ところで、私は人と話すというか、用向きを伝える事だけでも「ああ、ことばが足りないなあ」と思うことがしょっちゅうあります。以前から感じていたことですが、今日飛行機の中で読んでいた本にもそういうことが書いてありました。抜き書きだったり、タイトルだけを書くので、興味のある方は元本を読んで下さるといいと思います。
理解は偶然に起こり、誤解は必然に起こる
その人の「考え方」は、その人の「経験」に左右されます。
ところが、自分と「すべて同じ経験を積んでいる他者」はいませんから、
「人と人とが、100%理解し合えることは不可能」だと結論づけることができます。
丁寧に言葉を積み重ねていくことで、ミス・コミュニケーションを防ごう
人は、正しいかどうかでなく「感情」で動く
論理的、理性的に正しいからといって、「感情」が伴っていなければ、人は行動に移せないことがあります。
論理的に物事を進めるよりも、
まずは「心でつながる」ことが大切
人間関係において大事なのは、「正しさ」以上に、
「相手の感情を満たしてあげること」なのです。
「100%好かれる1%の習慣」(松澤萬紀著・ダイヤモンド社・2013年)
人と人の心がすれ違ったり、攻撃的になったり、嫌ったり。意図したことが全く違う形で伝わったり。日常起きていることですが、時にはとてもつらい思いをしたりさせたりすることがありますね。まして吃音のある私達だからこそ、話さなくてもいいメールが良いように思える時もあるでしょう。これは落とし穴になる事があります。実際に会って話をして伝え合うことには勝りません。今回、東京で会議をしてきましたが強くそのことを感じて来ました。
では、今夜のマンデーナイト吃音カフェ閉店いたします。
次回は7月6日(月)の午後7時から9時です。フランスでブレンドされたコーヒーを提供できるかと思います。では、おやすみなさい。(とど)