こんにちは。
今年は花粉症、けっこう辛いですね。
目がかゆい!という方が今年は多いです。
そこで今回は目のかゆみの対策のレメディについて。
1.目のかゆみに効くレメディーといえばやはり
一番はApis(エイピス)。
でも基本キットの30cでは効果なし・・という方は
200cを買ってお試しください。
200cでもだめ・・という方は
ホメオパスに1M、10Mを処方してもらうといいです。
30cや200cであまり効果がなくても1Mや10Mだと
よく効いたと実感してくださる方、多いです。
2.次に私が効くと思うのはLach(ラカシス)とSep(シーピア)。
月経にからんで様々な症状が悪化する傾向がみられる女子は
一度お試しください。
私の場合、昔から月経前の排卵期のときに様々な症状が悪化する
タイプなので花粉の飛散量より、月経前が一番つらいです。
なぜそれがわかるのかというと、目のかゆみが左目からはじまって、
次の日は右に移動し、また次の日は左と、左→右へ症状が移動するから。
そして月経が始まると同時に症状が軽減するからです。
Lach(ラカシス)は左→右へ症状が移動するレメディーであり、
月経前症候群の大きなレメディーのひとつ。
また、Lachのマテリアメディカ(by ロビン・マーフィー)の
鼻の部位には、
【鼻汁とあらゆる種類の咳がみられる。抑制されたコリーザ。
鼻血と無月経が認められる。鼻をかむと鼻血がでる。
鼻から血液と膿汁が排出される。敏感な外鼻孔。
コリーザに引き続いて頭痛が起こる。頻繁なくしゃみを伴う
花粉症の喘息(Sil、Sabad)。あらゆる匂いに耐えられない。】
と記述があります。
要するにLachは花粉症のくしゃみ、鼻水、喘息の
レメディーでもあるのですね。
次にSep(シーピア)ですが、これはホルモン系の乱れを
改善する大きなレメディーです。
なので、ステロイド(ホルモン剤)などを取り過ぎて症状が
年々ひどくなった方にもいいです。
ステロイドの点鼻薬や点眼薬、使っている方多いですもんね。
このようにLachは女性ホルモンの乱れ、Sepはホルモン全体
の乱れから症状を悪化させている場合に効果的です。
ともにまずはお手持ちの200cから取ってみて少し改善した
と感じたら、もう少し高いポーテンシーを、ホメオパスに処方し
てもらうといいと思います。
span style="font-weight: bold;">3.All-C(アリウムシーパ)赤たまねぎのレメディー。
こちらもロビンのマテリア・メディカを参照すると、
【目に痒み、刺すような感じ灼熱感。目は赤く、触られることに
敏感。涙が出る。多量の焼けるよう疼く流涙。光に敏感。目はみ
なぎり、水っぽく大量の無刺激性の涙、外気に当たると良くなる。
瞼に灼熱感、咳をすると悪くなり、擦りたくなる。目は紐でつ
るされているようなまたは裂かれたようなかんじ。あくびをして
いる時、近くにある物が遠くに見える。文字が小さく見える。目
の周囲が腫れる】
というように、目のかゆみにかなり適しています。
また続いて鼻のパートには
【花粉症(Euphr. Sabad、Psor)、毎年8月にアレルギー。鼻水。
鼻に灼熱感と疼き、くしゃみと共に多量の水様の分泌物、刺激性
で焼けるような感じ。鼻と上唇の表皮が剥離する。
桃の花と皮の匂いに敏感、歌っていると刺激性の分泌物。くしゃみ。
特に温かい部屋に入ると鼻の付け根に塊がある感じ。
コリーザ、頭痛、咳、ポリープ、鼻血。】
と記述があるように、くしゃみ鼻水、鼻の灼熱感にもいいんですよ。
なので、私はALL-Cを花粉症の方によく処方します。
1Mを処方することが多いですが200cでも効果は少なからず
実感できると思います。
All-Cは、Apisの次に役立つ花粉症のレメディー、と言っても過言
ではないほど。ぜひお試しを。
4.Sabad(サバディラ)。
こちらも眼と鼻のパートのマテリアメディカ
