夜の散歩で楽しいことがいくつかある。
健康管理のためとはいえ、それ以外に目的もなく毎日ただただ黙々と歩くのは疲れる。
しかし歩いても何か楽しみがあれば結構面白いもの。
私の場合、それがどこかの庭先に咲く四季折々の花だったり香りだったり、
また公園にたむろするノラネコだったり、またあるいはご近所の番犬だったり、それは様々だ。
そこで今日は、日田市隈町(亀山公園近く)でいつも会う犬(名前は知らない)をご紹介しよう。
彼の何が面白いのかというと、
こんばんは~と言っても、口笛を吹いても、決して体を動かさないのである。
普通、楽しかったり、怒ったり、威嚇したりする時、たいていの犬は
体全体を大きく動かして表現するものだが、
彼は首から上以外は全くと言っていいほど動かさないのだ。
こちらが右から左側へ回り込んでも顔と目しか動かさない。それもこの箱に入ったままである。
それが何故かとても愛らしいのである。
ひとつ気になるのは、すぐ横に犬小屋があるのに、夏でも冬でもいつもこの箱の中なのだ。
彼はよほどこの箱が気に入っているらしい。
オイオイところで犬君よ、そこからで出ないにせよ箱にくっつけすぎた顔が変形してるぞ!
たまには、ご主人様に手鏡でもお借りしろ^^;。
[日田市隈町2丁目]