板宿からの帰り道。
わたしとN、どっちが言い出したか分からないけど
山陽電車 板宿ー月見山間の線路上を歩いて帰ることになった。
一番安全というかわかりやすい道が線路だった。
震災時、どんなによく覚えている道でも崩れている家があまりに多く
ふだんの風景とは違うので道に迷うことが多々あった。
線路を辿ると、必ず目指す駅にはつける。
いつもは、わたし達を運んでくれる電車
その土台となる線路が、時々ぐにゃぐにゃっと曲がっていた
わたしたちは、ただただ線路を歩く
追いかけてくる電車もない。
同じように歩いている人もいない
Nと色んな話をしながら歩いた線路
昔、映画で観た「スタンド バイ ミー」みたいな気分だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます