小樽運河の艀（はしけ）

2020年7月28日（火）

コロナ対策で週1回の在宅勤務も今月で終わり

今日の在宅勤務が最後になるかも

とは言っても

朝一で出社

ふた仕事をこなし帰宅

新聞で気になる記事を読み

小樽市内に向かいました

小樽運河に唯一残る艀（はしけ）

艀（はしけ）はその昔

小樽港にまだ埠頭が無かったころ

港内に停泊する大型船から人や積み荷を陸揚げする為の小型の運搬船

艀（はしけ）の為に造られたのが小樽運河です

運河による現在の観光都市小樽にとって

無くてはならない存在だったのです

当時の写真がありました

たくさんの艀（はしけ）が運河で活躍した様子が判ります

その唯一残った艀（はしけ）が来月には解体撤去することになったそうです

観光都市を造ってくれた艀（はしけ）に感謝です

艀（はしけ）の係留場所のすぐ近くには

旧日本郵船小樽支店があります

現在、改修工事中です

新築後まもなく

日露戦争（1904〜1905年）の講和条約による樺太の国境画定会議が小樽で開かれることになり

この建物の2階会議室で両国代表による会議が開かれ

隣の貴賓室で祝杯が交わされたそうです

また、石原慎太郎・裕次郎の父は

日本郵船小樽支店長を務め

一家は当時、小樽に住んでいました

機会があったら解体前に艀（はしけ）をご覧ください