北海道言友会 公式ブログ

吃音者(どもる人)でつくるセルフ・ヘルプ・グループ 北海道言友会

きっかーず女子会-報告・感想

2015-11-30 16:44:16 | 活動報告
11月15日比布中央小学校で行われた「きっかーず女子会」感想です。

私は体調不良で不参加でしたが参加した妻&子供達の話を聞くと楽しかったようです。
保護者の間でも定期的に会って(泊まって?飲みながら?)色々話したいって話も出たようです。


S先生から報告・感想をコピペします。

遅くなりましたが、先日行われた「女子会」に参加されたみなさん、いろいろとご助言くださったみなさん、大変ありがとうございました。
当日の参加は、子ども10名、大人15名で、名寄および旭川近郊から参加してくださいました。

はじめにイラスト入りネームプレートを作成して少し交流したのですが、子どもたちはもちろん、大人もなかなかの力作ぞろいで面白かったですね。

その後、大人は家庭科室で心ゆくまで茶話会、子どもは理科室へ行き、何をして遊ぶか相談をしてから遊びまくりました。
子どもたちに、自己紹介どうする?ときいてみたところ、ネームプレートに書いてあるし会ったことあるししなくていい、とのことだったので自己紹介のスピーチは無しにして、みんなで決めた遊びをすることに。

まず、ホールでこおりおに。
ルールをその場で相談して決めてやってみました。
おに2人で5分間というルールでやってみたところ5分間走のようになってしまい(笑)、あまりにハードだったので、ルールを変えておにを増やして時間も短くして楽しみました。

お次は、ハンカチ落とし。
相手にばれないようにハンカチを落として鬼にさせるという単純なゲームなのに、どうしてあんなに面白いのでしょうね。
走っている途中でコケそうになったりして。
子どもたちにとてもウケていました。

フーセンバレーは、2チームに分かれてやりました。
チーム名やルールを決めるのに時間をかけて、ゲーム自体は2セットすぐに終わってしまいましたが、最後の感想発表でフーセンバレーが楽しかったと言っていた子が多かったですね。

2階の理科室で、アイロンビーズのクリスマス飾り作り。
デザインを選んで、それぞれカラフルな飾りを作りました。
時間がかかりましたが、かわいい飾りが出来てみんな満足そうでした。

そして、大人も子どもも一緒の部屋で「おやつタイム」
今回は、おやつは持ち寄りです。
手作りクッキーを焼いて持ってきてくれた子もいました。

テーブルいっぱいにお菓子と笑い声があふれて、至福のひとときを過ごしました。

この日が来るしばらく前から「早く女子会になんないかなー?」「女子会楽しみだなー」と言っていた子がいましたが、今は、「今度、女子会いつあるの?」と言っています。

しばらくないかもしれませんが、またぜひ集まりたいですね。
おかげさまで楽しい会となりました。
ありがとうございました。


sadakiti
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北見 網走 オホーツクのフリーペーパー「経済の伝書鳩」さんで北見移動例会が記事になりました

2015-11-16 14:12:44 | 吃音関連
10/31に行われた北見移動例会が”北見 網走 オホーツクのフリーペーパー「経済の伝書鳩」”さんで記事になっていますので転載します。

連載 わかってもらえない (1)~吃音相談会より

連載 わかってもらえない (2)吃音」の表記について(きつおん=どもること)

連載 わかってもらえない (3)「話すことは運動だと思ってください」

連載 わかってもらえない (4)カミングアウトしたほうが…気を使われるくらいなら…打ち明けたこと、ない

連載 わかってもらえない (5)精神的に追い詰められるケースも おとなの相談会があれば…

連載 わかってもらえない (完)悩んでいる人多い…相談会再び開催へ「参加して良かった」




12/8で連載終了のようです。全部貼りました

sadakiti
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~往復650㎞の楽しみ~ 2015年10月31日(土)は北見移動例会でした

2015-11-12 22:10:16 | 活動報告
 オホーツク圏初めての北海道言友会移動例会を、北見駅すぐ裏の「北見芸術文化センター」で行いました。札幌の自宅を6時過ぎに出てから約6時間。しましまさんの住んでいる江別からも5時間で北見市に到着。途中の道は快調でした。しかし浮島インターチェンジというところに近づくとだんだん気温が下がっていくのです。ついにマイナス1度!寒いんだなあ。路面がその近辺だけシャーベットに覆われていました!そこにはちょっとアットホームな感覚のレストランがあります。私はコーヒーを注文。しましまさんはショッピング。そのしましまさんが『ついに缶詰めになったんですね』と言うのです。その手に握られていたのは「とどのかんづめ」・・・って、私のハンドルネームじゃないですか。
 会場に着いたのは午後1時過ぎ。荷物を運びこみテーブルをセットしていると、北見の方々が集まって来てくださいました。大学生のお子さんをお持ちのご夫婦。高校生のお子さんをお持ちのお母さん。今回の宣伝をしてくださった「経済の伝書鳩」という日刊ミニコミ誌の記者さん、今回初めて吃音ある人の集まりに来て下さった方、かつてのしましまさんの教え子さん。そして網走からもご家族で参加して下さった方も。
 今回初めて来て下さった方は、『今まで吃音の事をちゃんと話したことはなかった。』とおっしゃり、苦しかった思い出を話して下さいました。私達の吃音は過去のことではなく、過去から未来まで続く歴史の中にあるんだと思いました。吃音からくる悲しみ、疎外感、孤独感は私達の人生を蝕むことがあります。時には自分自身は変われないと絶望し希死念慮を抱くことさえあります。ですが深い絶望や怒りを表現される方と出会う時に私が感じるのは、ことばとは裏腹に「私は生きたい!!」という強い思いです。「心の中にある癒されない渇き」をどうにかしてくれという叫びを感じることがあります。
 参加された方々の感想をお読みください。プライバシー保護のために少し編集してある部分もありますことをご了解ください。

○ 北見移動例会はとても有意義な例会でした。「伝書鳩」をみてはじめてきていただいた女性のお話は、吃音当事者の生の声としてとても私達の心に響きました…。これからも機会があればお話をお聞きして仲間の輪が少しずつでも広がって行くことを願っています。とどさんのコーヒーも美味しかったです。しましまさんのお言葉も一つ一つとても重みのある素敵なお言葉でした。機会がありましたらまたお逢いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。
  将来的には北見でも言友会ができるといいなぁ~と思いますね。とどさん、ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。
○ 道東にも言友会支部があればいいと思うのですが自分から積極的に何かをしようという勇気がなかなか出ません。
○ 先日はお世話になりました。3部構成(相談会・勉強会・交流会)大変意義のある内容でした。ただ、参加者が少ないのが残念でした。広報活動も必要かとも考えさせられました。関係機関との連携なども。吃音を抱える人のみ感じることも多々あるかと思います。今後、私も学習して、何かお手伝い出来ればと思っています。宜しくお願いいたします。
○ 先日は、ありがとうございました。親以外の吃音の方と話した事が初めてで、吃音あるある
 …みたいな話や、私の感じていた事など、とどさんに共感していただき、本当に嬉しかったです。それと、どもっても良い空間が初めてだったので、今まで感じた事のない、安心感を感じました。ただ、今まで吃音者の苦労や気持ちなど、話す機会が無かったので…吃音のお子さんを持つ親御さんに、いろいろ偉そうな事を話してしまったようで、反省しています。今なら、もう少し親御さんの気持ちを考えて、話せたかもしれないと思っています。親御さんから、何度か「おしゃべりは好きなんですか?」と聞かれ…そうか、おしゃべりな吃音者は、珍しいのか…と思ってしまいました。私は、吃音ですが、おしゃべりだし、お調子者だし、人懐こい性格だと、自分では思っていますし、家族や親しい友達もそう思っています。
  長くなってしまいましたが、会に参加していろいろ感じる事がありました。思い切って参
加して良かったです。

