な声はぜったいかかりません。しかし、スポーツの世界ってこういうもんでしょ。全国大会なんかに行くと、単なる練習コート取り、練習相手獲得からこういう戦いははじまりますよー!!

 じょじょにそんな環境にも慣れつつ、子供達は朝8時前から断続的にずっと練習試合か練習しています。いったいもう何時間練習したでしよう。一度集めて、「やりたいだけ各自練習しなさい!!」と言ったあと、ためしに「いったいみんなあとどれだけやりたいの??」と聞いてみたら、「あと2時間」「あと6時間」「あと1日中」「30秒」などなど、いろんな答えが帰ってきました。

 パブリックのコートを5時から7時まで予約したのはキャンセルしました。みんなすごく練習しています。本当の意味で。自分で考えて。

 真夏のように暑い山梨、石和からでした。今回は新たな露天風呂の温泉開拓です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする