新青森~新函館北斗の延長約148kmが
今年3月26日に開業いたします
待ちに待ったその日がやってきます
昨年の秋に函館を訪れた際
工事中の新函館北斗駅の駅舎を見学しました
新駅舎は、現役の函館本線渡島(おしま)大野(おおの)駅舎に
併設された状態で
ほぼ完成していました
稼動中の渡島大野駅に併設された為
工事中の状態を誰でも見学することが出来ました
新函館北斗駅は函館駅から北方約18kmに位置し
周りは田園風景ののんびりとした所です
北海道新幹線開業後
新幹線を利用して
東京発着の旅をシミュレーションしてみましょう
東京発9時36分の
下り最速達列車「はやぶさ11号」に乗ります
大宮・仙台・盛岡・新青森に停車し
新函館北斗13時38分に到着しました
所要時間は4時間02分
新函館北斗駅で在来線函館本線の上り「はこだてライナー」の
快速13時51分発に乗り継ぎ
所要時間15分で函館14時06分に到着
東京からの合計所要時間は4時間30分です
ここで注意が必要なのは「はこだてライナー」には
スイカやキタカなどのICカードでは乗車出来ないことです
JR北海道は新函館北斗駅や函館駅に
スイカ等のICカード読み取り機の整備の予定がありません
但し函館市内の路面電車と函館バスは整備するとの事です
JR北海道の改善に期待したいものです
活イカ刺し定食で遅めのランチ
五稜郭公園で満開の桜を眺めて花見
世界三大夜景のひとつ函館山からの夜景を楽しみ
湯の川温泉の宿
露天風呂で旅の疲れを癒し新鮮な魚貝類で舌鼓
翌日も函館市内観光
金森倉庫の赤レンガ倉庫群・ハリストス正教会
立待岬・トラピスチヌ修道院等々
夕刻函館空港から
空路羽田空港に飛び無事帰宅
(関東在住を仮定)
こんな1泊2日の函館の旅を空想してみました
先日の日曜日
自宅の小樽からニセコに向かう途中
赤井川村(小樽の隣町)で
北海道新幹線後志(しりべし)トンネルの工事現場を目にしました
北海道新幹線札幌延伸の工事がこんな身近にまで
やって来ていることに驚きと期待を実感しました
途中駅は
新八雲(しんやくも)
長万部(おしゃまんべ)
倶知安(くっちゃん)
新小樽(しんおたる)
の予定
札幌~新函館北斗は現在在来線の特急「スーパー北斗」で
所要時間が3時間30分かかりますが
2030年に新函館北斗~札幌まで212kmの延伸が実現すると
この間の所要時間は52分程度となる見込み
そうなると東京~札幌が5時間01分で結ばれることになります
1日も早く開業してもらいたいと強く想う今日この頃です
※(勤務先で毎月顧客向けに
発行しているコラムの原稿でした)