圧倒的な売上枚数で、オリコンチャートを席巻し続けるAKB48。シングルの連続ミリオン達成記録は19作で継続中、発売週の売り上げだけの「初動ミリオン達成」記録も18作連続で、こちらも継続中だ。
そんなAKB48の記録が、3月4日に発売された39枚目のシングル「Green Flash」で途絶えてしまうのではないかと注目が集まっている。
「Green Flash」の発売初日となる3月3日付のオリコンデイリーCDシングルランキングを見てみると、推定売上枚数86万269枚で初登場1位になっている。2位のEXILE「情熱の花」の推定売上枚数が5万1748枚なので、ウイークリーランキングでの1位はほぼ確実。しかし、ミリオン記録を考えると、初日で86万枚という数字は微妙なところなのだ。
初動ミリオンを達成している2011年5月発売「Everyday、カチューシャ」から、2014年11月発売「希望的リフレイン」までの18枚のシングルで、もっとも初動売上枚数が少なかったのは2014年8月の「心のプラカード」。初動売上枚数は約100万5000枚で、ギリギリでの突破だった。
そして「心のプラカード」の初日売上枚数は約87万枚。「Green Flash」の初日売上枚数はそれを約1万枚下回っている。さらに、「心のプラカード」は発売週以降の売り上げに大きな伸びはなく、この数字だけを見ると、初動どころか累計でのミリオン達成にも黄色信号というわけなのだ。
この状況にはAKB48ファンもやきもきしている。ツイッターユーザーからは、
「ついに初週ミリオンが達成できないかもね」
「Green Flashギリでミリオン行くかな？￥(//∇//)￥ 初週は無理かもだけど行くはず！￥(//∇//)￥でもギリギリやなぁ?(゜Д゜)」
「ああ、Green Flashは売れないやろうな。話題にもならんかもしれん」
「桜の木になろう以降19作連続のミリオン達成は残念だが途切れると思う。なんか最近いい曲がない」
などといった意見が寄せられている。もはやミリオンを諦めてしまっているファンも少なくないようだ。
ちなみに、発売2日目の3月4日付オリコンデイリーCDシングルランキングでは、推定売上枚数4万1490枚。2日合計で約90万枚となったが、ギリギリミリオン達成の「心のプラカード」に比べると、3万枚ほど少ないペースだ。
どうやら記録更新は微妙な感じの「Green Flash」。とはいうものの、すでに90万枚以上の売り上げは確定しており、それだけでも十分すぎるほどのヒットであることは間違いない。仮にミリオンに到達しなくても、そんなに落ち込むことではないのでは？
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