 今回参加して下さった方の中には、しましまさんの教え子さんもいらっしゃいました。ご自分のことではなく、ご自分のボランティア先で出会った方のことを案じて来て下さいました。
○ ボランティア先で出会った方が私の方にも電話をくれました。お話しをするなかで移動例会に参加して下さった方のことをお伝えすることができました。連絡をいただけてとても嬉しかったです。土曜日はありがとうございました コーヒー美味しかったです。

 オホーツク圏の支援者の先生も参加して下さいました。
○ 昨日は遠方かつ悪路の中お越しくださり、ありがとうございました。仲間というものがどれだけ支えになるのか、必要かということを会合全体を通じて感じました。休日もなく全国を回って必要な方々のために尽くされている先生の姿を拝見して、私もできることをしていきたいと思いました。来年も計画されているとのこと。今から楽しみです。

 しましまさんからも感想を頂きました。
○ 峠は雪でした。 深い秋があり、初冬の雪模様がありと、江別市から北見市までの車の所要時間5時間は、北海道の季節の変化を満喫することができました。いやー北海道は広いです。
 10月30日(土)、北見移動例会は午後2時から7時まで、相談会・勉強会・交流会の3つに分けて設定され開催されました。参加者は11名でした。(当事者の方が3名(女性1名、男性2名)、保護者3名、支援者2名、子ども2名、新聞記者さん1名)また、会場の確保、茶菓の用意など北見の方がなさってくださいました。心からお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。
北見では初めての移動例会でしたから、自己紹介から始まり、勉強会、交流会と流れが続きました。とどさんのカフェも開店し、美味しいコーヒーをいただきました。
今回の移動例会には、お子さん連れの方がいらっしゃって、こちらから持参した絵本や色と形合わせゲーム、パズルなど子どもは子どもで楽しむことができました。次回もどうぞお出でください。お待ちしております。
冬道に近い峠を越えて、5時間かけて帰ることはさすがのとどさんもできず、北見市に1泊しました。おかげさまで私は、朝の露店風呂にゆっくり入り、これまた行く秋を楽しむことができたことに感謝の北見移動例会でした。

 参加された皆さんの感想やメッセージを読ませて頂き、実は私自身が感動しています。しましまさんと一緒にお邪魔させて頂きましたが、どれだけのことが出来たのかと考えていました。ですがお一人お一人がご自分の時間や、持てるものをささげてくださり今回の北見移動例会が実現したと分かりました。そして吃音のある人の「孤独からの解放を願う声」を強く感じました。
 例会の最後に次回以降の可能性として、最低年2回は集まりを持ちたいですねということが話し合われました。候補として次の3回が挙げられました。いずれも偶数月の第3土曜日です。
  4月16日(土) 8月20日(土) 10月22日(土)
 基本的なプログラムは次の通りです。
 午後2時~3時半が吃音相談会(原則として高校生以上)。
 午後3時半から5時までが吃音勉強会(どなたでも参加可能)。
 午後5時から7時までが交流会(どなたでもご参加ください)。
 詳しいことはまたブログや新聞告知などでお知らせをいたします。また参加希望やご相談はこのブログへのコメント欄にいただけるが、直節メールを頂けるとありがたいです。さあ、次に向かって歩き出しましょう。(とど)

 余談です。会の終了後、実はしましまさんと美味しい「鱈のたち」と「サロマ産の牡蠣」を味わいました。美味しいお店を知っていて良かったあと思いました。また次回も・・・と思っています。(とど)
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中高生のための吃音講座のご案内 ~11月のテーマは「でこぼこしたままでも伝わる技術」~

2015-11-11 22:55:09 | 活動案内
雪が積もるのももうすぐですね。中高生の皆さん!保護者の皆さん!お元気でしょうか?
 今日、あるお店で「クリスマスまであと1か月半ですね!」と言われて<ん?>と思ったのですが、本当にそうですね。今年のプレゼントは全く決めていませんでした。そろそろ考えなければなりませんね。
 さて11月の中高生のための吃音講座のご案内をさせていただきます。