(Byロビン・マーフィー)を参照してみましょう。
眼【瞼は赤く焼ける。流涙は痛み、くしゃみ、咳、あくびの間に
特にひどい。眼球に上を向いていると圧迫感。瞼の縁が赤い。弱視】
鼻【インフルエンザ。花粉症。痙攣性のくしゃみで鼻から液が流れ
出る。多量の水様の鼻の分泌。流れ出るコリーザ、花の匂いで悪化
し、花のことを考えるだけで鼻の分泌は増える。
臭いに対してひどく過敏。ひどい前頭痛があり、目は赤く、涙がでるコリーザ。
乾燥、鼻が痒く、鼻をこすったりほじったりする。
鼻の痒みは全身に広がりそれから呼吸困難に陥る。
右か左の鼻穴が詰まる。ニンニク臭に耐えられない。
鼻咽頭から鮮紅色の血を咳払いして出す】
上記のように目も鼻もかゆい、そして耳の穴、肛門など体のすべて
の穴がかゆ~い!という方にいいです。
さて、これらのほかにも
Bry(ブライオニア)・・・乾燥からくる痒みに。涙も鼻水も多量に
でるけど粘膜はなんだか、カピカピしているような場合に。
Nat-Mur(ネイチュミュア)・・・涙や鼻水が塩っぱい。塩気のある
食物が食べたいが、食べると痒みが悪化するように感じる。
などキットの中でも役立つレメディーがあります。
あと忘れてはならないのは、サポートKafu。
これは由井先生のオリジナルコンビネーションですが、
All-C、Sabad、Euphr他のコンビとなっています。
やっぱりさすが寅子先生ですよね~。
サポートなので6cや30cなどの低いポーテンシーだ
と思いますが、これを花粉症の水ポの基本にするのが
いいですよ。
私も花粉症の処方のベースには、必ずサポートKafuを
入れています。
最後に2つ、レアなレメディーだけど私には効くレメディーを
ご紹介します。
今年は春の嵐みたいな、風の強い日が多くないですか?
気圧の変化もすごくて、「爆弾低気圧」なんて言葉も
最近の天気予報でよく耳にしますよね。
そんな気圧の変化で、花粉症の症状が悪化する方に
試していただきたいのが、Rhod(ロードデンドロン)。
Rhod(ロードデンドロン)は、シベリア山脈の濃霧と吹雪の中
で育つイエロースノーローズという植物。
嵐、特に雷を恐れ、嵐の前に悪化する、春や秋の季節の変わり目
に異常が起きるなどの症状に功を奏します。
【鼻:鼻腔の詰まりと鼻水が流れ出るコリーザが交互に起きる。
のど:のどに粘液がこびりついているかんじ。
皮膚:痒み、灼熱感、虫がはうようなかんじ。
眼:嵐の前に目の痛み。目を使っているときに目が熱く感じる。
目の中から外にむけての灼熱した針が突き抜ける感じ。
頭から目を貫くような痛み、嵐の前に悪化。】
(ロビン・マーフィーのマテリア・メディカより抜粋)
花粉症なのに、外にいるときより嵐が吹き荒れる晩、
寝ているときに症状が悪化して、鼻づまりがひどく
のどがいがらっぽく咳がでて眠れないような方は
試す価値ありです。
もうひとつは、Rumex(ルーメックス)。
Rumexは、道端に生えている雑草のギシギシです。
【眼:屋内にいるときの灼熱感、午前中の腫れ。
乾きによる目の痛み、瞼の炎症、夜分に悪化。
炎症はないが、目がうずくような感じがする。
右目の根深い痛み。左目の鋭い刺すような痛み。
鼻:副鼻洞後方の乾いたかんじ、くしゃみの発作、
流動性コリーザ。鼻をほじりたい強い欲望、鼻が
詰まり、副鼻洞の後方まで乾いて感じられる。
鼻先から咽頭におよぶ痒み。
肺:呼吸困難な息詰まり。咽頭のむず痒さが咳を起
こす。鼻と気管から大量の粘液の分泌。
床に就いた時の呼吸困難。眠りを妨げる乾いたしつこい咳。
中でも冷たい空気を吸う事と夜間に悪化する。】
(ロビン・マーフィーのマテリア・メディカより抜粋)
上記のように目に灼熱感や痛みがあり、くしゃみや
鼻水、のどのかゆみ、むずむずから出る咳などの
症状の緩和に役立ちます。
Rhod、Rumexいずれも200cを試してみてください。
次の回は、経口レメディー以外の対策を紹介しますね。
