雲の上を歩くひと

日常生活や、過去を振り返っての
回想日記(←ボケ防止のために綴ります。)

あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その32

2011-02-19 21:16:51 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

Nとトボトボ歩く線路上。

色々と話をしたことの一つで

驚いたのが共通の友人であるTの母親が震災で亡くなったこと。。。

 

「Tねえ。。お母さんがダメだったんだって」

「、、、そうかあ」

二人とも、下を向きながら歩いた。

 

この頃になると、身近だった人の安否が風のうわさで届くようになった。

 

中学生の時、同級生だったSさんが亡くなったことも

中学時代にお世話になった先生、高校時代にお世話になった先生が

もうこの世に存在してないことも

 

あの日の、ほんの数秒間で消えてしまった命

不思議なもので思い浮かぶのは、その人の笑顔なんよね。。。

悲しんでいる顔でもなく、怒っている姿でもなく

故人とのかかわりの深さとは関係なく、笑顔の記憶だけが

頭に浮かんでくる。

 

 


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