第3回中高生のための吃音講座  「でこぼこしたままでも伝わる技術」+11月の特別テーマ「パブリックピーチと吃音」
日時 2015年11月14日(土) 午後3時~5時
会場 札幌エルプラザ2階 札幌市民活動サポートセンター 打合せコーナー
* 会場に空きがなく、周囲に人がいる中での講座になります。少し見られているかもと思うかも知れませんが、ほとんど聞かれていません。みんな自分のことに夢中ですから。

 今回はどうしても吃音のコントロールができない状態になった場合、それでもメッセージは伝わるのか?というのがテーマです。でこぼこした話し方は受け容れられないと私達吃音のある人は考えがちです。それは本当でしょうか。でこぼこしたままだと本当にいけないのでしょうか。中高生の皆さんと一緒に考えましょう。
 スペシャルゲストは「ブラックストーン」さんをお招きしています。彼は何回かテレビニュースにも出た事のある方です。人前で話す経験もある方です。吃音があるままでどのような話をされたのか、その時の思いを伺いましょう。言友会版「ようこそ先輩」です。

 お申し込みや問い合わせは、直接とどになさるか、コメント欄になさってくださいますようお願いいたします。皆さんのご参加をお待ちしております。
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11月9日(土)のマンデーナイト吃音カフェ報告 ~吃音だけではないという苦しさも~

2015-11-10 23:53:32 | 活動報告
 今週のマンデーナイト吃音カフェは女性お二人がお客様として来てくださいました。毎度ありがとうございます。
 今回のコーヒーは「パナマ・エリダ/ナチュラル」というコーヒーでした。パナマのエリダ農園が生産したコーヒーですが、熟した豆をさっさと水で洗って裸にするのではなく、コーヒーチェリーの果肉をつけたまま乾燥させたものです。それから果肉部分を取り除いて豆にします。こうするとコーヒーチェリーの塾生した果実香が豆に着くようです。それが私にはワインのような香りに感じられたのだと思います。この香りを逃さないように手挽きでゆっくりと粉にします。そして間髪入れずにペーパーフィルターで淹れました。コーヒーと言うよりも万塾した果実の持つ豊かな香りが鼻腔を満たします。温度が下がるとその豆の素顔を見えてくることがあります。この豆も例外ではない様です。味が落ち着き、鮮やかな酸味が口の中に広がるのです。苦み一辺倒のものとは一味も二味も違います。本当にコーヒーの味と香りって神秘的ですね。
 さて、今回の話題は吃音と吃音以外の悩みが複合的に私達を苦しめることがあるということでした。私達は吃音があるとそれ以外のものを見なくなる傾向があるようです。「全てを吃音のせいにしてしまう」と非難されるのはそういう点を突いているのだと思います。
 人の話が聞けない(ドキッ)、自分の事だけを話す(ヒャーッ)、この方法で吃音は良くなる(ギクッ)。精神的な病気で苦しんでいる方もいます。身体の病気で苦しんでいる方もいます。身体の麻痺を伴っている方もいます。「吃音」だけをクローズアップして他の病気や障害、生きにくさを無視しては、本当に必要な支援は実現しないと思います。その人の希望、性格、考え方の特徴、吃音に関する知識、得られる支援、足りない支援等々。一人の人を支援するということは、実はそうそう簡単な話ではないように感じるのです。ですから「吃音は治らないから話す指導は無駄だ。」と言ってのけたり「吃音はこの方法で治る」と言い切ってしまったりというのはどうも信用できないような気持になってしまうのです。言語聴覚士の方も、医師も、ことばの教室の先生も、臨床心理士の方々も、そして勿論当事者が一番大事にして頂きたいのは、「人」だと思います。「パーソン・センタード」という考え方はここでも大事なことですね。
 少しお疲れ気味のお二人にはお早いご帰宅を促させて頂きました。「どうぞ、ご自愛ください」っていいことばですよね。年齢を重ねて来てその意味が解るような気がしてきました。
 さあ、来週はまたどのような話題、どのようなコーヒー、紅茶に出会うでしょうか。みなさまのお越しをお待ちしてます。(とど)
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2015中高校生のための 吃音研修交流会のご案内-旭川市内12/26開催