今年は花粉症、けっこう辛いですね。
目がかゆい!という方が今年は多いです。
そこで今回は目のかゆみの対策のレメディについて。
1.目のかゆみに効くレメディーといえばやはり
一番はApis(エイピス)。
でも基本キットの30cでは効果なし・・という方は
200cを買ってお試しください。
200cでもだめ・・という方は
ホメオパスに1M、10Mを処方してもらうといいです。
30cや200cであまり効果がなくても1Mや10Mだと
よく効いたと実感してくださる方、多いです。
2.次に私が効くと思うのはLach(ラカシス)とSep(シーピア)。
月経にからんで様々な症状が悪化する傾向がみられる女子は
一度お試しください。
私の場合、昔から月経前の排卵期のときに様々な症状が悪化する
タイプなので花粉の飛散量より、月経前が一番つらいです。
なぜそれがわかるのかというと、目のかゆみが左目からはじまって、
次の日は右に移動し、また次の日は左と、左→右へ症状が移動するから。
そして月経が始まると同時に症状が軽減するからです。
Lach(ラカシス)は左→右へ症状が移動するレメディーであり、
月経前症候群の大きなレメディーのひとつ。
また、Lachのマテリアメディカ(by ロビン・マーフィー)の
鼻の部位には、
【鼻汁とあらゆる種類の咳がみられる。抑制されたコリーザ。
鼻血と無月経が認められる。鼻をかむと鼻血がでる。
鼻から血液と膿汁が排出される。敏感な外鼻孔。
コリーザに引き続いて頭痛が起こる。頻繁なくしゃみを伴う
花粉症の喘息(Sil、Sabad)。あらゆる匂いに耐えられない。】
と記述があります。
要するにLachは花粉症のくしゃみ、鼻水、喘息の
レメディーでもあるのですね。
次にSep(シーピア)ですが、これはホルモン系の乱れを
改善する大きなレメディーです。
なので、ステロイド(ホルモン剤)などを取り過ぎて症状が
年々ひどくなった方にもいいです。
ステロイドの点鼻薬や点眼薬、使っている方多いですもんね。
このようにLachは女性ホルモンの乱れ、Sepはホルモン全体
の乱れから症状を悪化させている場合に効果的です。
ともにまずはお手持ちの200cから取ってみて少し改善した
と感じたら、もう少し高いポーテンシーを、ホメオパスに処方し
てもらうといいと思います。
span style="font-weight: bold;">3.All-C(アリウムシーパ)赤たまねぎのレメディー。
こちらもロビンのマテリア・メディカを参照すると、
【目に痒み、刺すような感じ灼熱感。目は赤く、触られることに
敏感。涙が出る。多量の焼けるよう疼く流涙。光に敏感。目はみ
なぎり、水っぽく大量の無刺激性の涙、外気に当たると良くなる。
瞼に灼熱感、咳をすると悪くなり、擦りたくなる。目は紐でつ
るされているようなまたは裂かれたようなかんじ。あくびをして
いる時、近くにある物が遠くに見える。文字が小さく見える。目
の周囲が腫れる】
というように、目のかゆみにかなり適しています。
また続いて鼻のパートには
【花粉症(Euphr. Sabad、Psor)、毎年8月にアレルギー。鼻水。
鼻に灼熱感と疼き、くしゃみと共に多量の水様の分泌物、刺激性
で焼けるような感じ。鼻と上唇の表皮が剥離する。
桃の花と皮の匂いに敏感、歌っていると刺激性の分泌物。くしゃみ。
特に温かい部屋に入ると鼻の付け根に塊がある感じ。
コリーザ、頭痛、咳、ポリープ、鼻血。】
と記述があるように、くしゃみ鼻水、鼻の灼熱感にもいいんですよ。
なので、私はALL-Cを花粉症の方によく処方します。
1Mを処方することが多いですが200cでも効果は少なからず
実感できると思います。
All-Cは、Apisの次に役立つ花粉症のレメディー、と言っても過言
ではないほど。ぜひお試しを。
4.Sabad(サバディラ)。
こちらも眼と鼻のパートのマテリアメディカ
