続きです。
私たち夫婦も、子供たちもそれぞれ、すばらしい試合をたくさん見て、とっても勉強になりながら、ついにこの日のクライマックス、決勝戦です。前に書きましたが、女子の決勝戦はまれに見る熱戦で、見る者たちをはらはらどきどきさせ、試合の最後の最後までどちらが勝つか予想できないたいへんな試合だったわけです。ファイナルセットに入ったあたりで少し私はそのへんをうろうろし、一応子供たちがしっかり観戦しているかチェックしたのでした。子供たちはしっかり試合に見入ってました。(よしよし!)
そしてファイナルセット0-5(1-5でしたっけ?)から尾崎さんが怒濤のばんかいモードに入り、5-5まで追いつき、その後タイブレークに入って大逆転劇を達成するのを見て、感慨にふけりながら、「さて、子供たちに一言かけて、クラブにもどるかな!」となったわけです。
ところがところが、さがしても子供たちが見つかりません……??!
ん?試合が終わって直後に急いで帰ったのかな?ん?まてよ……まさか、試合が終わる前に帰った??ありえないけど。
しかたないので、車に乗って帰路に着きました。いつもそうですが、この時間に東京を通過して帰るのはラッシュ時間のため時間がかかります。そして、だいぶ長い時間をかけて(2時間くらいかな?)クラブに着いた瞬間……!!!
連中がもう着いていてクラブで練習していたのです!!??
私はかまをかけて、いやらしーい聞き方をする事にしました。ひとりをつかまえて微妙な質問をはじめました。
私:「おかえり、はやかったねー」
S:「はい」
私:「ね、女子の決勝すごかったねー!興奮したでしょ」
S:「うん、すごかった」
私:「尾崎さんがファイナルの0-5から5-5にしたの見てた?どう思った?」
S:「すごかった、みほちゃんもすごかったし、尾崎さんもすごかった!」
私:「じゃ、見にいってすごい勉強になった?」
S:「はい、すごい勉強になりましたー」
私:「よかったねぇーー!ところで、最後どっちが勝った???」
S:「え?えーーーと、みほちゃん??」
私:(心のなかで)「(しらーーーーーーー)(やっぱりこいつら途中で帰ったな、信じられない)」
私:「ねえ、最後まで見なかったでしょ、勝ったのは尾崎さんだよ。いったいいつ帰ったの?」
S:「タイブレークになったところでです」
私:「えっ、えーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!???信じられない、どうして????そこまで見ていて、最後までこの勝負のゆくえを見たいって思わなかったの?????」
S:「……」
あとから、いろいろ聞くと、6年生たちにはやはりこの旅に関しては不安も多く、帰りの電車のことがとても心配だったらしいのです。親に聞いた「帰りは何時何分の電車に乗って帰ってくれば?」がすべてだったようです。その電車を逃したら、その日中に千葉にたどりつかないとでも思ったのでしょうか?
こういう時に、なにごとにも増して、「この勝負ぜったい最後までみたい。この試合の結末を見ることによって、勝負に勝つための大切な秘密を知ることができるんじゃないか?」とか「理由なんかない、最後までみたいといったら見たいんだ!」とかの気持ちを持ってほしかった。電車が心配なら、私のところに相談にくるとか、そういった機転がきかなかったのか?
結局、この日、コートにいた中学生たちも、とばっちりをくらった形で、お説教にも似た私の長ったらしい話を聞くこととなったわけです。小学生たちは、中学生たちや親たちに「おまえらほんとにばかだなー」とか、言われてしまいました。
ま、そんなこんなで、いろんな失敗を通して、みんな人間として成長しているわけです。ははは。
写真はドバイの太陽を手のひらに載せる私。
私たち夫婦も、子供たちもそれぞれ、すばらしい試合をたくさん見て、とっても勉強になりながら、ついにこの日のクライマックス、決勝戦です。前に書きましたが、女子の決勝戦はまれに見る熱戦で、見る者たちをはらはらどきどきさせ、試合の最後の最後までどちらが勝つか予想できないたいへんな試合だったわけです。ファイナルセットに入ったあたりで少し私はそのへんをうろうろし、一応子供たちがしっかり観戦しているかチェックしたのでした。子供たちはしっかり試合に見入ってました。(よしよし!)
そしてファイナルセット0-5(1-5でしたっけ?)から尾崎さんが怒濤のばんかいモードに入り、5-5まで追いつき、その後タイブレークに入って大逆転劇を達成するのを見て、感慨にふけりながら、「さて、子供たちに一言かけて、クラブにもどるかな!」となったわけです。
ところがところが、さがしても子供たちが見つかりません……??!
ん?試合が終わって直後に急いで帰ったのかな?ん?まてよ……まさか、試合が終わる前に帰った??ありえないけど。
しかたないので、車に乗って帰路に着きました。いつもそうですが、この時間に東京を通過して帰るのはラッシュ時間のため時間がかかります。そして、だいぶ長い時間をかけて(2時間くらいかな?)クラブに着いた瞬間……!!!
連中がもう着いていてクラブで練習していたのです!!??
私はかまをかけて、いやらしーい聞き方をする事にしました。ひとりをつかまえて微妙な質問をはじめました。
私:「おかえり、はやかったねー」
S:「はい」
私:「ね、女子の決勝すごかったねー!興奮したでしょ」
S:「うん、すごかった」
私:「尾崎さんがファイナルの0-5から5-5にしたの見てた?どう思った?」
S:「すごかった、みほちゃんもすごかったし、尾崎さんもすごかった!」
私:「じゃ、見にいってすごい勉強になった?」
S:「はい、すごい勉強になりましたー」
私:「よかったねぇーー!ところで、最後どっちが勝った???」
S:「え?えーーーと、みほちゃん??」
私:(心のなかで)「(しらーーーーーーー)(やっぱりこいつら途中で帰ったな、信じられない)」
私:「ねえ、最後まで見なかったでしょ、勝ったのは尾崎さんだよ。いったいいつ帰ったの?」
S:「タイブレークになったところでです」
私:「えっ、えーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!???信じられない、どうして????そこまで見ていて、最後までこの勝負のゆくえを見たいって思わなかったの?????」
S:「……」
あとから、いろいろ聞くと、6年生たちにはやはりこの旅に関しては不安も多く、帰りの電車のことがとても心配だったらしいのです。親に聞いた「帰りは何時何分の電車に乗って帰ってくれば?」がすべてだったようです。その電車を逃したら、その日中に千葉にたどりつかないとでも思ったのでしょうか?
こういう時に、なにごとにも増して、「この勝負ぜったい最後までみたい。この試合の結末を見ることによって、勝負に勝つための大切な秘密を知ることができるんじゃないか?」とか「理由なんかない、最後までみたいといったら見たいんだ!」とかの気持ちを持ってほしかった。電車が心配なら、私のところに相談にくるとか、そういった機転がきかなかったのか?
結局、この日、コートにいた中学生たちも、とばっちりをくらった形で、お説教にも似た私の長ったらしい話を聞くこととなったわけです。小学生たちは、中学生たちや親たちに「おまえらほんとにばかだなー」とか、言われてしまいました。
ま、そんなこんなで、いろんな失敗を通して、みんな人間として成長しているわけです。ははは。
写真はドバイの太陽を手のひらに載せる私。