2015-11-09 10:17:26 | 活動案内
事前案内をUPしていた「2015中高校生のための吃音研修交流会のご案内」詳細決まりましたので再UPします。
毎年参加している私自身(おっさんですが)感動と言うか子供達にも響いてるの感じる事ができてるイベントです。
今年は実践的、面接官の経験のあるベテランの方にレクチャー、模擬面接をお手伝していただくことになりました。
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「2015中高校生のための吃音研修交流会のご案内」
テーマ「乗り切ろう!自己紹介、発表、面接」~心構え、伝え方のコツ~

進学・進級の節目では、学校生活や日常で新たなチャレンジが必要となる機会が増えてきます。うまく答えられない、ことばがつまってしまうなど、吃音があることで不安を抱えてしまうこと多いことでしょう。
今年は、主に面接をテーマとして、レクチャー、体験談を交えながら、自分を伝えることへのチャレンジについて企画してみました。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

1.日 時 2015年12月26日(土)13:30~16:30(受付13:10~)

2.場 所 旭川市神楽公民館 第3学習室(旭川市神楽3条6丁目1-12 TEL:0166-61-6194)

3.内 容 ①レクチャー「なんだろう!自己紹介、発表、面接」
      ②模擬体験、面接にチャレンジしよう!
      ②吃音座談会「吃音のこと、その他いろいろ、わいわい話そう」「面接体験談」   
      ④参加者交流「ゲーム~みんな仲良くなろう~」

4.参加費   500円 (会場費、資料代として)

5.定 員   15名 ※小学校高学年,大学生も参加できます。

6.申し込み FAX 0166-63-2992 
       Eメール penpensyoko☆yahoo.co.jp(「☆」を「@」に変えてください)
  ※参加される方の氏名・所属・年齢・連絡方法(電話かメール)を12月21日(月)までにお知らせください。

7.お問い合わせ 北海道言友会 山川昌子(旭川市立永山南小学校勤務0166-48-2230) 





sadakiti
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11月2日 自分で豆を挽きながら

2015-11-09 00:48:42 | 活動報告
 コーヒーを飲むという結論に至るまでのプロセスに、「豆を買う」ところから始めるか、豆を炒るところから始めるかはとても大きな隔たりがあります。最近の私は粉ではなく豆を買うことが多くなりました。豆はだいたい100g単位で売っています。100g÷10g/1杯・140CC≒10杯という計算をしています。1週間で10杯。これがなかなか飲むチャンスに恵まれないのです。粉ですと酸化が進んで味が劣化してしまうことがあります。豆の方が少し持ちが良いようです。そして、豆を挽いた直後の粉で淹れようとすると、ふんわりとコーヒーの粉が膨らんでくれて、良い味になるのです。
 そこで、前回からコーヒーを注文なさった方に、可能な範囲で手で挽いていただくことにしました。グラインダーを使うのが難しい方には勿論挽いて差し上げています。そうするとコーヒーを注文してから飲むまでに一つプロセスが増えます。コーヒーの味にご自分がひと手間参加することになります。
 私はコーヒーグラインダーを5つ持っています。業務用のものが1台。自家用の電動が2台。主導が1台。そして携帯用が1個。興味深いことに5種類のグラインダーそれぞれで、同じ豆を挽いても、コーヒーの香りや味が微妙に違うのです。さらに抽出する方法も何種類かあります。
 ああ、人と人との関係、言友会のような組織の運営も同じだなあと思います。先週いらした方は3人。3人がそれぞれ好みが違います。飲めるもの、飲めないものがあります。カフェインをあまり摂らない方が良い方には「デカフェ」を用意しております。酸味を強く感じるコーヒーが好きな方にはその様な単一品種のコーヒーを。こくと苦みを少し求める方のためにはそのようなブレンドか単一品種のコーヒーを。紅茶、それもミルクティーが好きな方のためにこくのある味と香りの紅茶を用意しています。これらを押し付けるのではなくその方の子のみとご注文に応じてお出しします。時には新しい分野の味に触れて頂きたくて今まであまり飲んだことがない分野の味に挑戦することをお勧めする場合もあります。でも基本的にはご本人の希望によります。
 言友会はどんなところ?何をするの?吃音を治してくれるの?訓練はしないの?等と聞かれることがあります。基本的な姿勢はコヒーの例と同じです。「あなたはどんなことを望んでいらっしゃるんですか?」と聴きます。勝手に用意したメニューしか受け付けないと言うのではなく「どんなご希望をお持ちですか?」という質問からスタートしたいと思っています。ですがこれだけははっきりした方が良いと思うのは「言友会は治療機関ではありません」という立場です。言友会がNPO法人格を持ち、言語聴覚士や医師を雇って治療施設か教室を正式に開くのでもないかがりこの姿勢は大事だと思います。むしろ治療は言語聴覚士の方々に学んでいただいて、吃音外来を開いて頂きたいというのが私の願うところです。
 さあ、次回は11月9日(月)です。あ、もう当日になってしまいました。では、19時~21時までのマンデーナイト吃音カフェでお会いしましょう。あなたはどんな飲み物がお好きですか?(とど)
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11月吃音勉強会のお知らせ(11/3)