(Byロビン・マーフィー)を参照してみましょう。
眼【瞼は赤く焼ける。流涙は痛み、くしゃみ、咳、あくびの間に
特にひどい。眼球に上を向いていると圧迫感。瞼の縁が赤い。弱視】
鼻【インフルエンザ。花粉症。痙攣性のくしゃみで鼻から液が流れ
出る。多量の水様の鼻の分泌。流れ出るコリーザ、花の匂いで悪化
し、花のことを考えるだけで鼻の分泌は増える。
臭いに対してひどく過敏。ひどい前頭痛があり、目は赤く、涙がでるコリーザ。
乾燥、鼻が痒く、鼻をこすったりほじったりする。
鼻の痒みは全身に広がりそれから呼吸困難に陥る。
右か左の鼻穴が詰まる。ニンニク臭に耐えられない。
鼻咽頭から鮮紅色の血を咳払いして出す】
上記のように目も鼻もかゆい、そして耳の穴、肛門など体のすべて
の穴がかゆ~い!という方にいいです。
さて、これらのほかにも
Bry(ブライオニア)・・・乾燥からくる痒みに。涙も鼻水も多量に
でるけど粘膜はなんだか、カピカピしているような場合に。
Nat-Mur(ネイチュミュア)・・・涙や鼻水が塩っぱい。塩気のある
食物が食べたいが、食べると痒みが悪化するように感じる。
などキットの中でも役立つレメディーがあります。
あと忘れてはならないのは、サポートKafu。
これは由井先生のオリジナルコンビネーションですが、
All-C、Sabad、Euphr他のコンビとなっています。
やっぱりさすが寅子先生ですよね~。
サポートなので6cや30cなどの低いポーテンシーだ
と思いますが、これを花粉症の水ポの基本にするのが
いいですよ。
私も花粉症の処方のベースには、必ずサポートKafuを
入れています。
最後に2つ、レアなレメディーだけど私には効くレメディーを
ご紹介します。
今年は春の嵐みたいな、風の強い日が多くないですか?
気圧の変化もすごくて、「爆弾低気圧」なんて言葉も
最近の天気予報でよく耳にしますよね。
そんな気圧の変化で、花粉症の症状が悪化する方に
試していただきたいのが、Rhod(ロードデンドロン)。
Rhod(ロードデンドロン)は、シベリア山脈の濃霧と吹雪の中
で育つイエロースノーローズという植物。
嵐、特に雷を恐れ、嵐の前に悪化する、春や秋の季節の変わり目
に異常が起きるなどの症状に功を奏します。
【鼻:鼻腔の詰まりと鼻水が流れ出るコリーザが交互に起きる。
のど:のどに粘液がこびりついているかんじ。
皮膚:痒み、灼熱感、虫がはうようなかんじ。
眼:嵐の前に目の痛み。目を使っているときに目が熱く感じる。
目の中から外にむけての灼熱した針が突き抜ける感じ。
頭から目を貫くような痛み、嵐の前に悪化。】
(ロビン・マーフィーのマテリア・メディカより抜粋)
花粉症なのに、外にいるときより嵐が吹き荒れる晩、
寝ているときに症状が悪化して、鼻づまりがひどく
のどがいがらっぽく咳がでて眠れないような方は
試す価値ありです。
もうひとつは、Rumex(ルーメックス)。
Rumexは、道端に生えている雑草のギシギシです。
【眼:屋内にいるときの灼熱感、午前中の腫れ。
乾きによる目の痛み、瞼の炎症、夜分に悪化。
炎症はないが、目がうずくような感じがする。
右目の根深い痛み。左目の鋭い刺すような痛み。
鼻:副鼻洞後方の乾いたかんじ、くしゃみの発作、
流動性コリーザ。鼻をほじりたい強い欲望、鼻が
詰まり、副鼻洞の後方まで乾いて感じられる。
鼻先から咽頭におよぶ痒み。
肺:呼吸困難な息詰まり。咽頭のむず痒さが咳を起
こす。鼻と気管から大量の粘液の分泌。
床に就いた時の呼吸困難。眠りを妨げる乾いたしつこい咳。
中でも冷たい空気を吸う事と夜間に悪化する。】
(ロビン・マーフィーのマテリア・メディカより抜粋)
上記のように目に灼熱感や痛みがあり、くしゃみや
鼻水、のどのかゆみ、むずむずから出る咳などの
症状の緩和に役立ちます。
Rhod、Rumexいずれも200cを試してみてください。
次の回は、経口レメディー以外の対策を紹介しますね。