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今回のツアーはこの渡岸寺(どがんじ )で終わりです。
ここもそんなに歩くこともなくやってきましたがこの山門の前の松はどういうことなんでしょうか。
まずはこの観音堂でお参りをしてからとなりにある収蔵庫で観音様におまいりをします。
この日は12月14日でダウンを着て行きましたがそれほど寒くはありませんでした。
やはりこのあたりは水の豊かなところです。
この苔むした木にはやはり神が宿っているのでしょうか。
十一面観音立像 木彫り 国宝
白洲正子絶賛の十一面観音です。
この国宝に指定されている観音様は今まで村人の手で手厚く守られてきた
この観音様はお堂に据えられているのではなく収蔵庫として作られたところに納められているので
私たちはこの周りをぐるっと見て回ることが出来るのです。
手を伸ばせばさわれるくらいのところにあるのです。
この腰をひねった姿態も官能的ですらあると書かれていました。
今はこの収蔵庫の明るい中で見られる。
また後ろに見られる「最悪大笑面」の個性的な表情も魅力の一つになっている。
これらの写真はすべて買ってきたはがきからスキャンしたのを掲載しています。
頭上面を左右に大きく表すことが大きな特徴になっている。
大正14年に観音堂が建てられるまでは小さな茅葺きの堂に祀られていた。
白洲正子は、寺の変遷を見るように何度もこの寺を訪ね湖北の豊かな風土と歴史を
印象深く心に刻んで来たのであった。
国宝の観音様の中でも1,2というふうに言っているだけに美しい観音様であった。
実は観音様にそれほどの思い入れがあったわけではなかったのでこうして
目の前で拝見しているうちにちゃんと調べたいというのが本を買いたくなった
一つです。
この前に白洲正子の「かくれ里」も買いました。
このツアーははじめての参加でしたがガイドさんのほかに講師の方も来てくださっていて
詳しい説明をしてくださいました。
見てくださってありがとうございました