2015-11-02 19:34:00 | 活動案内

11月の吃音勉強会のお知らせです。

【今月の内容】
〇最近の言友会の活動から
・第3回吃音・流暢性障害学会の報告(8/29・30@大阪)
・吃音ワークショップin 愛媛の報告(10/10-12@愛媛)
・第3回成人吃音臨床研修会の報告(10/24@札幌市)

日時:11/3(火・祝)18:00~20:00
会場:北海道大学 高等教育推進機構 N271室 (札幌市北区北17条西8丁目)407号室(4階)
17:50までに玄関前にお集まりください。
参加費:無料

※事前申し込みは不要です。

<連絡先>
藤井哲之進
tfujii5411☆gmail.com(「☆」を「@」に変えてください)



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11月活動予定

2015-11-02 19:19:56 | 活動案内
11月の活動予定です。

【札幌吃音勉強会】
11/3(火・祝)18:00~20:00
北海道大学高等教育推進機構 N271室
(札幌市北区北17条西8丁目)

【中高生のための吃音講座】
11/14(土)15:00~16:30
札幌エルプラザ2階 市民活動サポートセンター 会議コーナー
(札幌市北区北8条西3丁目 札幌駅北口出てすぐ)
参加費100円

【札幌例会】
11/14(土)18:00~21:00
札幌エルプラザ2階 市民活動サポートセンター 会議コーナー
(札幌市北区北8条西3丁目 札幌駅北口出てすぐ)
参加費100円

【室蘭吃音勉強会】
11月21日(土)14:00~16:00
胆振地方男女平等参画センター・ミンクール
(室蘭市東町4丁目29番1号) 
参加費100円

【室蘭例会】
11月21日(土)18:30~21:00
胆振地方男女平等参画センター・ミンクール
(室蘭市東町4丁目29番1号)
参加費100円

【旭川例会】
11月28日(土)19:00~21:00
旭川市神楽公民館 2階 和室
(旭川道の駅横・大雪アリーナ斜め前・旭川市神楽3条6丁目1―12 0166-61-6194)
参加費100円

【マンデーナイト吃音カフェ】
毎週月曜日 19:00~21:00
札幌エルプラザ2階 市民活動サポートセンター 打ち合わせコーナー
(札幌市北区北8条西3丁目 札幌駅北口出てすぐ)
参加費100円


>イベント<
【きっかーず女子会】11月15日(日)13:00~16:00
比布町立中央小学校 調理室と多目的ホール
(〒078-0349 比布町寿町4丁目1) 
内 容 :レクレーション、お茶会(おやつタイム)
持ち物 :飲みもの、おやつ、上ぐつ、タオル
費 用 :かかった経費については、当日の参加人数で割ります。

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